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旅人 ニコラス が見物人として参加しました。
旅人 ニコラスは、見物人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 風花の村・入口 ―
[足はあるが重力を感じぬこの身に地面を歩く事の意味は無い。
しかし生前を習って行動するのは生き物の性ではあった]
あと一歩という所で占い師と人狼にしてやられたが、まあいいさ
こうして旅をしている分には何も変わらないからな
[――新緑の村は人狼の手によって滅ぼされた。
噂は尾鰭を伴ってどうとでも解釈されているやも知れない。
なにせ残った村人は居ないのと、残るは無残な死骸のみ。
村を滅した人狼は既に新緑の村を離れ、
今はどこを彷徨いているのか、男にとっても知れた事ではない]
この村に来るのは確か――…
4(10x1)年ぶり、だったかな
[広い帽子の唾へ手をかけ、深めに下げて目元に帳を下ろし。
成仏せず彷徨い歩く理由は一点。
自分を罠に嵌めたあの人狼の所在を、男は探していた。
占い師に身を確かめられねば、と憎らしい気持ちも多少は残るが
単純に一言物申したい。それだけ。
その未練が男を現世につなぎ止めていた
ふと。
僅かに眉を潜めさせる。人狼と「何か」、
そして“同胞”の香りを空気に紛れて嗅ぎ取ったのだ。
記憶に誤りが無ければ、およそ100年以来は
獣騒動がこの村で起こったという話は情報として残っていない筈だが。]
―― おや。 獣臭い、な
[そっと口の端を片方のみ上げる。
収穫がありと見るのならば、滞在する価値もあろうか。
男の呟きは、*誰の耳にも届くものではない*]
/*
見物欠員を見ましたのでいきなり参加願いを出したもちもちです。
皆さんどうぞ宜しくお願いします。
そして相方さん、本参加できず申し訳ない
/*
毎回思うんやけど
うゆきニコラス見るとハーメルンのバイオリン弾き思い出すのん。
そう思いませんかぱんださん
ニコラスがこんないい男だなんてBBSドットじゃわからへんわ…
[何処へふらつこうか。
男の足は村の入口から幾つか並ぶ店先へと。
肌寒い気候であるせいか、
目につく村人達は皆厚着に身なりを整えている。]
さて
[行く先に佇む彼らを通り抜け、マーケットを物色する男の姿。
そろそろ店仕舞いの時分のようで、人の姿も失せてゆく。
煌々と灯った明かり差す宿屋の窓を一瞥し。
目を細め、一歩そちらの方へと赴く。
玄関のドアを開ける芸当はできない。通り抜けるだけ
周囲に溶け込む黒装束は、宛ら喪服に似ていた**]
ぱんださんがそんちょだということは理解した
#ようじょかわいい
おじさんがいいものをあげるからこっちおいで(ゲス顔
<br>― 四年前・風花の村の教会 ―</br>
[四年前のある日、ふらりと立ち寄った風花の村。
三日後に婚礼があると新郎の父親に依頼されて一曲弾く事となった。
誰でも口ずさめるような軽い歌詞をつけて、式の途中で振る舞った。
今も此処で働いている神父だかその時に勤めていたシスターだかがパイプオルガンで合わせたのだったか。
式も終わり、教会の中庭で参列した少女と擦れ違った>>496。]
……その曲、気に入ったか
[新緑の色の帽子の鍔を少しあげて男よりも少し濃い髪の色をした少女を見下ろす。]
あんたがいい男を見つけたら、もっと響く曲を弾いてやるさ。
[僅かに口端を上げてから、再び鍔を下げ。
普通のヴァイオリンより一回り大きなそれを背負い込み、彼女の脇を通りすぎて、新緑のマントに身を包んだ男は公道へ向けて立ち去る。
気まぐれに交わした口約束は、叶う事は無かったけれども**]
― 四年前・風花の村の教会 ―
[四年前のある日、ふらりと立ち寄った風花の村。
三日後に婚礼があると新郎の父親に依頼されて一曲弾く事となった。
誰でも口ずさめるような軽い歌詞をつけて、式の途中で振る舞った。
今も此処で働いている神父だかその時に勤めていたシスターだかがパイプオルガンで合わせたのだったか。
式も終わり、教会の中庭で参列した少女と擦れ違った>>496。]
……その曲、気に入ったか
[新緑の色の帽子の鍔を少しあげて男よりも少し濃い髪の色をした少女を見下ろす。]
あんたがいい男を見つけたら、もっといい曲を弾いてやるさ。
[僅かに口端を上げてから、再び鍔を下げ。
普通のヴァイオリンより一回り大きなそれを背負い込み、彼女の脇を通りすぎて、新緑のマントに身を包んだ男は公道へ向けて立ち去る。
気まぐれに交わした口約束は、叶う事は無かったけれども**]
― 4年前・図書館の前 ―
[新緑に身を包んだ男はベンチに掛け、貸出蔵書の一部である
楽譜付きの本を膝に預けながらヴァイオリンを弾いていた。
祝いの式に出す曲の構想を行っていた真っ最中だった。
文字でしかない旋律を音に乗せれば、勝手に小鳥達が群れる。]
……餌は持っていない、どっかに行け
[鍔に乗る鳥の数が4(5x1)羽を超えた所で悪態をひとつ。
この曲の一節はそれなりに参考になりそうだと収穫を得て。
やれ終わりだと弦を下ろしたのは、
司書である彼女が丁度立ち寄ったその時だったか]
あんた図書館の司書?
……なら、この本を返しておいてくれないか
[ぶっきらぼうな口調で本を差し出し、彼女の手に預ける。
遠い記憶の断片で見た男の姿を、その娘は覚えていたか
男の姿は、12年前と全く変わらない。]
[もし覚えて居たのならば、
この装いは新緑の村の民族衣裳だから
似た姿見の別人だろう、とでも口添えた筈だ*]
― 宿屋・談話室 ―
[そこに数人の者の姿はあったか
何食わぬ顔でソファに腰掛けるも自重で張り地が沈む事はない。
談笑を楽しむ者の中には弱視の少女の姿があった>>519。]
やあ。
[聞こえる筈も無い聲を彼女に送ろうか。
もしも此方に顔を向ける事があれば、
生前の持ち物であるヴァイオリンをケースから出して]
君は俺の聲が聞こえるのか?
[姿なき者を感じる事ができるらしい彼女へ問いかけを
それが特質であれば良いが、死期が近いからではと邪推する
男の予感は当たるも八卦当たらぬも――といった所だが
的中せねば良いと心の中へ秘めるだけに留め…]
♫ ♫
♪ ♪
♫ ♫
♪
[軽いテンポの即興曲を弓が、四弦が奏でる。
それが確かな形となって彼女へ届いたかは解らない**]
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