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16人目、偽りの蠍 ジェフロイ が参加しました。
偽りの蠍 ジェフロイは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
[果たしてオズワルドは、どう反応を示すか。
仲間を放り出して逃げるなど、天使にあるまじき行動だとでも言うだろうか。
まあ、それならそれで隙を見て、実力行使に出るまでだが。]
(『――天使を飼う』とは、テオドール様も酔狂な事を……)
[己の取って天使など、人と同様ただ欺き蹂躙し、貪る対象でしかなく。
敵対する魔族に咬みつく天使を、わざわざ手懐けるまど面倒でしかない――なかった。
だが初めてこの天使を見た時、なぜかこの顔がどう歪むのか見てみたいと。
そんな欲求が、体の奥からむくむくと沸き上がったのは事実だ。]
皆、懸命に戦っているが……
急げよ、もう門は破られてるぞ!
[>>265工房の中に散在する工具や資材を袋に詰める天使を、
手伝いながら。
戦況を聞かれれば、そこは偽りなく答えてやる。
いくら魔界で天使を飼うことが流行っているとはいえ、
すべての魔族がそれに興味を示しているわけではない。
街中に雪崩れ込んだ魔族が、ここを蹂躙しに来るのも
時間の問題だ。
何より己が手に入れる前に、他の魔族に目前の存在に手を付けられるのだけは避けたい。]
そんなものを持って、どうするつもりだ?
戦いの経験はあるのか?
[やはり、仲間の天使を置い逃げるなど出来ないか。
半ば予想通りだとはいえ、>>267光を編み込んだ鎖を
手に取る姿に思わず溜息を吐く。
この技巧天使が戦った姿など、今まで見たことがない。
そもそも戦う力があれば、こんな役割を与えられ工房に
籠っているわけもないのだ。
経験がないなら、かえって足を引っ張るぞと付け加え、
それでも――と己も腰に下げていた鞘に手をかける。]
それでも――、仲間を置いて行くなんて出来ないよな?
[そうだ――もし、この無口な天使がそんな類なら
やはり、そもそも興味など抱かなかっただろう。]
わかったよ……、お前の背中は俺が守る。
[だから存分に戦えと言葉少なに、偽りの信頼を寄せて。
出会って間もないというのに、まるで長い刻を過ごしてきた友のような顔で微笑んで見せる。]
(――なんてな)
[オズワルドが鎖を手に外へ向かい、背を見せればその瞬間。
躊躇うことなく、その無防備な背後に剣を鞘ごと振り下ろし、
技巧の天使を意識不明の只中へと叩き落す。]
そんなの嘘に決まってるだろ?
少しは疑え……
[こん簡単な嘘に騙される方が馬鹿なのだ。
意識を奪った天使を工房の床に横たえ、固く閉じられた
衣服を強引に寛げる。]
さて、……触れれば受肉するのだったか?
[どれほど触れればそうなるのかは、わからないが。
まずは、己の所有物であることを示す印を付け無くてはならない。
衣服の下から現れたのは、なだらかで平坦な胸。
掌で沁み一つない肌を下腹部まで辿れば、股間が示すそこは
性の別などない。
意識のない技巧の天使の顎先を捕らえて、唇を重ね、
容赦なく舌を差し入れて口内を舐れば。
戯れに擦っていた無性の箇所が、受肉を示す熱を伝えて来るだろうか。**]
[とはいえ、天使だろうが魔族だろうが、見られては面倒だ。
のんびりと楽しむなら、やはりあそこへ行かねばなるまい。
無理やり唾液を流し込み、愛撫の手を止め、意識のないオズワルドの体躯を抱き上げて。
誰に見とがめられることなく、撤退する。*]
―天獄の泉―
[ベッドに放り投げるように、オズワルドを寝かせ。
彼が大事な工具類の入った袋は、近くへ適当に置いて、
まずはベッドから繋がった枷で、これ見よがしに繋ぎ留める。]
くくくっ、第一声が楽しみだな
[裏切られた天使は、目覚め、受肉し、
”彼”と呼ぶにふさわしい性を得た自らの身体を見て、
見知らぬこの部屋で己を目にした時、何を思うだろう。**]
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