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― 斥候兵待機所の外 ―
馬術にすぐれた賊…
馬から飛ばされた…ということは、突発的な事故だったのですか。
[学生時代に垣間見た「カサンドラ教官」の運動能力を思い出す。残念すぎることに、説明>>30には納得をしてしまうしかなかった。]
……彼は……
[いいかけ、ダーフィトが現れたことに気づく。 >>1:986>>31
現在のノトカーの不安定さ、カサンドラと彼の妹に縁があることは知っていたので、あえてダーフィトの回答に任せる事にした。]
― 斥候兵待機所の外 ―
あぁ、ラムスドルフ少佐…個人的にお願いしたいことがあるのですが…
[ダーフィトをちらりと見た後、ノトカーの目の前に差し出したのは託されたばかりのコイン型通信機。]
これを、解析に回したいのですが事情があって壊されると困るのです。
私では階級が低すぎて効果がないので、破壊禁止の命令を代わりに出してはもらえないでしょうか。
……ある青年兵士が、前の戦いで戦死した傭兵の夫の形見として所持していたのですが…見ての通り、どうもきなくさい。所持していた者に間諜の疑いがあります。
帝国の為として、強引に引きあげさせてはもらったのですが、できたら、これを壊したくないとの強い要望がありまして。身寄りのないその兵の願いを、可能ならかなえてやりたいと思うのですよね。
図々しいお願いかもしれませんが、頼まれてくれませんか?
― ??? ―
…この時間なのにずいぶん暗いね。
嵐が来るのかな。
[いつもの夜。いつもの寮の部屋。
金の髪の少女が不思議そうに首を傾げ、金の髪の少年がつられて窓の外を見る。
2人の手には暖かいカフェオレ。
真冬のはずなのに、部屋は妙に暖かい。]
今日は講義は休みだよね。
2人とも、外へは……
[振り返った瞬間、背後から花吹雪。
大きな目でこちらを見ていた少女の…フレデリカの姿は消えていた。
周囲は春の花畑。空気はとても暖かく、穏やかな風が吹いている。]
― ??? ―
[花畑で昼寝をしていたシェットラントが、まっすぐに此方を見て微笑んだ。]
先輩、あのね
フレデリカ、生きてるかもしれないんです。
だからまた3人で、先輩の入れたカフェオレ飲めますね。
あの部屋で。
また
3人で。
― ??? ―
[シェットラントは、血だまりの中仰向けに転がっていた。
彼の手首にはめていたブレスレットが、しゃらりと音をたてる。]
――――――!! ………っ! ――っっ
[声をあげたはずが、言葉として出てこない。]
…… ――っ!!
………っ
[手を伸ばしたところで、全ての風景が闇の中に塗り込められた。
最後に目に焼き付いたのは、穏やかに微笑む姿と、止まる…呼吸。]
― 帝国前線拠点 ―
[気が付くと、普段寝ていたものより遥かに柔らかな寝台の感覚。]
[夢だと安堵するには、不安になるほど鮮やかに覚えていて、毛布を頭まで被り直しながら、戦いの記憶が思っていたより影響していたことに*深くため息をついた*]
帝国軍少尉 ヴィンセントは、特務大佐 シロウ を投票先に選びました。
―就寝前時間・誘拐犯について報告―
>>*10
この件に関しては、私も報告させて頂く内容があります。
交戦までは至らなかったものの、拉致犯の姿は目撃致しました。>>1:331
技官を連れた賊は、帝国内陣地中央を単騎で高速移動。
氷乙女の橋を経由して公国内へと脱出したのですが、その際、工兵隊と交戦中だった兵に向け
作戦成功、後方隊と合流する、という言葉と
「対象の保全を優先。」
との号令をかけ、それに合わせて一部の敵兵の撤退行動が見られました。
