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軍師 ジークムント が見物人として参加しました。
軍師 ジークムントは、見物人 を希望しました(他の人には見えません)。
― モアネット ―
[夕暮れの光が、オレンジ色に街を染めている。
その光の破片が窓から差し込んで、男の手元を照らし出した。
息をついて、顔を上げる。
もう随分と長い時間、こうして書類を相手に過ごしていた]
…ふう。
[目が乾いて、瞬きするとじんわりと痛む。
それに指先を当てて、目を閉ざした。
少しの間そうしてから、机上の硝子瓶へと手を伸ばす]
[瓶の中身は、色とりどりの飴である。
仕事の合間にと差し入れしてくれた人のを思う。
また怒られてしまうだろうか]
遠いな。
[ぽつと呟いた。
今はもう、戦いはない。解放戦争は終わった。
街は、国は活気を取り戻しつつある。
望んでいたはずの平和に不満はない。
不満はないが、ただ───時折、少し。少しだけ、]
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