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帝国軍少尉 ヴィンセント は 少尉 フレデリカ に投票した
/*
しまった。死にそうだと思ってたのに「二日後」とかしたから地上困ってる?
前線にいくフラグ立てたから、名無し兵に狙撃ターンでもいけるんだよ!フレデリカ絡みが一番きれいだとは僕も思うんだけど交信時間に立ち会えないというリアルに負けた… */
― 帝国側軍議の2日後・学校跡地 ―
「
……制作技師中の誰か…の趣味なのではないでしょうか。
氷の橋を表して「
きっと、ロマンチックな方がいるのでしょう。
[届いた魔器に対するコメントに、答えながら、魔器の性質を確認する。]
河を渡るには…橋の上に
河の水を巻あげても、雷撃の衝撃が通行の障害になりますし…ここはやはり、攻撃用と見た方がいいかもしれません。
運用については…集中して突破するのも方法ですが、万が一何か不測の事態が発生した時を考えると、怖いかもしれません。
[協議の末、魔器の扱い方が決定される>>82。同時に 前進拠点への攻撃も決定した>>84]
…承知いたしました。工兵隊は直ちに、公国前進拠点付近への移動、及び魔器
極力使用は控えますが、万が一の事がありましたら通信機にて連絡をお願いします。
[「万が一の事」が起こるのは、自分と自分の部隊であったのだが、この時の認識は奇襲をかける側。そこまでは思考が*思い至っていなかった。*]
― 魔器到着後/帝国軍拠点 ―
[調整をしていた部下が少しざわついた。何事かと思いその方向に頭を向けると、ウェルシュの姿。>>64]
…見ての通り。物凄いものが来ました。
雷撃竜巻に威力増強の炎…一気に片をつける気でしょうね。
混ぜ込まれた方陣の複雑さ、攻撃を増強させための魔方陣を間に混ぜ込んで…更に層にして…
[ウェルシュ相手なら通じるだろうと複雑な魔器の内部構造の説明を始めるが、ふと、違和感に顔を上げた。]
……引き分け狙い…なのですか?
[今までのウェルシュの動きを考えると、とてもそうは見えない。
不思議そうに相手を見ると、どこか空虚に思える言い方で答えが返った>>66]
……そうですね、この大がかりな仕掛け全てを、私だけで制御をするわけにもいきませんから…部下には重々使い方を教え込んでおきます。
…世の中、何があっても、どんな戦況の変化が起こっても不思議ではないが…
少なくとも、君にそんな姿を見せないようには、努力するよ。
[一瞬だけ、聞こえた言葉につられて昔の口調に戻る。これが、最後の会話になるとは予想もしないまま。*後ろ姿を見送った*]
― 公国側川岸 魔器攻撃準備中 ―
[公国領内。随伴する斥候隊の協力を得ながら設置場所へと慎重に進む。
程なく、予定ポイントに到着し、魔器を設置する為の土台作成と仮陣地設営作業に入った。]
「探索任務に向かいますが…万が一、公国兵を発見してしまった場合はどうしたらいいでしょうか?
報告に戻っていたら間に合わないかもしれませんが…」
[探索命令を出した斥候兵からの質問。質問の形式はとっているが、実質は敵遭遇時の攻撃許可依頼。]
…その時は魔法銃の使用を許可する。
目標を直ちに排除。
ここには近づけさせるな。
[短く命令。この言葉が妹のように思っていた元同室者の生死を分けた事は知らない。]
― 公国側川岸 ―
魔器の土台は設置できたな。
後は後方に控えている工兵から、
[不意に、遠くから銃声が聞こえる。最初は、馴染み深い魔法銃の発動音>>5:333
続いて…短いが、確かに聞こえた。公国側の火薬銃が発射された時の破裂音>>5:337]
……遅い……まさか、やられたのか…?
[双方の音が止んでも、斥候兵は戻ってこない。公国兵がこちらに向かう気配はないが、念のために数人で確認に向かうことにした。手に魔法銃を持ち、武装して銃声のあった位置に近づくと、二人の狙撃兵が息絶えているのが見える。>>5:337>>5:338
いずれも、一撃で仕留められ、辺りには火薬の燻るような香り。
部下から、瀕死の公国兵を発見したとの報告に顔を上げた]
瀕死…ということは、まだ息があるんだな。
それなら、速やかに止めを…
[止めを刺せ…そう、言い掛けて動きが止まった。
示された方向に見える公国兵。通常より小柄な体格。
死んだ馬の背にもたれかかるようにして座り込み>>5:338、肩まで伸びた金の髪が微かに揺れた。]
………………あぁ。
そういえば、フレデリカに出会ったぞ。
トール先輩の警護をしていた。
[数日前のリエヴルの言葉>>2:104が、改めて記憶の中に蘇る]
…………
そんなはずはない。
あるはずがない。
あの子は…トール先輩附きなら、こんな場所には出てこない。
違う。
人違いだ。
あんな話を聞かされたから…そう思い込んでいるだけで…
[無意識に引かれたようにその、「公国兵」の傍まで近づく。>>5:467
金髪の女性兵なら公国にいくらでもいる。
そう、言い聞かせながら無防備に近寄る。
死んでいたように見えた公国兵の手がすっと伸び、かちりと安全装置が外れる音がした。>>5:469]
[金の髪、大きな瞳。
女性らしさを増した外見に変化はしていたものの、当時の少女がそのまま成長したことを疑う材料は何もない。
手から滑り落ちた銃が乾いた音を立て、赤の滲んだ土の上で止まる。]
[相手の軍服の所属を忘れて声をかける
唇が微かに震える。
腰の何かを指し示す仕草。
薬か何かが入っているのかと慌てて探ると、公国軍の認識票が大量に詰められた小箱を見つける。
一番上の認識票に刻まれた名前は…]
…………
[慌ててやってきた部下達が、自分とフレデリカの間に入る。
「この兵は死んでいます」「近づいては危険です。」
矛盾した言葉を述べながら、自分を陣のある後方へと引っ張ろうとしている。]
[その後、フレデリカがどうなったのか。
シェットラントの認識票をどうしたのか。
託され、公国に向けて放つはずの
[全ての記憶が、薄闇の中、塗りつぶされ磨り潰されでもしたかのように思い出せない。]
「近づくな!!
[いくつもの銃声と魔法弾の発する魔力音。
耳をつんざくような音の奔流の中で、誰かが叫ぶ声がした。
誰か……
いや、自分の…声…… ? **]
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