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[それからの共同生活は…前とあまり変わっていないと思う。
ヴィンセントは元々知ってたからか、それとも妹がいるからか、彼女には変わらず接していたし。
自分はというと、体調を崩したり風邪を引いたりすることで2人に気を遣わせる事も多かったから、健康で頑張り屋なフレデリカのほうがよっぽど男らしいんじゃ、なんて思ったりもしていたのだった。]
―医務室―
ん、んん……?
ヴィンセントせんぱい…?… まだ眠いです…。
[>>109聞き覚えのある声に、目をこすりながら答える。
>>110単語の羅列を、寝ぼけた頭で考えながら]
実技の、申請……・・・
…あっ!
そ、そうだ、まだ書いてません!
[自分の状況を思い出して慌てて起きる]
す、すみません、起こしてくれてありがとうございます。
あー、もう…。
[居眠りしていた恥ずかしさに赤くなりながら掌で目を覆う]
あ、いや、自分で提出しに行きます、大丈夫です。
えっと…何だったか。そうだ、薬を貰いに来てて…
[頭の中を整理しながら、ふと思い立ち]
―…? ヴィンセント先輩は何で医務室に。
もしかして、どこか怪我とかされてるんですか……?
[心配げに尋ねた]
士官候補生 シェットラントは、士官候補生 トール を投票先に選びました。
先輩は実技、何にしたんですか?
僕は…障害飛越と、エンデュランスで迷ってて。
[暫く考えて]
…エンデュランスにします。
こう見えて馬に乗るの、割と得意なんですよ。
[少しだけ得意げに笑って見せた**]
なかみよそう
ヒンメル:たつるさん カサンドラ:おやまさん ディーク:ももさん ダーフィト:でぃあさん
勘です(キリッ) 他の方はまったくわからない
どうでもいいけど当初考えてたキャラと全然違うキャラになってしまったのはなんでなんだぜ
RP村ならよくある(ない)
フレデリカちゃんかわいいな!!
ラッキースケベすみませんほんと (*ノノ)やりたかってん
他のキャラみんなどんな事情を抱えてるんだろーと思うとドキドキしますね!!
―医務室―
そうですか。良かった。
すみません、筆記試験終わって…少し気が緩んでしまったのかも。
[>>240 ヴィンセントの真意は思いもよらず、彼の言葉を言葉どおりに受け取って安堵した]
…? わざと怪我をするような行動をとる人がいるんですか。
[随分痛そうな趣味だなと首を傾げている]
[ヴィンセントから出されたメモを、改めて見ながら]
整備…先輩ならきっと上手く行きます。
[自分にとって、ヴィンセントはいつも穏やかで落ち着いている優しい先輩だった。焦ることなく整備をこなす姿が容易に想像できて、自然と言葉が出る]
え。そんな話があるんですか。
人間同士と同じで、馬と人も相性の良さが一番大事だから…たまたまです。
[>>241自分のあずかり知らぬ所でそんな話をされていたことが恥ずかしかったが]
…はい。頑張ります。
[励ましの言葉は、なんの衒いもなく自分に響く。
優しいそれが嬉しくて、頷いて見せた]
―厩舎―
[自分が明日の相方に選ぼうと思っていた馬は誰からも指名はされていなかった。
試験前に様子を見ておこうと厩舎へ向かい、>>246ステファンの姿を見つける]
…ステファン?
もしかしてきみも、明日は馬術を選択するのか?
[>>279 びくりと振り返ったステファンに小さく首を傾げるが、特に気にも留めず]
僕もエンデュランスだよ。
走ってる間はあまり緊張しなくて済むからいいかなと思って。
[彼の前にたたずむ馬を見る]
ナハトフルークか…良いパートナーだ。
相性も良いし…何より、彼女はきみのこと好きだし。
[馬術の授業を思い出す。明るく、生徒会でも良く気がつく彼は、馬の整備の授業でもその細やかさを発揮していたように思う。彼に世話をされているナハトフルークは、他の誰に世話されるよりも気持ち良さそうに見えた。
そのこともあってか、乗馬しているときもステファンとナハトフルークのコンビは二人の間に信頼関係が見えるようで、見ていてとても好きだった]
[言っている間に>>273ミヒャエルの姿が見えて]
ミヒャエル。
試験は上手くいった?