後、斥候隊の兵からの情報と照らし合わせての推論なのですが…相手は、外国…それも、大陸由来の傭兵である可能性が高いかもしれません。
詳細は現在調査中ですが、確定情報が入り次第追って報告させて*頂きます。*
― 少し前・斥候兵待機所の外 ―
>>97
あぁ…あの子、まだ現役だしな………
[ノトカーの愛馬を思い出す。
優美、たおやかといった白毛馬の印象を覆すような筋肉質で力強い曲者馬。
能力は優れているのだが、とにかく人を選び…馬術が下手ではないはずのユーリエがことごとく振り落されては馬と一触即発になっていた。
「主人にしか懐かない馬はいるものだから、仕方ないよ」と慰めた瞬間、背後から鼻づらをすりよせられた上に首筋をべろんと舐められ、ものすごく気まずい思いをしたことも、ついでに記憶に蘇った。]
>>98
関係者どちらも男性です。
世の中の趣向は色々だから、それもまた一つの形なのかと。
[一瞬だけダーフィト>>102をちら見して、さらりと流す。先ほど5分固まっていたのと同じ人物とは思えないような落ち着きっぷりだった。]
…ありがとうございます。助かります。
そうですね。私が聞いて、有効な情報がありましたら斥候隊のダーフィトにも情報提供をすることにしましょう。
[>>102ダーフィトからも、同じような言葉を聞く。
ノトカーが通信機を受け取る様子を見ながら、少しだけほっとした様子を*見せた。*]
――帝国前進拠点:起床時――
[悪夢>>85を見ていたと自覚すると、普段の起床の{5}倍は気怠く感じる。
もう一度寝なおそうと、額の辺りまで毛布を引き寄せた辺りで苦笑まじりの声がかかった。>>103]
「 おはよう、ヴィンセント。
お互い爽やかな朝とは言い難いようだな。」
お…おはようございます!
リエヴル先ぱ…違う…リエヴル様…でもない……
とー…とー……
…トゥーーレーヌ准将!!!!!
起床されているとは気づかず、失礼いたしました!!!
[寝不足寝起き時の認識能力には、大変残念なものがあった。
素足に夜着姿で、ぴしりと固い軍人的な敬礼。
組み合わせが、とても合っていなかった。]
………フレデリカ?
それは…私の同室だった、フレデリカ・ファロンの事ですか?
[続く言葉には目を丸くする。]
…そう…ですか…今迄…無事で……
[先ほどの夢を思い出す。夢の中のシェットラントが、嬉しそうに行方不明だった彼女の消息をくちにしていた。]
トール先輩、ということは…公国陣地で逢ったのですね。
……予想はできていました。
彼女は私が卒業した年に、家の事情で中退して故郷に戻ったと聞いておりましたが、その後、全く彼女と思われる人物、貴族の家の情報が入ってこない事。
帝国貴族だとオーベルニュ前伯爵や、現役でもロスチャイルド伯爵のように、女性として爵位を継承する方々も普通に存在するのに、彼女の両親がかたくなに男性としての卒業に拘っていた事。
そのあたりから、恐らくは…と。
それでも、確定情報として聞いてしまうと……。
[顔を上げると、リエヴルの表情がどこか厳しかった。>>104
そのまま言葉を飲み込んで、改めて、主より遅く起きた*非礼をわびた。*]
>>*39
[戦闘後なだけに、疲れている者も多いのだろうか。
誰かが寝ぼけた声が聞こえた。]
…うす毛には、海藻が聞くと聞いたことがあります。
帝国南部の海岸とかでよく乾燥したものが干されて販売されているので、お試しになるのも宜しいかと…
[遠慮がちに容赦のないアドバイスだった。]
―数刻前 起床時 ―
いえ、いくら貴方を模した影武者とはいえ、准将が起床した後も延々と眠ってしまうとは…
[予想できない範囲ではなかったが、当たって欲しくない予感だった。]
……もう、起きて動かれますか?
