人狼物語−薔薇の下国


86 銀嵐の獄 ―人狼BBSでカオス編成RP村3―

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【見】 【墓】 旅人 ニコラス

― 数年前の回想・森の中 ―

[あなたは、 だあれ? >>3:+80
届いた聲にそっと瞼を下げた。

泣くだけだった赤子が、こうして人の言葉を紡げる。
それは一重に今の生活の賜物ではあった。]

 …………

[ヴァイオリンを構え、弓で四弦を巧みに震わせる。
木製の楽器から音となって溢れ出す優しい音色。

それは翼を有するものを寄せ付ける五線譜となる。
男が望まずとも野鳥達は集まり、男の周囲に寄り添う。

背中から一対の羽根が生えた。
少女の生えたてのものとは異なり>>3:+77
漆黒の羽根は蝙蝠や悪魔を連想させるように大きい。]

(+5) 2013/11/09(Sat) 12:53:03

【見】 【墓】 旅人 ニコラス

[あの子もこの羽根が生えているのか。

環境が洗練された場所であるのならば、
己のような禍々しい羽根を生やさずに済むのではないか。

 ―――]

(+6) 2013/11/09(Sat) 12:54:44

【見】 【墓】 旅人 ニコラス

― ずっと昔の ―

[少女が生を受けるよりもうんと前の事。
男はまだ少年と呼ばれる年の頃。

小石を投げられた。
隠す方法を知らぬ背中に小さな塊が投げつけられる。
そこには黒い翼が生えていた。

禍々しきものを意味するこの翼が。
幼い体躯には不釣り合いな其れ。
大きく伸びる一対が存在を誇張している


小石の量は最初はひとつ。
そうしてふたつ。

投げる手が増えるほど、石の雨として背に、頭に。そして羽根に
鋭い痛みと、それを凌駕する鋭い悲しみとなって降り注ぐ]

(+7) 2013/11/09(Sat) 13:00:08

【見】 【墓】 旅人 ニコラス


あいつは悪魔だ
 ――死ね、化物
                この村から出て行け

   化物は出て行け――

[鋭い悪意は尽きる事が無い。
 皮膚を破り、羽根を散らす程の痛みよりも

今まで普通に接していた友人達が、大人たちが。
 己を化物だと罵る現実に心が痛む]

(+8) 2013/11/09(Sat) 13:04:20

【見】 【墓】 旅人 ニコラス



[住み慣れた地から飛び放つ一対の黒い鳥。
 それを人は、天魔と呼んだ。

 天空を害する魔物。 人とは相いれぬ存在 *]

.

(+9) 2013/11/09(Sat) 13:06:33

【見】 【墓】 旅人 ニコラス

                                

      ― 数年前の回想・森の中 ―

     ――― 俺は、お前と同じものだよ。*

                                

(+10) 2013/11/09(Sat) 13:09:25

【見】 【墓】 旅人 ニコラス

― 10年以上前・新緑の村 ―

[新緑のマントの下からころりとしたひとつの卵を取る。
母親が残した忘れ形見。

中で息づく静なるいのちは孵る事なく男の傍にある。]

母さんが死んでしまったから、
お前は出てこれないのか?

[テーブルの上にひとつの命を置き、優しく指先で触れる。

母親の代わりにはなれないが、見守る目にはなれる筈。
撫でれば温かい感触がそこにあった。]

(+11) 2013/11/09(Sat) 13:18:13

【見】 【墓】 旅人 ニコラス




 俺をひとりにしないでくれ。
 お前に会いたい

[何十年も口にする事の無かった情への渇望。
届くことの無い聲が、届いたのだろうか。

ひとつの卵は、次第にマントの内で隠せぬ程大きく育つ*]

(+12) 2013/11/09(Sat) 13:18:36

【見】 【墓】 旅人 ニコラス

[神に祈るように手を組み、男を見上げるふたつの瞳>>+3
この雪原の中に存在するには、少女は酷く薄着だった。]

 ……そう、か

[見える、聞こえる。
己の同胞を前にして、視認されなかったこの姿。

 それが見えるという事は、すなわち――]


    ………どうして、死んでしまったんだ


[天魔は人狼に食われる存在ではない。
どんなに獰猛な牙を突き立てられようと、肉を貫けない。

彼らの牙に鈍い痛みを残すだけ]

(+13) 2013/11/09(Sat) 13:21:29

【見】 【墓】 旅人 ニコラス

[処刑されたのだろうか。

こんな幼き子を縄で縛って?
或いはナイフで細い頚動脈を断って?

それとも ――]


[あの神父が傍に居ながら、何故。

人など信用するべきでは無い。
そんな事は分かっていた筈なのに。

己を裏切った人狼は、親友であったじゃないか。
なのに告発をしたじゃないか。


 ――誰も信じるべきでは無いと、分かっていた癖に、]

(+14) 2013/11/09(Sat) 13:24:33

【見】 【墓】 旅人 ニコラス

 ――― !

[>>+4
男の怒りが小さき少女にも伝わってしまったようだ。
躊躇いがちに伸ばされた震える手をしっかりと掴む。]

 …………。
 お前を死なせてしまった俺に、怒りを。

[少女の細い体躯を抱き上げて、漆黒のマントの内側へ包む。
あやすように、温度を与えるように。
それでも少女の身体が壊れぬように、力加減は見誤らず。

赤子であった少女を抱いたあの寒空の日の時のように、
しっかりと抱きしめた。]

(+15) 2013/11/09(Sat) 13:29:05

【見】 【墓】 旅人 ニコラス

     迎えに来たよ、俺のリーザ

[卵が次第に大きくなって、
男は畏怖を身に抱いた。

少女に己と同じ悪魔を彷彿とさせる羽根が
どうか生えずに居て欲しいと願ったあの日。

生えたての羽根は灰色で、羽毛のようなものだった。


どうか石を投げられずに居てほしい
どうか隣人に愛される存在で居てほしいと。

小さき命が幸福に包まれてくれるように、
そう願いながら礼拝堂の表扉の前に、少女を託したのだ]

(+16) 2013/11/09(Sat) 13:33:11

【見】 【墓】 旅人 ニコラス



[白い雪の中、

男の広い背から黒い羽根が



モノクロの世界を一層深くするように、*咲いた*]

.

