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(左手より氷の魔女現れる)
我こそは読心の力を得たり
必ずや夷狄を滅ぼし悪魔を得んと
我が得手は人を見、魔女を強く得んと
御託は良い 我に威を見せよ
威を観ることにこそ我の本領発揮せり
応えしは右手より現れし奇術使い
軽薄にくつりと口を曲げるが目に笑みはなく
棘の付いた鞭にてあちこちを叩く
緊張はしてねえぜ だが見るのはてめえらだ
貴様の意図はなんだと
幼き魔女は編みぐるみとともに降霊術師を名乗る
皆を纏めると意気高く
遅れて現れし見習い魔女は一言のみ残して去る
薔薇の魔法使い 死期を悟ってか多くは語らず
曲芸師 画家 薬師 独学者
娘 穢れた血の者 シスター 脚本家
虚無の魔法使い 登場
われら読心 降霊ともに無し
儀式を邪魔するもの疾く贄とすべし
画家、二、三言
氷の魔女はきっと真面目な方よ
奇術師の方もどこか真面目に見えるの
でもすこうしだけ緊張が見えるわ
ああ、そうなのね 思った通り
曲芸師 感心して画家に魔女を見る
独学者、奇術師に打たれて
ああ、誤解を与えるのは避けたいのぜ
私は理論で魔術を扱うのぜ
書斎に籠っていたせいであまり人に慣れていないぜ
薬師これを咎め
自らを示すに言動のみでは語るに落ちる
行動によって異端審問官を誅すべし
論ずる場多くありと
シスター 辺りを見渡し
私は人と語ってこそよ
どうかお話してくださる?
そうすれば、どういう方なのかわかるから
虚無の者 倣って語ろうとはするが
これといって話すこともなしと
人形遣い 登場
画家の者よ、いずこより人を見る?
奇術師よ 独学者に違和ありか?
虚空の者よ 真意が掴めぬと
問いを投げ、袖に消える
娘 怪訝な顔で
わざわざ自分を語ってどうというのです
それであらぬ疑いをかけることにもなりましょう
それはつまらぬことですと
穢れた血の者 奇術師に欲を尋ねる
朝寝坊した兎の魔女 名乗ったのち素材を採りに向かう。
人形遣い 画家を評して
無理にものをみていないか?
ああやはりそうか それならよしと
画家 人形術師の目に感心する
シスター 相手をしてくれた穢れた血の者に謝意を示す
独学者 読心術師の好感を挙げ、画家と娘を魔女と語る
嗚呼、薬師よそう急くななのぜ
詳しくは夜に語ろうぜ
[…はぱたりと本を閉じた]
もう少し語れると思うたが、中々、いや活発で良いことだ。
ああ、ここなら芋も触れるようだな。不思議なことだ。感謝するぞ。
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