565 【SF＆BBS風人狼騒動RP村】Sleeping Silver Sheep ④ ～ 銀色羊は＂狼月の村”の夢を見るか ～
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
【見】 【墓】 イベントコンシェルジュ ルージュ
――第１エリア・医療処置室の一角――
[目が覚めればそこは見知らぬ天井……とはなんのフィクションの一節だったか。
『そんなどうでもいいこと....それより....』
現実感を喪失している感覚。
まるで『村』からのログアウトのような……。
『そうか……私……………』
目眩とともに倒れたのだった。
『騒動を起こす側に、なっちゃったかも……』
憂鬱さとともに、目眩といえば、と自室でも目眩のようなものを感じた>>0:194ことを思い出す。
同じ症状かはわからない。
疲れや緊張などはあるだろうが、今回のは....
『う……』
思い出し、また気分の悪化が感じられる。
『でも……ただ寝ているわけにはいかない……』
思考を回し始める。
幸い、今は近くに医師も看護師も、付き添いで社の人間もいなさそう。
コンシェルジュの職務からも離れられるかもしれない（これは不幸中の幸い）。
『村』で、この船で何が起きているのか、ゼラト氏の思惑そして――ロム・レム王国の紋章の意味は――]**
【見】 【墓】 イベントコンシェルジュ ルージュ
―― 第１エリア・医務室にて：黙考――
[まだ明瞭としない意識だが、それでも覚醒を促すよう考え続ける。
さきほどまでは、編成プログラムの異常を、何者かによる妨害だと考えていた。
けれど、異常ではあってもプログラム――『人狼騒動』――そのものはその改められた編成に従って問題なく進行しているようだった
（メイン・サロンのホロ・モニターのようには村内をモニタはできないが、ゼラト・ゲームズ社員用のネットワーク・チャネルなどのチャットなどから様子はほぼリアルタイムで確認できた）
単なる妨害目的なら、こんな中途半端な干渉で済ますだろうか。
異常自体はこれまでに開発メンバーたちが気づけないほど高度な手段だったろう。
よほど技術などに自身のある人物の犯行と思える。
けれど、実際に異常が確認できれば、そこから犯行の手口や犯人の正体を探る動きに当然繋がっていく。
完全犯罪が可能とすれば、それは犯罪が起きたことを発覚させないことが最も確実。
けれど、今回のそれは、明らかに異常を見せつけている。
そう、パフォーマンスだ。
そのリスクを負ってでも、このテストプレイに問題が起きたことを内外に見せつけるパフォーマンス………。]
【見】 【墓】 イベントコンシェルジュ ルージュ
[外部犯なら、パフォーマンスの目的は……
『村』の安全性の欠陥をアピールすることのほかには考えづらい。
そこから大体的な犯行声明をするなど、『村』や社を貶めるような行為が見られるはず。
あるいは、『村』の欠陥を理由に社を脅迫して利益を得るような目的なら、そもそもテストプレイ前に秘密裏に行ったほうが効果があるだろう――『このゲームの『穴』をテストプレイでバラされたくなければ』――のような。
ううん……犯人の目的が見えてこない。一般的な犯罪のように考えると、犯人の行動と目的に矛盾をきたしてしまうように思える。
何か、もっと一般的に想像のつかない目的が……？]
【見】 【墓】 イベントコンシェルジュ ルージュ
[外部犯だとしたら非常に困難な手段を取りながら、想像もつかない目的のために動いている、のだろうか。
それに対して社は、ゼラト氏は、事実上沈黙していることになる。
なぜ？
１．犯人の脅迫などによりテストプレイ続行を強要されている。
２．犯人をあえて泳がせている。
３．犯人とゼラト氏は協力・共犯関係にある。
すぐに思いつくのはこのくらい。
１．はありそうだが、やはり堂々と異常を起こしておいて続行を強行し、この後の大きな目的のためテストプレイを続けてることに……大胆すぎる気はするが、目的次第か……？
２．はちょっと考えづらい…あるとすれば、すでに警察のような組織が事前にゼラト氏と協力関係にあって、このテストプレイははじめから捕物騒動の舞台だったってこと。
ドラマティックではあるが、それだけに現実味がない。
あるいはゼラト氏は犯人やその目的に心当たりがあり、それで『村』が、社に危険が及ぶリスクを取ってでも、犯人の次の手を待っている…？
これと、３．のケースだと、もう外部犯・内部犯の境界があやふやになってきそう
社内の人間でないにせよ、ゼラト氏との面識はあると思っていい。
……そもそも、社内の人間でもゼラト氏という人物をよく知る人間がどれだけいるんだろう。
今更その点に思い至り、身震いする。]
【見】 【墓】 イベントコンシェルジュ ルージュ
[『犯人』、ととりあえず呼んでいるが、単独犯であるとは限らないだろう。
例え実行犯が一人でも、複数人のバックアップなしに犯罪行為が可能なのか。
――いや、犯罪と言っても現状は威力業務妨害、そのためのサイバー犯罪の類に留まっている。
（犯罪には違いないけど）
やっぱり目的が見えない。
ハッカー集団の声明などが出たりするんだろうか……そもそもワープ航法中で外界から閉ざされた船内では、得られる情報が限られすぎてる。
ただ、やっぱり……この『事件』は、この場での突発的な事故や、テストプレイで発覚した『村』の不具合なんかじゃなく、起こるべくしておきたこと、その可能性が高いのでは……。
今、同様に、あるいはそれに近い考えを持っている人がどれだけいるのか……。
このテストプレイは、航海は、無事に終わるのか――医療ベッドのカーテンの向こうを思いやる。]*
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
フィルタ
生存者 (4)
犠牲者 (5)
★★処刑者 (5)
★
★★★突然死者 (0)
見物人 (0)
退去者 (11)
★★★★★★★