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偽りの蠍 ジェフロイは、魔王 テオドール を投票先に選びました。
実にお前らしいが…
役目……か、つまらんな。
[まさか、返って来るとは思えなかった答えに、>>52
一瞬驚き目を見張るが、それもすぐに消す。
天界でそうであったように、他者の幸福を祈る
――オズワルドらしいと言えるが。
神の与えたくだらない理由でも、それが自分以外に向けられるのは、実につまらない]
だが、その役目も終わりだ。
お前はこの瞬間から、俺のものに変わる。
[>>自身の命には無頓着な天使は平然と犠牲を口にするが、
流石に心まで要求さるとなれば、>>53声色は変わった。
>>54選択肢などないのに、答えるまでに妙な間があったが、
「――そうだ」と駄目押しするように促すと、
諦めの為か、やっと決心がついたのか、震わせていた肩を落ち着け、
こちらを見上げる視線と目が合った。
哀れさに目を細める。
悲しみか、不安か、あるいはその両方か――。
揺れる視線の意味を理解し、微かに頷いて返してやる。]
よく言えたな――。
そこまで言うなら……好きにさせてもらおう。
[選択の自由など無い誓いを立てさせられたうえ、機嫌を損ねない
よう、つけ加えられた言葉に柔らかく笑みで返し、>>56
>>71裸一つだけになったオズワルドを横抱きにして抱え、
今度は、静かにベッドへと寝かせる。]
[>>56どれ程の苦痛に苛まれる日々を想像したのかは、
わからないが。
自ら心も捧げると、誓ったにも関わらず、無表情のオズワルドに
思わず苦笑した。]
当たり前だ、そう簡単に誓いを破ってもらっては困る。
[無表情のまま、告げる決意に笑みをかみ殺し>>72
全身の力を抜いたオズワルドの上に、覆い被さるようにして、
仄かに熱を持った肌に口づけを落す。]
やっと、俺だけのものになるな……
[魔族を憎む天使が、元より心を許せる筈もなく。
そもそも、明け渡す気など無いのであろうが。
それでも俺の物になる以上、乱雑に扱う必要はなくなった。]
――オズワルド
[愛しさに、名を呼ぶ声が熱を帯びる。
より深い繋がりのため、さきほど中途半端に煽り放置していた
再び身体に熱を取り戻させるよう。
胸に咲いた尖りを口に含み、舐め、転がし。舌先で押しつぶして
刺激を与え。
頸から鎖骨、胸、脇腹と辿り旅をした手は、まだ乾いていない
血に濡れたままの箇所に辿り着き。
つぷりと挿入した指は、奥に注ぎ込んだ媚薬を引き出すように、
ゆっくりと掻き混ぜ、出し入れを始めた。**]
俺に目を付けられたのが、運の尽きだな。
お前はただ与えられた努めを、果たしただけだ
[充分に胸の飾りを濡らせば、今度はその口でもう片方の飾りを
舐め転がし、愛撫する。
代わりに放り出された飾りは、緩やかに腰を掴んでいた手によって、
濡れた飾りを新たな刺激へと導いてゆく。]
何もわからぬままに連れ去られ、望まぬ穢れを受けた天使に責は
無いというのに。
一度でも穢れれば受け入れないなど、……神も天界の奴らも、
随分と狭量なものだ。
[指を二本に増やし、やはり速度は変えぬまま
腕の中の天使が最も感じる部分を探り出そうと、
前後に蠢めいて追いつめる。]
なのにお前は、俺を引き留めた、
俺如きを止めた所で、結果が変わらぬことは想像出来ただろうに
――見ろ
[胸の飾りを嬲っていた手を止め、横へ向けて指を鳴らせば、
何も飾り気のない白壁に、外での光景が映し出される。
それはちょうど、部隊長たる赤い堕天使の一撃を受けた若い天使が、>>45後続の仲間を書き込んで爆散した辺りか。
>>48腕に抱かれる赤い首輪をつけた銀翼の天使が目に入るが。
よもやそれが、オズワルドが気にかけている天使だとは知る由もなく。
目が確かな部隊長が選ぶだけあって、流石に美しい天使だと
胸中にて賞賛するにとどめる。]
かつての仲間にすら容赦しない連中が、散っていくぞ。
[オズワルドはその光景を、ちゃんと見ていただろうか?
