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[――ゆらり、突っ伏していた顔を持ち上げた。
酒に潰れて眠っていたらしい。
実に好都合だ。]
――ごっつぉうさん。
[何食わぬ顔でカウンターに代金を置いて立ち上がった。
メインサロンには入れ替わり人が入ってくる。未だ見知らぬ顔も多い。]
――おい、猫。居るのか?
[白い猫をぶっきらぼうに呼びつければ]
今残ってる乗務員と乗客の情報が欲しい。
一日一回怪しい奴挙げろっつっても、全員の顔と名前が一致してねぇと挙げようがねえからな。
それに今後の品定めの為にも、な。
[その声は、その瞳は、先程までのだらしがなくて脳天気な男とは思えぬ鋭さで。]
[首尾よく情報を貰うことが出来れば、道すがら出会う人とホログラム投影した情報を照らし合わせつつ、第二エリアの自分の客室まで戻ることにしよう。**]
オーライオーライ、首尾良しって感じ?
今日はやっと表に出てこれたからよ、どっかで鉢合わせするかも知んねぇなあ?
もう一個確認したい事がある。
第二エリアから第一エリアに行く為には、必ずメインサロンを通る必要があるのか?
それともメインサロン中継するルートと第一,第二エリア間直通のルート二種類あるのか?
― メインサロン ―
さて…
[乗員名簿をホログラムに出し、行き交う人やこれまでに見かけた人物と名前を照らし合わせていく。]
オオイ=リー・アレクシス…
カレル・ソレイリューヌ…
お、この男。さっき学者と話してた奴>>1:358が。
マーティン・イーシフェル…怪しい面してやがる。
[冗談をこぼしながらホログラムをいじっていると、
『申し訳ありません…!』という女の声>>107。
顔を上げて声の方を見れば、黒い髪の女が黄緑色の髪の男に土下座をしている。]
おいおい、どういう状況だよ… えーっと?
[すかさずホログラムで検索]
男の方はアデル・フィルミスト…
女の方はヴィクトリア・シーセスター…
[名簿をひとしきり確認すると、再び目線を女に戻す。
小さく縮こまった体、震える指先、乱れる黒髪に、耳からうなじにかけて露わになった白い肌。]
――ヴィクトリア、ねぇ…
[周りに気付かれぬように舌舐めずりをする。
――あれは馳走だ。さながらサバンナに放り出された仔山羊の如く。]
[満足気な薄ら笑いを口元に浮かべ、二人の顛末は見届けぬまま、反対方向の第二エリアへの入り口に向かった。*]
ヴィクトリアか。
あの女はいいな。肉は少なそうだが…
出来ることなら手篭めにして喰っちまいたいやつだね。
[くつくつと醜悪な笑い声。流石に他の二人から顰蹙を買いそうだが、んなこたぁ構いやしなかった。]
[仲間の囁き>>*8が帰ってくれば]
あーあれな?面倒くせぇんだよなぁ…
疑わしい人物ねぇ…
[食事をしてきても構わないと言われれば]
いやなぁ、あれは『食事』ってより『趣味』的な意味で喰いたいかなぁ。
先にあいつの方はどうだ?
ほれあの…カレル、っつったっけ?
[名前を挙げたのは単純に『いい匂いだった』というだけだ。
勿論ローとカレルの間柄はつゆ知らず。
果たしてローはどんな表情をしただろう?]
