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―食堂―
[軽く食べられる物がいいかと思い、パンのショーケースを覗く。昼時を過ぎたそこには、選べるほど食べ物は残っていなかった。
*ロッケンブロート*とオレンジジュースを選び、会計すると空いている窓際の席に腰掛けた]
[ぼんやりと外を眺めながらロッケンブロートをちぎって口に運んでいる。
筆記試験が終わり、心なしか明るい表情を浮かべた生徒達が楽しげに会話しているのを見つめる。耳に入ってくるのは、試験が終わったら市街地へ行こうとか、楽しげな話題]
……。
[小さく溜息を漏らす。
同年代の友人達と遊びに行ったことはあまりない。体調を崩して迷惑をかけるのも嫌だったし、体調を崩せば実技の授業の結果に関わる]
羨ましいとは思わないが。
……。
[呟いた言葉は自分でも言い訳じみて聞こえた]
[ふと顔を上げると、>>42近くの席に座るダーフィトの姿が目に入った。同じ生徒会役員として彼のことは勿論知っていたが、外を眺めながら何か考え事をしているような様子に、声を掛けることはせず彼を見ていると]
…ふふ。
[何度となくパンを取り落とす姿に、自然に顔が緩んだ]
[>>59見ていた事を気付かれて、目を見開いた]
あ。こ、こんにちは。
[彼が手を振るのにつられて思わず自分も手を振るが、先輩にこれは失礼だと気付いて慌てて会釈した]
ダ、ダーフィト先輩。
…パン、落ちましたが…。
[>>65隣にやってきたダーフィトの言葉に、くすりと笑った]
…あったかいからといって転寝していると、風邪を引きますよ。
[それを照明するかのようにタイミング良く、ごほ、と咳が出て気恥ずかしさに俯くが]
そうですね。障害飛越か、エンデュランスを選ぼうかと。
…戦闘はあまり得意ではないし、それに…体調もあまり良くないので。
[すみません、と断って、もう一度咳き込んだ]
い、いえ。季節の変わり目は苦手で。試験前だし、気を使ってはいたのです、が…。
[ダーフィトの手が額に触れるとそれは自分の体温より幾分冷たく、その心地よさに目を細める。声に気遣うような色を感じ、申し訳なさと同時にくすぐったさも覚え]
その。…ありがとうございます
[お礼を言うと>>71渡されたコップを受け取り、一口飲む。咳き込んで荒れた喉が落ち着いて、小さく溜息を吐いた]
はい。天気良ければいいのですが…そればかりは中々、どうにもならないですね。
先輩はまだ決めかねているのですか?
[首を傾げて尋ねる]
昼間薬を飲み忘れてしまったので…飲めば、下がると思います。
…はい。ご心配ありがとうございます。
[頭を撫でられ、幾分照れながら礼を言う。続いた言葉に大きく目を見開いて]
う、馬に乗っている間にも寝てしまうのですか? それは…、それこそ、身体に何処か悪いところがあるのでは…。
医学書で、すぐ眠り込んでしまう病気もあると読んだことがあります。
一度医師に診てもらったほうが…。
[心配げに言い募る]
…???
[目の前に積み上げられていくシュークリームに目を丸くする。これは自分にくれるつもりなのだろうかとダーフィトの顔とシュークリームを見比べていたが]
禁止令…。
え、そ、それはかなり重症、なのでは…。
[いつも生徒会室で居眠りしていると思っていたが思っているより事は深刻そうな印象を受けて、若干青ざめた]
で、ですが。実技の授業でも危険なものは沢山あります。
症状が深刻なら…本当に、本当に医師にかかってください。
[もし平和ではなくなったら、とその言葉は飲み込んで]
[>>90ダーフィトの言葉に視線をそちらへやると]
……。
[>>93ホットケーキを頬張っているヒンメルに驚いた後、小さく会釈をする。その間にも>>96ホットケーキにフォークが突き立てられ、目を丸くしていた。]
あ。そうなんですね…。
…必要な時は、ちゃんと飲んでくださいね。本当に。
[>>100薬を持っている、という言葉に安堵の溜息を漏らす]
う。は、はい。
いただきます。
[自分の体調管理がなっていないのは確かで、ダーフィトの言葉にしゅんとすると、シュークリームを一つつまんで口に運ぶ]
美味しいです。
[カスタードの柔らかい甘さが身体に染みるようで小さく笑う]
[>>102ヒンメルの言葉に背中を伸ばして]
はい。ダーフィト先輩には生徒会でいつもお世話になってます。
シェットラント・マーロウです。
よろしくお願いします。
[頭を下げると]
あ、いえ。僕も甘い物は嫌いではないのですが…あまり量は食べられないので…。
ヒンメル先輩は、甘い物お好きなんですね…。
[感嘆の声を漏らした]
はい。
あの、…出すぎたこと言ってすみませんでした。
[自分の体調管理もなっていないのに、と思うと次第に気恥ずかしさが立って、目尻を赤くした。
誤魔化すようにシュークリームをもう一つ取ると、口に運び]
これ、本当に美味しいです。僕も次から買おうかな…。
あの。
…先輩こそ、心配してくださって、ありがとうございます。
[ぺこりと頭を下げた]
[シュークリームを咀嚼しながら、ダーフィトとヒンメルの間で交わされる会話を聞いていた>>105>>110>>115 普段からダーフィトが悪夢に魘されているかのような内容に、心配げな視線で彼を見るが]
あ、薬…。
[シュークリームを飲み込み、ポケットから油紙の包みを取り出す。開封して中の粉末を口に含むとコップの水で一気に流し込んだ]
……。
[その苦さに思わず顔を顰めた**]
―食堂―
命? そんなに。
[満面の笑みを浮かべるヒンメルに感心する。彼の視線が目の前のシュークリームに当てられているのに気付くと]
はい。でもこれ、本当に美味しかったです。
自分では買わないから、知りませんでした。
[そんな受け答えをしているうちに、カークとヒンメルのやり取りが始まる。ヒンメルの顔は幸せそうに見えて、本当にお菓子が好きなんだなと和んでいると、目の前のシュークリームがひとつ、ソマリの手に連れ去られていった>>154 会釈すると、取りやすいようにシュークリームを寄せたりしていた]
あ、ヴィンセント先輩。
[>>163やって来たのは寮のルームメイトの先輩だった。自分を気遣う言葉に、少し照れて俯く。
普段からさりげなく気遣ってくれる優しさは自分には勿体無く、くすぐったいものだった。
そうしていると>>178ダーフィトの言葉が聞こえて]
そうですね。
…あとひとつだけ、頂きます。
[そう言ってもう一つ、口に運んだ。
咀嚼しながら、ダーフィトとヴィンセント>>183の会話に耳を傾け、そういえば自分も普段より随分食べているし、なるほど『皆と居るとノリで食えちゃう』とはこういうことなのかと考えていた]
[ヒンメルのクッキーをダーフィトたちが食べているのを見れば自分もごく小さい欠片を貰ったりして]
…美味しい。
リエヴル会長が、好きそうな味だな…。
[そんな感想を抱きつつ、>>215>>221の会話には思わずごほごほと咳き込み、慌ててオレンジジュースを飲んでいた]
はい。わかりました。
[>>326 慌てた様子のヴィンセントがおかしくて、表情を緩ませると頷いた。
>>257現れたノトカーがヒンメルのホットケーキを奪おうとするのに目を丸くさせたりしつつ、オレンジジュースを飲み終われば、ダーフィトにシュークリームのお礼を言って席を立った]
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