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──作戦会議室──
>>234
中央は騎兵で向かうには瓦礫含め障害物が多く、
狭すぎるというのはそうでしょうね。
[士官学校の土地と、その外周。敷いている陣より少し広いか程度の広さだ。囮策にて陽動を行う案が可決の情勢を見せる中で地図中央へ目を戻して、]
>>351
河川に魔法陣を流す──か。確かに、
大規模な奴を持ってこられるとしたら厄介でしょうね
[クロイツの意見に、大規模魔法の厄介さを思う。]
取られれば危険だと言うなら、
囮の陽動が効いている間に、こちらから中央に
雪崩れ込んだ方が速そうな気はしますが
[騎馬で切り込むが常ではあるが、馬を失えば下りて戦う事も多い。白兵戦になるとしても、中央を抜け敵陣へと向かう気構えで、ゲオルグ、トルステンと見やった。]
── 中央へ隊を差し向けるなら、
先陣を頂いても宜しいですか
[大きく軍を動かすにしろ中央から帝国側へと切り込むにしろ、中央へ向かう役は請け負うと繋げて尋ねる。]
魔法石については──ニコラス中佐が
赤を持っていらっしゃるのでしたら。
[配置についての話しが区切れてから、挙手したニコラスには>>309魔法石の色の確認を頼み]
>>362
小細工を弄しておいた方が、奪還されたとしても、
あちらでの生存確立が上がるでしょうからね
[カサンドラへは打てる手は打っておいて損はないだろう、と言って続く話にはお願いします。と視線を向けた。]
──会議後、通路──
ファーイースト大佐。
[会議室を出て、シロウの背中に声をかける。トルステンに彼が声をかけるより前のことか>>353]
個人的な質問で恐縮ですが、
ひとつお聞きしたい。
[前置きをひとつきりおいて、息を吐き出す。]
… 貴方が人を、切る理由をお聞かせ願えませんか。
[向けた問いへの応えはどうだったか。誤魔化されるとしても、答えが帰るまでは視線を向けたままだった。]
― 作戦会議修了後 ―
>>364
敵軍の情報に踊らされないよう、
鋭意気をつけます。
[カサンドラの評価に微かに犬歯を見せて笑い、すらすらと迷うことなく手が受信機の構造を図面を引くのをまじまじと興味深そうに見る。]
相変わらず、魔法の作りは繊細ですね。
……共鳴現象を音声に分解してるのか。
送信に使う石が貴重であっても、
受信可能範囲が広がれば、
両国の通信技術も進歩しそうなんですが。
[じ、っと構造を分解しようと図面に視線を落としながら零す感想は、軍務とは関係ない感想だ。]
交戦より、交流を。
俺が言うより、真っ先にこれを開発した人間あたりが言いそうだなと思ってたんですが。
[ぽつ、と示すのはかつてのノトカー・ラムラスドルフへの感慨だった。]
[ニコラス中佐の手元には赤石はなく、収容した敵兵からの魔法弾を使うことになっており、手元には魔力を込められた弾がひとつ転がる。銃を殆ど使うことがない身には、馴染みのないそれ。]
徹夜は貴女がですか、 俺が、ですか?