/*
>>*9やんわりカレル噛みを進めたのは、貴族カレルを庇って奴隷ヴィクが死ぬ展開もワンチャンあるなって思ったから
身代わり>>*11ねぇ…
[ともなれば、疑いを向けやすい相手を常に探しておかないといけない。殊更今残っている乗員の動向を把握しておかねば。]
へぇ?アンタも案外隅に置けないんだねぇ。
[予約済み>>*12、なんて言葉が出てくるとは予想外だった。「マナー」と言われれば、]
はいはい、俺ぁどうせガサツで下品なシリアルキラーですよーだ。
[そんならあの女はお前にやるよと、笑顔の圧力に根負けした様子]
おう、今日はヤケに機嫌悪そう>>*13だなあ。
[生理か?なんて趣味の悪い冗談を吐いたなら、また白い目で見られた事だろう*]
― 第二エリア側メインサロン入り口 ―
[メインサロンから通路に出ると、入り口の側で男>>25が立っていた。一見して人を待っている風でもなし、まるでメインサロンに入るのを躊躇っているように見えた。]
(なんだ?コイツ…)
[すぐに名簿を調べると、ツェーザル・レジストという名を確認できた。
それは獣の直感だろうか、
なんとなく男の挙動が気にかかり、訝しげに眺めていたので、流石に男もこちらの視線に気付いたかも知れない。
幾らか言葉を交わしただろうか、そうでなければ相手に訝しげな視線を投げかけたまま、その場を立ち去った事だろう。*]
おう、言うねぇ。>>*15
言っとくが俺ぁ野郎と連れション行く趣味はねぇからな。
[売り言葉に買い言葉、笑顔の裏側化けの皮とくと見たりとしたり顔]
へぇそりゃあ、大層良いご趣味なこって。
[実際キープできるかどうかは別問題だけどな、なんて]
そんならオメェ、せいぜい俺に感謝するんだな。
あと自分がオスだった事にも、な。
[鼻で笑われようが構いやしない。図太くなけりゃやってられんのよ]
そういやソマリ、お前さんはどうだい?
誰か喰いたい奴居ねぇのかよ。
[口の悪い戯れの後に、突然話を振ってみる]
[――さて、そろそろ気になってくるのが今日の食事《標的》である。
今、仮目星をつけたヴィクトリアとは反対方向に来てしまっている。
踵返して追いかけに行ったら、流石に怪しさMAXだ。時間的余裕を鑑みても、あの女が第一エリアから動かない限り、今日の襲撃は難しいだろう。
(――それに、あの従順そうな仔山羊は、ちょいと絆してから一気に落としてやった方が、多分俺が愉しい。)
そういうことを考えていると]
あーどっかにぽっと出でたまたま一人になっちゃった、いたいけな子羊《ニンゲン》は居ねぇもんかねぇ?
[ついぽろっと出ちゃうもんだ**]
なんだい兄ちゃん>>204って… アンタ、俺より若ぇだろ。
[男がこちらに気付いた。外見の割に妙に落ち着いた雰囲気を感じる。
――さっきの学者よろしく長命種だったりするのか?
観察してたとか?と聞かれればそれは図星で。]
――入んねぇの?
[後ろ手にメインサロンの入り口を指差した*]
[先に行く>>*24との声に]
おう、行ってくりゃいいさ。
こちとらその間にゆっくり準備させて貰おう。
[正直仕事するにも、今の服装じゃ汚れが目立つ。
一旦自室に戻って着替えて来る必要があった]
/*
>オズワルドさん
ご質問ありがとうございますにゃん!
第一エリアと第二エリアの通行には、
必ずメインサロンを通る必要はありません。
ルートは複数あり、
メイン・サロンを通っても通らなくても、
両方のエリアを移動できますにゃんよ。
配達屋《メッセンジャー》 オズワルドは、業務部 マリエッタ を投票先に選びました。
/*
うっすうっすただいまー。
マリエ残念だったな。まだ顔も見てなかったんだが、今年のインフルはきっついらしいからな。
アデル噛み了解。
こっちも一段落したらセルウィンに会いに行ってやろうかね。
― メインサロン前:ツェーザルと ―
やっぱな。ついさっき不老長寿の種族と一杯やってたんでな、そんな気はした。
[ヘラヘラとした謝罪には特に興味を示さず。観察を続けている]
…ふぅん?
