212 夏の恋村
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【須藤 ジル】 ジル
いくら東久世が相手でもね。
勝ちに行きますよ。僕は。
君はおまけで男を選ぶのかい？
「相手以外何もいらない」
恋をするなら、僕はそんな恋がしたいな。
【須藤 ジル】 ジル
留弗夫。顔色が悪いぞ。椅子に座ると良い。
[椅子を引いて留弗夫に示しながら。手がちょっとワキワキしている]
べ、別に触らせてくれても、良いんだぞ？
【須藤 ジル】 ジル
ゲ……ッ
[咽た。
椅子に座った留弗夫と、こちらを交互に見て来る東久世と、色々見比べて、とりあえず猫耳を触る事にした。癒しだ。癒し]
【削除】 【須藤 ジル】 ジル
まあ、僕の言い方が悪かったのは認めるよ。東久世。
すまなかった。
[猫耳を撫でながら]
自分がゲイと言う認識は無いな。
と言うか、そんな噂何処で立ってるんだ？
君僕の噂収集し過ぎだろう。
[なんだか可笑しくなってきたので、笑う]
ずるい言い方して、ごめんな。
後、変な噂は否定しておいてください。
【須藤 ジル】 ジル
違うよね。違うよねって。
[思わず破顔した]
自分がゲイだと言う認識は無いよ。
安心して。
と言うか、君僕の噂収集しすぎだろう。
ちゃんと否定しておいてください。
それと、ずるい言い方になって、ごめんね。
僕の言い方が悪かったです。
【須藤 ジル】 ジル
３年の威厳が崩れる？
[留弗夫の表情を見て、くすっと笑う。
堪能した猫耳を頭から外すと、はい。と、彼の手に乗せた]
今度は君が、好きな子を猫耳にしてみたら？
[からかい交じりにそう、口にした**]
【須藤 ジル】 ジル
はは。留弗夫。振られたな。
[機嫌良さげに話す。
自分より背の低い日助には、何かと親近感を抱いて居た]
そうだぞ、日助、嫌な時は嫌って言いな。
【須藤 ジル】 ジル
因みに、俺がゲイだと言う噂も嘘です。
……つか絶対東久世だろ。噂流してるの。
噂も一人歩き始めると怖いんだぞ。
まったく…。
【須藤 ジル】 ジル
別に耐えなくても、嫌じゃねーのに。
俺は猫耳触らせてもらったし。
――でも。
ん。じゃあ、外すな。
[兎耳を外すと、微笑んだ]
【須藤 ジル】 ジル
まあ、そうだな。
僕達もそろそろ就職活動始める人も出て来る時期だし。
就職するか院に進むかも考えなきゃいけないしな。
部活の連中とはさ。就職しても、護先輩が相変わらずなように、変わらず接して行けると良いなと思うよ。
【須藤 ジル】 ジル
それでも多分だったのか。
[息を吐く日助に、にこりと意味ありげに微笑む]
杞憂で良かったな。
日助はやっぱり、可愛い後輩だなー。
【須藤 ジル】 ジル
……うん。
やっぱり、透の言う通り、部活とバイトは別なんだから、花火に部費を使う訳にはいかないな。
自腹切るか。
あ、形切さんこんにちは。
[考え事から顔を上げて、形切さんを見ると手を上げる]
【須藤 ジル】 ジル
理原水着着ないの？
もったいない。
[苦手意識を持たれて居る事等、露知らず、思った感想を素直に口にする]
水着の貸し出しとか、無いかな。無いか。
【須藤 ジル】 ジル
[携帯で情報を検索する。
海の家と言えば、浮き輪やら、日傘やらござやら、色々な物を貸し出していたはずだ。
水着の貸し出しがあっても良いじゃないか]
うん。一応水着も貸し出してるみたいだよ。
せっかくだし、理原も海を堪能しなよ。
【須藤 ジル】 ジル
東久世。お前は俺をどうしたいんだ。
まあ、何を着ても似合ってしまいそうなのは認める。
だがな、背が低いと侮るなかれ、筋肉はちゃんとついてるぞ。
【須藤 ジル】 ジル
いや、東久世も理原も同い年だよね？
そして僕より若いよね？
まあ、無理にとは言わないけどさ。
せっかくなのに、勿体ないとは、やっぱり思うよ。
後東久世の暴走が怖いんで、そろそろ誰か止めてください。
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