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2人目、司書 セルウィン が参加しました。
司書 セルウィンは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
ー第二閲覧室ー
[鐘の音が館内に響く。その音は第二閲覧室にいる彼にも勿論聞こえていたが、彼は手を止めない。
誰の仕業か知らないが、何故か棚の本の一部が逆さにしまわれているのを見つけてしまったからだ。
一部、といっても棚が大きいためにかなりの量がある。
一人で整理すると、休憩時間は潰れてしまうだろう。]
はぁ、どこの誰の仕業か知らないけれど、見つけたら星の夢に投げ込んでやりたいなぁ。
ぼく、こういうのって我慢できないんだよね。
[ぶつぶつと独り言を言いながらも手は止めない。
司書たちが休憩に出て行くのを横目で見ながら、大きな*溜息をついた*。]
―第二閲覧室―
[てきぱきと本を正していく・・・が、なにかがおかしい。先ほどよりも増えているような。
梯子から見下ろすとドロシーが本を逆さに片していくのが目に入る。
犯 人 は あ い つ か ! !
声をかけようとした瞬間バランスを崩し、梯子がぐらつき声をかけそびれる。]
・・・ドロシーは後でお仕置きかな・・・。
[小さくつぶやくと、薄く微笑んだ。]
[逆さ本の犯人がわかったのはいいが、先にドロシーを注意しないと逆さ本は増える一方だ。
先にドロシーを注意して片付けるか、片付けてから注意するか・・・考えると少しうんざりする。
はぁ、と大きな溜息をつくと美しい金髪の男が近くの椅子に座った。
あれは確かー・・・]
ソマリ
[ぼくは彼の名前を口にする。仕事が違うために多くのかかわりがあるわけではないが、彼の記憶力には何度か助けられたことがある。]
きみは休憩にいかないの?
ぼくを見ても休憩になるとは思えないけれど。
[暇なら手伝ってもらおうか、とも思ったけれど、翻訳者である彼に助けを乞うのはどうしても憚られるのだった。]
[黙々と本を片していると、アプサラスが第二閲覧室に入ってくるのが見えた。
片付けを手伝ってもらおうか、と声をかけようとしたが、彼女の行為に眉をひそめる。
本を逆さに戻した。
ドロシーだけじゃなかったのかと、頭が痛くなる。
慣れた様子で梯子を降りると彼女に声をかけた。]
アプサラス、何をしてるのかなー?
司書の仕事って逆さに本を片付けることだっけ?
[にっこりと微笑んでいるものの、瞳の奥は笑ってはいない。
だいたいキミはー・・・とお説教が始まる。これは長くなりそうだ。**]
[アプサラスにくどくどとお説教をしていると、ゾフィヤが、さらりと酷いことを言う。
ゾフィヤの方が余程ドSだと思うのだが。]
きみがぼくに対してドSなのは今更だけれど、
生憎、ぼくMじゃないから許さないよ?
[見えない火花をゾフィヤと散らしつつ、黒い微笑みを浮かべる。ゾフィヤとは決して仲が悪いわけではないのだが、何故かこういう毒づいたやり取りになってしまう。
多分お互いそれを楽しんでいると思う。
少なくともぼくはそうだ。]
あー、あとね。
きみがさっき片付けた本だけど、場所そこじゃないよ。
あっち。
[ぼくは彼女の背じゃとても届かない場所を指差した。]
きみには届かないだろうから、ぼくがやっといてあげてもいいよ?
[彼女の反応を楽しみつつ、ぼくはアプサラスへのお説教を続けた。**]
―回想
[癒される、などと言われたのは初めてだった。ぼくは少し怪訝な顔をしてしまったかもしれない。
ソマリはぼくの表情を気にした風もなく、本を戻すのを手伝ってくれる。]
ありがとう。でもコーヒーは奢りじゃなくて割り勘でね。
前から翻訳者のきみと話をしてみたかったんだ。
きみが良ければ、だけれど。
[僕が笑みを向けると、もう一人こちらにやってくる。あれは確か書記のオクタヴィアスだったか。どうやらソマリに用があるらしい。
ぼくは二人の邪魔をしないように作業にもどった。]
―回想終了
[ゾフィヤから何冊もの蔵書を手渡されるが、ぼくは動じない。]
じゃあゾフィヤにはこっちを片付けてもらおうかな。
これならきみでも届くんじゃない?
[ぼくは微笑むと、彼女に同じくらいの量の蔵書を手渡した。
そんなやり取りを見て、アプサラスが"仲良しね"などという。
まったく、ぼくとゾフィヤのやり取りに気をとられるなんて、反省が足りないようだ。]
アプサラス・・・、反省が足りないようだね?
そんな顔をしてるけど半分も聞いてないでしょ。
いい加減にしないと本当に星の夢に放り込むよ・・・?
