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というか今回割とそんな感じだったよね、と。
すごくスローペースでじりじりやってたというか。
今更だけどはっきり告白っていう場面はないよねっていうか。
滲ませはあったけど。
[背にふっと落とされた熱は、降り始めの雪が溶け広がる様にじわりと沁み込んだ。続いて肩、首元からと、伝わる温度にくらり、陶酔する。
彼から熱を奪っている感覚にすら陥り始めたところでおもむろに離れ]
さて。今回の船旅も終わりだ。
今日まで本当に……楽しい時間を過ごさせてもらったよ。
またランタンの灯りが消えてゆくのは物寂しくもあるが。
[だが視線は決して離さない。眼に焼き付ける。
死へと往く絆を彼が持つのならこれは最後かも知れんとぽつり呟き]
君とまた会える日は来るのだろうかね?
――もしも、その日が来た時には。
次はこちらから声を掛け、同じように握手を求めよう。
[来るか分からぬ何時かへと、静かに思いを馳せた。眼前に再び舞い戻る犬――いや、青い鳥の姿はそこにあっただろうか]
[彼が存在している事実を直に伝える熱が、離れた箇所から瞬く間に失われていく。それが無性に寂しいが、言葉にはならずに全てを苦味を帯びた笑みに含めた]
そうだな、もう終わる、か。
……オレも、楽しかったわ。
たまたま譲り受けたチケットで、こんな豪華な船で過ごせて、イベントに参加出来て、色んな奴と出会えて――
[人を捉えずとも、向けられた視線へ交わせたホライゾンブルー。
空と海の境界色が、船上で過ごす彼の記憶に残る事を願う中、耳にした言葉]
………―――
[最後かもしれないと呟く声、再会の約束は仮定の上へ並べられた。ああ、と声を漏らす。肯定、感嘆、呆れ、それとも――どんな響きを以って彼に響いただろうか。はっ、と笑い声一つ上げ、話題を変えた]
そういや、オレの願い事聞いただろ。
こう見えても動物好きなんだよ、あんなのでも叶えてくれるなんてすげーよな。
[遠く聞こえた獣の声は、番いの狼達のものだろうか。目を閉じその光景を思い浮かべて、羨ましい、と少し思いながらに話を続ける]
ただ、一番最初に思い浮かんだのは違ってな。
止めたのは、これは頼むもんじゃねーなって思ったからなんだが。
[開かれた双眸は彼を捉え、にぃ、っと子供のような笑みを向けて]
「黒子さんがいる、船のチケット。
次のも、その次のも。
この先、オレが死ぬまで――全部欲しい」
[秘めていた願いは彼と共有する。そして一度首を振り]
……降って湧いた恩恵に甘んじて得るもんじゃない。
これは、オレ自身で手に入れたいもんだからな。
[また、手を伸ばす。ただ一つの迷いもなく彼の手を取って]
――必ず、会いに行く。
[空と海を湛えた青は穏やかに微笑む。探すまでもなく、既にその手の中にいるのだと知らせるように、強く握り締めた]
というか気付くとあと一時間で村終わってしまうのだがね。
再戦十一次会の件をどうするか話し忘れていたな。
[最後の可能性などと縁起でもない事を口走ったと思ったものだが。
後悔に浸る間もなく彼のからりと乾いた声で一笑に付された]
[何度目となるかもう分からない、
幾度も伸ばされたその手を握り返したならば。
彼の髪は以前より鮮やかなまるで青羽のようにも見えたであろうか]
……では、待っていようか。その日を。
動物を用意しても願った者がまず見なければ意味がないのでな。
ところで、だ。
会いにくるとは言うが。
こちらははまだ君に本当の名前すら教えていない。
[肩に手を掛け、ぐ、と耳元へ顔を近付けて]
私の名前は……――、 ――……
[耳打ちをする。脳に直接刻み込むように。声の、音の、自分の存在全てを溢すことなく彼だけに渡したかったがために]
