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― 帝国前進拠点・一室 ―
准将の考えすぎ、とは思えません。
幸か不幸か、あちらの指揮官と竜騎兵隊長は知らない顔でありませんし。下手を打てば簡単に足を掬われましょう。
[ここまで、一方向に意識を向けて口にした後]
……彼も、公国に名前があった。
同じかそれ以上大胆な発想をした上で、対策してくるだろう。
敵に回ると、本当に厄介だ。
[残りは独り言のように呟いた。
思い浮かべるのは6年次の卒業試験で共闘した、紫の瞳の鋭さ]
[朝方の意味不明な通信>>*15は、意識が別に向いていたからかノイズとして聞き落としてしまったようだが]
……おはようございます、大佐?
[途中で挟まった声>>*39にはボソリと一言、覚醒を促すように挨拶の言葉を投げていた]
/*
えーと、メモのは本当に個人的脳内整理なので。
そんなつもりじゃなかったのに……とかあったらごめんなさい、です。
混乱したままよりはと思って出してるのですが、やって良かったものなのか不安で。
特にカレル・ノトカー周辺。ちょっと分からなくて、自分と絡んでたタイミングからの類推になってるので。
― 帝国前進拠点・一室 ―
[ひとまずの保留。では次策は、と考えた所で眼の奥に痛みが走った。眉間を押さえていると、入室を求める声>>246がする]
どうぞ、中尉。
[摘まんだ眉間を軽く揉み解しながら許可を出す。
相手も地図を抱えていたので、筆記具などを自分の広げていた地図の上に引き上げた]
ああ。増員というよりは、欠員の統合だな。
補充を求めるには限界があるので、遊撃を一隊分減らして斥候に組み入れる。
……良くも悪くも、知らない顔じゃない連中を回す予定だ。
新兵よりはマシだろう?
[邪魔だと怒られたことの方が多いので、統制に多少の苦労はあるかもしれないが。軽く肩を竦めて、ダーフィトの反応を見る]
作戦は、まだ詳細が確定していない。
浚われたレイヴンウッド技官の奪回が第一となる予定だが。
……まさか、さっきの?
[カレル>>*49の言葉に反応したのは、准将>>*50と前後したか。重なってしまうので、一度口を噤む]
― 帝国前進拠点・一室 ―
昨日の今日だ。
疲れていない兵は少ないと思うよ?
[ダーフィトの言>>267に指を離して息を吐き、それから苦笑の表情を作る。作る直前の虚ろな表情は見えたかどうか]
ああ、勝手はするなと言っておく。
小隊の指揮権委譲と同じ形を取るから、後はそちらに任せるよ。
[つまりは、配置も自由にしてくれていいが、制御は斥候隊次第だという半分押し付けの形だった]
― 帝国前進拠点・一室 ―
一つには公国の情報を得る為。
もう一つは技術漏洩の防止だね。
拉致されたということでもあり、前者も必要なところだから奪回作戦をという話になっていたが。
後者の方が重要なので、優先順位は変わるかもしれない。
もう一人、拉致ではなく公国に走った人間がいるから……。
[情報は得られるなら良い程度。漏洩防衛は必須。
質問>>268に答えながら、意識を他所に向ける仕草を挟み]
処分を優先させることになりそうかな。
技官についても平行させるなら、必要とあれば途中で作戦を切り替える提案をするつもりだ。
[漏洩させないだけなら、奪回よりも楽な方法が当然ある。
冷ややかな笑みを浮かべながら]
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>>*38 >>274
というわけで。割り切ってしまうのがここにもいるのでした。
襲撃事件がなければもう少しは躊躇しつつだったかもですが。
先の話ですが、って形で持っていけるといいなと思います。流石に全部の時間軸を混ぜながらは混乱するので、自分のペースに合わさせていただきたいのでした。
今夜そこまでは頑張りたい所存…!
