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[その中で、遂に。
待っていた言葉が飛び出した。
嗚、これで心だけでも神の御許へと旅立つ事が出来る。
装身具の創造が志半ばで終わってしまうのは残念だが……
いつか、きっと現れる技工天使が継いでくれると信じる。]
は―――……?
[しかし、死は与えられなかった。
告げられたのは、ある意味死より恐ろしい言葉。]
[耳飾りが付いたままの耳朶を、生暖かい滑りが伝い、
また知らない感触に身を捩らせた。
……嫌悪ではない、明らかな快楽の享受だ。
途端、何かが外れる感覚と共に、背の負担が消えた。
一体何事かと考える暇も無く、ぐるりと視界が回ったと思えば
見上げる先にはジェフロイの顔が間近に在った。]
……な
[そうして、耳を疑う言葉。
今、彼は何と言ったか。番だと言わなかったか?
番と言えば、雄と雌・男と女が一組となるものの筈だ。
誰と、誰が?
彼は一体、何の為に自身を調教しようとしているのか、
一気に解らなくなって、表情は困惑に彩られた。]
[奥を探る様に突き入れ、引き抜き、また穿つ。
容赦のない出入りは、ぐちゅと卑猥さを際立たせる音を生み、
何度も穿たれたそこからは鮮血が迸り、オズワルドの衣と
シルクのシーツを赤く染め上げる。]
まるで破瓜だな? 処女にふさわしい色だ……
[突き入れる度、胎内に何度も媚薬を流し込む。
秘壷を無理やり抉じ開けられ、穿たれる痛みが襲おうとも、
やがて注ぎ込んだ媚薬で、それでも身体が火照るまで。
苦悶に歪む顔も楽しみながら、何度も何度も貫いた――**]
[が、疑問は其処まで。
これまで人の姿を保っていたジェフロイの姿が揺らぎ、
押さえ込んでいた脚が節足動物を思わせるものへと変化して行く。
視界には、更に蝙蝠を思わせる翼がはためいて。
改めて死を与えに来たのかと思う程の、そう“悪夢”の様だった。]
…………。
[態度には表すまいとするものの、あまりの得体の知れなさに
身は竦み、そのおかげか脚の間の昂りは少しばかり
落ち着きを取り戻した。**]
[揺れる蠍の尾がオズワルドの方を向く。
確か蠍の尾には毒が含まれているだとか、よく人間界では
聞いている。
これもまた同様なのだろうか、と思えば
やはり恐怖による声を待っていたのだろうかと、より唇を
引き結んでは声が漏れるのを堪えた。]
はな、よ―――……め?
[黙っていれば、相手は勝手に語り出す。
どうやら悪い事に、彼が持っているのは毒だけではないらしい。
ただ、それを誰に使うと言ったのかが理解出来なかった。
花嫁とは一体誰の事か?
悪魔の考えは全く解らないと、思わず口を開いたその瞬間]
ひぃぃぃぁぁあああああああっ!!!
[脚の間、その更に奥を刺し貫く激痛が全身に走り、
決意など放り出して恐怖と痛みに引きつった悲鳴を上げた。]
[これよりしばらく後は、完全に思考することを放棄した。
花嫁とは?番とは?この行為は何の為に行われている?
疑問は湧いていても、答えなど出せなくて。]
ひっ、ぎ……いたい、いたい……いた……
止めて、もう……
[頼りなく泣き声を上げて懇願しても、秘奥を探るものは
止まってはくれないし、余計に暴れるだけだ。
これによって死が齎されればと思う事も、今は思考の外。
穿たれる度に流し込まれる薬にも意識は向かなかった。
濡れる音が耳を色んな意味で犯し、顔を背けては目を閉じる。
やがて鼻腔に届く鉄錆のような匂いは、血液だろうか?
本当に受肉してしまったのだなと、場違いな事だけは考えた。]
[それから、どの位胎内の出入りを繰りかえされただろうか。
激痛は痺れに取って変わり、感覚が混濁し始めた。]
ぁ、あぁ……ん、んんっ
[それが薬によって与えられたものだとは当然知らず、
痺れから快感に繋がろうとする過程を、ただ受け止めている。
実際には痛みは続いている筈だが、それもすり替えられて。
身体中が熱を帯び、吐息に甘さが混じり出したが
最早それを手で覆う事も忘れて、只管に中を探るものが与える
刺激を追った。]
んぅ……ん、なに、これ……
こんなの、変だ。
[脚を閉じる事も無く、むしろだらしなく開いて揺らめかせ、
稀に蹂躙するものを締め付けてみたりして、
初めてだらけの快感を貪る。
背けたままの表情も、目を半分開いて潤ませ
今や蕩けて艶を帯びていた。
其処には堅物の技工天使の面影は全く無い。]
[
―――この身は神のもの?
そんな思考は、今この時のオズワルドに
存在などしていなかった。**]
/*
着席。
ジェフロイさんには、事前に
酷くってもいいよ!!と言っていたけれど、なんという
処女喪失ベリーハードモード。
人型くらいの魔物で蠍というと、バピルサグとか
その辺が頭の中を過ぎるんだけど、そうすっと……
尾っぽの先っちょとかすげぇでかくならないか。
オズ壊れちゃう!