まあ、別に見ていなくても無理強いするような行為はしない。
ただ壊滅してゆく天使の悲鳴と、待ち受ける魔物の歓喜の声が、
容赦なく鼓膜を揺さぶるだろうが。]
――オズワルド
俺ならお前の全てを、ありのままに受け止めてやれる。
[そもそも代わりの天使など欲しくもない。
姿も名もそのままのオズワルドが手に入れば、それでいい。
神が与えた名を奪えば、もっとしつけは簡単だったのだろうが。
だからこそ、新しい名を授ける事はしなかった。]
熟れているな
[指を三本に増やし、体の内に感じる瘤を見つければ、
これから行う行為をなぞる様に、出来りの速度を上げて、
執拗にその個所を擦りあげ。
先程注いだ媚薬が血液と入り混じり合い、男女の交わりが如く、
一層卑猥な水音を生み出す。]
もう繋がるには充分だ……
[宣言した通り、何一つ抵抗を示さなかった身体は、
透ける様な素肌を薄っすらと紅色に染める頃合い。
与えられる快楽に上下を繰り返し、今やしっとりと熱を孕んだ
彼の身体に己を重ね。身体全体で彼を感じ取る。]
此処の奥に欲しいか? ……オズワルド
どこに、何が欲しいのか、誰が欲しいのか――
望むならその口で、懇願すると良い。
[指で追い立てた其処は、所詮指でしか届かない箇所。
興奮で熱の高まった吐息で囁き、オズワルドの鼓膜を擽る。
もっとも彼が望みを口にしなかった所で、どのみち既に我慢の限界を迎えた雄はオズワルドに雌の役目を押し付け、彼の胎内へと侵入を果すのだが。**]
[わざわざオズワルドに外の光景を見せたのは、
>>155彼の芯を折るためだ。
同族の誰かが斥候部隊を迎え撃たなくとも、泉の外に群がる魔物達の餌食になるだろうことは、魔王その人言からも見て取れ。
結果は変わらいにしろ、ショックのあまりオズワルドが壊れてしまわないだろうかが、一番の危惧だった。]
そうだ……、お前の世界はこれで消える
[しかし怒りと悲しみに錯乱し、オズワルドが我を忘れて暴れ狂う事は
なく。>>156むしろ、抵抗を止めた身体と同様何処か静かに、
同意とも取れる言葉を淡々と紡いでみせた。
畳みかけるように、否定された事に同意を示し。
天界との決別を告げる。]
[しかし、そんな言葉を交わす間もオズワルドを攻める指は
動きを止める事はない。
正体を分からないながらも、快楽を素直に享受しているのは、
人間の世界を行き来きする間に感化された証か。]
それは違う、お前は俺のものになるんだ
オズワルド……すべてを捨てて俺の腕の中に落ちて来い。
[>>164伸ばして来る腕を避ける理由などない、
首にしっかりと両腕が絡めば、笑みが零れる。
回された腕に応えるように、両腕で彼を抱きしめ。
逃れられぬよう後頭部に手を回して、オズワルドの唇を
一度塞いでしまう。]
満たして欲しい……か
安心しろ、尾ではなく俺自身の雄で
奥の奥まで満たしてやる。
[>>165舌で歯列となぞり、口内を楽しんだ後はリップ音を残して
唇を放し。
何とも淫らな花嫁の要求に笑みを深くし、一度半身を起こすと
オズワルドの両足を掴んで大きく開かせる。]
甘く疼いて、仕方ないだろう? それが快楽だ――。
これから思う存分声を上げて、味わうがいい
[興奮のあまり魔力で形成していた服は消え、人の男と
何一つ変わらぬ姿。
しかし人に比べれば長さと質量を伴った雄を、
オズワルドの秘壷に宛がうと。
