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3人目、ならず者 ジェフロイ が参加しました。
ならず者 ジェフロイは、狩人 を希望しました(他の人には見えません)。
あぁん……?
[村長の言葉に、男は剣呑な雰囲気を纏い鼻先に向けて皺を寄せた]
つまりタダで衣食住を保障してくれるって訳かぃ。
そりゃぁ、有り難いことだな。
[その男は、存外にふっと表情を緩めた。
告げられた事項をそのように解釈した模様。
周りにいた誰かが、少し戸惑った後、恐る恐る男に1つ質問を向ける]
人狼が怖くないのかって?
はっ!人狼だろうがなんだろうが
俺様に喧嘩売ってくる奴は、全部ぶっとばしてやるぜ!!
[その質問に、ケケケと男はガラ悪く笑う。
胸前で右の握りこぶしを左の掌で受け
パァンっと心地よい音を奏でてみせたのだった]
― ローゼンハイム家 ―
[そんなこんなで、現在ジェフロイはローゼンハイム家に在る。
このような長閑な村には相応しくない、人狼騒動を置いても少々の厄介者のといってもいいだろうジェフロイを受け入れようとするグループ別れ先の家主が、人の良いローゼンハイムくらいしか居なかったのかもしれない。
通された広間に、先に他の人が在ったかなかったか。
どちらにしても村長の息子のフランツが、家主に案内されて来る頃には、我が物顔で広間にあったソファで転寝をしていることだろう**]
― ローゼンハイム邸・広間 ―
[人が増えた気配に、男は転寝から目覚める。
ふぁっと欠伸を1つでもしていれば、
村長の息子に挨拶の1つも向けられただろう]
誰もまだ死んでもねぇんだし、
今から監視し合うのも違うだろうしなぁ?
[そして、聞こえてきた会話に、合いの手に近い独り言]
かといって、何かあったら、
先に何かしておけばって思うんだろうが……。
[卵が先か、鳥が先か、詮無い考えが零れるが]
まぁ、何かが起こるって決まってる訳じゃねぇし、
まったり数日過ごしときゃいいんじゃね。
ってことで、酒とかねぇの、家主さん?
[しかし、考えを突き詰めるのは、早々に諦めて、
家主に酒を強請った]
[酒を欲すれば、気前よく出してくれる家主に
「アンタ判ってるねぇ」と上機嫌。
渡された琥珀の液体が、村長が集めたものであったか、
それとも家主の私物であるかは、男の関心にないことで]
パン屋の倅も飲むかい??
[気の良い家主は、つまみなども出してくれたため、
ならず者はウキウキとグラスに酒を注ぎつつ、
何か物言いたげなパン屋の倅にグラスを差し出してみた]
[酒を飲みつつ意識の端で、相部屋をするなら同性同士で、
という会話を拾い、そりゃそうだな……と言葉には出さず思う]
はぁ?それって、逆じゃねぇの。
確かに、ここの村人が1人死んだらしいが、
それが真実、人狼がやったもんかも怪しいし、
仮に人狼がやったとして、
そいつが『ここ』に紛れてるかはわかんねぇ。
何かあるって構えてる奴のがよっぽど怪しいだろ。
[そんな中、オットーに酒を断られたことに対しては、
取り立ててなにも思わない。
押し返されたグラスは、そのまま己のものとしつつ、
肩を竦めて返したのは棘のある言葉部分に]
[ある意味、オットーから仕掛けてきた喧嘩。
しかし、それを途中で引かれた形になり、肩すかしを喰らった]
なんでぇ、アイツ……。
[フランツについで、荷物を置いてくるという
オットーの背が見えなくなってから、
無精で伸ばしている髪が鬱陶しい頭を掻く]
ん、おお……久しぶりだな。
はは、俺は不運とは思ってねぇけどな。
だってよ、こうしてタダ酒飲めてる訳だし。
[頭を掻いていた手を落とすと、
声をかけてくれたローレルに改めて視線を向けた。
こうして彼女のように受け入れてくれるような人がいるから、
先ほどのように断られる可能性があっても、つい声をかけてしまう。
きっと先ほどのオットーも、そういう感じなのだろう。
つまり、相手にキチンと伝わると思ってなくとも、つい。
実際はどうであれ、そんな風に片づけてしまえば、
そこまで根に持つことでは男の中ではなく。
興味は案外と直ぐに別のところへ向かった]
ところで、此処に居るってこたぁ、
道中はそんなに危険なことは無かったんだろうが
最近の旅の具合はどんなだ?
[現在の興味の先は、ローレル。
女だてらに旅をするローレルの近状に話の水を向けた。
それこそこの時勢、性別を偽って女は旅をすることも多いのだ。
なんとなく、自分の言動が、彼女の今に影響を与えてしまった
という気も、男にはなくもない]
[男の性格上、ハッキリと心配していると見せることはないが、
そんな風にローレルに話を振っていると広間に見えるのは、
ディルドレの姿だ]
水なら、酒割る用のがあっけど。
あ、それとも、おっさんも酒飲むか?
[オットーの件で懲りたということはないらしい男は、
聞こえた言葉に、そう返すのだった**]
― 回想から現在軸へ ―
[ローレルに話を向ければ、見せられるのはマスケット銃だ。
ブツを確認して、男は若干困ったように眉根を寄せた]
奪われるかもって状況になったなら、
躊躇なくぶっぱなせよ?