[手の中でころがしていた弾薬から顔を上げてカサンドラへ紫眼を流す。]
──七年に上がったとある士官候補生は、実利より知識欲と好奇心に負けて、結局、魔器を選択したんですよ
[軍の技術としては、使いませんでしたが。と、添えて]
手先はそれなりに器用な方だと思いますが、
少しは睡眠時間に寄与ができますか。
[作業時間短縮の可能性について、*そう尋ねた*。]
──回想:氷の橋消失後、公国側河川近く──
[>>138 帰還したディークからの報を受け既に橋が落とされた河を望む位置に騎馬小隊と共に向かったは丁度彼が帰還したと入れ違いだったか。回収の為の手勢をつれ向かった先の川は戦の舞台となった時と反比例に不気味な程静かだった。]
…壮観だな
[突撃の意思はなく、敵陣の弓が届かぬ距離により河淵を望む。敵陣から撃ち落されたと思しき馬の背に川の流れがぶつかり渦を巻いているのが見えた。岩場に兜ごと首を跳ばされたと思しき身体のみがよりかかっている。死の河の如き光景だ。]
[帝国側の岸に兵の姿は見えない。或いは潜んでいるかで見えなかった。警戒する目は働いていただろうが、交戦が中断している事を示すように、矢が飛んでくる事は無かった。ただ、対岸に兵が残っていれば目立つ肌色は見ればそれと判別が出来ただろう。]
──水の中から引き上げられる奴は引き上げてやれ。
回収後は騎馬隊荷車に乗せ運ぶ。
[歩兵部隊にそう命を下し、騎馬隊が引く荷馬車に積めるだけを積んで帰す。水に浸かった躯の多くは、人相の判別ができる状態でもなかったが。]
[馬上から下り、指示を下す中で歩兵部隊の一人が回収中に肩を奮わせているのをみた。涙に赤く染まった目じりと反対に、表情は蒼褪めている。]
どうした。
[問えば、あの時、ここで殺されゆく仲間の姿を見たのだと言う。隻眼に白いコートを赤く赤く染めた将の名を、怯えながら口にする兵に、そうか。と短く息を吐いた。]
[ラムラスドルフを知ったのは、魔石技術を追いかける中でナイジェル・ラムラスドルフの姓として知ったのが先だった。その息子の名は最初、士官学校で聞き、その後戦場に屍の山を築く猛将の名として耳にする事になった。]
殺して、殺して、どこに行くんだかな
[まるで敵を求めるように殺していた、とそう言う兵にポツリと呟く。顔を上げる男にいや、と口を閉ざして作業に戻るように肩を叩いて、顔を流れへと向ける。ぶつかり、渦巻き、流れていく河の行きつく先を思う。]
[憎悪は強靭な牙となれど、それは「敵」を食い殺すだけのものだ。夫を奪われた女の怨嗟と同じもの。その牙は未来に、何かを生み出す為の剣ではない。]
…───。
[遠くシュヴァルべの対岸に視線を投げる。]
──回想:公国前進拠点・個人執務室 ―
[失礼します。と声を投げ、書類を持ち部屋を訪う手には糧食であるチョコレートを一枚手にして、]
──ベリアン・アリーです。
回収作業より帰還しました。
お呼びであるとの事でしたが。
[何の、とは自明ゆえ言わずに>>0:673 こつこつと二度続けて叩く速度は、意図せずもかつての窓への合図に似る。]
…
[一拍をおき、顔を見せぬままに僅かに苦笑する。]
"また"、熟睡でしめ出しですか
[そういう声は聞こえなくともいい。或いは聞こえない方がいいかという程度に小さかった。
互いに、寝ていないだろう事実もあり、寝ているなら──寝られているならそれでも良かったが、どちらにせよ、その場に立つまま、黙って長く、扉を見つめている*。]
― 会議後、通路 ―
[シロウを呼びとめた後のこと、瞬きをする目を紫眼が見上げて帰される答えを聞き、]
>>396
──剣の先に平和を描く為の、その道筋は?
