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BEEP! BEEP!
[けたたましい警報アラームと共に、艦内に響く電気羊の叫び>>#1
船外避難のアナウンスに、にわかにざわめき立つ船内]
…あーあ。面倒なことになった。
莫迦な事をするやつも居たもんだ。"この船"に喧嘩売るなんて。テメェもそう思うだろう?
懐かしんでいる時間は無いよ。
こうなってしまった以上、僕らはこのままこの船に残るわけにはいかない。
これ以上の尾行は無理だな…
ヤツの衣服なりに盗聴ビーコンを付けるしか無さそうか
このゴタゴタだ…多少肩がぶつかった位、誰が誰だか分からんだろうよ。
[本部に通信を入れる]
そういう訳だ。我々はこれより離脱する。
対象が無事避難邸に乗船したのを確認次第、追跡を続行する。
万が一対象が船に取り残された場合は…
"お任せください。プランBの準備を進めておきます。"
頼みます。
そんじゃよろしくな。
[――通信終了――]
――さて。それじゃあ始めようか。*
― 第二エリア:フードコート ―
[監視カメラの眼を逃れるため、第二エリアを駆ける。
プライベート空間である客室であれば、流石に監視カメラが設置されているはずがない。その時]
BEEP! BEEP!
[けたたましい警報アラームと共に、艦内に響く電気羊の叫び>>#1
船外避難のアナウンスに、にわかにざわめき立つ船内]
なんだ…!?一体何が!?
[そのとき、ショッピングモールの方で悲鳴が聞こえた。モールに配備されたドロイド達が、乗客に向かって次々に攻撃を加えているではないか!]
信じられない…
ドロイドが人を攻撃するなんて…!
[愕然と地獄絵図と化していくモールに立ち尽くす。
やがて暴走するドロイドの一体と目があうと、それはこちらに向かって一目散に突進してきた!]
ぁぁぁあああああぁぁ!!!?
[叫び声を上げながら、ドロイドの追跡をかわそうとモール内をジグザグに逃げ回る]
(軍だ!軍部がドロイド達をハックして、僕を殺しに来たんだ!
死にたくない… 僕はまだ死ぬわけにはいかない!)
― 同・フードコート ―
ひゅー、こりゃ酷い。俺らがやったのよりもっとだ。
阿鼻叫喚とはこの事だ…ロボット3か条も最早旧時代の化石だね。
[叫び声が木霊するモールに落ち着き払った様子で立ち、スン、と鼻を鳴らせば。
――誰かが怪我をしたのか、血の匂いがする。甘美な誘惑はそこかしこから立ち上って、手招きをしているようだ]
あーもーお腹すいたー。
なんでこんな美味しそうな匂いがするのに食べちゃ駄目なんだ…
"中尉、現状の活動制限レベルでは殺害及び捕食は許可されていません"
我慢しろ。ここで喰うのも本星で喰うのも一緒だ。それよかあの坊っちゃんだ。ドロイドに追っかけ回されてっぞ。なんとかしねぇと
死ぬなら死ねば良い。その時は機密データを回収してこの船からおさらばだ。
それにしたって、このままじゃあ見失うぞ?
見失わない程度に離れているんだ。
大丈夫さ。"僕ら"は眼が良いんだ。そうだろう?
ったく、目ぇ離すんじゃねぇぞ?
ドゴォォォ…!
[轟音とともに船内が激しく揺れ、モール内の照明は激しく明滅した。振動の影響で、彼を追いかけ回していたドロイドは転倒し動けなくなった]
っ、ははっ、ざまあみろ!
天運は我が大義の元にあり!
[動けないドロイドをさんざにからかったのは、今までのストレスの憂さ晴らしか。
あたりを見回せば、天井付近に据えられた窓から、僅かに所属不明の船影が余りにも間近に――それこそ接岸しているように――見えたかもしれない]
…一体何が起こっているんだ…!?*
うわ、ドロイドにあっかんべーしてやんの…性格ワルっ
全く、軍規を破って脱走した挙句に機密漏洩することのどこに大義があるのか… 餓鬼だなあれは
[見上げれば、接岸する船影が見えただろうか。
目を凝らし、もし船影に金馬の紋章が見えたなら通信を開き]
こちらディースリー、小型の戦艇が衝突した模様、画像送る、所属の照会を求む。
"照会完了、『ゴールデン・グルトップ号』
ギムレー星系を根城にする宇宙海賊です"
はぁ〜、海賊とはたまげたなぁ!
