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[ごそごそと物陰で純白のナース姿に着替えて]
……これってあんまり恥ずかしくないわね。
リエヴル君はありがと。
賭け事弱いのだから無理しなければよかった。
うー……何聞けばいいのかしら。
*萌えた話*か*ザ・戦術論*について?
好きな方でいいわ。
じゃあ、萌えた話で。
いつもきっちり軍服を着こなしてる先輩が、
真っ白なナース服姿。
しかも秘話でこそこそだなんて、
萌えてしまいますね。
……お似合いですよ?[にこー]
でもこれ一度質問したら、
着替えを戻して……いいのよね?
私はブレザー姿での信じられない話を聞きたかったけど。
着替えてしまうんですか?
なんだか、残念です。
できたらもう少しだけ……
そう言えば、初めて出逢ったのは僕がまだブレザーで、
オクタヴィア先輩がまだセーラー服の頃でしたっけ?
じゃ、今日1日だけね。
懐かしいわ、これ……。
[ナースキャップも頭にちょこんと飾り]
そうね。
私が研修にいった時だから、とても前だわ。
あの頃はあんなに可愛かったのにね……。
そうでした……
うちの学校に看護師の研修で来てくれたんですよね。
まさかここで再開するとは思ってもみませんでした。
あの頃から生傷が絶えなくて、
よくお世話になったものです。傷の大半は、自分でつけたものでしたが。
って、可愛いて。
どういう事ですか……
あ、ナースキャップ、曲がってますよ?
[身を乗り出して]
ねぇ……あんまり傷を作っちゃダメよ?
破傷風とかになって、
そこからまっしぐらとか良くある話なんだから。
[片手で制して、自分でキャップを直し]
大丈夫、ひとりでできるわ。
今は大人に見えるけどあの頃は子供みたいねって話よ。
……鼻血とか出してるのみるとそうも言えないかしら?
……膝枕で良いなら、してあげる。
血が収まって、安定するまでね。
まっしぐらって、何処へですか……!
[どう考えてもあの世だった。
制されたまま、その場に座り直り。
行き場の無い手をにぎにぎなどしつつ]
傷、作りたくは無いんですが、
職業柄どうしてもついちゃいまして……
ま、まぁ、あの頃はマジでガキでしたからね。
今はもう違います、が。
……お言葉に甘えて良いですか?
破傷風にならないように。
[ほんの僅かに緊張しつつ、オクタヴィアの膝に頭を乗せる。
遠慮しがちに、膝の先に]
はぁ……、今日、ちょっと疲れちゃったので……
しばらく、このまま……
[そう言って目を瞑る。
やがて、寝息が聞こえてきた**]
あの世よ。
[とてもいい笑顔でにっこりした。
にぎにぎしている掌に視線を落として]
そうね、手も大きくなったし、背も伸びてる。
立派な大人だと思うわよ?
だから――…
[本当に膝に頭を乗せた姿に苦笑して、
髪を梳くように、そっと指先で撫でながら]
――おやすみなさい。
いい夢が見られるといいわね。
こんにちはでござる
秘話の仕様はご存知だろうか
「発言先」のプルダウンをクリックして相手を選んで
「言う」を押せばいいでござるよ
秘話誤爆には御注意なされよ
何か困り事等あれば遠慮せず仰ってくだされ
う、うぅん……
ここは――――、あの世?
[などと思ってしまったのも無理なからぬ事だろう。
見上げれば、金の髪を後ろでまとめた天の使いが、
うつらうつらと舟を漕いでいた。
あれから、どれくらい経ったのだろうか?
自分が膝枕の上で寝てしまってから、
オクタヴィアはずっとそのままの体勢でいてくれたらしい。
慌てて身を起こそうとしかけるが、
彼女の無防備な寝顔を見詰めているうちに、
もう少しだけ、と、欲が出て。
頭に当たる柔らかな膝の感触を、忘れないように。
呼吸に合わせて上下する、
柔らかな二つの膨らみの揺れ具合を、忘れないように……]
[彼女とはじめて出逢ったのは、自分が通っていたキャンパスでの事だった。
無防備に眠るオクタヴィアを見上げながら、
ふとあの頃の事を思い出す。
綺麗で優しくて、彼女に治療してもらいたいが為に、
友人達と競い合うように怪我をこしらえたものだった。
そんな、たくさんいるアホな男子学生の一人だった夏の日。
修学旅行先の処刑場で行われた肝試しで、
自分は((においフェチ))のきぐるみを着て脅かし役になったのだったか。
暗闇から、「このままじゃおさまりがつかないんだよな」と囁いた結果、
彼女はどう反応したのだったっけ――――]
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