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3人目、銀月の奏者 ソマリ が参加しました。
銀月の奏者 ソマリは、瘴狼 を希望しました(他の人には見えません)。
[その少年にあったのは、音楽だけだった]
[物心ついた時には、すぐ傍に音楽があった]
[ピアノを奏で、歌う。それは彼の当たり前で]
[──なのにいつからか、それは、『他に望まれる当たり前』へと変貌していた]
[幼くして『天才』と称され、都市の『表側』では知らぬ者のない奏者となった少年は、同時に、どこかに何かを置き忘れ、そして──]
[『天才ピアニスト、シルヴィオ・カレンベルク失踪』]
[そのニュースは一時、都市の表側を騒がせて]
[けれど、やがて、記憶の底へと沈められてゆく]
[それから数年が過ぎ、都市のダウンタウンで、彼に良く似た者を見た、という噂が流れたけれど]
[その噂を追った者は誰一人、帰る事はなかったという……]
― 西五区 ―
[空へ向けて音が幾つか、流れていく。
野外では在り得ない音──グランドピアノの音色は絡み合い、旋律を織りなしていく]
……Obwohl ich sage, das ich in Winter kalt bin.
[旋律に紛れて響くのは、ごくごく小さな歌声。
それは旋律と共に風に、散る]
……In der Tat bin ich sehr warm.
[不意に、歌声と旋律は途切れる。
それを紡いでいたものはふ、と短く息を吐いて、ゆっくりと目を開けた]
……ほう。
だいぶ、賑やかになっているようだね。
[く、と低い笑い声が零れ落ちる。
立ち上がる動きに合わせ、一本に括られた淡い金の髪が僅かに揺れた]
とはいえ、こんなに一度に増えてしまうと、無粋な連中を呼び込んでしまうような気もするが……。
[言いながら、視線を向けるのは地区の奥──銀色の煌きが舞う、その場所のある方]
それはそれで。
……久しぶりに退屈しのぎができそうだし、ねぇ。
[また、零れ落ちるのは笑い声。
ふわり、と白のコートの裾が翻った]
[『銀月の奏者』。
数年前から都市のダウンタウンに姿を見せるようになった彼を、人はいつの間にかそう呼んでいた。
ヒトでありてヒトでなきモノ。
『異形』と呼ばれる存在であり、自我を喪失する事もなく、また、狂気に任せた暴走をする事もない──ある意味では、限りなく厄介な存在とされる『融合体』。
その名の通り、猫の如く気まぐれな気質を持つ彼を『狩る』べく、送り込まれた狩人は決して少なくはないが、これまでに成果を上げた者は、いない]
……少しは、骨のあるのが来てくれるといいんだけれど、ねぇ?
[銀色の煌きの満ちる地へとやって来た彼はまた、そう言って笑う。
この煌きを打ち消さんとやってくるであろう者たちへ、思いを馳せながら。**]
/*
と、いうわけで。
さっくりと中身COしながら(待てよ)入村しました、企画村建て・くろねこたすくです。
突発でぶち上げた無茶バトル村ですが、こうして実働に至れた事に心より感謝を。
で、まあ、いきなりなんぞ歌ってますが。
……いや、なんだ、その。
年代計算したら、行ける事に気づいたんだよ、某雷鳴天使の従兄弟。
まあ、この歌以外の接点はないけどね。
『蒼神』、ここには絶対近づかんからなぁ……。
― 西五区・舞踏場近辺 ―
[目の前でゆらゆらと揺れる銀の『種』。
それは少しずつその数を増やし、ゆらゆらと何処かへ舞い散っていく]
……どうやら、地区は隔離されたようだし……依代を得るには、手間取りそうだねぇ。
[依代、とは即ち人。
地区は協会により隔離されたらしく、人の気配はだいぶ疎らになっていた]
まったく。
……無駄な事をするものだ。
[『種』の齎すものを受け入れた身からすれば、『人』と『種』を引き離そうとする行いは愚行としか見えない。
だからこそ、零した呟きは風に浚われ、消える]
とはいえ、隔離されたというのであれば、『厄介者』が来るのは間違いないはず……。
場合によっては、『種』を幾つかいただいてもよいかな。
……無駄に散らされるのであれば、他の力となった方が生まれた意味もより強くなるというもの。
[依代を得られぬままの『種』は、いずれは『異形獣』となる。
そうなれば、狩人に狩られて消えるのみ。
なれば己が喰らい力に──と思うのは、自然と言えば自然な思考]
このところ、大きく動いてはいなかったし。
……身体慣らしをするのも、悪くはなかろうね。
[くす、と笑む。
口調は冗談めかしているものの、浮かぶ笑みはどこか冷たい]
/*
なんで時間指定してるんですか
→25:55からはシドニアたいむだからです。
しかし、自分の好きでやっているのだが。
表情縛り、つれぇwwww
なんで私、瘴狼やるとこんな縛り入れてるんだろうね……!
