565 【SF＆BBS風人狼騒動RP村】Sleeping Silver Sheep ④ ～ 銀色羊は＂狼月の村”の夢を見るか ～
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【見】 【秘】 『NPC』医師 カーク > 情報屋 アリスバック
＞2022/10/12(Wed) 10:56:31
此方こそ、ご指摘ありがとうございました。
とても助かります！
うっかり過ぎる村建てで、ほんと申し訳なく。
引き続きお楽しみいただけましたら、幸いです。
（白い猫と一緒に土下座しつつ
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
―― 昔話/病院の屋上にて ――
[その日はやけに院内が騒がしかった。>>1:+98
だが、そんな喧噪も、ひとたび屋上まで来てしまえば、
薄れ、意識の端にものぼらなくなる。
もう少し自然の多い病院近くの野原でなく屋上を選んだのは、
素直に空が好きだったからなんだけど、それはさておき]
……！
[ふいにストレッチャーを運びながら白衣のお兄さんが現れた時は、>>1:+99
驚いて思わず「手を上げろ」と言われた後みたいに両手を上げてしまったが、
危ない道具を持ってきたわけではないとわかれば素直に手を降ろした]
……こ、こんにちは。
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
お兄さんもお医者さんですか。
わたしは……ただのお見舞い客で……、
[今思うと、話に飢えていた節もあった。
だからだろう、ただ、挨拶を互いにして、それで終わりとはせずに、
当時抱えていた事情をばーっと話してしまったのは。
それこそ、誰でもいいからと言わんばかりに。
お見舞いに来た理由から始まり、
母星の民につきものの病気の話。
その方が“人らしい”からという理由で、生きられる時間を延ばすことを選ばなかった父について、
「どうして平気なのか、私は家族が死ぬってだけでこんなにこわいのに」とふと、零し。
そういう流れで発されたのがお医者さんにした、
「人間らしさとは何か」という問いだった]
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
[話を黙って聞いてくれたお医者さんも、>>1:+99
すぐに答えは出せないみたいだった。>>1:+100
医療用義体も補助脳もその存在を知っていた。
いつ身体が動かなくなるかわからないあの星の民の思いに応えるようにして、
失われる身体の代わりを開発する技術も発達していったから。
それでも、代わりとなる部品に手を出す人と、
そうでない人の思想の差は根深かった。
相反する思想の片方を父は確かに選んだ。
だが、彼女は、>>1:+101]
納得、ですか。
お父さんが決めたことなら、
……したいんだけど、したくないです。
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
…………、
わかってますよ、私のワガママだって。
[父に「私を置いて行かないで欲しい」と叫ぶ自分と、
父にとってはこれでいいんだから……と思う自分とが、
心の中で激しく戦っている状態。
時間だけが残酷に流れ去っていく中、
叫ぶ自分――つまりは納得したくない自分の方が優勢だった]
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
……「自分の心」。
それと一緒に生きてるのが、「人間らしさ」
[俯かないでいられたのは、お医者さんの話が続いたからだ。>>1:+102>>1:+103
父のことも、父とは対照的に身体の8割を機械に置き換えた知り合いと、
お医者さんはどちらも人間らしいという。
どちらもずっと心を持ってるから、ってこと？
なんだかうまく言葉が出てこないな。
口の中をもごもごさせているのは、噛み切れないものを呑み込もうとしているようにも見えただろう。
やがて、もう一度空を見ようとしたところで、
お医者さんの顔に視線が行きついた。そりゃ当たり前だ]
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
あの、……ありがとうございます。
突然、でしたのに、私の話を聞いてくれて。
聞いてくれるだけでよかったのに、
お医者さんのお兄さん、ちゃんと薄っぺらじゃない言葉>>1:+156で答えてくれたから、
あったかい気持ちになれました……。
[ぺこり、と直角にほぼ近い角度でお辞儀をして、やがては立ち去っていった。
当時はいっぱいいっぱいだったので、
名前くらい訊いておく余裕はあまりにもなかった。
おかげで彼女の中のかの人はいまだに「お医者さん」のままだ]
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
[それから時が流れ、父が息を引き取った時。
その穏やかな死に顔を見て。
自分は、父に死んでほしくないあまり、
身体の部分だけでも求めていたんだなあ、と遅まきながら自覚した。
心の部分をないがしろにして。
しかし、結局そうはならなかった。
父は心のままに生き、死んだのだ。
だからこれでよかったのだと、ようやく、納得することができたのだ。
とはいえ、己がもし父のように選択を迫られたら迷わず同じようにしよう、とは思わなかった。
一度思想に抵抗してしまった者として。
いつか来るかもしれないその時に向けて精一杯生きようと思い、
そうして、本当に色々あったわけだが――――今も、生きている*]
【見】 【独】 情報屋 アリスバック
[ストレッチャーの走行音が聞こえたような気がした。
それは、待機していたストレッチャーが使われた音なのかもしれないし、>>2:+137
あるいは記憶にある音>>2:+146を自然と呼び起こしていただけなのかもしれない。
確かめようか？ いや――]
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
―― 現在/メイン・サロン ――
[言いたいことを言い終わった後は、処置の行われている方を振り返らずにいた。
自分にできることはもはやないと分かっているから。
あとは言われた通り>>2:+151に衛生装置をくぐって、何事もなければこれまで通りにしていよう]
（お医者さんがグラープマールの……出身か何かか？ ってなると……、
