565 【SF＆BBS風人狼騒動RP村】Sleeping Silver Sheep ④ ～ 銀色羊は＂狼月の村”の夢を見るか ～
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人狼騒動は実在し人によっては娯楽として消費されることを厭う！ っていうことについてもちもち考えたいがまとまらない
戦争と同じベクトルで見てる感じかな……アリスん騒動経験したことないし……
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―― メイン・サロン/医療スタッフルーム ――
[アポイントメントなしで突撃した医療スタッフルームには、>>3:+132
スタッフが数人詰めていた。
呼びかけに応じてくれた女性スタッフに事情を話せばきっぱりとした返答が。
どうやらここでちょっとばかり待っていれば問題なくシュトラウス先生と会えるようだ]
お忙しいところ、迅速な対応をありがとうございます……！
[こちらもきっぱりお礼を言うと、
待っている間、辺りを見回した。
いくつかのホログラム・ミニモニターがひっきりなしに何かを映して電子的な光を放っている。>>+26
参加者の体調をチェックしているのだと推察する。
『狼月の村』の様子を映し出しているモニターがあるのは、
現実のプレイヤーの体調とゲームの状況の関係を確かめるためか]
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（案外静かだ。
思うところは各々あれど、ってところかなー。
……うおっ、食い散らかされた死体……）
[チラ見スキルを駆使しているが、
バイタルサインが何を示すのかはなんとなくでしか分からないし、
（脳波や心臓の鼓動がフラットラインになってなければ、
大丈夫というゆるい認識）
リアルな死体の描写を見ればそっと目をそらす羽目になる]
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[それはただのゲームキャラクターの死には違いないが、
同時に心ある人間の死でもある。
感嘆しているのか脅威を感じているのか、
自分でもよく分からないため息をつく。
なおうっかりゲーム内の死体を目の当たりにしたことで、
食欲はすっぱり消え失せた。
どのみちその目撃がなくとも、サンドイッチをゆっくり食べている時間はなかっただろうが]
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[そうしてチラ見がいつの間にかガン見になっていたので、
やってきたシュトラウス先生の姿を両の目でとらえるのが少々遅れてしまった。>>3:+142
ここが比較的静かだからか、医療スタッフが彼に話しかける声もすんなり届く。
思ったよりだいぶ早かったらしい。
彼の人となりをさわりしか知らないので、
そういうものなのかー、という感想になってしまったが]
……お、もうすぐ休憩とはちょうどいいタイミング。
いや、内緒話をしようってわけじゃありませんので、
ここでぱっと話す感じで構いませんよ。
[ちゃんとシュトラウス先生の好物入りの料理を持ってきていたとは知らず、>>3:+143
差し出した三角形のパンが受け取られたなら、
ほっとしたように笑って言葉を探す]
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お話というか、まあ、訊きたいことがありまして。
単刀直入に言いますけど、
どうして、私があなたに、
「先生の言葉は薄っぺらく聞こえない」
――確かそう言った時に、>>2:+142
ほんのちょっと応えるのが遅れたんですか？
[それはもう「私が気付かぬと思ったか？」とでも言いたげな笑みを浮かべていたが、
自分が何を言ったかに気付くと、すぐさま義手の右手と生身の左手、
両方で顔を覆った]
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ち、違うんです訊きたいことはそうじゃなくって、
確かにまあそっちもそっちで内心気になってたんですけど……っ
[本当に些細な引っ掛かりだ。
訊かずに済むならそれでいいとも思っていたのだが、
いったいどうしてこうなった。
これが人狼ゲームの最中だったら票を入れられやしないか？ いや流石に考えすぎか？
考えるんだ、話の軌道を戻すための言葉を……]
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……その、気になってた理由がですね？
もしかしてこのお医者さん似たような言葉を前に言われたことがあるのでは？ と思ったからでしてね？
私が、昔……病院でお医者さんに似たような言葉を言ったことがあるから、
こんな風に思ってしまっただけなのですが。
[早口で言葉を組み立てる。
これはまったくのデタラメではない。
なぜあのやりとりの時点で指摘しなかったかというと、
過去、似たような言葉をお医者さんのお兄さんに言ったという事実を思い出したのが、
あのやりとりの後だった、その一点に尽きるのだが。>>1:+156]
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[一息。気合を入れるように服の裾をぎゅっと握る]
今から10年前。グラープマールという
入院してたのは私じゃなく父、で、
身体が石に覆われていずれ死んじゃう状態で……。
[ようやく穴があったら入りたいというか、
墓穴を自分で掘りたい気分を吹っ切って、
真っ直ぐ相手の顔を見ることができるようになっていた**]
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これはよいこは真似をしてはいけない類の拾い方
だいじょうぶかなー……自分で気づかぬうちにやらかしてたりしないだろうか
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狼ずの強めの縁故先が役職持ちに集中してるなあ とは1dに思ってた（だれが隷従者になるんだろうって考えた時に）
役職持ちがことごとく多弁だしさもありなん……
それがめぐりめぐってこんなことに？？？？
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[未知のエリアとは未知の情報の宝庫に他ならない。
