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帝国軍少佐 ウェルシュは、公国軍大尉 ベリアン を投票先に選びました。
― 学校跡・廊下 ―
[拘束もされずに連れて行かれるカサンドラ>>4:618を見て、ああやはりと思う。ジェフロイが甘いかどうかはさておき、一度生け捕りにした者を無為に殺す人ではないだろう。
利用する気か。ただ逃がすということはなかろうが]
……。
[あの時>>4:29彼女は命乞いはしようとしていなかった。
耳では聞こえなかった声、それではあたらない、という教官の言葉もそれを証明していたように思う。
彼女はどちらにも属して、どちらにも属さないのだろう。
軍人ではなく教官だった。そんなことを考えながら、互いに視線を外してすれ違った。それが戦場での別れとなる]
― 学校跡・教室 ―
[臨時の司令執務室となっている教室のドアの前で、取り替えてきた上着を軽く整える。
こんな時でも身なりを気にしなければいけないような習慣が一部に根強くあるのが帝国。良くも悪くも、古い国。
足は手当てを受け直すより報告を先としたので見目悪かったが、そこは自分でも目を瞑る。中にいるのが気にするような人でないので、簡単に諦めることが出来た]
カディーネ中尉。
……結局運ばせてしまったようで、申し訳なかった。
休ませてもらったから大丈夫だ。
[入室の許可を求めている間に、ダーフィトもやってきた。>>25
少し視線が泳ぐのは、担がれたのだろうなと思うからか、意地を張り通せなかったからか。
肯定と感謝を合わせて頭を軽く下げた顔は、やはり良いとは言えないものだった]
自分も中尉に賛成致します。
技官の処遇も決まったのであれば、一刻も早く立て直しを図り移動するべきかと。
ここは守る為の拠点ではなく、攻める為の拠点ですから。
中尉、アイゼンシュタイン少尉にはこちらでも伝えられる。
他の士官を優先的に。
[口添えれば了承が出ることとなっただろうか。
ミヒャエルとノトカーの一件もその間に聞くことが出来るだろうか。弱っていた代償として失った時間は、旧友の死を受け止めて悼む機会も失わせていた。
それは良かったのか悪かったのか。よく分からない**]
アイゼンシュタイン少尉。
司令部の方まで来て欲しい。
[通信傍受への警戒>>39は確かにあった。
ただ、この通信が齎すアドバンテージを切り捨てるには、被害も大きくなりすぎていた。
集合とは言わずに呼んだが、ここで話さないこと=会議となる可能性が大きいことは、傍受されていれば簡単に気づける範囲であったかもしれない**]
― 学校跡地・臨時執務室 ―
……はい、失礼します。
[座れと言われて>>109腰を下ろさせてもらう]
一人で歩ける程度には問題ありません。
馬も片足浮かせば乗れるかと。
休息も取りましたので、そこのお気遣いは無く。
[自在に動けはしないだろうが、行軍に付いて行くことは可能だと主張する。実際、自分より怪我の酷い兵士はいくらでもいた]
レイヴンウッド技官の件ですね。
あの場でラムスドルフ少佐に告げた通りです。私は方針決定の後、司令に呼ばれ別命を受けました。奪還ではなく処分をと。
奪還は容易でないものと思われ、また全面攻勢に出るとなればそちらに時間を割いている余裕もありませんでした。
しかし、ラウエンブルフ大佐もラムスドルフ少佐も技官とは浅からぬ縁をお持ちの上、通信を聞く限りでは生かしての奪回に執心しておられるようでしたので。士気の低下はさせず短時間で片をつける策として選ばれたようです。
私も同意見でした。
[リエヴルに責任を全て押し付けてしまっても良かったが、まだ疑惑が残っているので正直に伝える。
隠していても不和の種が増えるばかりだ]
敵の手にあるくらいならば、消してしまう方がいい。
不安の芽は早くから摘んでおくに越した事はないのですから。
間諜である可能性も捨て切れませんでした。
ラムスドルフ少佐は勘違いと言われましたが、フラウ=クスで奪回される時に違和感があったのが一つ。
公国側の動きも的確すぎたことが一つ。
フラウ=クスのような大掛かりな仕掛けを直接目にしながら、あまりにも怯みが少なかった。シロウ=ファーイーストが作戦概略を伝えただけでは、あそこまでの統率は取れなかろうと思われます。故に、他にも工兵関係の中に間諜の存在が疑われました。
また通信機の会話が一方的であったのが一つ。
技術の供与を目的とした奪取であればそうも粗略に扱いはしないでしょう。なのに聞こえてきたのはこちらを焦らせようとするような会話の断片。与えられる情報が少なければ、罠の可能性を考えても行かざるを得ない。
こうした点から疑わしいものと判断し、戦場に於いてそれを放置する危険の排除を優先しました。
ただ、それもみえみえでは後の士気低下を招きましょうから、乱戦に持ち込みその中での事故の形をとる予定でした。
……思うようにはなりませんでしたが。
短期決戦の上ではあそこで片をつける必要があると、単体でも動きました。結果は、ご存知の通りです。
[ここまでを一気に話すと、フゥと息をついて]
大佐は今も違うご意見のようですが。
技官はあくまでも攫われたものでありましたか?