悪魔の花嫁になったのだから、
"夫"と契るのは、当然だろう?
[あれだけ強気でも、流石にこれだけの痛みを加えれば、
萎縮してしまうのも無理はない。
今まで天界で庇護されてきた身には、苦痛も快楽も、与える何もかもが衝撃的な事だろう。
高潔だった天使を辱めるため、敢えて花嫁と初夜に準えた言葉を
選んでいるが。
果たして今のオズワルドに、そこまで理解できているかは疑わしい。]
/*
わっるいよなあ、ジェフロイさんw
しかしあれだな、ちょっと堕ちる切欠の所予定変えるかナ。
最初は言葉を紡ぐ方面のなんかしらで行こうかなと
思ってたけど、おもっくそ声出してるからナー。
初めは誰でも痛いものだ。
だが、じきに慣れる……
[想像を絶する痛みに泣き叫ぶ声が、実に心地よい。
零れる涙を舌で掬うように舐め上げるが、苦しむ顔と声を
もっと眺めて楽しみたいゆえに。
穿つ速度は決して緩めず、止める事も当然ない。
出血がもたらすそれは、男女の交わりを連想させる実に卑猥な
水音を奏で、天使を鼓膜を揺さぶる事だろう。
しかし混乱と恐怖の中に、彼が肉の悦楽を見出すまで、
実のところさほど時間はかからなかった。]
おや……、もう吐息が甘いぞ?
[オズワルドの胎内をかき回して、どれくらいか。
随分、楽しんだ気もするが そうでもない気もする。
気づけば、強い拒絶の意志を示していた瞳は潤み、
吐き出される喘ぎには、明らかな甘さを伴っていた。
何度も媚薬を注ぎ込んだのだから、痛みはとうに麻痺し、
こうして喘ぐのも当然だが。
何より脚を開いたままの下半身は、抵抗を示すことを止めて、
揺らめき。
与えられる感覚を、そのまま享受している始末。]
/*
お返事とりあえず途中まで書いておこうか。
次のイベントは何かな!
って、最初のイベントって結局なんだったんだろう。
なんかあちこちで名前名前って言ってるから、新しい名前を
付けてあげてね☆ってやつだったのかも知れにぃ。
こんなに締め付けて…、随分と淫乱だな……。
つい先程まで天界に者とは思えない、乱れっぷりだ。
[そればかりか、犯すために出入りするそれが引き抜かれようとすれば。
まるで追いすがるかのように、中の媚肉が締め付けて来るありさまだ。
堕落した耳元でその身体に起こった変化を伝え、揶揄する事で
さらに羞恥を煽る。]
それでいい……、何もおかしくはない
その為の身体にしたのだから……
[初めての肉欲に混乱する、脳内へ。
この機を逃すまいと、甘やかな声色で囁きかける。]
その身体はもう、お前のものでも……
ましてや、神などの物でもない。
[では一体、誰のものなのかは。暗に告げずに。
唇を奪い、重ねた口内を深く探る。*]
[上から見下ろしている分、天使が変わり行く様は
恐らく良く解るのだろう。
吐息の甘さを指摘され、拳を唇に当てては噛んで堪えようと
試みてはみるが、鼻に掛かった声が代わりに漏れるだけだ。]
―――……っ!!
[欲に溺れて喘ぐその中に、残酷な現実を囁く悪魔は
この痴態をどの様に思いながら見ているのだろう。
淫乱さに呆れているのだろうか。
それとも、哀れに思っているのだろうか。
少なくとも、好ましくは思っていないだろうとは天使の考え。]
ぃや、だ……ぁ
こんな、こんな―――……
[とは言え、続けられた言葉からは肯定の意が含まれた。
いやいやと首を横に振ったとて、身体中の熱は行き場を失って
萎んだ肉茎も徐々に硬さを取り戻そうとしている。
最早、否定のしようが無い程に熟れていた。
後は収穫して美味しく食べるだけ……誰が食べるかなんて
決まっている。]
ちが、違う……
俺は、俺の身は……ッ
[神のもの。
そう、言うべきなのに。
たった一時ではあっても、神の事を頭の中から消していた。
それが、本当に神への忠誠を誓う姿か?
