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[続く言葉に、手首を掴む手に微かに力が篭った。
自分の足で立って、前を見て、困難にも負けずに。
──真っ直ぐに、立ち向かって]
───、…
[堰を切って、零れていくようなレトの声。
約束。とその言葉に一度息を吐く。]
>>20
… ほんとな
[なんであいつが先に、と。それにぽつ、と零す同意は、ただの本音だった。新しい平和の地がまた生まれるのなら。そこにはあの姿があるような、何処にいても生きて、生き延びて、果たすような──気がしていた。ずっと。]
[床に落ちる雫の丸を、視野から外すように、紫眼は前を見る。]
>>21
……いい。俺の分も含めて頼む。
偶然だろうが、なんだろうが。
やった奴にゃ。… 出来ねえからな。
[道を閉ざした張本人が、悼むわけにはいかず、だから。真っ先にレトの顔が浮かんだのだろう。]
友人悼んでる友人の──世話焼いてるだけだ。
どーしても気になんなら、後で返してくれてもいいが。
[少し冗談めかせた声音で──そういって。わしゃ。とレトの頭に手をおいて、顔を下げさせる。泣き顔を態々覗き見てしまわないように。]
… わかってる。
[責める気がないのも。それでも、感情が暴れるのも、当然だ。──友人だった。その証だ。少しだけ常より柔かい声を向けて声が笑う。]
────。
[暈された言い方に、微かに苦笑して、]
皮肉屋の肩代わりしてくれるような
素直な奴がいて、大助かりだな。
…ありがたい。
[ゆるり、手を離して下ろす。]
…──上で、決着か。
[空色を見上げて、目を細める。花火のひとつでも打ち上げれば、上からも見えるだろうか。そんな事を思い、]
[こだまじみて戻る台詞に、片側の眉を上げる。
紫眼は真剣な色浮かべる緋を見止めて]
>>23>>24
─────。ったく、愛されてて困るな。
[茶化した言い方でレトの視線を受け止めたままに、息を吐く。]
二回も死ぬのか?俺は。
それは参るな。
[死んだら殺すぞ。と、その台詞に──
く。と小さく噴き出した。]
[ぱん、と掌同士が打ちあわされて音を立てる。
一瞬ばかり目を見開いて、]
───了解。 …レト、お前、長く生きろよ?
なにせ、俺の命がかかってる。
[口約束だ。それと知りながら、それと知る故に意を受け取る。──死ぬなよ。と、声に出さぬままの思いをのせて交わされる言葉は、*ひとつ背負うものを増やす*。]
/*
約束は破れても美味しいと思いつつ。生存欲が出てしまう気もしつつ。仇をうたれるもいい。と思いつつも、仇討ちされるならカレルの理想に殺されたい、ので
そこらのフラグを立てないとなあ。
ディーク相手にできるだろうか。
戦術的勝利ーーはーーーだよなーーーーーーと思いつつ、
帝国側がせんめつうううううの気構えだったらそのようになるだろうしな。
ジェフロイ後でもっかい注目しないと……
公国軍大尉 ベリアンは、帝国軍少佐 ウェルシュ を投票先に選びました。
― 公国前進拠点・会議室 ―
[言葉にされる事のない名前に、同じに名を上げないまま琥珀色の視線を受け止めて暫しの間を置く。]
>>58
警戒は、傍受が発覚しているというよりは、
疑念からでしょうね。
シロウ・ファーイーストの存在もありましたから。
最も、これにあまりに頼りすぎてもでしょう。
通信よりは遅れはしますが、
直接の面談なり鳩なり馬なりで連絡を取られれば、
どのみち、こいつからは聞こえませんから。
[兎耳に似た金属が生える受信機は魔石を用いた通信の傍受ができるだけだ。向こうの動きを全て知ることができるわけではない。]
…はい。
[カサンドラについては、先に報告を上げた以上の確証が持てる情報は未だなく、何かあれば。と、その言葉に了解の頷きを示すのみとなった*。]
― 会議後・公国前進拠点、天幕 ―
>>66
───なんです?