[そうとは思えない、という顔でジェフロイの心情を推し量るようにじっと見た*]
/*
あ、士気低下させずに、を言ったのは自分だった。ミス。
リエヴル先輩、それは違うーてなってたらごめんなさいです。
さて、今日中に次の戦闘入れるのかなあ。入れないとコアずれてる人が辛いと思うので、頑張って巻きたい所存。
― 少し先の話/学校跡地・中庭 ―
[銃声が聞こえても、走れないので到着はジェフロイがカサンドラを抱え駆け出したのより後となってしまった。
最初から話してあった数人以外の部下にはカサンドラを「裏切り者」とだけ伝えてあった。細かく説明している時間もなかったからだが。
それを訂正していなかった結果の出来事に眉を寄せる。
傾いたベンチに残る色は、まだ、緋かった]
……いつまで呆けている。
[まだ銃を手にしたままの部下に近寄ると、頬を軽く張って意識を戻させる。若い兵だった。自分を誤魔化すことも知らないような、朝令暮改もある命令を追いかけるだけで精一杯の世代。
裏切り者と聞いたのに手の一つも縛られていない、それが不安だったのかもしれない。バレッタを付け直す仕草>>629すら怪しく思えてしまうほどに]
大佐が問わないと言われたのなら、この件でお前に責はない。
会議が終わればすぐに次の作戦へと入る可能性もある。
それまでに銃を整備して、意識を入れ替えて来い。
[やるべきことを与えてその場を去らせる。
遠巻きにしている者達に見えないよう、そっと溜息を吐いて。
救護室には向かわず出てきた教室へと戻った*]
― 学校跡地・臨時執務室 ―
あの件に関しては、ですよ。
御本人がそう仰っていました。
[密かに呼ばれた時の会話>>2:324を思い出して小さく訂正を入れる。>>155
確かにリエヴルは滅多に他人を信用したりしない人だった。だからこそ自分が呼ばれたのだと思う。一部の例外を除いて一定の距離を置いていた自分なら、感情を横に置いて切り捨てられると思われて。そして実際、そう動いたのだから]
敵の手にある時点で確証など得ようがありません。
それを残すような人物ならもっと早くに何か気がつけている。
……いえ、この部分は堂々巡りでしょうからやめましょう。
結局は優先順をどう置いたか。そういう話です。
[睫を伏せて一度目を逸らし、それから金色を見据え直して問いを投げた]
[正面からぶつかり合う視線。息の詰まるような沈黙が流れる]
……やはりそうでしたか。
[推測が確信となっても、態度は変わらなかった。
証拠品>>156が取り出されれば軽く目を眇めはしたが]
お借りしても?
