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[左右の頬に一つずつ、額に一つの唇を寄せ、
微かなリップノイズを木々の波間に落して攫わせ。
吐息を噛みながら顎を引くと、改めて翡翠の双眸を覗き。]
多くの加護を受ける気で此処に来たが、
こうも上手くいくとは嬉しい誤算だ。
―――もう、琉璃は薄々感づいているだろうが、
人生如くの巡礼で、最後に辿り着くのはどこか知っているか?
[初めに札を受け取った場所こそ、スタート地点にしてゴール地点。
沢山の淡色の絵馬が掛けられていた大國社は、白を切り通すには余りにも、直接的な加護を降ろす社。]
―――… 一生、呪ってくれるんだろう?
枕元へ通い立つより、最適な居場所だと思わないか。
[ク、と彼女の腕を引き、また主語の行方を晦まし誘う。
最早離れて歩けるくせに、当然とばかりに隣を闊歩。
木札を各々の社に納め、人生に纏わる加護を多々承り。
辿り着いたのは、良縁加護たる―――夫婦大國社。*]
/*
改めましてお疲れ様です。
灰を…!全然読めてない…!
レスを返すとき、によによしつつ噛み締めるターンが、
無ければもうちょっと早く返せるのになぁ!
/*
陰陽師ペアのメシテロでお腹が鳴る…っ!
京風ラーメンに黒米ごはん…!!
>>-844 妹ちゃん
お疲れ様ですただいまです。
ちょっと彼是しつつですがゆるっと居りますよー。
最初から何だかんだ言いつつ、デレの多い兄です。
口説くのが好きと言うと語弊がありますが、
スタート地点から何らか変化してエピを迎えるのは大好きです。
乗り越えるものと云うか、変化あると楽しいですよね。
そして、わんこsは色々おめでとう。
(あいつら何時も一緒だな…)とか自分のことを棚に上げて見守りたい。
[接触から拡散する体温は、全て左胸へと帰結する。
永年の願望であたったが、叶えられてしまうと、存外面映ゆい。>>518]
……聞きたいと、敢えて告げないのは、
直に口付けで溶かせ、と言うことだろうか?
―――…策士な妹御も居たものだ。
[我儘と咎めなくてはいけない場所で、謙虚を教えねばいけない立場で、それでも、口を吐いたのは猫可愛がりと評される甘えであった。>>519
どれだけ、妹の声が駄々めいた響きを備えようと、自身には唯の殺し文句にしか聞こえない。
末期を自覚する兄は、強請られるままに唇繋いで、
己の体内に溜まる熱量をお裾分け。]
/*
もっと起きていたいけど、タイムアップ…。
中途半端で申し訳なく…!
上瞼と下瞼がくっ付きそうなのです。
うう、妹ちゃんといちゃこらしたい、のにっ!
[理性で結ばれていた結界は破れ、
お互いを囲んでいた本当の呪いが溶けていく。
自分は彼女の兄で、彼女は自分の妹だと、教えられ続けたが、
頭での理解に心の納得が勝るほど、大人でもなかった。
まだ未成年たる互いには、この先幾つも壁が立ちはだかるだろう。
彼是難しいこと以前に、己は傲慢で彼女はやきもち焼きだ。
十八年経って、世界で一番彼女を知ると太鼓判を捺されても、
己はまだ、彼女の全てを知らず、だが、彼女の全てを知りたい。
己が教わる分だけ、彼女にも教えてもらおうと思う。
己の知っていること、知らないこと、全てを二人で。>>522]
―――…問いかけてる癖に自信満々だ。
そんな所は少し似ているよな。
……ああ、兄妹だけでなく、夫婦でも似るのだったか。
[呟いた言葉は、彼女の鼓膜を擽り、終わりの社が見えてくる。
人生祈願の一巡りもこれにてお終い。修学旅行も最終幕。]
[緩く手を引き、最後に夫婦大國社へ手を合わせると、
祈願と共に十五社満願の報告も兼ね。
加護を得るときよりも長く時間を取って礼拝。
ざらりと靴裏で地を詰り、チラと盗み見投げる彼女の横顔。
先ずは一呼吸を置いて、口を噤み。
たっぷりと時間を掛けてから、
真っ直ぐ視線を社に向けたまま、声を静かに響かせた。]
……琉璃。
旅は恥の掻き捨てと云うが、俺は同意しかねる。
気恥ずかしくないのかと云われたなら頷くが、
これは本音だ、捨てられるはずもない。
修学旅行に託けて……など、
大分青臭いが真面目な話でもある。聞いてくれ。
[回りくどい前置きを乗せると、社へ二度拍手を向け、
