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僕の、望み……。
[>>+16ステファンの視線を受け止め、彼の紡ぐ言葉を聞くと]
…ふふ、やっぱり君は優しい。自分以外の人のことを思ってあげている。
僕は、もっと自分勝手だよ。
…自分が死ぬために、戦争が起きてほしかったんだから。
[目を伏せて微笑む]
…胸の病でね。自分が長くないって分かっていたんだ。
家族にとって僕はお荷物だったから…せめて、軍人として死んでやろうって思って。
…自棄になってたのもあるかな。僕の大事な人は、みんな居なくなってしまったって思い込んでた。
少しは前向きに生きれば良かったかもしれない。そうすれば…少なくとも、フレデリカにはもう一度会えたのに…。
先輩だって、生きているかもしれないのに…。
[独り言のように呟く]
[>>+19「戦わなくて済む」その言葉とは裏腹に、苦い笑みを浮かべるステファンを見つめる]
…そうだね。
きっと…生きてる人間のほうが、ずっと辛い。
大事な人と戦うのは…。
だからさ。もしまたここに来る人がいたら…その時は、昔みたいに話せたらいいなって思うよ。
…本当は、来てくれないほうがいいんだけど。
[ステファンの心中は分からなかったが、先ほど彼が自分にしてくれたのと同じように、ステファンの肩をぽんと叩いた]
…お茶とか用意してみる?生徒会の時みたいに。
お菓子作りの名人もいるし…。
[冗談めかして笑い、傍のカークにちらりと視線を投げてみたりした]
[>>+10 聞き覚えのある声に振り返る]
……先生?
[着ている服が違えど、もふもふを愛でる姿は士官学校の時のシロウを用意に思い出させて、当時の呼び方が自然と口から出ていた]
ここにいらっしゃるってことは…
…先生もなんですね…。
[寂しげに笑うが、>>+18シロウが歩き出そうとした足を止めるのを見れば]
…どうしたんですか?
[きょとんと首を傾げた**]
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