[船を降りる少し前。話があるんだ、と招いた一等客室。一人で過ごすには広すぎるこの空間、もう一人招いてもやはり広いまま。余りに大きなクイーンサイズのベッドは、ただの一度使ったきりだ。さて、次に寝転がる機会に恵まれるのはいつの日のことか]
[じゃらり、じゃらりと鳴る袋。彼に見せたのは初めてだろう。彼にとっては天敵と言って差し支えなく、自身にとっては手離すことが出来ない相棒。机を挟んで向かいに座る彼へ]
安心してくれ、アンタを視る訳じゃねーから。
そーだな。強いて言うなら「状況」そのもの、を。
[そう告げて袋に差し入れた手、指先が文字を探る。かちゃりと石擦れ、取り出した一つを指で摘んで文字を見せる]
これがオレ。
A――アンサズ。口とか、信号とか、言葉を受け取る、なんつー意味。
こうやって石から視たものを言葉にするオレらしーだろ。
コミュニケーション、特に言葉を介するものも指すから、重要なもん。
特にアンタは分かり辛いんだしな。
[右腕を伸ばし、かたん、と机の上に置いた。また袋に手を差し入れて探る指]
次は、今までの状況、かね。
D――ダガズ。太陽。繰り返す日々。平穏とも言え、変化の無い毎日とも言える。
オレは、そーだな、近いかもな。毎日お気楽に過ごしてきたんでね。
アンタはどうだ?
[笑って問いかけながら、太陽が昇り、沈む――現状への変化を拒むルーンの表面を指でなぞって、アンサズの左隣に、こつりと音を鳴らして並べる。続く小石を袋から拾い上げて]
そして、今。
O――オシラ。故郷や土地、かな。過去を表すルーン。
自分の抱えた過去から、今を見つめ直す時、を表す。
何かを手放さなければならない。それが物であるか、感情であるか――分からないけどな。
[薄青の眼は向かう彼をちらと見て。その眼差しは彼の双眸を捉えただろうか。そのまま、ダガズの左隣へオシラを置く。鳴らす袋、取り出された新たな小石]
R――ラド。旅を表す。
ぴったりだよなー。本当、初めての経験だったわ、こんな豪華客船の旅なんて。
他にも、自体の急変、なんて意味もあるか。
二つの面、二つの要素、……二つのものが合わさって、起こる変化。
[旅を振り返るように目を細めて、宙に弾いた小石をその手でぱっと掴み、オシラの隣へと。じゃらり、じゃらり、石の音は止まず、次の文字を彼へと向ける]
E――エワズ。太陽を引く馬、だ。
同じ動きを繰り返す太陽へ、移動を、変化を促すもの。
一見ラドと似てるが、エワズは自らの意思を問う。
選択の時は来た、さあ選べ、ってな。
[笑みを浮かべたまま、オシラの隣に並べられるエワズ。視線が交ったことを願い、彼を見つめたまま六個目の小石を手に取って、身を乗り出しそっと手渡す]
U――ウルズ。進めと、踏み出せと示すもの。
例え何かを手放しても、新たなものを得るはずだと告げる。
[大きく息を吐いた。短く、されど万感を込めて]
……なあ、これは、アンタだ。
[笑みは鳴りを潜めた。表情はただ真摯な思いだけを湛えて]
人付き合いを避けた日々を過ごしてきたんだろう。
それを、手放してくれねーかな。
オレが、アンタの変化の切っ掛けとなれたなら。
……選んで欲しいんだ。
もう、アンタしか考えられないんだ。
……好きだよ、エドガー。……心から。
[焦がれ慕う感情を机に並べた男は、募る思いをアンサズに乗せて――]
誤字チェックの時間くらい惜しまなきゃよかった(バァン)
/* 村建ての時だろうと挨拶を用意し忘れるrohelineですどうも!
皆様、本当に参加ありがとうございました!
私自身がすごろく村初めてなので上手くいくものか非常に不安だったのですが、最後まで遊んでいただいて本当にありがとうございました。
少しでも「楽しい」と思ってもらえたならば。
それだけで嬉しいです。
では。次もまた一緒に遊んでくださいませ。
お疲れさまでした。 */
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