[語られる、理想の道行きへの問いを重ねた*。]
― 公国拠点執務室;軍務大臣暗殺事件暴露 ―
>>357>>358
[その身があるは部屋の外。扉の隙間より漏れ聞こえる中の会話を聞く。部屋内にいるシロウの背後に立ち、剣に手をかけども即座に切りかかることはないままにディークが問うた言葉への答えを待つ>>375。同僚を切られ、上官を殺された事実の確定に、苦く口端があがった。]
────…
[仕える主は、契約者は平和への理想の為に──仲間に見殺しにされたのか。と、思えば無性に笑えてもくる。]
[>>465 出てこい。と言われた声に、扉を押し開き、シロウの背後より姿を見せる。対面にいる将官らを紫眼で見止めるも切りかかるような事はなく]
… 笑っていらっしゃったお声が、
耳によく残っています。
ファーイースト大佐。
[>>512 あの日、血に酔ったような声で笑っていた男の背に声を投げる。]
……あの哄笑の中にも、平和への理想が
あったとは俺には感じられませんでした。
[理想の為だ。と言われた言葉を引いて、目を眇めた。]
人を切る理由は平和を導く為だと、
貴方は先程に仰られた。
…雇い主がそれを築かんとする為に動くのだとも。
国の要職に着かれ、平和への道を探す方が、
権力を持て同国人を見せしめと称し、
殺す事に加担されるのですか。
俺には、クレメンス卿の目指される世界がわからない。
[ゆる、と首を振り]
──戦地ですらなく、謀略により齎される暗殺とは、言ってみれば
個人の思惑で為されるただの殺人と変わりない。
秩序を打ち崩す闇討ちだ。
国務大臣だろうが、公王家の血に連なるものだろうが、
それに関わっていた事が証明されるなら、
当然に、司法の手で、裁かれてしかるべきでしょう。
― 公国拠点執務室;軍務大臣暗殺事件暴露 ―
[投げた言葉への返答を聞く間、ぎしりと奥歯が鳴った。]
>>506
──そうですか。ならば、クレメンス卿の理想のため
俺の同輩らは殺されたのですね。
…良かった。
血に酔った酔漢に切り殺されたのでは、
あまりに、あまりに、
…同輩らが、浮かばれない。
[ふつ、と沸く感情を押し殺す。]
[──即座に個人感情のみで喉を噛み切る気はおきなかった。そも自分を外すように言ったというのなら、行動の怨嗟をその身に受けようという心算でもないのだろう。動きやすくなる為の、と言うのならまだこの場で動く気なのか。]
──俺は。シロウ・ファーイースト大佐の身柄を拘束、
軍務大臣暗殺事件の実行犯として、
本国司法局へ引き渡し、
法の下での、処断を求めます。
[ゆっくりと息を吐きながら、向ける処罰の求めはトルステンへ向けての物だ。]
[トルステンが遊撃舞台に組み込むという処置については、冷えた目を向けて、たぬき、と呼ばわれる卿に向けて、息を吐いた。たぬき、と呼び現されるクレメンス卿は、このかつての師に何を見せたのだろう。今も飄々とした風を崩さない男に視線を向け、]
ファーイースト大佐。
──偽りなく、全ての事実を言ったと誓えますか。
全ての事柄を、余すところなく伝えたと?
[シロウへ向けて問う。]
偽りや誤魔化しが残るなら。
俺は貴方を信用する事はできない。
…決定に、感謝します。
[トルステンの最終判断については、そう短く頭を下げた。]
>>597
──、まだ、あるんですか。
[別件。という言葉に、何人殺されたのだろうと思う。ディークに耳打ちする様子に視線を注ぐも言葉は読み取れず、]
…
[耳打ちされた上官の様子を見て、シロウへと視線を向けた。]
>>622
… 自分のやったことが、
どういう意味をもつのかわかってたのか?
[軽い調子で語られる言葉に、苦いものを噛殺す。交戦のきっかけとなったものが、いまここにある。]
…
[きつくきつく、目を閉じた。]
…縄を持て。
[逃がすだの温情だのとも、言えなくなった。
息を吐き出しながら声を張った。]
殿下の命により、シロウ・ファーイーストを拘束する。
[受け取った縄で縛り上げて、見張りの為の兵を呼んだ*。]
>>662
……それが、貴方が信じたクレメンス卿の
お考えだったということですか。
[短く帰る答えに、視線を送る。]
漸く貴方の理由を、きちんと聞けた気がしますよ。
[──納得はできずとも、他人の信じた道など各々違うものだ。手段が正しかったとも思わず、その理想に殺された人数を思えばシロウが責められる事は免れまいが、それは一人の手負いきれることでもないだろう。]
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