情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
― 公国側川辺にて ―
[死んだ自分の体から矛盾する言葉とともに遠ざけられていく姿>>6:+226が見える。
自分が殺そうと銃を向けた相手……、見覚えのある、忘れるわけのない人。
ずっと会いたくて、会えなかった、兄であり、ルームメイトでもあったもう一人の大切な人]
ヴィンセント、ごめん…、ごめんね…こんな、形で、
私、ヴィンセントお兄ちゃんのこと、殺そうとしてたんだね…。
[兄とも思った人を追いかけることはできず。ただ泣くことしかできなかった。
同時に二つの死を受け止める時の気持ちは…、残されるものの気持ちを何度も味わった自分にもわからなくはないこと。
手を伸ばしてもつかむことはできず、声をかけても届かない。
ただ、待つことしか自分には…]
隊長……約束…ですものね……待たないと……
[できればその時までが長くあってほしいと願いながら、
同時に早く会いたいとも、そう願うことは、待つ人達に死んでほしいと願うことと同じことのはずなのに……、
それから、そう遠くなく、彼が死を迎えた時、ひどく後悔をした、気が、する……**]
― 公国前進拠点・ディークの執務室 ―
[ヴィンセントを一度見送ることとなり、レナトとディークの元へと、
その部屋の傍についた時、レナトもディークもとても辛そうな様子なのが部屋の向こうから伝わってくる。
レナトがディークにかける言葉>>101が聞こえ、部屋のなかにまでいくのが躊躇われる。
よくわかってくれていると、そう思うと同時に、やはり悲しい思いでいっぱいになっていく。
自分の迎えにと、レナトの言葉>>6:102に応じて聞こえた彼の言葉>>6:108
とても、切なくて、悲しくて、ぎゅっと胸の前で両手を握り閉めながら。
彼の様子>>6:110は見えなくても続いて聞こえる声の様子だけで、彼の様子が伝わってきているような気がするした]
[そこから先の、記憶も、おぼろげに]
「近づくな!!魔狼の劫火《フェンリル》を持って退がれ!!!」
[誰かの声を、聞いていた気がする、それは慕う兄への、思いと、願いとに、違え、そして、沿うもの**]
―東寮・自室―
[自分のベッドの上で、膝を抱えて震えながら、身を縮める。
生前と変わらない姿でありながら、その様子は幼い子供のように。
かなしい、こわい、つらい、にげだしたい
でもやくそく、やくそくがあるから
またないと、たいせつな、ひと…
同室者がくるときまで、ずっとただ*震えてそこにいた*]
―東寮・自室―
[ドアが開く音が聞こえる。この部屋に入ってくるのは…、
だいすきなおにいちゃん
わたしのたいせつなおにいちゃん
やさしく、あたたかくて…
声をかけられて、顔を上げる。久しぶりと、声をかける人にぎゅっと抱きつく]
おにーちゃん!シェットおにーちゃん!
わたし、こわかったよー…
[その姿は、初めてあったときもずっと大人になっていたが、
怖かったと告げる、その様子は始めてあったときよりも幼い様子だった]
―東寮・自室―
[シェットラント>>+116に抱きつきながら、頭をこすりつけて、ただそこに甘える。
おにいちゃんといっしょなら、だいじょうぶ
こわくない、いっしょだから、こわくない
うれしい、とってもうれしい
背中をなでられながら、甘える姿は小さな女の子そのもので]
ふぇぇん、だって、だって、こわかったんだもん。
みんな、みんないなくなっちゃうの、みんなきえていっちゃうの……
[おびえるように、そう告げながら、徐々に泣き止んでいった]
―東寮・自室―
シェットおにいちゃん、私も嬉しい。
お兄ちゃんと一緒にいられて嬉しい。
[抱きついたままじっと無垢な瞳で見上げて
しあわせ、かなしい?けれともしあわせ
おにいちゃんとあえたから
だいすきなおにいちゃんと一緒
すりよりながら大事な人がと、そう語る言葉、ヴィンセントの名前を聞き]
ごめんなさい…ごめんなさい……
[なんだか分からないけど、謝らずにはいられなかった]
―東寮・自室―
私が、おばあさん…?
[首をこてりと傾げ、その仕草も歳にはあわない、どこかあどけなさの残るもの。
おにいちゃん、わたし今幸せだよ
残念なの?お兄ちゃん私のせいでかなしいの?
なんだか、わからないけど、とても、その言葉がかなしい
意味をよく理解できていない様子でいたが、褒められると先ほどまで泣いていた姿は、嬉しそうに笑っていた]
わーい、ごほうびー
[缶から取り出された、口に寄せられたドロップをほおばり]
あまーい。
[
おにいちゃんが笑顔でうれしい
おにいちゃんと一緒でうれしい
おにいちゃんが私の傍に…、なんだろう、少しさびしい…
]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新