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14人目、界賊団長 ダーフィト が参加しました。
界賊団長 ダーフィトは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
― レフ湖東岸、湿地 ―
……で、どうだい?
だいたい定刻どおりね――よし、次の予定日に決行だ、用意しときな。
[表向きの行動計画は建設地視察だったが、ここから先は賊の首魁としての役割。
レフ湖の近くに新都市を建設する以上、湖の治安性は必要不可欠である。
出没する湖賊とどう渡りをつけ、手を組むか滅ぼすか――新生セルベシアの性格上、後者は選択し難いが――どちらにせよ、賊である彼女こそ適任の話である。
アジトと目される岩場に出入りする船を湖岸の深い草に紛れながら監視させ、情報を蓄積させてきていた。
泥に膝をつき、身をかがめながら説明を受け、自分の目でも確認すると……決断のあとには、愚痴とため息]
それにしても……ったく
あんたたちまとめてカタギにするって大口叩いたのに、このザマって……悪ィとは思うけど、それ以上に救えねぇ馬鹿ばっかりだわ――はぁ。
で、そんな愚痴叩いてるあたしを慰めてくれるのはいいんだけどさ……だからいい加減『お嬢』はやめろって言ってんだろこの馬鹿ッ!
[かつてマイユマート義賊団という名前だった子飼いの賊たちのうち大半が、新王即位によって足を洗う機会を得たにも関わらず、引き続き彼女に使われる立場を選んだ。
彼女が公人として活動する間はそのスタッフということで良いが、こうして賊の知識と経験を活かした隠密行動をとるときは彼らもまた賊としての彼らに戻った。
もっときっちりと日の当たる世界に出してやりたかったのだが――中途半端な状況に少し自責の念があった。
同時に、かつてに戻った今の自分もまた居心地の良さを感じているのがどこかもどかしかった。**]
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