最早神を思う資格すら無いのではと、言葉を途切れさせた。
後に残るのは、くぐもった声と合間に漏れる呼吸と
長く続く淫らに絡み合う水の音。*]
―げっそり―
[酷い目に遭った。
と、一言で言った方が良いのだろうか。
せめてと心の解放の為に、死を想った。
その為に行わなければならなかった『無を貫く』行為は、
ものの数分で崩れ去ってしまう。
蠍の身に組み敷かれ、貫かれて毒を含まされ
理解の範疇を超える行為をただ只管に受け入れ続けた。
いっそ殺せと何度思ったことか。
しかし、この悪魔はどうやらオズワルドを飼う目的を
違う所に向けているらしく、殺してはもらえなかった。]
…………。
[何処かへと連れて行かれるのには抵抗したいが、
最早腕を振り払うどころか言葉を返す力も無かった。
未だ熱は身体中に燻っているし、一等負傷している箇所は
そのままであるし。
死んだ方がマシだと言える程の所業を働く割に、
衣服で飾ろうとするか。
悪魔の考える事は、本当に理解出来ない。
……理解など必要無い筈なのに、何故か理解しようと
考える自分が居る事には、オズワルド自身気付いていない。*]
[腕を引かれるままに立ち上がり、力の働く方向へと倒れ込めば
其処はジェフロイの腕の中。>>173
力なく凭れ掛かって、ここからどうしたら良いかと思えば]
……斥候。
特別調査隊か。
[またあの魔王とやらの声>>154>>155が届いた。
その報せというのは、天界の斥候が現れたというもので、
僅かにオズワルドの声に力が戻る。
もしかしたら、救出の可能性もあるかも知れない。
これまでの暮らしに、戻れる……?
そう思って視線を下に遣った。]
[簡素な天衣は、一部が無残に引き裂かれてしまい
身体の至る所が曝されている。
視界に収めれば、天使には本来有り得ないものが付属していると
すぐに解る程に、だ。
足の付け根に手をやれば、先程の負傷の名残が掌に付着する。
受肉してしまえば、光となって散る事も叶わなくなるのだなと、
今頃になって思い至る。
天使として見られる部分は、もう翼くらいではなかろうか。
これだけは変わらないが、先端の淡い黄色が不安げに揺れる。]
……戻らない。
[しばらくの沈黙の後の決断は、やはり。]
しかし、斥候の天使達には一切手を下すな。
貴様がそのつもりなら、俺が皆の代わりになる。
[代わりに、天使達を見逃せとジェフロイの目を睨み付けた。
例え仲間として見られなくとも、
オズワルドからすれば紛れも無く同じ天界の仲間である。
万が一でも彼らを襲撃する素振りを見せるなら、
自分が前に立って庇うと告げる。
死んだ方がマシだと思える程度には痛め付けられるが、死なない。
それを利用してやろうと考えた結果の言葉だった。**]
/*
お返事書いてたら、なんてこったこの悪魔!!好き!
言葉の応酬で戦闘起こそうと思ったけど、土下座するしか
ないじゃない。
ところで、悪魔に願いをかなえてもらうには
何がいるんじゃったか。生贄?
……さあな。
[取引かと言えばその通りだが、>>220だからと言ってそうだと
素直に返す必要はないと、適当にはぐらかす。
ついぞ先程まで、この身を好き放題に荒らした悪魔への
ささやかな反撃のつもりでもある。
とは言うものの現状囚われの身、オズワルドが優位に立つ事は
無いようだ。]
……っ。
[天使達を庇うと言えば、此処に縛り付けて始末しに行くと言い
外に放り出して悪魔達の餌にすると、重ねられる。
そう出れば
『何れにせよ貴様が戻る頃には自分の亡骸が転がっている事に
変わりは無いぞ、後始末が大変だな?羽だらけだ。』
……などと返すつもりだったが、喉の奥に飲み込んだ。
花嫁にすると言われたものだから、それなりに殺されない理由が
あるのだと思っていたが、結局の所はオズワルドの死など
如何と言うものでも無いと解ったからだ。
つまり、自害を盾に取るのも無意味だという事。]
[ただし、斥候に向かっているだろう天使達を護りたいという
気持ちは変わらない。
彼が言うように、確かに“願い”にあたるものでもある。
未だ鋭い目線を向けているが、冷ややかに見返して来れば>>221
“願い”を告げる態度では無いと示されているようで
不意に目線を外した。]
信用出来ない。
考えるのでは無く、実行しろ。
[そうして願いを叶える為の条件が出されたが、
彼の存在は偽りばかり。彼が告げた事柄に対し、オズワルドが
認識したものと真逆どころか明後日の方を向いた行動を取る。
仮に彼の足元にて頭を下げたとして、本当に天使達を
見逃してくれるのか、その保証は何処にも無い。
そのようなあやふやな願いではないと改めて告げる。]
……悪魔への願いの対価など理解している。
元々自害するつもりだったのだから、いくらでもくれてやろう。
贄が必要なのだろう。
[ジェフロイの腕の中から、再びベッドの上へ突き倒される。
抵抗する余力も無いので、体勢を立て直す事も無く
力なく仰向けになって彼を見上げた。
死ぬだの死なないだの、言っている事が矛盾だらけで滅茶苦茶だと
オズワルド自身良く解っている。
しかしそれはジェフロイにもぶつけたい話でもある。
貴様にとっての花嫁とは、一体どの様な存在なのかと。
悪魔の認識に於いての婚姻はどのような仕組みで成り立って
いるのかと。
聞けば聞く程花嫁の存在が軽く思えて。
何故だか、意味も無く胸の奥がちくりと痛んだものだから。*]
/*
あんまりにもブレッブレだから、改めて表でも
矛盾だらけだと出しておきました。
簡単にデレたらあかんのやで、かざしろさん。
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