情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
ー少し前:ファーム・パークー
[ 人がどんどん去っていく中。キアラ的には怒鳴られるかなぁと思ったらしいが、思いの外好意的な青年の反応に、ぱぁっと頬が紅潮した。(おかげで邪魔しちゃったかな?なんて罪悪感もなりをひそめた。) ]
えへへ、まずっちゃったかな…
[なんて頭を書きながら(少しも反省していない瞳で)目の前の男性を見返せば、回してたボールをぽぽぽんっと手元に落として。華麗に一礼。]
あたしはキアラ。こっちは烏ドロイドのコルヴス。
この船は初めてだし、出発してからそんなにうろちょろできなかったから……たぶん、たぶん一緒になったことないと思う、たぶん。
[記憶に関して聞かれると、ついたぶんを応用してしまうのは彼女の特性上仕方がない。でも曲を聞いても思い出せないところを見る限り、彼とキアラが出会うのは本当に初めてのようだ。
よろしくぅ!と、にへりと笑ったところでちょうど。明るい声が飛んできて……お客!?とがめつく振り返る。]
[振り返れば綺麗な髪色の女性。どうやらセルウィンとは知り合いの模様。「フレデリカとセルウィン……ふむふむ」なんてじっくり相手を見つめてしまうのは、彼女の癖だ。
こうしておけばまだ記憶のどっかに行っちゃう可能性は低い。手繰り寄せる情報という名の糸さえあれば思い出せる。決して記憶喪失というわけではないから。
と、そちらに集中してたせいか。いきなり話しかけられればぴゃあっと数ミリ飛び上がる。頭の上にとまって暇そうにしてたコルヴスも一緒に飛び上がって「カァ」と一声。]
あ、え、えぇそんな褒められると照れちゃうなぁ……
[照れくさそうにしつつも、まんざらではなさげ。手をすと伸ばせば、烏ドロイドはキアラの腕に止まる。それを愛おしそうになでれば、自慢げに口を開いた]
覚えさせたっていうか、この子……あ、コルヴスって言うんだけど。コルヴスがいつのまにか勝手にやりだして?周りの人が集まってお金くれた……って感じだった気がする。たぶんおそらく。
[頭をかきながらになってしまうのは、コルヴスと出会った時の記憶があいまいだから。昔のことだからなのか、忘れてるだけなのかも、思い出せない。
「でもまぁ今一緒だからいっか」が彼女の言い分。
なんて記憶の片隅に思いを馳せている時に昔の話>>528を振られたから。目をぱちくり。…………無言のままに彼女を見つめれば、記憶の隅に金色が見えた]
…………お屋敷?
[ うまく思い出せなくて眉間にシワが寄る。でも目の前の彼女を見て、「お屋敷」というワードが頭から離れない。]
お屋敷……きたこと、ある……?
[なんて断片的な言葉でしか言い表せず、もどかしい。]
ごめん、なんでもないかも、ちょっと、あたし、思い出すってことが、苦手でさ
[えへへ、と困ったように目尻を下げた]
ー現在:ファーム・パークー
[いくらかフレデリカと会話をしていただろうか、セルウィンと2人の話をふむふむと聞いていた、矢先。]
…………え?
[緊急アラートに体は確かにビクついた。けど。どちら家といえば、彼女が驚いたのは、目の前で腕に止まっていたコルヴスが、なんの予兆もなくばたり、と地に落ちたこと。
呆然と。地に膝をつき、烏を救いあげれば、なんで?とつぶやく。故障もしたことがなかったし、なんなら動きが止まったところを見たのが初めてだった。
だから、別ドロイドの暴走には、気づけない。呆然とただ、悲しむでもなく嘆くでもなく、手元の相棒を見つめていた。聞きなれないサイレンより、彼女にはこっちの方がよっぽど大事**]
ーキアラがおぼえていたこと:まるさんー
[ 覚えていた風景、といった方が正しいかもしれない ]
-*-*-
[お屋敷には人が大勢いた。毎日毎日ひっきりなしに。キアラはその時どうしてたかということは、覚えてもいられなかった記憶の隅の隅。
年のあまり変わらぬ徴収兵と会話は交わさなかった。
ただ、「きれいな格好で出入りしているいいな」と思うだけだった。
お屋敷には特に軍服がよく出入りしていたから。キアラはそれを「綺麗な服」と認識していたのかもしれない。ただただ一瞬、その綺麗な服のこと目があって、ぱちりとまだたきしたことだけは、記憶の浅いところにある。]
-*-*-
[これもキアラの知り得ぬところ。その屋敷の女主人の元には白いものから黒いものまで様々な情報が集まったという**]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新