一度頭を下げてから、彼女へと向き直り。
重ねる眼差しは良く似た翡翠の珠二対。]
俺は琉璃のことを、妹としても、一人の女としても好いている。
照れくさいので何度もは云わない、だが、首は縦に振れ。
[繋いだ手を揺らしてしまうのは気を紛らわせるため。
数度視線が脇へと逃れ、言葉を噛んで、間々沈黙が落ち。
わざ、と風に揺れた木々の音色の背中を押され、
観念したように、気障な台詞を捨て、真情を吐き出した。]
―――…俺と生きろ。
何処にも嫁に行くな。
俺が必ず琉璃を貰うから。
巡って受けた加護以上に、必ず幸せにしてやるから。
[選べない言葉がそこかしこに押し付けがましく落下。
調子付いて軽口奏でる常の色合いとは一線を画し。
本題の前には、もう一度肺から呼気を搾り出す。]
必ず幸せにするから―――……、
生涯、傍に居ること。
―――…お兄ちゃんとの、約束だ。
[呪詛より固い呪いの言霊。
己の幸い司る唯一人の小指を掬い、指きりを結ぶ。
真っ赤な糸が―――、風に散る赤毛よりも、染まる紅葉よりも、
濃い赤誠な愛糸を、互いの小指にくるりと巻きつけた。*]
/*
ただいま様です、お疲れ様です。
妹ちゃんは大変お待たせいたしました。
そして、自分も先んじてご挨拶を。
初めましてお久しぶりこんばんは、momotenことももてんです。
この度は修学旅行と云うことで、大変懐かしくも、楽しく、甘酸っぱい気持ちで一杯になり通しでした。
村建て様は毎度楽しい村を有難うございます。
ご一緒した方々も中々絡めませんでしたが、胸は多量のログ糖で煮えています。余は満足です。
しかし、メシテロが此処まで胃袋直撃した村は久々です。
噂には聞いていたけれど、未谷ちゃんのメシテロぶりに戦慄いたしました。ご飯を食べた後とか前とか関係ない破壊力です。恐ろしい…。
クラスメイトのお二人も、各所拾ってくださり痛み入ります。
お二人とクラスメイトでとても楽しかったです。
皆様とまた何処かでお逢いできれば幸いです。
自分はふらふら彷徨いがちですが、どこかで見かけたら、遊んでくださると大変喜びます。
と、ご挨拶を致しまして、愛方さんに無限の愛を撒き散らしつつ、あと二時間、きっちり愉しむ気持ちでございます!
/*
>>-976
まさか此処で伝説の大妖怪イチタリナイを見るとは…!
ど、どんまいです!
/*
こうして新たな妖怪イチタリナイは仲間を増やしていくんだ……。
いえいえ、きっとちゅーとかで解けますよ!
[予想はしていたものの、否を唱える彼女につい笑みが零れ。
貪欲なところも少し似ていると、幸がまた胸に溜まる。>>579]
――…相変わらず、泣き虫だな。
琉璃はいつも不安で一杯だ。
本当に――…放っておけない。
[仕方がない、と告げる声は己が聞いても甘すぎた。
砂場の教会を倒壊させていた頃から、どちらも大して変わらない。
頬を緩めていた妹を見て、己は晴れやかな気分で居たのだ。
妹が泣いて嫌がるなら手を離したし、平和的解決の手も打てた。
けれど、彼女が己に攫われることを喜ぶなら、
躊躇いなど欠片も必要なかったのだ。>>581]
[遠回りして、迷子になって、
それでも手を離さず辿り着いた場所は、やっぱり彼女の傍ら。
己に一本通る筋金は、今更どんな灼熱でも曲げられない。
繋いだ手の暖かさだけが、己の火性を制御する。
じわりと耳まで熱くなるのは、仕様だろうか。>>585
込み上げてくる笑みを兄の矜持で飲み込んで、
妹に傾く意識を捕まえ損ねた。]
―――…琉璃を選んで、呪われると決めたんだ。
琉璃が呪うより、ずっと沢山の祝詞をくれてやる。
……覚悟をしておけ。
琉璃は生涯、俺の半身だ。
[笑い話のように告げながらも、嘘偽りを欠片も込めず。
彼女の腕に迎えられ、逞しい腕が肢体を抱き寄せた。>>588]
[どこか遠くで、これだから最近の若い者は。と、呆れる声がする。
まぁ、まぁ、と宥めるのは夫婦神か。
どこか微笑ましげに見守られ、神仏を信じてしまいそうで、擽ったい。
しかし、八百万の祝福よりも、妹が返してくれる抱擁が温い。
何時も、何時でも、何時までも、
赤毛の可愛いお姫様は、永劫変わらず、*己の幸い。*]
/*
>>-1046
妹ちゃん可愛い!堪らない…!