[人払いベリアンが部屋として使っているのは天幕だ。中央に地図がおかれた机があり、奥に寝床がおかれ、脇に曲刀の手入れ道具が置かれている簡素な作りだ。投げられる酒に、どうも。と返しつつ瓶を揺らし、足される言葉に紫眼を暫し向けて、]
…。
では、ありがたく。
[引いてきた椅子を進めて、受け取った酒を金属製の飾り気もないコップに入れて、どうぞ。と差し出し、]
>>67
─────。
[あれ。と、指示語で語られる出来事に、動きを止めた。腕の震えを受けて、微かに持ったコップの中にばかり、丸くさざ波がたつ。]
…
[レトに対していたときのように、表情は崩れない。
崩せなかった。ただ、微かに何かものを言おうとするように口が開いてから閉じる。]
あんまり──、炯眼にすぎると
月の女神に目をつけられて、
鷹の姿に変えられてしまいますよ
[何についての忠告だとも言わず、平坦な声がそう零して]
…もしも、手を抜いてたってなら、
後ニ、三発はぶん殴ってきます。
[全力だった。と、その言葉には緩く息を吐く。
──少なくとも、己は全力だった。手加減などして勝てる程安い相手ではもとよりないのはわかっていたし、持つ手札の最善を尽くした。それは、戦う相手への礼儀だ。]
……
[それは、わかっていて、友軍の援護は、
選択として正しい事はわかっていて]
[だから、これは唯の個人的な我侭だ。カレルが、他の誰に討たれるのを嫌だと思ったのも、ディークに、カレルを撃たせたくなかったのも。]
…… … カレルは。
[出されぬ名を、あえて先に口に出して、
琥珀色を見止める。]
俺の、獲物でした。
[手を出すな。と言うには弱い声で、
そう、言葉を繋ぐ。]
… 敵将の──名としても、口にだせないようでは、
貴方には。渡せません。
[或いは、口に出されぬ名は、自分への気遣いなのかもしれなかったが。それを判った上でも、はねのける言葉を口にして]
>>70
…─────。
[随分、懐かしく感じる言葉を、口にされて押し黙り、]
[睨むような琥珀と紫眼がかちあう。かつての面倒見のいい同居人の変らぬ眼差しを正面から受けて、]
…… 思ってませんよ。
[いつまでも一人だ、などとは。思っていないと、苦笑する。]
俺の目の前にいる誰かさんがいつもいつも妙に家庭的な菓子をおくりつけてきたり、何かとお節介を焼かれて、
おかげで、──ひとりにも戻れずに困ってならいますが。
ひとりだと。そう思っているだの誤解されたら、うっかりレトあたりにはマジ殴りされそうなんでその言い方はやめてください。
[言葉どおりに受け取られたら、本気で腹を立てられそうだ。と、そう思う。ステファン辺りも恐らく、眉を下げるような気がする。それは、流石に勘弁願いたかった。──どちらも、だ。]
恩知らずの薄情ものめ、と 思われているとは知りませんでした。
[責めるようでもなく、常の皮肉が返る。]
ひとりも何も。貴方と、
…カレルですよ
──最初から、俺を、放っておかなかったのは。
[名を出して、くしゃりと黒髪を片手で握る。
掌の影から、そうでしょう。と、紫眼は琥珀色を見返した*。]
/*
ウェールシュの動きは、 これは傍受の話題が出てるってことは、
半分くらい俺宛とみて拾うべきな気がする。
会議室時間軸で 拾うのがいいんだろうかなああああ
後の方がいいんだかなあ。
― 公国前進拠点・会議室 ―
…すいません。
[それはディークとの会話中のこと、机の上に置かれたままのピジョンブラッドが不意の大音量で明瞭な声を上げた>>172>>173>>174。]
──ローズ・クォーツの通信機
[それは、トルステンの手にあった通信機の片割れの事だろう。と、そう当たりをつける。どうやら、あちら側の手にあるそれも、回収されたようだ。とそう声から判断をつけて]
ギリアン……ラムスドルフ。
[ラムスドルフの名前と、流れてくる情報に思案の色を浮かべる、流れてくる情報は、ヴィンセントの声で、ギリアン・ラムスドルフが帝国の諜報員だと告げている。]
… ラウツェニング中将より、
入手の経路はお聞きに?