それなら、私も着替えて昼間までは通常警護に入ります。
眠るのなら、このまま就寝の振りをして待機させていただきます。
[質問をした時、驚異的な睡眠時間の短さであったことを思い出す。
起きると言われれば着替えをして待機しながら居眠り、眠ると言われれば熟睡してしまいそうな疲労具合ではあったが、真面目にこなそうという気力だけはあった。]
実は同じ同室であったシェットラントも、公国人であることを聞いています。
シュヴァルベは貴重な地であったと、今になって改めて思い知りました。
…勿論、知り合いに遭遇しても手心を加えるつもりはありませんので…ご安心…ください。
国の為…民の為……全力を尽くします。
准将の場合は、その指輪の対の方の為…でもありますね。
[ふと目にした左手を見て付け加えた。
同じ日に、それは指から外されてしまう>>308ことはまだ*知らない*]
― 帝国前進拠点 近衛師団工兵聯隊本部―
本日付で小隊の副長を務めることになりました、ヴィンセント・アイゼンシュタイン少尉です。
元所属地は、北部第五工兵小隊。
隊長補佐の位置ではありますが、諸事情あって、トゥーレーヌ准将の護衛官も兼任しておりますので、私の不在の時間帯は、他の副長三人の誰かが代理に立ってもらうようになります。
専門は、魔器整備及び技術系列ですが、戦闘工兵としての活動も可能です。
[昨夜の氷橋を巡る戦いは、予想以上の激戦になった。
最前線で防衛任務に当たった工兵隊も、戦闘工兵を中心に損耗率が非常に高く工兵隊全体での再編作業が行われていた。]
…さすがに、先ほどの戦いで顔を合わせた方も多いですね。
中央から来た方々にはお疲れの所早々で申し訳ないのですが、我々の隊は元第五小隊の兵力を丸ごと吸収していることからもわかる通り、近衛師団ではありますが、シュワルベ北部隊の穴埋め部隊でもあります。
現在我が隊で受けている任務>>464は、最前線・シュヴァルベ元士官学校ポイントでの橋の破壊準備及びその偽装工作。
最前線での作業になりますので、急ごしらえの隊ではありますが、各自連携を守った上で、速やかな作戦行動をお願い致します。
― 回想 士官学校6年時―
うーん…これ、芯が壊れているんじゃないかな。位置がずれていて、装填してもまともに反応しないのだと思うのだけど…
[ウェルシュと共に、不調続きの魔法銃を囲んで考え込む>>*79。2人で思い浮かぶ限りの整備方法を試してみたのだが、ぷすりとも動かない。]
カサンドラ教官…これ………
[言いかけて、目の前で起こった大胆な修理方法(物理)に絶句。]
>>*80
…魔力って…目詰まりを起こした灰みたいなものなのでしょうか…
[何かが違う。イメージしていた魔力とはものすごく違う。
しかし、目の前の結果は事実。微妙な表情で魔法銃を眺める。
ちなみに、自分が実家で学んだときは鉱石結晶化による第二説が有力だと教えられていた。]
…え、本当なのか!?
治って…いる……??
[>>*81 引き金の重さが変わったという友人の言葉にまじまじと、カサンドラと銃を交互に見た。]
―――そうか…既説にとらわれ過ぎていた。
魂の…化石、の可能性…か…
そうだね。銃に油を差して手入れをするように、物理刺激が平常時においても魔力における油の代わりを成すということは充分に考えられる。
[中身の入っていない引き金を引く。明らかに軽く、扱いやすく…45度の衝撃が効果的であったことを物語っていた。]
[放課後破壊クラブ>>*82。この超物騒な名前の集いと魔石屑の粉砕実験。
名前を聞いた瞬間、まず目を大きく見開いて…
実験の日には超きらきらとしたいい笑顔の同じ顔が二人。
兄のルートヴィヒまで話を聞いて参加していた…]
>>*82
……すごい…な……あれを、丸く描いた…。
火花の散り方が違う…ね。
[途中、この石高いぞ値段大丈夫か…と元の値段を大体知っているだけに眉を顰めることもあったかもしれないが、好奇心が優先されたのは仕方のないことだった。**]
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