[手を出して、渡してもらえたなら簡単にそれを確認し、すぐ返す。
どうやら自分の知る技術とは異なるものが使われているようだ]
取り上げたからといって安心は出来ませんね。
[閉じられた瞳>>157を再びじっと見上げながら]
……しかしそうであるならば、公国側の情報源としても有用となりますか。ゆっくり尋問している暇などありませんが。
[譲歩するように、そう言った]
甘いとは思います。
ですが、お言葉それぞれに理はあります。
一番確実で一番楽なのはどの方法か。
自身の不利益を理解された上での命令ならば否定致しません。
[感情を殺しているからこそ、より感情を感じる言葉というのもあるものなのだな、と。
静かな声音の願い>>158を聞き、下を向く顔を見て思う]
それにラムスドルフ少佐をあそこまで傷つけたのは私の失態です。
それを取り返せるのなら、私自身の信の在り処はさておき、十分に利用すれば宜しいかと。
[けれどここで薄い共感を表しても、逆にジェフロイも納得できまい。>>159
敢えて利だけを求める言い方をして、薄く笑った]
了解しました。
ではこちらからは情の寄らないだろう者を回します。
大佐の命もそのままに伝えておきますので。
[それが暴走に繋がるほど、命じた者が疲弊してると気づけなかったのを後で悔いることになるが。
この時は命令をそのままに受け、指示を出すために一度部屋を出ようとした*]
― 学校跡地・臨時執務室 ―
[ソマリ達がやってくれば、軽く目礼を送って。
戦死者の報告を聞きながら睫を伏せた。
ノトカーの話はこの直前に副官から聞いた。ミヒャエルがやってきていたということも。彼が何のためにここまで来たのかは分からない。
そこは倒れてはいけない時に倒れていたら終わってしまっていた。自分がノトカーを撃ったことも、微妙に薄れているところがあるらしい。触れないのが徳ですねと副官に言われた。
カサンドラのことも、どの隊の兵であったかは告げられなかった。どちらも士気を維持するためには当然の運び。だが。
自らの内に沈めておく真実は、時に重たく圧し掛かってくる]
― 学校跡地・臨時執務室 ―
自分もイェーガー大尉と同じように思います。
元よりこの学校跡地は防衛に向かないと分かった上での移動。
敵もそろそろ次の補給を得られる頃でしょう。大型の火器を持ち出されでもしたら、後退しても堪え切れるか不明です。
[伏せていた目を上げる]
私の隊も、斥候に出してる残りが2割の損傷を受けております。
それでも進軍継続が戦術的勝利を得るには必要かと思います。
大掛かりな動きを察知すれば敵将も前に出てきましょう。そこを幾つか欠けさせることが出来れば、敵の士気を下げられる。
前者をクリアするなら、狙いはこちらの方が宜しいかと。
[つまりは、更に旧友を屠ることで得られる勝利の掴み方、だった]
/*
ディークメモ>
実は今それを進言しようかと書いてたところでした。
(兵器で河を…)
でも大佐が言うのを待った方がいいかな、と思ったので少し待機してみます。
ジェフロイ先輩、作戦とか全部押し付ける形になっててごめんなさい。二人での会話に、そこも挟んでおけば良かったかも…!
私もあまり戦略図は浮かべられてないのですがorz
/*
あれ、自分の投下発言を見ていたら。
これじゃ橋を強行突破しようって言ってるみたいですよね。
まあそれもありかもしれない、ですけれど。
敵将引きずり出すというのは達成できるはず。
それは策にもなってない!というところはもう。
バトルは好きでも、大戦略とか苦手な人なのでお察し下さい(汗
そしてダーフィトの丁寧な拾い方を見て。
巻こうとまた焦っている自分がいるのを発見する次第。
急がば回れかもしれないのに、すみません…。
― 学校跡地・臨時執務室 ―
明後日……。
[ジェフロイの補足>>240を受けて、ソマリとダーフィトの方を窺った。補給の頻度などは彼らの方が詳しいだろう]
いえ。間に合いそうならそれに越したことはありません。
あれは我が軍の圧倒的なアドバンテージですから。
[眉根を寄せるジェフロイ>>241に、ゆるく首を振る。
完全否定しているわけではないのだと]
渡河も今のままではポイントを絞られていると思います。
カディーネ中尉の所では遭遇戦もあったようですし。
[言いながら、自分も考えを纏めるため下唇に指を添える]
― 学校跡地・臨時執務室 ―
[会議ではこれまでそうしてきたように、誰かの意見を聞いてからそこに自らの意見を添えてゆく形だった]
カディーネ中尉の提案された作戦も悪くないかと。
幸い、ここは水に囲まれた地。魔方陣を利用したあの道具を使う現地としては不利ですが、逆に言えば水は豊富にある。
火矢の応酬そのものに対する備えは、此方の方が若干有利となるはずです。
後にここの残骸の利用を諦めて人的防護を優先に応戦すれば、数日内ならどうにか耐えられるものではないかと。
それより後に、届いた魔具を利用しての殲滅を狙う……。
[ソマリの発想>>252に、ヴィンセントを見た]
/*
疑問なのは、数日後にするにしても作戦決まってないと動けなくないですか?という部分だったのですが。
魔具届いた!これ使って派手にいっちょやろう!で最後までノンストップGoするのもありなのかなとも思えてきました。
違ってたら人の流れについてくのを頑張るとして。
あと、大型火器って前線拠点に据えられるのでしたっけ?