とはいえ、数十分も待たされるわけではないし、
チラ見（からの）ガン見はしたが医療スタッフへの質問は特にしなかった。>>+50
やはり、見えている範囲でのスタッフの印象は悪くない。むしろめちゃくちゃいい。
ルージュと呼ばれていた女性への（担当部門の枠も超えた）迅速な対応もそうだし、
まさに今、リアルな死体を見て表情を変えたこちらに、
水の入ったコップを差し出してくれた気遣いっぷりといい。>>+51
逆に見えていないところにいる者の印象は、
緩やかに下がっている。たとえばゼラト氏にしたって、そう]
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[結局、一番信じられるのは、
この目で見てこの耳で聞いたものだけだ――
――そんな、基本にして大前提に立ち返りたくなる気分である。
だからこそ、ガルー種の“噂”を聞いた時には、
自分自身すらも信じられなくなるという可能性に眉をひそめたものだが――それはさておき]
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……そうなんですか。
私、食べ終わるまで待ってますから。安心してじっくり召し上がってください。
でもよかったです。
見るのもダメなくらい嫌いなものを渡したんじゃなさそうで、安心しちゃいました。
[サンドイッチを手渡した後。>>+52
一瞬首を傾げる様子が見えたので思ってたことを素直に言葉にする。
眼前のお医者さんの好物など知らなかったので、
無難だし自分も好きなものを選んだら、
相手にとってはとんでもない爆弾だった、なんてこと、ないのが一番だからね。
レアなケースを想定しすぎ？ それはそう]
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[産業医たる彼の反応に対し彼女が打ちたてた説も、
過去に関する符号を抜きにしてもレアケースであり、
実際、あの場で反応がほんのちょびっと遅れた理由については、
“何らかの理由で彼が、彼自身の言葉に自信を持てないでいる”可能性をシンプルに考えていた。
理由。気にならないと言えば嘘になる。
こちらに不利益をもたらすべく嘘を吐いたり言葉を呑み込んだりしていたらそれこそ一大事だが、
単に不慣れという可能性だってある。>>1:+96
だからこそ、斬り込み、切り崩す時はそれこそ慎重にいくか、
潔くそっとしておくか、そのどちらかを考えていた。
単刀直入に訊くなどもってのほかだと思っていたのにごらんの有様である]
[付け加えておくと、
明確に気付いている点は他にはない。 >>+53]
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[彼女は確かに情報屋だが、
このテストプレイに向ける目線は、その実、ただの招待客とほとんど変わらない。
“普通”よりは、厄介なことに首を突っ込む場数をこなしているだけの。
まあ、「巻き込まれに行くことには慣れている」なんて、
ログアウト直後のやりとりでもお医者さんにはひとっことも言ってないのだけど。>>2:+143
だからこそ、質問をぶつけた後の、
双眸の変化を視界に留めることはできたのだが、>>+54
その変化も認識から吹き飛ぶくらいに衝撃的な出来事が彼女を襲った。
要は訊きたいこと間違えちゃった事件に気付いたという]
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[彼女は確かに情報屋だが、
同時にわりと天然なところもある。気になってたって正直に言っちゃったりね！ >>+55
上司からも「だがそこがいい」と太鼓判を押されている。なんでだろう。
とりあえず直前までのギャップにより大成功を収めていたとは知らず、
無事話の軌道を戻せたことに内心ほっとする]
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…………。
[待ちます、待ちますとも。>>+56
なぜならまだ彼があの時のお医者さんか否か、
十分判断するための言葉をもらえていないからね。
眼前のシュトラウス先生の反応からすると、
何かを想起しているのは間違いないのだけれど。
ピースをかき集めての思考のパズルの真っ最中なのか。これは。>>+57
こちらもこちらで出来る限り色んなことを思い出そうと試みる。
まさか、という言葉が聞こえた気がしたが。>>+59
彼女の方もだんだんとそう言いたくなる気分になってきた]
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
あー、ええと。
……私が晴れた日の屋上で空を見てたところにストレッチャー持ってやって来たんですよねー、
びっくりしてぴゃって手を上げちゃったんですけど、
単にストレッチャー乾かしにきたって言ってまして。
今思うと互いにあわあわしててなんか微笑ましい光景でしたね、あれは。
[質問に答える形で思い出したことを並べたが、
ちょっと途中から主観入った語り口になった。
ファーストコンタクトがだいぶ印象に残っている証左である。>>+61]
一人称は「お兄さん」で研修医を名乗ってて、
私は「お嬢ちゃん」なんて呼ばれてましたっけ。
[眼前で、さきほど医療ドロイドにしていたように徽章を見せられ、>>+60
問いかけられれば、うんうんと頷いて]
つけてましたねー、あの時のお医者さんのマークは下に線が入ってましたけど。
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[一瞬神妙な顔つき。
それは10年前のことを思い出したからに他ならない。
己の思いを「ワガママじゃない」と言われたこと。>>+63>>+64
お医者さんのお兄さんの口を通して聞いた、病院で医療に携わる人たちの思い。>>+67
言えずに後悔するより、言って後悔した方がいいのかなあ、
そうしたいなあ、と、ふつふつと思いは湧き上がり、
その後の彼女を突き動かす力となった。
だから――――]
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フィルタ
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