やだやだーってなるポイントとか、一撃必殺怖いです!
でも、しあわせ。(ぎゅむ)
― 新幹線内 ―
[二泊三日を掛けた修学旅行も洋々終わりを迎え、
古都に惜しむ別れを告げて、新幹線が一路東京を目指す。
すっかりと遊び疲れた生徒等は、シートに身を預けて転寝中。
己も妹の隣に落ち着きながら、視線を彷徨わせれば、
飼い主不在になっていたクラスメイトの後頭部を見つけた。
何処で見ても二人セットで見かける金と黒。
最初は、てっきりどちらかが飼い主で、
綱を引いているのかと思っていたが、己の勘違いだったらしい。]
[己の観察眼は大した精度でないが、
あれは飼い主飼い犬の間柄と云うより、睦まじい番に見えた。
二人とも何処から見ても、男同士であるはずなのに、
当たり前のように鴛鴦に例えてしまった己も大分疲れているらしい。
あの二人が番なら、案外足りない場所を埋めあい、
上手くいくんじゃないかとか、更に伸びる思考を頭を振って払う。
東京に着いたら少しからかってやろう。
「首輪もペアか?」と、飴の礼とも言える意地悪を塗して。
そこまで考えると、蟀谷を親指で圧し、肩から力を抜いた。*]
[そうして、隣に視線を戻した。視線は常に傍らへと帰着する。
視線を無意識に惹いてくれる妹は、余所の生徒と同じく、
静かな車内の空気に呑まれ夢路へと船を漕ぎ出していた。
白河夜船に同伴しようと思っていたが、つい乗り遅れてしまった。
こうなると、彼女の寝顔から目が離せず、後から追いつくのは難しい。
兄よりn分前に眠りに落ちてしまった妹に、
寝顔の誘惑断ち切り、同じ夢に落ちるまで何分掛かるか。
センター試験も顔を青くする超難問で、己の命題だ。]
――――……、
[マジマジと見やる彼女の顔貌。
面差しは多少己と似ているが、やはり少しあどけない。
普段は凛としているものの、一皮剥けば甘えたな彼女らしい。
ふ、と笑気を噛むように笑みを挟んだところで、
閃いたように口角を吊り上げ、悪戯心が顔を覗かせた。
するりと彼女の懐から引き出したのはスマートフォン。
タップで画面をスライドさせれば、迷わずカメラを起動させた。
消音機能等と云うものは着いていないので、
撮影したら起きてしまうかもしれない。
疲労を熔かすように眠る彼女の邪魔は気が引けたが、
それよりも、想い出を得たがる心が勝った。]
[忍び寄る影が、彼女を窓辺に追い詰め、
眠り姫宜しく夢うつつで舟漕ぐ相手へ影を落す。
巡回の教師も帰路は疲れ気味だ。
家に辿り着くまでが遠足だとはよく言うが、
ならば、浮かれた気持ちで踏み込んでしまおう。]
―――…琉璃、
[囁く声が近く赤毛を揺らし、吐息がフェイスラインを下っていく。
傍に居てほしい、と願った最初はもうずっと前。
ずっと傍に居たい、と欲した最初ももうずっと前。]
[叶えられたのは、古都の空の下。
茜色と翠色の入り混じる、彼女の色ばかりが美しい桃源郷。]
……土産、買い忘れたからな。
しかし、心に一生抱えておいで。
―――…琉璃、
………ずっと、好きだぞ。
[柔らかな唇に甘く接吻で触れ、吐息を食むよう僥倖を嚥下。
何度も云わないと告げた端から、夢に囁く体たらく。
小さく響いたシャッター音で起きてしまわないか、気が揺れる。
彼女の瞼が更に震えた気がして、
心の底で起きてしまえば良いと、安眠を妨害する性根が囁く。
何時も何時でも、彼女を感じていたい。そんな稚気を抱いて。]
[彼女のスマートフォンに納まるキスシーン。
始まりの想い出を、たっぷりと詰め込んで。
長く、長く、辿り着いた己と妹のスタートラインで、
眼を覚ますまでのカウントダウンを数えながら。
* 幸せそうに微笑んでいた。 * ]
/*
間に合ったー!
クラスメイトチラ見も出来ましたー!
皆様お疲れ様でした!ありがとうありがとう!
愛方様は相変わらずらぶ!大好きです!
/*
妹ちゃんが最後までかわゆくて見惚れる。
お兄ちゃんはもっともっといい男になるよ…!
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