情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
2人目、副長 ジャン が参加しました。
副長 ジャンは、睡狼 を希望しました(他の人には見えません)。
―司令塔―
[艦長が帰港命令を出し、
早々と艦長室に引きこもるのを見送った。
そして、被弾箇所の確認と修復、
帰港のための進路算出などの指示を終え、
各部署からの報告を待つことにした]
[この艦に配属されてから、
ずっとこんな役回りである。
あの艦長が何故艦長職に配属されたのか、
ジャンからすれば不思議でしょうがなかった。
仕事は嫌いではないが、
やる気が感じられない上司の下で働くのは苦痛を伴う。
ため息をつかないように振る舞うのは、
ジャンにとっても多少の意思力を必要とした]
各部署に通達。
戦闘配置を解除、警戒第一配備に移行する。
左舷砲戦後だ、左舷側に被害が集中している。
右舷側の人員は索敵要員を除き、
左舷側の応急修理の支援に向かってくれ。
各部署は負傷者の救護の後に被害報告を。
[その他細々した事の指示を連絡し、
戦闘指揮中に乱れた服装を軽く整えると、
司令塔にて報告が上がってくるのを待つことにした]
[帰港を決めた時の艦長の話を思い出していた。
初陣を終えたこの艦は,
二番艦以降の同型艦の完成度を高めるために、
母港にてデータの取得、ならびに一部の兵装の交換を行う.
そう出撃前から決定していたらしい。
そのために適度な交戦を終えた時点での帰港となったようだ。
だから通常では乗船していない、
開発畑の技師達などが乗艦している。
そういう意味では通常の艦船とは
やや異なる運用を行っている、と言える。]
[技師…か、ローレル技術少尉、だったかな?
新進気鋭の若手将校と言われるとエリート意識に凝り固まった奴が多い。
そういう予想をしていたから、
彼女の着任時の挨拶の時は予想と実像のギャップに驚いたものだ。
この艦に対する愛着からか、
技術的、機能的な説明には力が入っていたな。
艦隊司令からも彼女には極力便宜を図るように通達があったから、
外部への通信も自由にさせているが、
それほど重要に考えるのなら、何故最前線に投入されて来たのか。
機会があれば聞くか調べるかしてみるか。]
[ローレル技術少佐の事を考えているうちに、
各部署からの報告がほぼ出そろった。
まだ完全ではないが個別対処で問題はないだろう。
今回がこの艦での初陣であり、この人員で動くのは初めてだから、
まだ一部でうまく行ってない所もあるようだ。
多少は気を緩める機会は必要か。]
[司令塔に並んでいる電話機から、
主計課への受話器を取り上げた。
(電話機:艦内高声電話のこと。
軍艦で用いられる各部署への直通電話。
司令部から各部署へ、他は必要に応じて増設されている。
伝声管と併設されているのが一般的)]
もしもし、主計課?副長のジャンだ。
次の食事の時には嗜好品の類を一品多くつけてやってくれ。
ハメを外さない程度であれば飲酒も許可する。
君から厨房全体に連絡しておいてくれ、頼むぞ。
[厨房の受話器を取った相手にそう伝えると、
手にした受話器を元に戻した]
[そういえば戦闘中に被弾着水した戦闘機から、
航空兵を救助していたな。
緊急事態だったから乗艦だけは許可しておいたが、
細かい事は一度話をする必要があるか。
へたに自分で探しに行くよりは、誰かに頼んだほうが賢明か…?
次に司令塔に来た人あたりにでも頼んでみるとするか。**]
回想 ― ローレル少佐着任時 ―
[ローレル少佐の着任報告の時をふと思い出していた。
いい意味での軍艦オタク、とでも言おうか。
この艦のスペックを余すところなく網羅して、
それを実に楽しそうに語っていた。
話している内容は事前に聞いていた概要とおおむね一致する。
技術的ブレイクスルーによる新造艦は、
こういう人間が作りだすのだろうな…
そんな印象を受けていた。
前線を忌避する事なくやってくる貴重な後方の人材である。
民間への宣伝素材に使う可能性も考慮するように指示されていたので、
出来るだけ気を配ることにしよう。]
[しかし掌握…か…。
軍艦一隻を掌握する方法と目的、か。
最新鋭の軍艦を仮に制圧したとする。
運用するには1000人以上の人員が必要なんだぞ。
仮に敵国の工作員が本当にいたとして、
すでにここは我が国の勢力圏、敵国への曳航などは不可能だ。
と、なると無力化、あるいは爆破か…?
だがそれだと艦を掌握する必要はない。
爆発物を設置して脱出すればいいから。
さて、どういう意図でこの話が流れ来てるか、だ。]
[コンラート>>348の説明を聞き、頭の中で整理してみた。
筋は通っている。
念のため、海図を持ち出してくると、交戦した場所や敵機の飛来方向などを確認した。
説明に淀みはなく、確かに優秀な航空兵のようだ。]
なるほど、事情は了解した。
さすがに航空機の交換用部品などはないと思うが、
工具や機材は使ってもらってかまわない。
休息するときは士官用の部屋が一室使えるから、
そちらを使ってくれ。
報告ご苦労だった。
ああ、もしよかったら後で航空機をみにいってかまわないか?
最新鋭機だろう?
私も直接は見る機会がなかったのでな。
興味はあるんだ。
[そういうと士官室の鍵をコンラートに手渡した]
[>>#11>>#12の連絡を受け、艦長に報告を入れ、目的地変更の承認を経てから、
航路の修正を指示し終えた後、海図を広げて少し考え込んだ。]
補給物資が一部足りない、か…。
まだなんとかなる範囲ではあるが。
しかしウッカー港へ進路変更、か。
あそこでは本格的な整備は無理なはず。
物資を補給しての前線復帰か…?
さすがにそこまでは私の手の届く範囲を超えた判断だが。
どうもイレギュラーが続くな、この艦の行くところは。
被弾した時も本来の砲戦距離からは遠い所からのまぐれ当たりだったからな。
第三国との国境付近では見張り要員を増やす手配はしておこうか。
[一度コンラートの飛行機を見に行こうか…と思っていたところに、
オズワルトから声をかけられた]
予定通りに行かないのはあまり好ましくはないのでな。
あれこれと気にはなっているのだよな。
上層部を批判する気はないのだが、もう少し現場の事も考えて欲しいものだ。
そうだな、私も食事を取りにいこうか。
私がいなくても今の状況なら問題はないだろう。
砲術長、気遣いに感謝するよ。
[そう答えると食事をしに向かった]
― 食堂 ―
[厨房から食事をもらい、空いてる席に座って食べ始めた。
自分が許可したのだから、と酒ももらってある。
酒が入ってるせいか、食堂にいる人間たちの口もなめらかになっているようだ。
活発な議論が行われてるのであれば、
自分が口を挟むと水をさしてしまうのは経験上わかっていたので、
耳を傾けるにとどめていた。
こういう雰囲気も悪くはない。
そう思っていたが一部の人間を発端にして、
各科の不満のぶつけ合いへと進展してきた。
あまり酷くなるようであれば、割って入る事もやむなしか。
そう思いながら、食事を終えても席を立たずに飲み物を追加していた]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新