とりあえず全部直すまで手伝ってもらうからね、コレ。
[と、うんざりした顔で逆さの本を指差したところで、エレオノーレに注意をされてしまった。
まったく、ぼくまでとばっちりだ。
エレオノーレに事情を説明すると、彼女も溜息をついた。**]
[アプサラスへのお小言も佳境に入ったところでオズワルドが声をかけてくる。既に昼食を取り終えたようだ。
口は悪いが、なんだかんだで本の整理を手伝ってくれるらしい。
あぁ、これがドロシーが翻訳していた本にあった"ツンデレ"というやつなのかと思うと少しほほえましくもあった。]
ありがとう、オズワルド。
これだけの人数でやったらすぐ終わると思うし、終わったらソマリたちとコーヒー飲んでくるよ。
[オズワルドに微笑むと、ドロシーが翻訳スペースに戻ってくるのも目に入る。
翻訳家としては優秀だと思うが、今回の本の一件といい、気ままな仕事っぷりといい、なによりたまに本にお菓子クズがついているのが気に入らない。
あとでしっかりお仕置きしなければ、と心に決めた。]
[まだ休憩時間中であるのに、アデルまで第二閲覧室まで戻ってきた。珍しいな、と思っていると回覧板を差し出される。ねぎらいの言葉とともに。]
いたずら好きな同僚が多いみたいでね。
[苦笑いをしながら答えて回覧板を受け取る。]
ふぅん、廃棄されたんだ。で、補充ねぇ・・・。
仕事熱心な人だと助かるんだけれど。
えーと、次は誰にまわすのかな?
[ぼくは<<書記 エレオノーレ>>の名前を確認して、回覧板をまわしにいくだろう。**]
[まだ休憩時間中であるのに、アデルまで第二閲覧室まで戻ってきた。珍しいな、と思っていると回覧板を差し出される。ねぎらいの言葉とともに。]
いたずら好きな同僚が多いみたいでね。
[苦笑いをしながら答えて回覧板を受け取る。]
ふぅん、廃棄されたんだ。で、補充ねぇ・・・。
仕事熱心な人だと助かるんだけれど。
えーと、次は誰にまわすのかな?
[ぼくは<<書記 エレオノーレ>>の名前を確認して、回覧板をまわしにいくだろう。**]
【キャラ設定】
本好きで生真面目。
そこを同僚に面白がられているが、きづいてない。
口癖は星の夢に放り込むよ?←実は割と本気。
本以外の物にはあまり興味がない。
ゾフィヤに関しては気の置けない同僚。恋愛感情なのかは微妙なところ。
CV浪川大輔なイメージ。
[オズワルドの言葉にぼくは素直に頷く。
シミのついた本に関してはぼくも心を痛めー・・・
いや、犯人に対しては怒りさえ覚えるのだが。]
ぼくで良ければ、あとで修復手伝うよ。
修復する本、机に置いといて。
今から回覧板もまわしてこないと。
[オズワルドに声をかけると、横からオクタヴィアスが回覧板をひょいと持っていく。このほうが効率的だ、という彼の意見も一理ある。
慣れた手つきでさらりとサインをし、虹色のうずまき菅を探しにいく、と去って行こうとする。]
オクタヴィアス、その本ならここに。
読み終わったらN-552の棚に戻しておいて。
逆さには戻さないでね。
[苦笑いを浮かべながら逆さ本のなかに紛れていたそれをぼくは差し出す。
ぼくの声が届いたなら彼は受け取るだろう。**]
なんだかんだで第二閲覧室内でもほとんど移動出来ていない件。カフェ行きたいなぁwww
色々頑張って拾ってみてるけど、こんなんでいいんだろうか。
[オクタヴィアスに本を手渡し、積んでいた逆さ本の山を確認する。皆が手伝ってくれたおかげもあり、もう数冊で作業は終わりそうだ。]
もう終わるから、回覧板まわしたらカフェへ行くよ。
[オクタヴィアスに声をかけ、残りの数冊を片付けてしまう。]
さて、次は回覧板か。
[ぐるりとあたりを見回すがエレオノーレの姿は目に入る範囲にない。どこかの影に隠れてしまってるのかもしれない。
仕方ない、と心の中でつぶやいて閲覧室を探し始めた。]
[エレオノーレを探すついでにドロシーに注意でもするか、と翻訳官の机に向かう。
ドロシーは気持ち良さそうに寝息をたてている。
休憩時間だし寝るなとは言わないが、正直翻訳原稿が汚れでもしたらと思うと苛立ってしまう。
そのすぐ近くではカークとオズワルドが煙草のやり取りをしている。]
こら、ここは禁煙のはずだよ。
[恐らくここで吸うつもりはないのだろうが、念の為声をかける。オズワルドはともかく、カークに関しては行動が読めない。
彼の自由奔放さは少し羨ましくもあったりするのだが。]
これから休憩ならカフェへ一緒にどう?
他の司書官やソマリ、オクタヴィアスも一緒だけれど。
まだ仕事なら、何か買ってこようか?
[どうせなら多い方が楽しいだろう、多分。ぼくはカークの返事を待った。**]
―回想
[カークの少し困った顔は本当に憎めない。彼のように気さくに話せたらなぁといつも思う。
どうやら彼も休憩はまだのようで、ぐぅとお腹をならしていた。]
じゃあ、ぼくは先にカフェテリアへ向かうからまた後で。
[カークにひらりと手を振ってカフェテリアへ向かおうとすると、ちょうど閲覧室を出ようとしているエレオノーレを見つけて声をかけると、彼女のほうからぼくに近寄ってくれた。どうやらオクタヴィアスからぼくがエレオノーレを探していることを聞いていたらしい。
オクタヴィアスの心遣いに感謝しつつ、エレオノーレに回覧板を渡すとカフェテリアへ向かった。]
―回想・終
―カフェテリア―
[カフェテリアへ辿り着くと、既にゾフィヤやソマリ、オクタヴィアスなどが席へついていた。たまごサンドとコーヒーを注文して彼らの席へ向かう。]
ごめん、遅くなった。
[既に談笑をはじめている皆にまざって話に耳を傾ける。どうやらソマリやカークは甘党らしい。
ここのカフェテリアのたまごサンドも、実は甘い卵焼きがサンドされている変わったものだが、ぼくはそれが好きだった。]
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