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ジラルダン帝国皇帝 オズワルド が見物人として参加しました。
ジラルダン帝国皇帝 オズワルドは、見物人 を希望しました(他の人には見えません)。
[青年が駆けて行ってからほどなく、
後を追うように壮年の男がこちらも馬を駆って現れる。
今度は、衛兵たちはぴしりと敬礼の姿勢を取った。
ハルバードを肩に担ぎ、簡素な服に身を包んだこの男こそ、誰であろう彼らの皇帝だった。]
あンのばかが、また逃げやがって。
[訓練の途中で「ちょっと厳しく」しただけで逃げ出した我が子に舌打ちして、城門から引き返す。
息子が家出を繰り返す原因が"しごき"以外にもあること、気づいていないわけではなかったが……]
[城の中へ戻る途中、気配が欠けているのに気が付く。
大体近くにいる気配がないとなれば]
おい。
[声を飛ばすのと、向こうから飛んでくるのはほとんど同時だった。>>21]
あんま派手なことにすんじゃねぇぞ。
[飼い狼が予想通りの位置にいるのを確認して、釘を投げておく。
怒られるのは俺なんだから、とは内心のみに留め置いた。]
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もっと人数増えないかなー。
と期待しているのだけれども、とりあえず、るなうぇいさーん、と叫んでおこうか。
見せしめも時と場合を選ぶんだよ。
月に何度もやるもんじゃねえだろ。
[効能をわかっている、の部分は否定せずに、黒狼に向かってさらにひとしきり。
それでも気楽な調子なのは、致命的なことにはならないという信頼の現れ。]
ん?ああそうだなぁ。
前回は井戸掘り人足だったし、その前は賭け競馬か。
今は時期だから、鹿狩りの勢子でもやんじゃねえか?
[我が子を真剣に止めないのも、黒狼がついていくのに加えて、いろいろやってみるのもいいかと思うから。]
は? 子供ぉ?
[聞こえてきた声に、思わず素っ頓狂な声が出た。
ついで、しみじみと感慨深げになる。]
そうか。おまえも子供欲しがる年になったか。
いいぞ、子供は。息子もいいけど、娘も最高だぞ。
[実感籠りまくったお勧めをしてから、あ、という顔になる。]
わかってるだろうが、俺の子はだめだぞ?
[一応の念押しというやつである。]
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