ゆっくりと、しかし休む事なく一息に、最奥まで突き入れる。]
ああ……何て肉だ
これがお前なのか…オズワルド…、
突き入れただけで、達しそうだ……っ
[眩暈を起こしそうな程の湿度と締りに、大きく息を吐き出す。
荒い呼吸を整えて、挿入時の射精を堪え。
オズワルドの媚肉を堪能し、彼に番の雄の形を覚えさせるように。
少しの間動かさずに、馴染ませる。]
[薬は口内の感覚をも狂わせるのだろうか。
侵入を果たした舌が上顎、頬の裏側、歯列を撫でる度に
身体は細かく震えて弾んだ。
身体の変化は著しく、絡んだ唾液は糸を引くようになって、
音を残して離れた唇の名残を舌先でなぞる。
まだ、まだ足りない。]
……かい、らく。
それが、この痛みの……?
[痛みと苦しみを伴う甘さが何であるかを、ようやく知るが
快楽は天とは縁遠いもの、知らなくて当然であった。
それを思う様与えられると聞けば、悦びに笑みすら浮かべる。
羞恥を誘う体勢を取らされても変わらず、期待の眼差しを
雄の形を主張する箇所へと向けている。
文字通り紅く色付いた場所へ宛がわれる様も、恥ずかしくて
より熱を煽る、心地よい。]
は、ぁあああああ……っ!!
[始めに感じたものは、やはり激痛だった。
傷がジェフロイの熱に疼き、しかしすぐに快感へと刷り返る。
その感覚のまま最奥まで突き入れられれば、背を弓なりに逸らせて
喉の奥から声を上げた。
蠍の尾程ではなかったが、それでも十分に質量を持っているそれは
しばらく動かずそのままで。]
んぅっ、ぁ……
蠍よりマシ、かと思ったの、に
[ふと見ればシーツを蹴り上げていたものだから、
慌てて脚の先を隠そうと揺らせば、ジェフロイの質量を
思い知る程に締め付けてしまって、更に声は跳ね上がった。]
[短い呼吸を何度も繰り返し、早く馴染もうと脚を揺らしては
何度もジェフロイを締め付ける事になっている現在。
それでもじわりと物足りなさを感じ始めてもいて]
……繁殖はしないが、行うのだろう?
[男と女の営みを、と先の行為をオズワルドから促した。
彼が動き易いように、片脚の先を見えない様に注意しながら
より開いて見せて誘う。*
もちろんだ
満たしてやる、と言っただろ?
[馴染みも収まれば隅々までオズワルドを味わうように
脚を腰の両脇に抱えて出し入れを繰り返し、
入口と最奥を抉りながら前後する。
高まる快楽に再び上体を倒して、肌を密着させ
両腕が絡んでくるなら、それを受け入れた。]
オズワルド、俺のオズワルド……っ、
[自分の身体でオズワルドを押さえつけ、
男が女を孕ませるために逃がさぬようにする体位で、抽送に激しさと速度を加える。
零れる艶やかな声と、欲を貪る事に夢中で
まさかそのオズワルドに>>182変化が起きている事は、知らぬまま。]
その身体で、受け止めろ!
[愛欲の迸りを、当然のようにオズワルドの胎内へ叩きつけ。
絞めつけて来る媚肉に身を任せ、最後の一滴までを奥に流し込むと、そのまま抜くことはせず。
乱れた呼吸を整えながら、愛しい存在の頬を撫で、
言葉もなく唇を重ねる。*]
それなら、良い。
俺の知らない快楽の世界を、教えて欲しい。
[一息で言わなければ、疼く身体は声を揺らしてしまう。
案の定、この後はまともに言葉を紡げなくなって仕舞う訳だが。]
い―――っ、ぁあっ!んぁああ……っ
や、ジェフ、ロ……ぃいぁあああっ!!