― 帝国前進拠点・一室 ―
現時点での機密についてはその通り。
いつから励んで下さってたのかも分からないしね。
[肩をすくめるダーフィト>>297に軽く頷く]
一度こちらで保護していたのを奪われたらしい。
当然一般兵の間でももう噂になってるだろう。目立つ人だし。
……ああ、そこは確かに気をつけなければいけないな。
[微笑にも頷きつつ、ふぅと嘆息する。
内心を読めたわけではないが、最初から奪回よりもと出来れば楽だとは思うところ。出来ない理由も、あるのだが]
そうだな、奪回よりは強奪という方が正しいかもしれない。
別に全部を斥候部隊で受け持てとは言わないよ。
私の出した再編案は、あくまでもあちらの情報を得るのに必要な人員の確保のためだから。
[淡々とした口調で述べられた意見を取り込み、視線を中に彷徨わせるようにして暫し考え込む]
火力不足は遊撃だけでは補いきれない。
どこか他と共同作戦も考えるべきか……。
少し待って。
……威力偵察は行わない方がいいかと。
ただでさえ情報のアドバンテージを相手に取られているのに、ここで斥候隊の精度を更に欠くわけにはいかない。
[ダーフィトの顔に視線を戻して、小さく頷く]
むしろこちらから聞いてしまおう。
威力偵察はなしで、ブレイクポイントを作るため必要な情報を集めるのにはどういう手が足りなくなっている?
書類上の損害報告だけでは私には判断がつかないので。
[接触はあっても別部隊の把握まではしきれない。
自分の麾下なら2個小隊分までは割けるが、と伝えて。
要望は出来るだけ取り入れて動かすことを約束する]
他部隊との連携は、一旦白紙としておいて欲しい。
離反者潰しと平行してになる可能性が出てきた。そちらは個人的に接触を取れる手段を見つけたようだから、斥候隊の手は煩わせないはずだけれど。
[フゥと息を吐いた]
正式な指令と配置については追って連絡する形で。
私だけではここまでしか決められない。
[印をつけるためのペンを地図の上に横倒して置く]
どちらにしても、また纏めて働いてもらうことになるだろうから。中尉も決まるまでは身体だけでも休めて。
[ゆっくり休んでとは言わない。
時間があっても自分だってそんなことできやしないから**]
― 帝国前進拠点・一室 ―
そう、下げた後での包囲だったのは不幸中の幸いかな。
なら軍学校跡地を中心に。今一番具体的に上がっている候補地だから。後は敵本体の動き次第。
少し余裕が出てきたら北の鉱山側も頼んでおきたい所なのだけれどね。
魔石を確保されるのも、二正面作戦を画策されるの困る。
市街地跡のある南よりも速度優先で来られるだろうから。
[ダーフィトの見解>>417を聞きながら、トン、トトンと地図の上を指してゆき]
分かった。そちらに回す者にもそう伝えておく。
元より幅広い活動が売りの遊撃だ。任せるので良いように使って欲しい。
中尉の決めた事なら大概はイェーガー大尉も了承するのではないかな、と思うのだけれどね。
[決められない>>408と返されて、苦笑の表情を作る]
ではよろしく。
[ダーフィトが出てゆくのを見送って、また地図に視線を落とした]
―回想:シュヴァルベ集結前・帝国基地某所―
『私が特に紹介されたのは貴官だけですから?』
[訂正されると良く出る一言も、この時>>369は出なかった。
彼は特別という既成事実を作るようなこの習慣は、やってるうちに半分条件反射のようになってしまったもので、悪気はなかったのだが。本人にとってはどうだったのだろう]
[ソマリの視線>>370が、優しくて、痛い]
……うん。自分で選んだ、道だから。
この手で消してしまった道の分も。往けるところまで。
[そう言いながらも、下がってしまった顔は上げられなかった。
未だに、どうして、と叫び続けている自分もいる。
辛うじて前に進んではいるけれど、迷路に嵌ったように先が見えないまま、ただ進んでいる状況]
[くしゃり、と髪をかき混ぜられて。>>372
グゥッと喉が鳴った。肩が震える]
……あり、がと。
[それでもこれより後、戦闘中の危うさだけは消えた。
何かを一つ覚悟できたかのように。
それは良いことなのか、悪いことなのか*]
― 帝国前進拠点・司令官執務室 ―
お呼びですか?
[リエヴルの呼び出し>>321が来た時には、完全に感傷を振り払ってから執務室に向かった。
もしかしたらの予感の通り、通信にはわざと乗せられなかった命>>323が降りる]
宜しいのですね?