[(よく滑る舌だこと)等と顔には出さないように。
しかしてなんとも釈然としない答弁である。
]
ああ、猫がなんか言ってたろ、『人狼』とか『死神』とか『恋天使』とか。それで解散だ。
知ってる。さっき名簿で確認したからな。
[聞かれれば必要最小限の事を答える。下手に喋って墓穴掘るのもかっこわりぃし
直接名前は告げず、猫に頼めば名簿を貰えるだろうさ、と手を振り通り過ぎようとした――]
――ガキん時にな。
[数歩進んで振り返って、男に呼びかけた]
好きだった娘と喧嘩して、そんでも明日にはまた学校で会わなくちゃなんねぇ、なんて事があったらな。
もしくは単純に遅刻した朝でも良いや。
とにかくそんな時ぁ「学校行きたくねえな、教室入りたくないな」って思ったもんだろう。
人のいる場所に入るのを踏みとどまっちまうのはな、大概心の中にやましい思いがあるからなんだよ。
[ニヤリ、性悪げな笑みを浮かべ、]
なーんてな。ただの思いつきだ。
1日一回怪しいやつを排除せよ、ってな。疑り合いが常になっちまうかもしんねぇなぁ?
ま、お互いがんばろうや。
[果たして相手の反応も見ようとせずに、ヒラヒラ手を振って第二エリアに去っていった*]
そういえばソマリ今何処にいる?
部屋に戻る前にちょいと顔見せだけしておこうかな。
明日にはオズワルドが起きてくるだろうからな、『俺』のうちにちらっとあってチッスっつって挨拶するだけっていう。
そうか。さっきまでお3人で居たみてぇだが、もう散り散りになったのかい?
すれ違うくれぇで丁度いいんだ。俺がアンタの面ぁ拝みてぇだけだから。
― 第二エリア ―
[自室へと歩いていく途中に、乗務員の制服を来た男女を見かけた。
何やら込み入った話をしていた様だが、一段落ついたのだろうか]
まあ、状況が状況だし?込み入った話の一つや二つくれぇあるわなぁ。
[お前が言うかという声が聴こえてきそうである
いつもの様に名簿と照らし合わせる。]
カサンドラ、と…ソマリ・フォッシェル…
フン…ソマリ、ねえ…
[名簿と実物を見比べていると、突然傍らに白い猫>>311が]
ぁあん?なんだよ猫。マリにゃん?…って、誰。
[名簿を探すと、隅の方にそれらしい名前を見つけた。]
おいおいウイルスって…
死神や恋天使も居るのに、これ以上何が起きるってんだ。
トラブル過積載かよ。
[「人狼」という言葉を口にしなかったのは、即ちそれは自らにとってトラブルに値しないということである
しかし、本日はシステムに名を告げなくても良いと言われて内心ホッとしていた。未だ全員の顔と名前が一致してない状況で、無理くりに指名するのは出来ないこともないが難しいものがあった]
とは言え、従業員ばっかぶっ倒れてちゃあ世話ねえな。
[ちょいと冷やかしがてらあそこの従業員に挨拶してみようか、なんて]
乗務員さんかい?お勤めご苦労さんでーす。
[二人の乗務員>>354に軽薄なノリで声を掛けた。]
さっきの猫の声、あんたらも聞いたのか?
ただでさえ危険生物が紛れ込んでるってのに、おまけにウイルスまで流行っちまって…ツイてないっていうか、散々だよなぁ。
[もし訝しげな顔をされても構わず喋り通し、急に小声で近づいて]
…実際の話、新手のウイルス兵器とかじゃねぇよな?
そういう話、乗務員の間で回ってたりしねえの?
[二人が怪訝な表情をしていたなら、ようやく気付き、身を翻し]
おっとすまねぇ。自己紹介してなかったな。
…つっても、どうせ名簿見りゃぁ分かるんだが。
[うやうやしくお辞儀をして]
『オズワルド』だ。よろしく、な。
[ソマリとカサンドラに自己紹介した後は、2,3言会話をしてすぐ別れたことだろう。元々ちょっと挨拶するだけだったし。
自室に戻ればベッドに体を投げ出した。
『久しぶりに』身体を動かして疲れた。取り敢えず今は*休養が必要だな*]
うぇーい疲れたぞ―身体重ーい
[『ミゲル』を名乗るこの個体は、ガルーとしては脆弱。
『器』を洗脳し、暗示をかけて動かさねば望む場所へも行けない程に。
きっかけさえあれば身体の管制を取れるが、それもせいぜい数時間から1日程度が限界だ。
故に、活動後は暫くの睡眠が必要だ。
その間この体は『ミゲル』でも無く『オズワルド』でもない、ただの『器』に戻るのだ*]
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