[苦しい体勢だが、それをも忘れる程の出入りに頭を
激しく振って、快楽を訴える。
内の壁が擦れる度に腰は跳ね、よりジェフロイへの締め付けを
強くさせては啼く、その繰り返し。]
[互いの肌が密着すれば、自然勃ち上がった自分の欲が
腹の間で擦れて淫らな滑りを広げて行く。
本当なら脚を彼の腰で組んで離れないようにしたい所だが、
脚の先がぶつかる音が彼の耳に届いてはならないと、
脚は所在なさげに宙に揺れるに留めた。]
もっと……強く、ありたけを……
お願い、だから―――……ぁっ
[しかし、その格好を思えばより羞恥を煽ることとなる。
この部屋に鏡が無くて良かった、客観的に自身の姿を見れば
余計に熱は暴走して乱れただろうから。]
[その内、限界はやって来る。
始まりがあれば終わりがあるのは、世の理か。
腰の奥から湧き上がる何かが、オズワルドの背を丸くさせて
ジェフロイを抱き締める力は一層強まった。
視界が明滅して、思考を奪う白い世界の訪れを予感させる。
もう、何も怖くない。喜んでこの世界に足を踏み入れようと
オズワルド自身も腰を合わせて振った。]
ひっ―――……あ、ぁ……あぁあ……
[彼も限界だったか、最後に一度腰が強く叩き付けられた所で
動きは止まり、精は解き放たれた。
遅れてオズワルドも、互いの腹の間に欲の熱を吐き出した。
受け止めて放って、内側は何度も震えてジェフロイを
締め付けていて、口付けもまともに行えずで。
自分から口付けを行おうと思ったが、結局は彼から
触れられて受け止める事となる。*]
オズワルド……お前が俺の物になった印を刻もう。
[耳元に囁いて、そのまま紅色の宝玉がついた左の耳飾りを、
食み引っ張れば、あっけなく飾りは外れ。
無防備な耳朶に口づければ、やがて蠍の所有を示す小さな象形
文字が印として浮かび上がる。]
な…、に?
[堕ちた愛おしい天使の髪を手で梳いていれば、そこでやっと、
魔王からの声が届き。
瘴気病みと言う言葉に、オズワルドを窺う。]
オズワルド、お前……なにか
[異常はないかと尋ね、改めて身体を見回せば
結晶化した足先からの変化が視界にとまり、言葉を失った。**]
当たり前だ!
お前がどうなろうと、永遠に離しはしない。
だが……
[>>200まるで完全に結晶と化す事を、恐れない様子は
自虐とも諦観とも違うようだが。
自身の命に頓着しないその部分は、決して受け入れられるものではない]
俺に捧げたのは心と身体だけではない
その命も……全てだ
勝手に死ぬなど、許さない。
[たった今、印を喜び受け取ったばかりの愛おしい身を抱き寄せる。
とは言え、蘇生や癒ゆ力の類は持たない故に、何をしたらいいのか]
[瘴気漂うのは魔界の常、魔族である己自身も、
こうして触れるだけで天使を穢す。
だが、オズワルドを手放すかと言えば否だ。]
汗と体液で気持ち悪いだろう、まずはその身を清めよう。
[さんざん注ぎ込んだ媚薬と精だが、全て己の体液だ。
せめてそれらを体の内から、かき出せばあるは――と、そんな思考でもってオズワルドを横抱きに抱える。]
魔王陛下に……?
あ、ああ…そうだな。聞いてみるとしよう
[そんな事も浮かばないとは、我ながらこの状況に相当
焦っているようだ。
ベッドを離れる間際、客室担当の天使を呼んでシーツを
交換するように告げる。]
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