[ディークへと確認を投げる。魔石の産地は帝国側へと集中する。もとより、公国内に通信技術を持ったものは少なく、それゆえ入手経路は限られる。魔法技術を持った人間は、公国内には元より極少数しかいない。]
── 唐突に明瞭になった情報を
完全に信用は出来ませんが、
追わせて──
[ギリアンの名前それ自体は、公国の情報局にも既に伝わっている。>>1:533>>1:535>>1:550>>1:551 ミヒャエルの調べにもある通りにギリアンが帝国の間諜であるとの報はやや疑わしいが、]
… いえ、
[ただ、追わせてみますか。と確認の形を取りかけた言葉は、途中で切られる。赤い通信石から伝わった声を思う。不明領ながら、ノトカー・ラムラスドルフの声として、伝わってきた声が語っていた夢の内容は──随分と、]
ギリアン・ラムスドルフの足取りを辿るよう
情報局に通達を入れておきます。
さしあたり、ラウツェニング家の出入りは洗っておくべきかと。
[優しいばかりの夢だったからか。ゆるく息を吐き、]
シロウ・ファーイーストの件も含めて公国警備がざるだとあちらに伝わるようでは問題でしょう。
ラウツェニング家の近くに、帝国の間諜"かもしれない"男がうろちょろしていたなどと、不穏の種を残しておく必要もない。
[俺らが此処を離れるわけにはいきませんが。とは付け加えつつも通信機の入手経路の確認と、ギリアン・ラムスドルフのその後を追わせるように書類を手配する胸を伝える*。]
/*
通信機の秘密は暴いていいもんなんだろうか…
もぐもぐなやみつつおちよう。
本国側の情報他、さすがにそろそろ俺も個人の立場を
出し始めるべきなんだが あれ なんか すごい
個人的に はずかしくてな……
公国軍大尉 ベリアンは、少尉 フレデリカ を投票先に選びました。
― 会議後・公国前進拠点、天幕 ―
[天幕の天井は高く酒の匂いはさして篭りはしない。
ゆらゆらと揺らす手元の中から立ち登り消える。
>>370 素直との評には言葉を挟まず、
じろりと視線を向ける。]
……狙い撃つために遠くばかり見ていると、
近くを見落としますよ
[嘯く台詞に向けてそう応じ]
───… 。
[鼻を鳴らされ向けられる言葉に軽く口を曲げて見せてから──落とされる名前に、視線を向けて]
>>372
…俺は、
[口にしかけた後の言葉が続かない。ひとりで勝手にもっていくな。と、言われているようで、微かに息を零す。]
[ディークが押し黙る間には、視線をおいたままに、同じに沈黙を保ち酒を揺らし>>373]
>>374
… さ、
[ただ、指摘に思わず口を挟みかけて──続ける言葉が失われた。]
[つらつらと自分への言葉が続いた最後、
ぐい。と目前で酒が煽られる。]
それは…
… しくじったな。
[放っておけるか。と、そう言われて、
零す感想はそんな台詞だった。]
生意気な部下に情けない顔を見られるかと思えば、
貴方も、気が入るかと思ったんですが、
[顔を見にいった理由を、そんな風に言うも、黒髪の上に手が置かれれば自然、顔が俯く事になる。]
─────、…恩ばっかり、俺の頭の上に乗せないでいただけますか。返せなくなるでしょう。
[下を向いたまま、ぽつりそう呟いて、飲め。と、差し出された酒を受け取る。暫しそれに視線を落とし、]
────。
[息を吐いて、喉の奥へと酒精を流しこんだ。]
理想家が理想家をうち落とすところなぞ、
あんまり儚すぎて、
…見てられなかっただけですよ。
[駄目だったんだろう。と、言われる言葉に、そう返す*。]
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