[図書室で熱心に例題集を写していた彼を思い出して、声を掛けた]
ふふ。
本当に仲が良いな。
[馬の首に身を寄せる彼は楽しげで、目を細めた]
ああ。ダッシャーと組むつもり。
[それは>>241ヴィンセントも言っていた、癖のある馬の名前。]
ちょっと気性荒いけど、いい脚していて速いから。
タイムも採点のうちだろうからな。
>>249
そうか、良かった。写す時間が足りないんじゃないかと心配してた。
ああ、僕も何とか合格はいけると思う。まあ、僕の場合実技でやらかす可能性のほうが高いから。
実技はエンデュランスを選んだよ。
ミヒャエルは…キマイラなのか。凄いな…怪我だけには気をつけて。
[>>270彼が持っている鞭に気付く。授業の合間にクラスメート達がおもちゃ代わりにしていたそれに、これを武器に使うのだろうか…と思いながら目を丸くしていた]
そうかな。
ああ、でもきみに強敵と思われるのは嬉しい。
[ステファンが自分をライバルだと思ってくれてる事は知らなかったから、いつも楽しそうに馬を乗りこなす彼に強敵だといわれたことは素直に嬉しかった]
そうだな。
お互い、頑張ろう。じゃあ、僕も明日の相方に挨拶してこようかな。
[頷くと、自分のパートナーのいる馬房へ向かった*]
―回想・医務室―
…はい。気をつけます。
[>>316ヴィンセントの言葉は、風邪を長引かせている自分には耳が痛く、苦笑する。続く言葉には神妙な面持ちになって]
…なるほど。でも分かる気がします。
準備は、してもしすぎることはないと僕も思うから…それで怪我したら、少し勿体無いけど。
[そんな話をしているうちに養護教員が戻って来た。退室するヴィンセントにもう一度お礼をいい、教員からは薬を受け取って自分も医務室を後にしたのだった。]
―回想・厩舎―
[>>341 主席、という言葉に少し困ったように笑い]
そんなことないよ。まあ、取れればいいなとは思ってはいるけど…。
予想以上の曲者? どんなキマイラなんだろう…凄いな。
ああ、どんな闘いになるのか気になるから…頑張って早く終わらせることにするよ。
[立ち去るミヒャエルの後姿に、怪我には気をつけて、と声を掛けた]
[馬房につながれてる相棒の前まで来ると]
ダッシャー。
お前、癖がある子だって言われてるみたいだな?
…まあ、僕も似たようなものか。似たもの同士かもしれないな。
……くしっ。
[笑いかけながら話していると、くしゃみが出た]
大丈夫。ちょっと風邪気味なだけだよ。明日にはきっと治ってるさ。
驚かせてごめんな。
[くしゃみに耳を震わせた馬を気遣うように、鼻先を撫でる。
そうして彼の様子を確かめた後、寮に戻った]
―前日夜・自室―
対人戦…!?
ええっと、それは…。
[フレデリカから報告を受けて、目を大きく見開いた。ヴィンセントの顔を見れば、普段の彼からすれば珍しく驚いた表情。自分もきっと似たような顔になってるんだろうと思う]
リエヴル会長は普段は優しい、けど…戦闘はどうなんだろう…上級生だからきっとそれなりに慣れているだろうしな…。
[眉根を寄せて思案する。厩舎でのミヒャエルの言葉>>341から察するにキマイラはもっと危険な臭いがする、対人なぶんキマイラよりは危険は少ないのだろうか…いやどちらが危険だろうとフレデリカが受けることは本人が決めているし]
…どんな状況でも冷静にね。
たとえ力や技で敵わない相手でも、冷静に状況を見極めれば勝機が見えてくることってあるから。
[真面目な顔でそう伝えた]
―実技試験当日の朝・東寮食堂―
[>>313寮長の声に合わせていただきます。と声を出す。薬が効いたせいか、昨日良く食べたせいか体調は大分良くなっていた。>>334ヴィンセントが気遣わしげな言葉をかけてくれば]
はい、ありがとうございます。僕は馬術だからそれほど危険はない、と思うけど…
フレデリカは充分気をつけて。先輩も…整備中の事故も無いわけではないし。怪我しないでくださいね。
[食事を終えると、朝の薬を飲み試験に備えた]
―実技試験中―
風が、強いな…。
[平原を走らせながら顔を打つ風に顔を顰める。空を見ると、出たころよりも雲が多くなってきたように思う]
天気が崩れると大変だな。急ごう、ダッシャー。
[馬の腹を蹴り、速度を上げた]
[『天気が崩れるなら急がなければ。』
風が強く吹き、木々がざわめく音がその思いに拍車をかけ始める。
急ぐためには速く走らなければならない。上手くやらなければならない。失敗してはならない。
気持ちは焦りを生む。それはダッシャーにも伝わった様だった。
もともと気性の荒い彼の足並みが、いつもより幾分か速い事に気付くのが遅れた]
[中継地点にいた教官から、ダッシャーが疲れているようだと指摘された。
そのときになって初めて、ダッシャーも自分も息が上がっていることに気付く。ダッシャーに水を飲ませ、教官から「君も飲みなさい」と水を手渡される。
強制的に小時間の休憩を取らされ、折り返し地点を出た。]
…ごめんな、ダッシャー。
[山道を歩みながら、彼の喉を撫でる。
自分の至らなさが彼に無理をさせたことは明らかで。罪悪感に唇を噛んだ]
もう、急がなくていいから。
[平坦な道に出て走り出そうとする彼を、常歩になるよう抑える。
それでも気が逸るのか、ダッシャーは早駆け足で走ってくれた。
そうしてゴールに到着する。往路と復路でタイムはかなりの差があって、それは自身のペース配分能力の無さを露呈していた。
それでもそれなりのタイムを残せたのはダッシャーの健脚があったからこそで、彼に無理をさせたことに改めて落ち込んだ。
教官からも注意と助言を受け、馬房に戻るダッシャーの鼻を撫で、後姿を見送ると厩舎を後にした]
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