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[アリーセが収められたコクーンの傍ら。
毛玉のような生物を相手に、独り言を向けていれば]
――……煩いといってもだね。
いまの私は――、……待て、きみは。
[その音は、発せられたのは]
な、ん……、なに!?
[状況的に、どうみたって――アキレアが、いまの言葉を]
ただ、その逆ならば――、
[これが、本心なのか。何らの影響も、なかったのか。
それは――判らない。だとしても。
発端が何か別のものであったとしても――しかし]
薄めたスープのように数百年を生きるよりは、
煮詰めた数十年を生きたいとは――思ったがね。
[――とは、小さく笑ったか]
[――それがどうしてかは、男は未だに、知らぬこと。
事実、恋天使と呼ばれる種族の力がなければ、
長らく色恋を捨てて、研究に生きてきた男の心根を動かすことなど出来なかっただろう]
/*
クレメンスもキリングマシーンから思考が動いてないから、
同じ意味かといえば多少違うが、ここもやはりどうにかならんと話が動かないなぁ。
―Nルーム―
ふむ……つれないな、全く。
[アキレアの素っ気のなさ(>>+41)に、肩を竦める。
もっとも、アキレアが喋るだなどと聞いたことがなかったから、
ほんの二言三言でも会話らしきものが成立したというだけでも、
アキレアという種のなかでは、愛想がある個体なのかもしれないが。
そうした興味は尽きなかったが、しかし、いま優先すべきは、
アキレアに関する学術的好奇心を満足させることでは断じてない。
真理の追究より価値があることも、この宇宙には存在する。
それを思い出せたのだから、そうすべきだった。
まず彼女に会うことを、なによりも先に考えるべきだろう。
この死後の世界という中途半端な状態が、
いつまで続くかどうかさえも、定かではないのだから]
[――それにしたところで、どこを探したものだろうか。
アキレアのいう、最後に話していた場所――というのは、第2エリアだ。
ただ、第2エリアと一口にいっても、それなりには広い。
自分の部屋へと頼んだものを届けてくれる途中だったのなら、
第3エリア側から自分の部屋までの経路上のどこかだろうか。
そんなことを考えながら、Nルームを後にすれば――、
――あるいは、部屋を出た直ぐに。
船内を探して回る必要は、なかったかもしれない*]
/*
この時間帯で、狼2人とも、接触してた相手と別れるのん...?
カレルorヴィクトリアではない...のか。
ああ、襲撃先が今日も不安だ...
――……、アリーセ?
[――男が目にしたとき、彼女はどんな姿勢をしていただろうか。
いずれにせよ、部屋にも入らず、
何故にそんなところにと、疑問の色が混じった声になっただろうか]
こんなところで何を――……、
……いや、ともかく、無事で良かっ……、では、なかったな。
[言いかけ、自分たちの現在を思い返し、口ごもって]
……違う、ああ、そうではなくて。
なんといえばいいのかな……、……、
[気の利いた言葉も浮かばず、戸惑って]
まあ、ともかく……、
……どんなかたちにせよ、また会えて良かった。
[ぽろっと零れ出た言葉は、それだけに、きっと本音。
その場に他の誰かがいたとしても、同じ言葉を口にしたことだろう*]
/*
あとは殺し合い真っ只中の2人のほかは、
そりゃあまあ、カサンドラしかいないから、
狼2人とも仕切り直すのはカサンドラ襲撃目的以外にない...とは思うが。
しかし、そうと予定決めてたなら、
現在進行中の会話とは別に並列進行で、
もっと早めに襲撃意向を出しておくべきでだな...
正直、カサンドラは自分護衛からの返り討ちコースで、
ソマリ吊る流れにしても許される状況な気がいたします。
/*
と、いうか、おそらくロー・シェンがたぶんね。
カレル:襲いたくない
カサンドラ:襲いたくない
ヴィクトリア:襲いたくない(カレルに嫌われるので)
――という感じで、この状況になってる気がするのよね。
じゃなかったら、これまでと同じ、衝動を理由にして、
ソマリ→カレルかロー・シェン→ヴィクトリアを襲えばよかっただろうし。
明日の処刑がおそらくソマリだけど、
すると、以降の襲撃どうするつもりなんじゃろか。
あとは殺意の波動に目覚めたクレメンス先生だけだが...
赤2連で終わらすつもりかな?
/*
カサンドラから仕掛けたか――まあでも、これ正着な気がする。
狼側の襲撃表明を待っていたら、
もう襲撃前になにもできない時間帯だからなぁ...
だったら、主導権を握って展開をコントロールする...のは、正しいな。
明日にバトルが続くから、襲撃にせよ処刑にせよ、そこが中心になるし。
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