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最初に、村のルール上はどうかという点。
これは村建てさんの見解がすべてだし、私もあの見解に同意している。
襲撃は人狼が有する能力であるし、
フラグがあろうがなかろうが、仮にロールさえ伴わずに襲撃しても、
明確に禁止されていない以上は、ルール上は問題ない行為であるのは確かだ。
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ただ、"禁止ではない"――という、それだけの話だとも、私は思う。
一々そんなことまで禁止事項として明記しているRP村はそうそうない。
進行に影響を与えるアクションにはロールが伴うというのは、
RP村である以上は、ルールに明記する必要のない、前提レベルの内容だからね。
たとえば、実際に襲撃による死者が発生していて、
誰ひとり襲撃ロールをしないという状況は起きないだろうし、
なんの説明もなく占師が狼を告発するということも起こらない。
なので、本件についてはルールの問題ではなく、
マナーとか配慮についての話になるというのが、前置きだね。
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それでは具体的な内容に入るとして。
まず全体としてみた場合、村建てさん見解にもあるとおり、
一方的に狼側に責があるわけではない、というのは確かなのね。
積極的に死亡フラグを建てにいく村側がいなかった、このロー・シェンの指摘はそのとおり。
バトルRP村あたりだとフラグ争奪戦になる場合もあるけれど、
まあ、これは恋愛要素というか、強縁故が多かったからというのもあるのかな。
もっとも、フラグなしの襲撃というのが今回の問題そのものなので、これは狼側も同様。
フラグ不足という部分については、両陣営で共有すべき反省点だろうなあとは、私は思う。
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加えて、3dの襲撃についていえば、人狼側にも予定外であっただろうことは理解できる。
3d前半日の早い段階から、オズワルドがヴィクトリアにフラグを向けていたからね。
それ以外にフラグらしきものはなかったから、(強いていえばロー→セルウィン?)
そのオズワルドを早い時間帯から落としにかかられたなら、そらまあ、予定が狂っただろうな。
仮にオズワルドが落ちるとしても、オズワルドが襲撃済ませたあとだと思っていただろうからね。
あとまあ、吊り先については、スノウ(と、ドロイド)による強制隔離があるので、
フラグ云々はともかく、スノウの発表前に無理をして落としにいく必要は薄い。
吊=強制隔離という点については、事前説明がある全員の共通認識なので、
吊り先になった場合どう対応するか、というのはある程度は準備が出来ているはずだからね。
なので、他に吊フラグを〜という理由でのクレメンスの強襲は、いささか気が早すぎたとは思う。
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さて、狼側の対応が拙くなってくるのは、この辺りからなんだね。
クレメンス→オズワルドの殺意は、3d前半日の段階で既に出ていて。
後半の18時前には既に、強制隔離宣告がロールとして出ていたわけだ。
是非はともかくとして、この時点でオズワルドが襲撃役になる余裕がないのは明らかだ。
クレメンスを返り討ち(or相討ち)か、
割って入ったセルウィンを誤って、という選択肢があるくらいかな。
で、それじゃあ、その状況で他の狼はどうしたといえばだ。
クレメンス→オズワルドが確定した時点では、
ソマリにせよロー・シェンにせよ時系列的にはフリーだったのに、
ソマリは誰もいない(≒襲撃行為が不可能な)死体置き場に向かったし、
ロー・シェンはよりによって、上述のセルウィンを呼び留めて拘束してしまう。
しかも、その話の内容といえば、場合によってはセルウィンを殺すというものだ。
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そりゃあ、誰もそこからフラグを建てようとはしないさ。
フラグを建てたって、襲いにくる狼が物理的にいないからね。
その前提で話を進めるのが、むしろ自然なわけだよ、狼以外にしてみればね。
当初予定(オズワルド襲撃役)が崩れた段階で、他2名が特に対応しなかったのと、
サロンに狂人含めて赤側3人が団子になってしまったのは、これは狼側の拙かった点だね。
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オズワルドとクレメンスが揉めるのは前日から判っていたのに、
なんでまたロー・シェンは、そこへわざわざ団子になりにいった上に、
狼の代わりに死のうとしていたらしき狂人に絡みに行ってしまったのか。
「PC達が固まりすぎたり、現場に集合しすぎたりすると、バトルやキリングや襲撃等がやり難くなったり――」
とWikiにもあるように、これはいささか判断ミスだったろう。
もちろん、その目的が両者の仲裁あるいは殺害阻止、
もしくはクレメンスかセルウィンを殺すためならまだ判るのだけども。
そのどちらでもなく、狂人との会話で時間を浪費してギリギリになって。
それまで無関係だったところにいきなり――というのは、流石にちょっとな。
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正直な話、狼側もきちんと努力した上で、それでも襲撃先が決まらなくて。
申し訳ないけど単独行動中の方を襲撃させてください――というのだったらさ。
私は(あるいはアリーセも)、ここまではもんにょりしていないと思うのだけれどもね。
厳しいことを言うようだが、狼側がそうした努力をした痕跡が、私には認められない。
その時点までフラグのなかった場所に襲撃を投げるにしたって、
そのつもりが少しでもあれば、先述したように、もっと早い時間帯に出来ていたはずだよ。
仮にそうであれば、受ける側も、心の準備も出来るし、落ちるまでにやりたいことも幾らかは出来たはずだ。
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それから、これは2日目のアデル襲撃についても同様で。
ロー・シェンによる襲撃の、一番の問題だと思っている点なのだけどね。
なんというかな。
襲撃先について、そこを襲撃する必然性とまではいかなくとも、理由さえもが一切ない。
推理村でさえ、狩人っぽいとか意見が邪魔とか、そういう理由があって襲撃するのにだ。
進行上の理由とやらで昨日、恋陣営を落とすにしてもだよ。
アレクシスがガルー対策に動いていることを知っているソマリが、
それを危険視して仲間に伝えて、その結果としてロー・シェンが動いただとかね。
アデル襲撃なら、学者は頭が回るから危険視したとか、
アリーセなら、整備士を消して、船の復旧を防げるとかかな?