あの人は両国の技術に通じている。
今後への寄与と天秤にかけても、それでも、と。
[軍事的には有効な一手。けれど、政治的には微妙なものを生むかもしれない優先順位。
けれど自分よりそれが響くだろうこの人の言うことならば]
いえ、作戦案は今のままに。
そういう御意図でしたら、作戦参加者の一部に抹殺の指令を出しておけば良いだけです。
始まる前からお二方に気づかれて、士気を下げてしまうこともないかと。
疑う要素は十分にあると自分も思います。
もしあちらに通じていて通信機に気づいたのなら、誘導に使う絶好の道具となりえましょう。
誘われて動くのは癪だと、斥候隊からも言われました。
指示の変更にも、特に反論は出ないかと。
……では、手配して参ります。
[頼んだ>>325の一言に、敬礼ではなく頭を下げた。
凍てつく空気に揺らぐことのない笑みを浮かべて**]
……ご無事で。
[勢い込むノトカーと、安堵の深いジェフロイの声を聞きながら。
淡々と、助けるためではない準備を進めていた。
あるいはそれとなく撤回があるならとリエヴルの声にも注意を払っていたが、その気配は感じられなかった]
― 回想 ―
[通信機をどうやって復活させたか>>*66を聞いたら、詳しく思い出したかもしれない。
6年次の授業の後、どうしても不調の直らない魔法銃を挟んでヴィンセントと議論していたら、ふいに手が伸びてきた]
あっ。
[そして目の前で、45度にグリップを机に、ゴン。
装填した状態でやったら自殺行為なのは当然として、そうではない時もそれでいいのかと目が点になったものだ]
繊細かつ大胆にって、これは言葉通りすぎませんか?
[ただ、今でも時々おまじないのようにやることがある。
装填する前の銃のグリップを、軽くではあるがトントンと]
なるほど。
実際引き金の重さが変わりましたし。
[魔力の起原には諸説あり、どれが優勢というものでもなかった気がする。けれど、教官の口から滔々と語られると>>*80いかにもそれらしく聞こえるものだった。
相手を尊敬していれば、なお]
そういうことなら、必ずしも不調ではなくとも。
より循環を良くするかもしれませんよね?
[教官に問い返しながら、どう思う?とヴィンセントの意見も聞いた。絶対的なものではないと、その時から思っているけれど]
[出立前、ダーフィトとすれ違う余裕があれば一言だけ]
優先順位、変わったよ。
[伝わっても伝わらなくてもいい。
あの話をした彼なら、作戦の邪魔はしないだろう]
― 士官学校跡地・帝国側入口付近 ―
[銃のグリップを小石でトントンと叩く。
それから魔法弾を装填し直した。一発目は射程を優先したがゆえに命を奪うには弱すぎる通常弾。二発目は。]
予定変更なし。目標はレイヴンウッド技官。
ラムスドルフ少佐が突出しやすいだろうから要注意。
ラウエンブルク大佐は、現地での戦闘中ならそこまで取り乱さないだろうと思う。けれど気を付けはするように。
一般兵の説得も出来ないような状態にはなりたくない。
[隊長クラスを集めて指示の確定をする。
まずは乱戦に持ち込んでしまうことが必要>>447だった。
茶番劇。そんな言葉は浮かんでしまう前に飲み込んだ。
初めてのことでは、ないのだから]
安定状態から解放状態へのエネルギー移動?
そうか、だから火薬ほどは威力が出ないけれど、エネルギー形態の変遷が起きて副次効果が生まれることもある。
奥が深いなあ。
それは勿論喜んで。
[お誘い>>*82には二つ返事で参加させてもらった。
ちょっとした壊したい放題。ヴィンセントも一緒だったなら、途中眉を顰めることもあったのかもしれない]
― 軍学校敷地内 ―
[一時合流時間にも、副官を行かせて戻らなかった。
折角の魔法弾を受け取れないのは残念だが仕方ない]
(カサンドラ教官)
[建物の影で空を見上げる]
(あなたは帝国も公国も差別したりしませんよね)
[スパイを疑うだけではなく]
(でもそれでは困るのです)
[こんな時代でなければと、いつか思える日は来るだろうか。
命を当然と受け入れてしまうくらい、今はそうした感覚が遠い]
帝国軍少佐 ウェルシュは、技官 カサンドラ を能力(襲う)の対象に選びました。
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>リエヴルメモ
了解ですー!とここで。
でも、セットはしたけど、実はまだ悩んでいたりもしますが。
これほど判断難しいとは予想できていなかった…。
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