これは話したいことが増えたかなあ）
[未だシュトラウス先生＝10年前のお医者さんと確信してないので、
繋がりから探っていく線である。
まあ単刀直入にある患者のことを覚えていますかと訊ねればよかろう。
身体が結晶化する症状というワードも添えて]
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
[その機会はいずれ訪れるであろう、と、
旅の終わりをそれほど意識してはいない彼女は思う。
お医者さんの方もまた、
伝えたい言葉>>2:+215を持っているのだ、
……とは気付きもせずに**]
【見】 【独】 情報屋 アリスバック
/*
←
これは薔薇下だと突然死なしにしてても「本日まだ発言していないものは～」表記が出ることに気付いた顔
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
[ところで、人狼ゲーム――いや、
ここはゲーム上の宣言>>2:238に則って『人狼騒動』と言い表すべきか。
ともかく、その事象における村人側の勝利条件は、
全ての人狼を処刑することだが。
犠牲者なしで達成するのはほとんど不可能だ。
ゲーム内のキャラクターは、たいてい、
進行中にそのことを、形はどうあれ吞み込んだうえで動く。
村人側においては、
犠牲を払ってでも人狼をすべてやっつけるという道筋にどうしても突入してしまう。
犠牲者を出してまで人狼をすべて斃した、
その先のことを考えもせずに、ね]
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
[ただまあ、買い出しに出た住民たちがよほどの不幸に見舞われていなければ、
『狼月の村』は安泰だろう。
それに、『狼月の村』に生きてるアリスバックなら。
もしも、長い買い出しから戻ってきて、
人狼騒動に苛まれ、僅か数名しか生き残っていない村人たちを目の当りにしたら。>>2:361
悲しむだろう。存分に悲しんで、
それでも生き残った者の力になろうとするだろう。
人狼が残っていた村人をすべて喰らい尽くして、
誰もいなくなった村を見るよりはよほどいい。
たとえ犠牲者が出たという影を拭えないとしても]
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
[――仮定の話はさておき。
ゲームの世界を生きるキャラクターの口から、
「新たな選択肢を探しましょう」という言葉が出てきたことについて。>>2:361
実はめちゃくちゃ驚いている。
過去に問題となった場面をほっぽって、ゲーム内の議論の様子をモニタリングしてみてよかったと思っている。
金狼様の伝説の残るこの村で、物語のように手を取り合えなければ、
この村がこの村である意味はない。>>2:377
犠牲が出たとしても遅くはないと思う。>>2:379
なるほどね。
きれいごと、大いに結構じゃないか]
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
[それにもしかしたらこの子、
いい情報屋になれるんじゃなかろうか。
実は情報屋初心者（歴が5年にも満たない）の自分が偉そうに何を言うのかという話だが、
大胆に自分をさらけ出すのは悪いことばかりではない。
役目を持つ者も一人名乗り出てくれたし。>>2:390
人狼が何らかの目的を果たせば村は平和になる。
果たしてそうなのだろうか。
開発スタッフに訊いてしまえばいいのではないかとは頭をよぎったが、
白熱した議論を見るとそれも無粋に思えてならない]
【見】 【独】 情報屋 アリスバック
/*
フルメンにさせてあげられなくてごめんなさいという気持ちが沸き上がるのを止められなくてぐんにゃりしている
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
―― 時には昔の話をしたいとか ――
[……やがて彼女はゲームの観戦をやめ、
ひとつの場所に向かって歩を進める。
メインサロンの一角にある医療スタッフルームである。
ここを詰め所としているスタッフが忙しく立ち回っているのは把握している。
誰かがログアウトした、となれば、真っ先に、
そのひとの体調をチェックしに行く>>+124>>+125のも医療スタッフの役目であるからして]
すみませーん、お忙しいところ失礼します。
こちらにレト・シュトラウス先生はおりませんかー？
いなかったり、あとは、
お取込み中でしたらまたあとで来ますけどねえ。
[ひょっこりと顔を見せる彼女は、
眉を下げた表情でそう言いつつ一礼する]
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
[うまいことシュトラウス先生を捕まえることができたなら、]
突然こっちに来ちゃってすみませんねえ、
……ええと、ゲーム絡みで何かがあったわけじゃなく、
個人的にお話がしたかったので来ました。
[前置きはOKかな。そうだといいが。
さらに駄目押しとして、ビュッフェスペースからもってきたサンドイッチを差し出した。
シュトラウス先生の好みを知らないので、
自分が好きな、潰したゆで卵とマヨネーズを混ぜた具がたっぷり入っているやつを持ってきた]
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
[そういえば。
狼月の村に生きるアリスバックが、船着き場で食べていたサンドイッチの具も、
実は、潰したゆで卵とマヨネーズが入った具がたっぷり入っているやつだった。>>0:1275
無意識のうちに好みを被らせていたのだろう]
[なお、お目当てのお医者さんとかち合えなかったら、
彼が戻ってくるまで待つつもり。
それこそ、持ってきたサンドイッチを食べながら、だ**]
【見】 【独】 情報屋 アリスバック
/*
そういえばフルメンにできなくてごめんなさいなぐんにょりは静まったりぶり返したりしそう うにうに…
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フィルタ
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犠牲者 (5)
★★処刑者 (5)
★
★★★突然死者 (0)
見物人 (0)
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★★★★★★★