馬鹿騒ぎの原因はあいつらか。全く、よくも邪魔をしてくれたものだ。後で絶対潰す
"我らがケルベロス部隊の実地導入試験として、宇宙海賊の殲滅作戦というのも乙かもしれませんね"
/*
ふむ、メモを確認したディーズリー中尉から、
金馬の皆さんにこれだけは言いたいそうです。
君らなにガルー持ち込んでんのこの船に(おこ)
寧ろよく3W揃い踏みで今まで何も無かったな金馬!?(お互い気づかんかったんかい)
そのガルーの制御力を見込んでケルベロスにスカウトしたい位だよ…ゲオルグさんは壊れかけてるみたいだけど
*/
[天井から見える船影、目を凝らせば、僅かに紋章らしき模様が見える]
金の…馬…
[即時フラッシュバックしたのは、この船に乗った時、モールのニュースホログラムで流れていた『宇宙海賊』のニュース。それに映されていた紋章にそっくりじゃないか!]
ヒエッ…!
[途端、腰が抜けて床に尻餅をつく。身体が震えて上手く立てない。]
(か、海賊…!なんで…!?)
卑劣な…!賊を雇ってまで紅華は僕を殺したいのか…!?
[無論、そんな事はない。この船に乗り込んだ者に(金馬の海賊も含め)、遠方の星系から来た彼の企みを知る者など居るはずもない。
従業員にとっても海賊にとっても、彼はただの乗客に過ぎないのだ。
けれども、彼にはその事が気がつかない。
まるで自分が悲劇の主人公であるように、自分を取り囲むあらゆるモノが自分を殺しにきてるのだと疑わないのだ。]
助けて… 死にたくない。
死にたくない!!!
[やっとこさよろよろ立ち上がる]
生き残る…なんとしても生き残らないと…
[混乱した頭で、電気羊の悲鳴>>#1を思い出す。]
避難…そうだ避難しないと!!
[踵を返し、先ほど自分が走ってきた、メインサロン方向へ駆け込む。
しかし、連絡通路はどの入口も避難亭に駆け込客でごった返し、加えて入口付近でしばしば暴走するドロイドが乗客を攻撃し、攻撃から逃れる乗客もいて人の流れが滅茶苦茶だ。
悲鳴と怒号が飛び交う中、何度も何度も乗客と肩がぶつかったりしながら入り口に近づこうとするが、]
うわっ!?ぐっ…
[押し合いへし合いの人の波に突き飛ばされ、壁に身体を強く打ち付ける。そのまま壁に身体を預ける形で気を失って仕舞った。]
[気を失っている間にモールの避難は進む。
警備員からのアナウンス>>115も、コンビニエンスストアの人影>>128にも気づかぬまま。
目を覚ました時には、モールは静寂に包まれていた*]
――取り敢えず、任務完了、だな。
[彼にぶつかった時、喉元に超小型ビーコンを貼り付けた。ちょっと触ったり掻き毟ったりした位では到底取れない代物だ。
混乱に乗じてデータを盗み出せればよかったが、それよりも己の避難の方が優先だ。
――勿論これは、50年前のメリー号での教訓である]
これより避難挺にて離脱する。
対象の動向は、ビーコンから拾う音声・画像より報告する。
"了解しました。今後の作戦については追って連絡します"
[中尉が避難艇の最後の一艘に乗り込むと、船のハッチが締まり、避難挺はゆっくりと銀羊号から離れていった。]
さて、どこでくたばるかな?
訳の分からない所で野垂れ死にされるのが一番困るからね。
適度に生き残って秘密を口外されない事を祈るよ。*
うう…ん?あれ…
[辺りに人の気配はなく、視界の端に暴走するドロイドの機械音が聞える。]
!データ、データは…!?
[意識がはっきりして来て一番に、データの心配。
慌てて身体中くまなく探し、データの無事を確認する。
ホッと一息ついて、次に思い浮かんだのは]
避難は…避難しないと…!
[少し身体が痛むが、そんなことも言ってられない。
がらんどうになった連絡通路を走り、避難挺のあるエリエへ急ぐ。
勿論、残っている避難艇が全て動かない>>297ことも、そんなやり取りが警備員と海賊との間であった>>304ことも知らない。
そして、第一エリアから近づいてくる赤い影>>384にも、勿論気づかないままだ*]
― 第一エリア:避難艇付近 ―
何故だ!何故船が動かないんだ!!
[壁に拳を叩きつけ、嗚咽を漏らす男の姿があった。
動く船は全て出払ってしまった。ここにあるのは動かない船ばかりだ。]
畜生… 畜生…!