やっぱりそこまで攻め込みはしなければいけなかったのかもしれない。ジェフロイ、重ねて余計なことごめんなさい。
帝国軍少佐 ウェルシュは、少尉 フレデリカ を投票先に選びました。
― 学校跡地・臨時執務室 ―
アイゼンシュタイン少尉。
その3つは連用前提で用意されているものでしょうか。
[視線を向けて、ヴィンセント>>238に尋ねる]
イェーガー大尉の質問にも通じますが。
もし「放熱」単独で川を一時的にでも干上がらせる事ができれば、特定ポイント以外から渡河するも可能にならないかと思いまして。
前に使われた「風」「放熱」の組み合わせによる嵐は、それこそ大量の海水がなければ出来ないものだったかと記憶しております。
「火」と「風」は、敵本陣攻略の際に使えればより効果的ではなかろうかと。
[ソマリ>>252やジェフロイ>>261にも向けて、最新の魔器事情には詳しくなくなってしまったが久しぶりに魔器の効果を頭の中で展開しながら考えを口にした。
最後のは火を風で煽るイメージなのだが、具体的にどうなるかはそれこそ専門家の意見を仰ぎたかった*]
― 帝国側・会議中 ―
ありがとうございます。
浅瀬でなくとも、簡易堰を作るなりして範囲を限定した上で使用できればと思ったのですが。干上がらせきらなかった時の考慮が足りませんでしたね。
水をギリギリ飛ばせたとしても、熱泥の上を渡らせるわけにはいかない。木材の用意は……盾として消耗した後だと難しいか。
[ヴィンセントの意見>>28を聞き、後半は半分以上自分の思考に沈んでの具申とまではならない意見だった]
そうでしたか。
それでは想定がされていなくとも再調整はできませんね。
届いた形からどう活用するか。
[運用についても教えられ>>286、小さく溜息を吐く。
カサンドラの協力が得られない以上、という言葉は飲み込んだ。それは疑いを消すことが出来ず、部下の行動予測も出来なかった自分の言える言葉ではない]
工兵隊とアイゼンシュタイン少尉頼りになりますね。
[旧友の能力を高く評価すると同時、負担が集中するだろうことを少しだけ申し訳なく思う感情が僅かに漏れた*]
― 帝国側・会議中 ―
[魔具の方の思考から、火矢を用いた一時防衛に思考を移そうとしたところで、ソマリの発言>>275が出た。
確かにソマリなら十分に率いれるだろう。かつての寮長としての優秀さを知っている。何よりリエヴルが倒れた時も彼の統率力>>4:143が物を言ったと聞いている。
不安なのは彼の怪我の深さだが、そんなことを言っていられる状況でもなかった。
そして出てきた名前>>281に、ああなるほど、と、理解する]
……イェーガー大尉を支持します。
竜騎兵隊は、戦力だけでなくその機動力でも脅威です。
工兵隊が確認に出る際にも、陽動的にその動きを抑えておくなど出来れば有効な手となりましょう。
[ダーフィトも突然のことで驚いてるように見えた。
頭痛を堪えるような仕草>>288に僅か苦笑が滲んだ*]
― 学校跡地・臨時執務室 ―
渡河ポイントについては、斥候隊から受けた報告からも大体。
そう、公国側もここの地形に疎くはない。
こちらも警戒はしておきます。
[ヴィンセント>>402に応えながら、別動隊ともなれるよう部隊を動かしておく意思を表明して]
ああ、通信については。
こうして集まれる間は当然用心を優先すべきですが。
戦端が開かれてからは、適宜利用すべきと思います。
要は敵が反応できるよりも前に、こちらが連携して動いてしまえばいいのですから。
敵の動きが変わった時だけ共有するのでもいい。
こちらと同数、あるいはそれ以上に傍受端末が用意できているとは思えません。伝達速度のアドバンテージは放棄すべきでないかと。
[大体纏まったところで>>419少し大胆な意見も上げておいた。
そして準備が進んでいった二日後、魔器は到着した*]
帝国軍少佐 ウェルシュは、帝国軍少尉 ヴィンセント を能力(襲う)の対象に選びました。
(そういえば)
[ソマリの異動を支持した後で、ふと思う]
(言えなくなったな)
[覚悟を固めて向かう朋友に、余計な情報は邪魔となるから]
(最悪となって生き残ったら大佐に打ち明けるか)
(敵将と取引しても……応じてくれる相手がいればいいが)
[いつになく、不安が表近くまで上がってきていたらしい。
弱気だと一度は深く沈めたが、消えずにそのまま残る……]
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