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――何にもなかったのだよね、そういうものが。
襲撃理由は、そこにたまたま居合わせたという、ただそれだけ。
アリーセのメモじゃあないが、あんなものは、ホントにただの事故でしかない。
信号待ちで談笑してたら、居眠り運転のダンプカーがいきなり突っ込んできたようなものだ。
まあ、同族さえ襲うとかあったから、
いやいや血に餓えたPCなので理由なんて、そう返されるかもしれないけれどもね。
これはPC視点の話ではなく、PL視点の話だからね。
アデルもアリーセも、落とされる理由が、本当になにもない。
フラグどころの話じゃない。RP要素なんてどこにもない。犬死でさえない。
ただの数合わせの襲撃――というのがあからさまに過ぎるよ、幾らなんでも。
どうしたって、やられた側は少なからず理不尽に思うし、やりきれないよね。
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だから、まあ、そうだねえ……端的に纏めると。
Wikiにもあるけど、相手への配慮というか、
「PC達の生き様を紡ぎ合うこと」という目的というかさ。
誰だって、落ちるときはちゃんとしたロールで〆たいのだよ。
たとえばアデルなら、バトルしたかったっていうようにさ。
落ちるときっていうのは、RP村においては一種の見せ場だからね。
それを、あそこまでおざなりに片付けられたら、ちょっとたまらない。と、いう話だね。
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ロー・シェンの人が、カレルやカサンドラといちゃいちゃしたいように、
他の参加者もやりたいロールはあるし、それを襲撃で断念させるにしても、
感情もある人間なんだよっていう点は、最低限、考慮してほしかったねえ。
私についていえば、
やりたかったことをやる前に落ちたこと自体は気にしていなくて、
その落ちるプロセスについて、ひどくもんにょりとしているので。
今日以降の襲撃では、そういうことがないように、
両陣営が歩み寄って動けるといいなと、ささやかに祈るよ。
[――結局、自分にとっての彼女とは、なんだったのだろう。
自分は、あのままお互い生きていれば、どうなったのだろう。どうしたかったのか。
そんなことは、わからない。そんなことは、忘れてしまった。
だけれど――、だけれども、こうして。彼女の死を、改めて確認して。
それで目許に滲んでくる、論理的ではない熱さが、答えである気はしたのだ]
……なあ、オズワルドくん。これは独り言だよ。
[目尻に熱いものを感じながら、そっぽを向いて]
私はね、アリーセの……彼女の、声を聴いたんだ。
――気のせいならいい、幻聴ならいいと……、
しかし、やっぱり、本当だったんだなぁ――……、
[静かに、息を吐いて]
助けて――と、そう。
それを、聞いていたのに……、
……間に合わなかったのだよ、なぁ。
[自嘲して――莫迦にしても構わないぞと、苦笑を浮かべたか]
想っていた……、か。
[僅かに、首を振りながら]
さあ、どうなのかな――……、
そんな感情はもう、覚えていない……はずだったのだがね。
[はあ、と――深々と、息を吐いた]
判らないのだよ、私には――……、
[――そうした感情、それ自体も。
どうして、出会って直ぐの彼女にそんな感情を抱いたのかも――と]
――まあ……きみも、悔いがないようにしたまえよ。
こんな状況だ、いつどうなるか、判りやしないだろう。
私など、どうして死んだのかも判らぬままに、こうしているからな――、
[という忠告は、既に遅いものだとは、まだ気付かず*]
ああ――そうだよ。そうだとも、きみ。
[いまいちど、頷いて]
長く生きて、いつ死んでも――と、思っていたのだがね。
いや――……こうして死んで、改めて考えてみると、よく判る。
[いまいちど、大きく、溜息を吐いて]
――……悔いは幾らでもある、とね。
もっと、なにかが出来たはずだと、やれただろうと。
研究についてもそうだし――……、
……、誰かを大事に思うことも、だな。
[たとえ、それが――、そこに不自然な点があったとしても。
だとしても、そうして感じた温かな感情は、嘘ではなかったと思うから]
――……、まあいい。
死人の惚気を延々と聞かされるのも、面白くもなかろう。
[そう、話題を転じて]
どうだね――私は見ての通り、死んでいるが。
生きた人々の目には映らずに、諸々のことを聞き取れる。
この船を襲う陰謀の全貌を知ることだって、いまなら容易い。
私の言葉を世間に伝えてくれるのなら、
私はそれを調べて、きみに協力するだろう。
[どうかな――と、訊ねた。
それが無意味な問いとは、俯く彼の反応からは、まだ察せず*]
……どういう……、
アキレアが人に懐くなど、聞いたことが……、
[首を傾げながらも、そのもこもこに]
――すまないね。
おまえの主人を守るのに、私は、なにも出来なかった。
せめても、同じ場所にいれば、何か出来たかもしれないのになあ……、
[悔恨、ひとつ。指先を、もこもこに伸ばす]
――おまえたちは、傷や病気を喰らうのだろう?
時間がかかっても、どうか。
アリーセの傷を喰らっては――やれないの、だろうな。
[諦めたように、溜息を吐いたか]
……、おまえのご主人様は、どこにいるのだね?
[コクーンの上、もこもこのアキレアに、問い掛ける]
私や、そこのかれが――まあ、死して、こうなっているんだ。
彼女も、アリーセも、同じようにどこかにいるのだろうと――期待したって、バチは当たるまい?
[そう問いかけたが、さて、どうだっただろうか――*]
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