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[耳に届く二つの名に、苦虫を嚙み潰したような顔になる。
傍らで命令を待つ第一・第二小隊長が視線を向けて来たために顔を逸らした。
指揮官の顔色一つで兵の士気は天と地ほど変わる。]
………。
[無意識に、腰に下げた剣に触れた。
通信に返答すべく、襟元に唇を寄せる。]
/*
えーと、橋渡ってる描写があるから、
ジェフロイ・ノトカー達は北側から来てるって把握でいいんだよな。F5→F6 か?
市街地に到着したっていうのは北側だろうか南側だろうか。真っ直ぐ到着でOKかな?
魔法弾に、魔法銃?
双方ともに遠距離道具持ちか。
うちの騎兵隊では分が悪ィな。
つっても、全員持ってるってわけじゃないだろ?
将ふたりだけ警戒すれば当面は良い、か―――
― 作戦行動中:F6 ―
囮組からの注意事項だ。
敵兵との接触時は、敵将の動きに注意しろ。
特殊魔法銃と魔法弾を所持しているらしい。
[カサンドラからの伝言を騎兵隊に伝達する。
少し離れたところに居るのならば、クロイツの隊にも伝達すべく兵が動くだろう。
物陰に隠れながら――ゆっくりと。
余り大人数では潜伏は不可能であるからと、第一小隊と第二小隊より選りすぐって同行させているために、現在指揮下にある小隊は常ほどの大所帯ではない。
数で競り負けても困ると限界ギリギリのラインで連れてきてはいたが、“あの二人”の下にいる騎兵隊の実力の程にもよる。予測が出来ない。]
……形見とか、大事なもんは物陰に隠して置いて行けよ。
[次いで聞こえた忠告に、こうも言った。]
― 作戦中:F6 ―
[士官学校の方角から煙が上がっている。
火矢による大規模な火災でも起こしたか、それとも撹乱の為か。
強い感傷に浸れる状況ではない。それでも、思い出が白煙と赤焔に包まれるのには、心奥がつきりと痛んだ。
遠く、鬨の声が聞こえる―――]
主戦場は本陣だろうに―――
こっちに随分兵力を割いてくるな、敵サンは。
向こうに余力や余裕があんのか……
あるいは、こっちの行動を読んだ上でか。
[“奪取”が“抹殺”に切り替わった。
状況の変化からそれを確信して、舌打ちする。
カサンドラの言うよう、元よりその公算であったのかも知れないが。]
あん?
[馬を駆りながら指揮を行っていたが、不意に聞こえた声に瞬いた。]
ばぁか。こっちに預けてどうする。
そちらに向かってはいるが、帝国兵を切り倒す為だ。
ディ…ベルンシュタイン大佐がお前を適任としていたのを忘れたか?
[実際、ノトカーやジェフロイが出てくるのであれば、
カサンドラを確保して早々に退避などとわけに行かないだろうと暗に。]
……それとも、何か理由でもあんのか。
/*
人も隊も多いので、何か齟齬出してたり人の動き阻害してたらと思うと怖くてロール1つ落とすのに何度も見返してしまう。
まだ様子見気味にじわじわカサンドラたちの所に近づいてるけど、やりにくくさせてる人居たらごめんね…!
/*
あ…
そういうわけではなかったようだ。
ない よな?
まだちょっと分からんぞこれ…。
ええと、ええと 一先ず行っておく…?
まってわからん
[第一小隊は機動力を生かした編成で、主に撹乱や確固撃破に向く。
小回りが利くといっても、騎兵隊ゆえに馬の限界もある。
包囲陣や遠距離からの集中狙撃に対し、単機で太刀打ちなど出来ぬし]
深追いはすんな。囲まれたらお陀仏だ。
クロイツ隊と連携を密に、……ああ、そっちの指揮は小隊長に任せる。
第二小隊は俺に続け!
フレデリカ・カサンドラ両名が敵指揮官達と接触した。
[第二小隊は今回、少数のみ。
カサンドラを救出する意図があるにしろ抹殺の指令を受けているにしろ、
目標の元に大挙して押し寄せることはないと踏んでいた。
実際、蹄の音や嘶き、剣戟の音はやや遠い――。]
[市街地を縫うように進軍する。
周囲に忍ぶ影あれば降るように刃浴びせ打ち倒した。
深部まで馬を進めていた帝国軍の襲撃に遭い、幾人かはそこで果てたけれども、最重要任務はこの先にある。]
………、
[更に進軍しようとする一隊を、手で制する。
ぼそぼそとしか聞こえぬ声が、次第に近づく。
カサンドラとフレデリカの姿を目視出来、
辛うじて声が聞こえるところまで馬を寄せ―――]
[市街地を縫うように進軍する。
周囲に忍ぶ影あれば降るように刃浴びせ打ち倒した。
深部まで馬を進めていた帝国軍の襲撃に遭い、幾人かはそこで果てたけれども、最重要任務はこの先にあると捨て置いた。]
………、
[更に進軍しようとする一隊を、手で制する。
ぼそぼそとしか聞こえぬ声が、次第に近づく。
カサンドラとフレデリカの姿を目視出来、
辛うじて声が聞こえるところまで馬を寄せ―――]
……ッ
[事前に知らされてはいたから、動揺は無いと思っていた。
表情にそれが浮かぶこともない。
けれど、]
……ジェフロイさん。
[否が応でも心が波紋を描く。漣のように。]
[一つかぶりを振り、状況を把握しようと。
フレデリカがカサンドラを人質のように拘束しているのは見える。
間近に帝国兵が居れば、通信機も使えまい。
何を話しているのか?]
……おい。クロイツ中尉にも状況の報告を。
…音を立てるなよ。
[クロイツからの伝令はあっただろうか。
念のため深部に入り込んだこと、接敵位置を知らせるために単騎を彼の元へ送らせた。
目標周辺で切り結ぶには、彼の力も必要だ―――]
[いつでも飛び出し切りかかれるよう柄頭に手をかけるが、内心は気が気ではない。
本来ならば、敵の武器がカサンドラに届く位置まで近づくよりも早く合流し掃討に向かうべきであったが、帝国側の配備に梃子摺り少し遅れた。
その上、「取引」がどうのと聞こえる。
少し前、通信機に乗せられた囁きからも、こちらが到着するまでの時間稼ぎというわけではないだろう。]
……、フレデリカ …?
[フレデリカの目的が、未だ見えずに。]
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