(+17) 2013/11/09(Sat) 13:36:24

【見】旅人 ニコラス、メモを貼った。

2013/11/09(Sat) 13:43:50

【見】 【墓】 旅人 ニコラス

[雪道を歩いても男の自重で足跡が残ることはない。
残った所でこの吹雪の中ではかき消されてしまうだろうが。]

 ………?

[>>+20
此方へ向かって進むひとつの影が見えた。
リーザは其方へ向かいたいと乞うたか、
男は少女を抱いた侭、影の方へと向かって歩を進める]

(+21) 2013/11/09(Sat) 15:21:54

【見】 【墓】 旅人 ニコラス

 生者か死者か。
 こちらが見えているのなら死んでいるのか

[問いながら、寒さを耐えている男を長駆からの一望で見下ろす。

例え此方の聲が届かずとも、異様さは伝わるだろう。


黒い衣に身を包んだ男に抱かれる少女。
男の背には悪魔を彷彿とさせる黒く長い羽根が生えている

宛ら、か弱き少女を誘拐する魔の者にも*見えようか*]

(+22) 2013/11/09(Sat) 15:25:30

【見】旅人 ニコラス、メモを貼った。

2013/11/09(Sat) 15:27:55

【見】 【墓】 旅人 ニコラス


 ………口が利けないのか

[>>+25>>+26
物言わんとする唇の動きは戦慄いており、
男には何を伝えようとしているかは読み取れない。

感情の光篭らぬマルベリーの目で行商人を見下ろす。
黒い毛纏う人狼の臭いはしない。

恐らくはヒトなのだろうと暗い双眸を下げた侭]

 食われた人間か、
 それとも。

[リーザが処刑を受けたのならば
この男も加担しているのか>>+28


怒気の色灯る両目は漸く忘れかけた感情を孕んだ]

(+32) 2013/11/09(Sat) 18:53:46

【見】 【墓】 旅人 ニコラス

 ………返せ?

[>>+29>>+30
漸く口の動きを伴った聲が響いてくる。
随分と濁りを帯びた上に、緩慢な速度で降りてきたが。

濁った聲は生者の其れではなく、
或いは死者の其れでもない。

頭の中に響く震えた声音は恐らく彼が生前発している其れよりも
一オクターブは高い。緊張を意味しているのか]

(+33) 2013/11/09(Sat) 18:57:15

【見】 【墓】 旅人 ニコラス


 お前が代わりに、  ――どうするって?

[少女の細い背を左腕で抱きしめた侭、右腕を伸ばす。
黒衣に包まれた腕の先、五指は冷えた色を保っていた。

まともな音声を空気に発せていない男の首を掴む。
触れた頚動脈の血管は最早脈を打っておらず。

生者では無いという結論に至るのは容易いこと。]

(+34) 2013/11/09(Sat) 19:00:40

【見】 【墓】 旅人 ニコラス

[指先に力を込めてゆく。
立てた爪は容赦なくその喉から息を奪い。

そも、呼吸などする必要が無いのだけれども。
冷えを身に受けるようならば、苦しいだろう。]


……?

[彼が手にしているブランケットが揺れる>>+31
それを少女の方へ向けようとする手の動きも。

 呼吸を奪いながら、暫し頭を回転させて―― ]

(+35) 2013/11/09(Sat) 19:06:26

【見】 【墓】 旅人 ニコラス


…… それをリーザに?

[首を絞められた事への抵抗はあったか。
伸ばした指を離す代わりに、少女への抱擁を緩めさせ。

一度雪面に立たせてやり、彼女の身体を自由にした。]

 …待ってる?

[冷たい響きを帯びた聲は冷えた息と共に空へと浮いた。

濁った聲は男の種が使う念話にも似ていた。
試しに意識して、マルベリーの聲を紡ぎ]

(+38) 2013/11/09(Sat) 19:11:26

【見】 【墓】 旅人 ニコラス

                                

  こんなか弱い子供一人守れない人間共が、
  “待っている”だと?

                                

(+39) 2013/11/09(Sat) 19:12:49

【見】 【墓】 旅人 ニコラス


[冷えた声音は目の前の男の意識にどろりと浸透してゆく。


 自然と口端は *弧を描いていた*]

(+40) 2013/11/09(Sat) 19:15:05

【見】旅人 ニコラス、メモを貼った。

2013/11/09(Sat) 19:17:34

【見】 【独】 旅人 ニコラス

/*
すまんなヤンスト村終わらないとコア持てる予感がしない

(-93) 2013/11/09(Sat) 19:28:22

【見】 【独】 旅人 ニコラス

/*
え?窓ないの?

(-95) 2013/11/09(Sat) 19:39:04

【見】 【独】 旅人 ニコラス

/*
うん、それに賛成だ!>レジーナ
なんだこの自白祭りはwwwwwwwwww

狼側のヒントが足りないというわけでもないよね?
よくログが追えてないからさっぱりだけども

(-214) 2013/11/10(Sun) 14:39:46

【見】旅人 ニコラス、メモを貼った。

2013/11/10(Sun) 22:58:44

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