/*
ところで、でぃーくん(略すな)とはいつ遭遇すべきか。
その辺り、ぶっつけでよかろう、と全くののーぷらんである。
― 西五区 ―
[しばし、銀の煌きを見つめた後、ふらりとそこを離れて歩き出す]
……ふむ。
[『舞踏場』の側を離れて歩く事しばし。
不意に歩みは止まり、す、と目が細められた]
惜しいなあ……実に、惜しい。
適した依代さえ見出せたなら、良き変化を促せたろうに……ね。
[呟き、見やる先にいるのは銀の鱗を持つ双頭の巨蛇。
高い能力を秘めた『種』は、魔獣の類を思わせる『異形獣』となる事がある。
目の前にいるそれも、そんな力あるが故に生じた銀なる異形だった]
それほどの力を、無為に狩らせてしまうのは惜しい。
……私の糧とさせてもらうよ?
[く、と笑う表情は冷たくも艶やかに。
もっとも、対する巨蛇には理解すべくもなかろうが。
シャッ! と甲高い威嚇音を発しつつ身を伸ばし、左右から牙を繰り出す巨蛇の攻撃を、ふわり、と後ろに飛びずさる事でかわす。
括った髪がふわり、跳ねて、落ちた]
……悪くない速度だが……遅い!
[飛びずさり、片膝を突いた姿勢で右手を差し上げ、何かを叩くように指を折る。
その動きに応じるように甲高い音色が響き、その音色は衝撃波を呼び起こして巨蛇へと駆けた。
音階を辿るように指は連続して動き、一音ずつ高くなる音と共に、速さの上がる衝撃波が放たれる。
低音の衝撃は打撃の如き重さで巨蛇の胴体を捉え、高温の衝撃は刃となって銀の鱗を切り裂いた]
……ほう。
それだけ受けて、まだ倒れない、か。
[連続して衝撃波を打ち込まれつつ、しかし、巨蛇は倒れる様子を見せない。
その姿に笑みを深くしつつ、再度大きく、跳ぶ。
それまで白の姿があった場所を、銀色の尾が音を立てて薙ぎ払った]
本当に、惜しいねぇ……。
[笑み含んだ声で呟きながら着地した後、右手で何かを掴むような仕種を一つ。
銀色の光が集約し、その手に装いと同じ真白の刃を持つ大鎌を創り出した]
とはいえ、惜しむばかりでも詮無い……その力は、私が使わせてもらうよ……!
[宣と共に、低い姿勢から走り出す。
再度、横に薙ぎ払われた巨蛇の尾は直前の跳躍で避け、着地と同時、二つ首に向けて真白の鎌の刃を振るった。
真白の一閃は銀の双頭を違わず刈り払い、そして]
……核は、そこか!
[右から左へ振り切った所で左手を柄から離し、右手を下へと滑らせる。
その後再度左手を添える事で持ち手の上下を入れ替えつつ、大上段に振り被った大鎌の切っ先を振り下ろす先は、銀の巨蛇の首の付け根。
そこに覗く、水晶を思わせる結晶体を大鎌の切っ先で抉り出しつつ、後ろへと跳んだ。
着地と同時、銀色の巨蛇は同じ色の光の粒子となって消え失せる]
/*
よし。
崩壊世界系企画恒例?、プロでの対クリーチャーエキジビジョンミッション、終了!
[なんですかそれ]
……いやあ、これをやっておくとね。
自分でも動きが整理できるし、手の内をさらりと晒せたりするんで、やっておくべき、というのがあるんだよね。
/*
ん、全員分の再確認もできたね。
さて、どこまで頑張れるかーなー。
……この手は滅多にやらないからねぇ、私も。
分類するなら紫藤タイプだからなぁ……。
[それ、つまりドSって言いませんか]
[どSです。しかもおかしなとこだけMいという面倒な奴d(背後のくろねこが、亀の山に押しつぶされました]
……ふむ。
[リズムを刻むように進んでいた歩みが、止まる]
大分、人の気配が増えたようだが……。
同胞も、それなりにいるようだね。
[正確な人数などを把握するには至らないが、複数の気配があるのは察知できる]
……ああ。
あの子もいるのか。
[感じる気配の中に知った者のそれを感じて、僅か、笑みは深くなる]
さて……どうしたものかな。
新たなる『種』の生まれし場所……荒らされるのは、面白くないわけだが。
どうすれば、都合よく退屈を凌げるかな。
[冗談めかした口調でそんな事を呟きつつ、再び歩き出す]
/*
おのれwwww
さらりと持ち上げるでないwwwww
今回、相手の持ち上げするの難しくてもだもだしているというのに……!
/*
え、なに、先達って。
私、そんなに有名人なの???
……いや、ハイランク設定になっているのは、自覚あったけどねwwww
[完全体までもう少しかも知れないし遠いかもしれない、とかそんなレベル]
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