[彼女の口調は、まるで使ったかのように聞こえるが、
『人間相手』に使ったことがあるようには、男視点では聞こえずにいた。
だから、大事が起きたなら躊躇するなとわざわざ伝えたのだ。
威嚇に見せて引いてくれる奴らばかりならいいが、
それを奪おうとする輩もいる……と、男は知っているから]
[そんな会話を交わしている時に現れたのがディルドレだ。
声をかければ飛んできたナイフに、瞬時に出たのは殺気。
同じことを返そうと腰辺りに手が伸びた辺りで、ふっと我に返る]
いきなりナイフなんぞ、投げんなよっ!
あぶねぇだろ。
とっさに投げ返しかけたぞ。
[返そうとしたナイフの代わりに、言の葉を投げる。
壁に刺さったナイフの様子から、投擲に手を抜いた様子は見えない。
つまり『致命箇所を避け』、威力は全力で投げた……ということだろう。腕に自信があるからこそ、といったところか。
溜息を吐くと「おっさん」呼びした訳を、素直に謝罪する代わりに告げた]
あー……軍服なんて着込んでるの見かけたことあったから、
男に扱われたい方かと思ってたんだわ。
[ローレルとの会話内容もあり、意識が渡り歩く際のものになっていたというのは否めない。旅の道中、性別不明の者にあったら表上は『男』と扱う方が、問題は少ない。たまにこんな風に、素で怒りをぶつけられることもあるが、それはそれ、これはこれ、である。
ふっと、記憶に掠めるのは、どこかで最近すれ違った。纏う緑と金髪が印象的な旅人のこと。その旅人がここに混じっているとは、まだ男は知らず]
[どうして「おっさん」呼びしたのか。
その理由を話したところで、相手がそれで納得したかはおいて、男はすっかり謝罪をした気になったよう]
マダム、つまみにチーズなどは如何か?
[酒に手を付けているディルドレをマダム呼びして、
懲りずにニヤニヤとするのだった**]
……どうだかなぁ。
[ディルドレと一悶着あった後、自分が向けた言葉にふくれっ面を見せるローレルに苦笑いと共に肩を竦めて見せた。
膨らんだ頬の空気を突いて抜いてやろうかと伸ばしかけた手は、コンスタンツェの登場で、結局グラスへと向かう先をかえた]
なんだかんだで、姉妹ってぇ、よく似るもんだな。
[矢継ぎ早に姉へと詰め寄る妹の姿に、ポツリと零す。
脳裏に過ったのは……過去、自分に外のことを尋ねる姉の方の様子。男の記憶が間違いでなければ、多分良く今の妹に似ていた筈で。それでなくても、漏れ聞いた妹の武勇伝は、外に飛び出していった姉の行動とも被る。
そう思いを巡らせば、ジェフロイは苦笑いと共に琥珀の液体を嚥下するのだった**]
うん……?
[似ているとの評価に、思いのほか妹の方から低い声で否定が返れば、酒を飲む手を止めて首を傾げた。
口を開きかけて、やめたのは、思ったのと大体似たようなことを、姉の方が先に口に出したからだ]
確かに、まるっと一緒って訳ではなさそうだな。
[暫く黙って2人の成り行きを見守っていたが、今のところ外に行く気はないという妹の方の言葉の部分には、そんな風に、一応は妹の言い分を肯定するだろう反応は示しておいた。
『今のところ』っていうのが、案外曲者なんだよなぁ……とは、心の中だけのボヤキ**]
[>>175自分の内心を読んだように、ローレルがコンスタンツェに『今のところは』という部分に突っ込んだのを聞いて、思わず咽た。
思いだすのは、つい熱心に聞いてくれるからと話過ぎて、やがて熱心すぎて外に出ると言いだすのではないか?と少々恐ろしくなった過去のこと。
外に出たいと言ってくれるなという意味合いで、旅にでるつもりはないのか?と尋ねて、『今の所、そのつもりはない』と返ってきて安心したところで、見事にその安堵を裏切られた形が現状である]
……すまん、俺にも1杯くれ。
[更に妹の旅立ちの時期まで予見する様子に、若干の頭痛を覚えたのは酒の所為ではないけれど、>>181現れたフランツが紅茶をくれるようならば、ディルドレの後に1杯求めた]
[フランツが紅茶を淹れてくれるを待つ間に、それぞれの会話を聴くとはなしに耳にする。フランツがディルドレに向けた軍服を着る理由は、先ほど聴いたので直ぐに意識は他の所に飛ぶ。
その過程で、ふっと、何かに気が付いて、その気が付いた元を確かめる]
あー……。
[意識が向かった先は、現れた神父。
かしっと頭を掻いたのは、彼の発した一瞬の険に気が付いたからだ。
とはいえ、こちらはそのような感情を向けられるのは慣れている。
あちらに向ける感情は、あまり接点がないが故に、職業的にあまり得意ではない位なもので、喧嘩を吹っ掛けるには色々足りてなかった]
[ゆらっと視線をめぐらせれば、もしかすれば緑を纏った金髪の旅人の姿も増えていたりしたのだろうか。
さらに視線を彷徨わせば、オットーが再び姿を見せたのが視界に入る]
あー、俺もそろそろ部屋決めに行こうかね。
[丁度、会話が切りあがったらしい姉妹の、姉の方が2階に上がるらしいのを見とめてポツリと独り語つのは、流石にメンツ的に少しも居た堪れなさを感じない訳ではないからで。更に自分が預かり知らぬ人間関係の部分で、少々不穏な空気を感じない訳でもない。
しかし、直ぐに2階へ向かわないのは、ローレルの後を直ぐ追う不自然さと、フランツの淹れてくれた紅茶に対する礼儀もあった。
>>209コンスタンツェの視線に気が付けば、なんだ?と片方の眉を器用に持ち上げたりしつつ、紅茶を1杯飲み切れば、頃合いを見て広間を後にする心算だ**]
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