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士官候補生 ウェルシュ は 士官候補生 ヴィンセント に投票した
士官候補生 ウェルシュは、ふさねこ スノウ を投票先に選びました。
― 試験結果発表後 ―
[学科の成績は、いつもより少し低めだった。
思考力から鍛えてくれたカサンドラ教官の科学(魔器中心)のおかげで、もう少し伸ばせるかと思ったのだが。
論述が低かった。最初の設問に酷く悩んだのだ。浮かんだ3つの思考のどれを軸として答えたものか判断がつかなくて。
負うものある者は死ぬべからず。
時に小を切り捨てねば上には立てぬ。
一人を守れずして集団を守ることができるか。
上の二つに沿って書いては気に入らなくて消して。最後に自分の感傷から書くのではないと言い訳しながら回答を書き。残りの設問は時間の最後に急いで埋めた。
そんな揺れてる思考など教官達にはきっとお見通しで。
この結果はそういうことなのだろうと思う]
[一方、実技は冒険をしてみたわけだが。
メンバーに恵まれていたのもあって、良い点数をつけてもらえていた。仲間への感謝を改めて感じながら、やって良かった、と自然と笑みが浮かぶ。
二つあわせれば例年通りのラインだ。
今年も無事進級できる。
ホッと息を吐き、結果を過去のものと記憶に収めた]
今年も揃ってクリア出来たみたいだね。
[ヴィンセントやカレル達と会えば、そんな風に笑いあい]
ステファンはどうだった?
残念ながら、学年も同じになることはまた出来なかったみたいだよ。
[後ではそんな冗談も出ていたりした*]
― お茶会 ―
[お茶会に遅れてしまったのは、優しいルームメイトのお土産と先輩に買って貰ったものを使っての作業にウッカリ没頭してしまったからだったとか。
ちなみにちょっといい値のクッキーはステファンへの感謝を籠めておすそ分けしました。フレデリカと寮長ありがとう。一部は先にお茶会に届いていただろうか、などはさておき。
それでも後半の方にはなんとか参加していた]
お茶会も盛況ですね。
あ、僕も紅茶をいただけるかな。
[挨拶して回るうちに、主催者側の拠点となっているテーブルに近づいた。片腕を吊っている会長が少し暇そうにしてる間と当たったので、ステファンに紅茶を頼んで同席させてもらった]
[部屋以外で紅茶を飲んだのは初めてだったかもしれない。
ステファンが淹れていたものらしいから、というのは手を伸ばしやすかった理由であって。
一番の理由は東寮長から聞いた来年の展望、そして最終学年での転寮者の可能性の話から来ていた]
お怪我の方は落ち着いてこられました?
今年は会長のお茶が飲めなくて残念がってる方も少なくないようで。来年……は、会長主役ですからまた難しそうですね。
僕もその前に一度、味わう機会があればと思います。
[ステファンのように、何かを変えようとは動けない。
ソマリやジェフロイのように思い切ったことも出来ない。
けれど、その流れを殺さないようにすることは出来るのではないか。そう思って、いつもと少し違う行動を選んだ]
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