死にたくない、死にたくない、死ぬわけにはいかない、
[逃げれなかった悔しさを何度も何度も壁を叩きつけ、拳には僅かに血が滲んでいた。
元軍人とはいえ、何も考えずに逃げてきた。実際ここまで丸腰で逃げて来れたのは奇跡と言って良い。]
(…死ぬわけにはいかない、
僕には目的がある、大義がある
軍部の行いを粛清し、紅華を正す
これは正義だ!僕が成そうとしているのは、崇高で誇るべきことだ!
そんな事を成そうとしている僕が、この僕が!
こんな所で死んで良い筈がない!!!)
殺してやる…!
僕を貶める者、僕を襲うもの…来る者は全て皆殺しだ…!
[そうとも、これは正当防衛だ。非力な彼にそんな力があるかどうかは置いておいて、
もしも今後賊の襲撃に逢ったとして、そして万一殺してしまったとしても、]
死んでしまうなら、それは僕に逆らった報いだ。
僕は悪くない。
[その冷徹な決意は、なまじ彼も紅華に染まったが故か。
…そんな覚悟の間もなく、vsドルイドマラソンが開始される>>396とは、まだ思いもしなかったのである**]
― 避難艇付近→vsドルイドマラソン ―
ああァァ嗚呼ァァああ!?!?
[第二エリアの方から声が近づいて来ると思ったら、
迫り来る鉄塊、銀髪を振り乱して走る医者。
なんだコレ。等と思う暇もなく、気づけばともに悲鳴を上げて鉄塊に轢き殺されない様にダッシュしていた]
何呑気な事言ってんの?!
体調より自分の命のが心配だよ!?
[何言ってんだこの人と思いつ]
機械がお腹空くわけないでしょ!?
てかなんで缶詰なんか持ってんの!?
何がベスト!?投げるの!?
[缶詰は緩やかな放物線を描き、]
”カコン”
[と音がしたが、ものともせずドロイドの群れは迫って来る]
ですよねぇぇぇぇぇ!!!
[泣きながらなおも逃走は続く]
ほんと何言ってんのこの人ぉぉ!?>>424
[呑気なのか何なのか良く分からない医師の言葉に思わず心の声が出た。錯乱してるのか、それとも平時からこんななのか?おそらく両方である事には、同じくパニックした脳では考え至る事はできず]
とにかくどこか隠れれる所に!
あの部屋に入ってやり過ごすんだ!
[そう言うと医師の手を引いて、角を曲がってすぐ目に着いた部屋に飛び込んだ。(先の異変でドアロックが解除されてる事は、勿論知らない)急いでドアを閉めると、ドロイドが入ってこないよう身体全体でドアを押さえつけた。]
……………!
[機械音の群れはしばらくドア付近で蠢いていたが、暫くすると四方八方に広がり、遠ざかっていった。]
…ふう。なんとかやり過ごせましたね。
[安堵して部屋の方を振り返って驚いた。
整然と並んだロッカーに厳重に保管された、
銃器・刀剣・その他武器の数々。
そう、二人が逃げ込んだ先は『武器保管庫』だったのだ*]
― 武器保管庫 ―
まさにベストタイミングですね…!
[有り余る武器の量に思わず目を輝かせた。]
ええ、この先何が起こるかわかりませんから。
["ここで調達した方が"という言葉に、力強く頷いた。
――ただし、人には使わないように、という医師の心中とは、真逆の事を考えてのことだった。
すなわち、敵は全て殺す。その為には武装が必要だ、と…]
銃器なら、実弾は威力があるが弾がなくなればそれきりです。
荷物が多くなるのが嫌ならエネルギー系が良いですね。ただやはりエネルギー残量は気にしないといけない。
まあ、どれか1つだけでなく、遠距離系の銃器を1つ、近距離戦様に刃物か鈍器を1つ、という風に使い分けれれば良いですかね。
[物色を勧めながら、医師の言葉に返事をしてみる。]
ああ、警備用の警棒がある。しかもパラライザー付きだ。これは持っていこう。
サブマシンガン!非常に魅力的だ。しかしかさばるから持ち運びには不便だな…こっちのハンドガンのが良さそうだ。マガジンを幾つか持っていこう。
万が一のために、このナックルも付けておこう…
[ひょっとすると医師に慣れた調子で武器の品定めをしているのを不思議がられたかもしれない。その時は職業柄とか言って曖昧に返事を濁すだろう。
曲がりなりにも元軍人、武器の扱いは一通り習ったものだ。]
あとは… ああ防弾ベストもある!丁度よい、ここで来ていこう。
[そう言ってジャケットを脱ぐのに胸元に視線をやって気付いた]
あ…コーヒー…
[シャツの胸元だけうっすら茶色に染みついている。ナネッテに拭いてもらってから着替えるのを忘れていたのだ。ジャケットを着ている限りでは傍目からわからなかった(くらいに広い範囲)ので、恐らく誰も気づかなかったのだ]
…気にしてる場合じゃないか。
[構わず防弾ベストを着込んで、再びジャケットを羽織った]
[完全防備な様を見て、果たして医者はなんと言っただろうか。
装備を済ませて部屋を出ようとした時、脳裏に一つの企みがよぎった]
あのさ…ここ…
他の人が装備出来ないように、ちょっと荒らして行こうか…?
