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士官候補生 シェットラント は 士官候補生 トール に投票した
はぁ。
[力なく歩いていると、自分と同じく実技を終えた生徒達が、楽しげに走っていくのをそこかしこで見かける]
そういえば、戦闘実技は見物があるんだっけ。
ミヒャエルがキマイラと戦ってるって言っていたし…。
あ、でもフレデリカのほうは…大丈夫だろうか。
[暫く逡巡して]
―練武場・見物席―
[大勢の見物客の合間を縫って適当な席を探していると、ヴィンセントの姿を見つける>>16]
ヴィンセント先輩。
来ていたんですね。
[ちょうど空いていた隣に座ると]
フレデリカ、大丈夫でしょうか…。
[そんな事を尋ねながら、試合を見守っていた**]
士官候補生 シェットラントは、科学教官 カサンドラ を投票先に選びました。
―練武場―
[2対2の闘いで、どうしても目が向くのは、ルームメイトのフレデリカと、いつも世話になっている生徒会長が渡り合っている姿だった。リエヴルの一撃がフレデリカに打ち込まれ、逆にリエヴルが右手の痛みに堪えるような様子を見せれば、顔を歪めた]
[やがて試合が終わり、両者引き分けという結果に終わったことに詰まっていた息を深く吐き出す。 シロウ>>115の声が聞こえればはっとなって椅子を立つ。リエヴルに担がれたフレデリカに駆け寄ると]
会長。お疲れさまでした。
フレデリカ引き受けます。僕のルームメイトなので…。
[フレデリカを下ろしてもらうと、彼女の腕を肩に回して運ぶ体勢。ヴィンセントも居れば手伝ってもらって、彼女を医務室へ運ぶつもり]
…会長?
[>>143ばつが悪そうな表情を浮かべるリエヴルに、目を瞠った。そんな表情は今まで見たことが無かったので。
続く言葉と剣呑な眼差しには思わず息を呑む。>>144 自分では相手にならないんじゃないかと思いながらも、>>243ステファンにつられるようにこくりと頷いていた]
―試合が始まったころ・練武場―
……少し、失敗してしまいました。
やっぱり、本番は上手くいかないです。
[>>261 ヴィンセントの言葉に力なく微笑み、彼の隣に座る。
試合の様子に意識が向けば真剣な面持ちになって]
…えっ、リエヴル会長と戦ってる…!?
フレデリカ…。
[ヴィンセントの言葉通りであって欲しいと期待ををこめて頷いていた]
―少し前・練武場―
[>>267会長の腕から下ろされたフレデリカを支えながら]
はい。会長も…
[大丈夫なんだろうかと、心配げにその右手を見るが、続く言葉には]
え、フレデリカに剣を、ですか?
それは……。
[少し逡巡する。彼女のことは心配だけれど。強くなることをフレデリカは望みそうな気がしたから]
……よろしく、してあげてください。努力家なので、きっと頑張るはずです。
[お願いの意もこめて、小さく頭を下げた]
はい。
[>>276 ヴィンセントの素早い対応に彼の意図が読めて、頷くと、二人でフレデリカを運んでいく。
保険医がリエヴルの言葉>>128に頷き、彼女を別室に運ぶように指示されれば]
……会長は、もしかして気付いたんでしょうか。
剣を教えると言っていたのも、気付いた上で…?
[ヴィンセントに小声で問いかけた]
―医務室―
[>>295ヴィンセントの言葉に首を振って]
はい、聞いていないです。僕も自分からルームメイトのことを話したことはあまり無かったし。
……剣のこと。会長に頼むのは尚早だったでしょうか。
…フレデリカは、強くなりたいのだろうし…僕が止めたってフレデリカの意思が尊重されるべきですけど…。
勿論、会長は後輩に優しい人だから、気づいていてもどうということはないと思う、し…。
[複雑な表情を浮かべた]
―共同生活の中で―
[どうなることかと思っていた共同生活は、時折ヴィンセントが語り合いの場を設けてくれたりしたこともあり>>2:*108、徐々に快適になっていった。(ヴィンセントが入れてくれるカフェオレはミルクが沢山入った優しい味で、密かに自分の好物になっていた)
ヴィンセントが自分とフレデリカに見せてくれる優しさは、彼が妹に向ける優しさに似ているのかもしれないと、そう感じていた]
(……兄弟って本当は、こんな感じなんだろうか。)
[そんな事をいつも思う。
優しくて面倒見のいいヴィンセント。
その日あったことを明るい笑顔で報告してくれるフレデリカ。
妹がいたらこんな感じなのだろうか、と幾度も思った。
そしてそのたび、思い返すのは、自分の家族の事]
―…2人とは大違いだな。
[小さく溜息を漏らすのだった]
―医務室(別室)―
[保険医に促されるまま彼女をベッドに横たえさせる。保険医が治療を始めれば、慌てて背中を向けていた。そうしてフレデリカが意識を取り戻せば>>301、なんだか申し訳なさそうな様子の彼女に声を掛ける。]
フレデリカ、お疲れ様。
…きみはやっぱり凄いな。上級生…リエヴル会長相手に、あそこまでやりあうんだから。
僕にはとても真似できそうにない。
―少し前・練武場で―
[>>300フレデリカの小さな呟きが耳に入り、彼女の顔に視線を落とす]
(……『お兄ちゃん』?)
[目を閉じている彼女は小さく微笑んでいるようにも見えた。]
(きみのお兄さんは優しい人なんだろうか…)
[そんなことを考えていた]
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