情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
18人目、士官候補生 ミヒャエル が参加しました。
士官候補生 ミヒャエルは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
― 士官学校・図書室 ―
[ 周囲の建物よりも、やや古びた校舎の一室。
東西の寮と緑の中庭を分け合う旧校舎の一角にある書庫。
頁を爪繰る指を止め、ぼんやりと呟いた。 ]
シュヴァルベ……友好と中立の架け橋。
春を告げる使者、か。
それなら、なぜ、
………いや。
[ ロストルム・フェーダ両国史と表題された書物を閉じ、すでにボロボロの表紙が更に傷むことのないようそっと元の場所に戻した。 ]
ああもう……見つからない!
誰か持ち出してるのか……あれ禁帯出じゃなかったか。
[ 書庫から閲覧室を覗き、目当ての本を利用してる人物がいないか見回した。 ]
んー、イマイチ信頼性が薄いんだよな。
アヴェ先輩試験対策ノートって……
[ ――と、その時、背後から掛けられた声>>125に顔を上げた。 ]
あ、……うん。
もういいのか、これ?
>>139
そうか、ありがとう。助かるよ。
[ 鼻を鳴らす様子に軽く眉を寄せた。 ]
……風邪?
今頃は、昼は暑いぐらいなのに、朝晩はまだ冷えたりするしな。
試験勉強もいいけどあんま無理するなよ。
俺も人のこと言えないけど。
>>155
そうだな、卒業したら……
軍に配属されたら、体調不良とか言ってられない。
だけどよくわからないんだ。どうして、
……いや。何でもない。
[ 例題集を手にしたまま、首を振った。 ]
俺も、気になってた所を写してから教室に戻るよ。
こいつは持ち出せないし。
[ そう言って、閲覧席のひとつに腰掛け、例題集の目的の箇所を見つけるべく頁を繰り始めた。 ]
>>181
[ 文面を追い始めた視線を再度上げた。 ]
……聞いていいのかな。
なぜ、友好を謳いながら俺たちはこうして戦い方を学んで行くんだろうか……とか
いや。それは聞けないよ。シェットラント。
お前でも、先輩にでも、先生にでも。
答えはもらえるかもしれないけれど、でも
[ 微かな呟きは口の中で噛み潰されて終わった。 ]
……ああ、そうだな。
がんばろう。お互い。
今はこいつをやっつけないと。
>>189
[ 例題に取り組みかかったところで名前を呼ばれ、>>189顔を上げ、相手が最上級生と悟ってすぐに無表情を取り繕った。 ]
はい。なんでしょう、ルーデン先輩。
>>211
ああ……先輩もお疲れ様です。
卒試ともなると本当に大変そうですね……。
[ 西寮の副寮長が見上げる辺りにある文献に眉を軽く顰めた。 ]
>>223
鬼教官、ですか。
それは怖いですね……。
俺も座学で頑張っとかないと、実技がちょっと怖いからな……
あ、はい。
[ 手元の例題をなぞるように相手の手が伸びてくる。
一瞬戸惑うように顔を見上げて、また指先を追った。
手元のノートに示された例題と回答例を書き込みながら。 ]
ありがとうございます。
運、か。
そりゃいいな。
最後は、そう思えれば……
[ 自分の目的である書架に向かった先輩の背中に小さく笑って、ノートを仕上げに掛かった。**]
[ ノートを取りながら>>228にちらりと顔を上げる。 ]
……俺なんかじゃ、先輩の練習前の軽い運動にもならない気がしますけど。
実技試験の前に稽古付けて頂けるなら是非。
/*
えっフレデリカが女子であると学校側が知ってて、同室者が男子であるとすると……
学校側は両者に間違いが起こらないと安心してるってことになるんじゃ。
ウホッなんです?
カレルとシロウせんせーが同室っていうと、シェットラント、ヴィンセント、フレデリカの誰かがあぶれるな。うむん。
/*
ノトカーは後から寮に来たので、先んじてミヒャとフレが同室ならば……そこにまつがいが起きないと学校側が考えているという事、つまりミヒャがウホッなり、身体的に女性を愛せないという事になるってことで、学校側がノトカーをそこに投入するのはカオスの予感しか。
……ノトカーなら「フレデリカと三人部屋でいいよね☆」てなりそうな気もする。
― 図書館〜教室 ―
[ 目当ての例題を見終えた後、図書館を後に受けるべき試験が行なわれる教室へと向かう。
火器工学、戦術論。
そして、最後の回答用紙に手を付けた。
学科試験(論述) ]
■1.
赤子。
馬車の乗客は己の手で岩に押された扉を開けるやもしれず、
しかし、赤子は崖下から逃げ出す力を持たない。
■2.
財力、権力を多く持つ者は、大きな翼をもつのに等しい。
その翼は清らかであらねばならない。
例え己が持つのが小さな羽根であっても、求める者に与えられるならば惜しむべきではない。
■3.
平和を恒久に保つための力。
[ 回答用紙を見直して、また少し考え込む。 ]
……これでいいか。
[ 呟くのとほぼ同時に試験終了の鐘が響く。
立ち上がって教壇の前に立った試験官に用紙を渡して、教室の外に出た。 ]
練武場に行かないと……
先輩もう来てるか、ああ、でも練習着持ってきてないっけ。
[ 足早に廊下を抜けて寮の自室へ。
つい先日までは空白だった一角は、乱雑とまでは行かないが、自分以外の生活感が滲みでている。 ]
……あいつ、なんで途中入寮、なんだろうな。
まあ、いいけど。
[ 自分の領土のうちささやかなクローゼットから練習着を取り出して、練武場へと急いだ。 ]
[ すぐに表情を消して、あまり来ることのない場所を見渡した。
と、場内の一角で基礎訓練をしている同室者の姿を見つける。
その横で真っ赤な顔をして、明らかに限界に近い状態でもまだ腕立て伏せを続行しているフレデリカも。 ]
……あいつ、何やってんだ。
また意地張りすぎて無理しなきゃいいけど。
[ 後頭部に突き刺さる奇妙な空気音>>489に小首を傾げて、気乗りしないままノトカーとフレデリカの傍らへと歩いていく。 ]
ルーデン先輩……は、あ、あそこか。
[ 練武場は実技試験を控えた学生たちでいつになく賑わっている。
目当ての人物が手を上げて寄越すのに>>498会釈してそちらに向かう途中、少しだけ寄り道をした。 ]
おい、
無理しても急に筋肉はつかないぞ。
おまえみたいなのは特に。筋肉の質が違うんだ。ゆっくり時間掛けて鍛えた方がいい。
[ 床の上にへたばったフレデリカにそれだけ言うと、ノトカーに手を振って見せ、ディークの方へと向かう。 ]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新