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士官候補生 ミヒャエル は 科学教官 カサンドラ に投票した
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起きたら対人組と複数キマイラ組がまだ戦ってた…おつです。
カークもお疲れ。
投票ランダムだけ。はい。<<士官候補生 ベリアン>>
士官候補生 ミヒャエルは、士官候補生 ベリアン を投票先に選びました。
― 回想・やらないかキマイラ戦 ―
[ 飛びかうおさかな、マタタビ、人参、骨付き肉に犬ガム。
ウホッな芸術♂的肖像画あれこれ。>>2:420>>2:423>>2:428
陽動兼各首担当の攻撃は多彩極まりない。
別寮のため、事前にキマイラの形状やエサ情報を得ていなかったジェフロイは、あられもない絵姿に噴き出したり、あっけにとられたりしていたが、すぐさま各首に隙はないかと窺う態勢になっている。 ]
スコーピオン先輩、さすがだな…
[ 川魚うまうました上にマタタビをくらい、さすがに動きが鈍った上に粘着弾で足止めを食らったにゃんこをまずは固定する。
すぐさまジェフロイとダフィートの連携でリボンが落ちた。 ]
うさぎいけるか…!?
[ 直前にやわらか春キャベツをルームメイトに投げてあった。
靴底で楔を床にねじ込みながらそちらを見ると、うさぎが長い首をくねらせながらキャベツに向かって首を伸ばしている。
次の鞭を取り出そうと腰に手をやる間もなかった。
ノトカーがその手にした刃を撃ち下ろす。波打つ剣が揺らめく様は、まさに炎のようだった。握りしめた柄に散りばめられた宝石が火花の如く輝いている。 ]
いいぞ、ノトカー!
でも次は、アシストポイントも稼がせてくれよな?
[ そう言って笑いかけ、犬首を狙えるかと間合いを測る。 ]
コーギーって首短いんだよなぁ
……いけるか……いけっ!
[ びしりと空気を切り裂く音を立てて、革紐が太く短い犬首に巻き付いた。
兎首が落とされ横が空いたのが幸いだ。 ]
イェーガー先輩、スコーピオン先輩!
[ 声を掛けるまでもなく、二人とも機を逃すはずがない。
身軽なソマリはすでに犬の息が届きそうなぐらいに近くまで間合いを詰めている。その手には短刀が白く光っていた。
兎首の最期に受けた衝撃をすぐに振り切ったジェフロイの構える長槍が轟き落ちる雷のように、ほぼ同時に反対側から犬を狙い、そして仕留めた。 ]
……やった……!
後は、あれか……
[ 漢たちの艶絵に囲まれ、雄握りを頬張るイイ男に視線を向ける。 ]
センパイ方……気を付けて……!
命大事、貞操も大事……
ダフィートの投擲したナイフに背後を抉られた蛇の尾が苦悶なのか快感なのか判別の付かない表情を浮かべて悶えている。
間を開けずに更なる陽動に移るダフィートが上着を脱ぎ、イイ男の視線を引きつけた。
――こうかはばつぐんだ!
蛇の尾の両目がカッと見開かれ、今まで狙いを定めていたヒンメルと、新たに現われたダフィートと、どちらから食っちまうべきかと迷いを見せている。]
今だっ!
[ ダフィートの連携でヒンメルが蛇に取りつくつもりなのは明らかだった。
鞭を腰から外してそのまま、肘を捻るようにして蛇を狙う。二人は蛇のすぐそばだ。鞭を当ててしまってはは援護どころではない。横からではなく、上から斜めに叩きつけるようにして打ち付ける。
際どくもギリギリと革紐が蛇の尾に巻き付いた。
その直後にヒンメルがキマイラの背後から取りつき、ナイフを突き立て、それを手がかりに身体をよじ登っていく。 ]
……よし、取った!
[ ダフィートが蛇の頭から上着を被せて目隠しをする間に、最後の獲物、リボン代わりの首輪をヒンメルが渾身の力で切り裂くのが見えた瞬間、思わず床の上に座り込んでいた。 ]
先輩達、ノトカー、お疲れ……!
すっごい、全部やっつけちゃったよ。
[ それぞれの獲物を手に勝利の喜びや安堵を味わっている仲間を見ながら、込み上げてくる笑いの発作に身を委ねた。* ]
― やらないかキマイラ戦後 ―
[ カサンドラの『そこまで!』という声に慌てて立ち上がる。
小さく断末魔の呻きをあげて痙攣していた幻獣が消えうせ、固定していた鞭や、体のあちこちに突き刺さっていたナイフ、矢が床の上に転がった。
緊張した面持ちで試験官たちを伺うと、やがてその口から『合格』の一言がはっきりと聞こえる。 ]
……よかった……
とどめ刺してないの俺だけだし、大丈夫だろうなって思ってもちょっと不安になるよなぁ。
[ 演習場の床に散らばった陽動のあれこれを片付け始めたヒンメルとダフィートに習って、鞭を巻き納め、床に突き立てた楔を引き抜いた。
教官の「破損させた所は補修しておくように」とのお言葉に「はいっ」と言い子のお返事をして、ため息をつく。 ]
試験休みかぁ……どうしようかな。
バザールで本探すか、フルール借りられたら草原に遠乗りしに行くのもいいかな。
ノトカーはどうする?
あっ、練武場の対人戦も観に行きたいんだったヤバイ、ちゃっちゃと片付けちまおうぜ!
[ 人参やマタタビのカケラ、キャベツの切れ端等を拾って袋に詰め込み、慌てて演習場を後にした。* ]
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