[例えば実弾を全部隠してしまうとか、マガジンだけ抜いてゴミ箱に捨ててしまうとか。
自分たち以外の誰かがここの武器を手にする事が、――それがガルーや海賊ならなおさら――まさしく脅威足り得ると考えたのだ。]
…いや!冗談ですよ。ちょっと気が動転してて。
[頭を振って思い直した。荒らしてしまったら再びここに装備を整えに来た時に自分たちが困るのと。
医者の返事があったかわからないが、もしあったとしても、きっと賛同は得られなかっただろうから。]
…よし。行きましょう。
[辺りを見回し、ドロイドの気配が無いことを確認して、部屋を出た。*]
[医師の反応>>509はほぼ予想したとおりのものだった。]
…先生は優しいんですね。
[とポツリこぼしたのは果たして聞かれていたか。]
アンロック…?そうか、確かにここは乗客の僕とかが普通に入れる場所じゃない。一体どうして…?
[医師の言葉の続きが気になったが、聞くのは憚られた。
恐らく自分も同じような事を考えていただろうから。]
ええ、それじゃあここで別れましょう。
僕は… って先生!?
[今後の行き先を思案してるうちに、銀髪は颯爽と駆け出して仕舞った。]
やれやれ…おかしな人だ…
[おかしくて掴みどころのない人だが、医師としての信念も感じる。]
――少なくとも、彼は"僕の敵ではない"な。
[さて、武器も調達した、果たしてどこへ行く?
狭い通路は戦闘に不利だ、近場の広い空間に出たほうが懸命だ。
それにイチ乗客である自分には、現状を把握するには情報が足りなすぎる。
――メインサロンに行こう。誰かしら人が居ればなにか話が聞けるかもしれない。
最も、この船ごと僕を嵌めようとしている(※被害妄想です)のだから、添乗員の言うことが全て真実とは限らない。
通路の壁に張り付き、危険がないか周囲を見回しながら、メインサロンに向かった*]
― メインサロン入口付近通路 ―
[軍事込みの徹底したクリアリングで、通路の安全を確認しながら身長に進む。幸いここまでは、人にもドロイドにも遭遇することはなかった。
しかし。
メインサロン入口手前のT字通路の角の壁に背中を付けて、顔だけ出してサロンの入口の方を見ると。
自分と同じように壁に張り付いて歩いている人物>>529が目に止まった]
…!
[誰だ?添乗員か?いや、添乗員があんな風に背中を壁に預けて歩くものか。
逃げ遅れた乗客か?自分と同じようにドロイドを警戒しているのか?
――それにしたって、メインサロンの真ん前なのに、警戒を解かないのは可怪しい。
まるで目の前の男にとって、この船全体が敵のようじゃないか。
位置乗客であるベネディクトには、他の乗客の情報など分かるはずもなかったが、なまじ軍人の勘がジャケットのポケットにスマートに隠された拳銃に手をかけた。]
(…こちらから仕掛けてはダメだ。あくまで正当防衛でなくてはならない。相手の出方を窺うんだ…*)
!!しまっ…
[相手と目が合った!
一瞬の静寂から、悲鳴と共に男の姿が視界から消えた。再び視界に捉えた時は、男はどこに居たか。]
…なんだあれは?人間の動きか…?
[戸惑いながら自分で口にした言葉に、一瞬で顔が青ざめる。
人間の動きでない人間。イコール、人狼《ガルー》]
死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ
貴様ッ!ガルーかぁッ!!
[般若の形相で男を追う。
遠くに逃げてしまったなら暫く通路を探し回るだろう。
視界に入り、少し距離があるなら迷わず拳銃を取り出して2,3発御見舞し様子見。
至近距離なら、丁度目に止まった消化器を相手に噴射し目を潰し、そのまま消化器で殴りかかってやろう*]
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