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其れは否定しませんが、
[女王の言>>0:50に、あの苦労人の御仁の顔が脳裏を過ぎる。
周りに恵まれたのだから、もはや仕方ないと言うべきか]
…やれ、シロウも大変ですね。
[苦笑が自然と零れた。二度。
シロウに対してのものと。
眼前の片割れに対してのものと]
…はい?
[名を呼ばれ>>7、緩く首を傾ぐ。
肩で切り揃えた髪が片側に流れる]
―――、…ええ。いってらっしゃい。
[何が起きているかは分からない。
でも、不確かながら感じるものはあった]
君の双肩には、沢山の物が置かれていましたからね。
[何処かへ向かおうとしているのだろう、
薄くなっていくアプサラスの気配を見守りながら、頷く]
僕は――…
ああすれば上手くいったかもしれない、
こうすれば違っていたかもしれない、
そう思うことは、ありますけれど。でも、
[プレートの片側がくすんで欠ける。
彼女が、消える]
“今”に、遣り残しはないんです。
[いつも寝てばかりいた先輩が、
このプレートを取り付けて旅立ちを見送ってくれた日のことを想う。
共に戦った仲間。
精一杯を燃やして散った命。
全ての果てに掴んだ未来。
後悔は ない。]
僕は幸せでしたし――…
幸せですよ、今も。
[くすんだプレートの半分を、指先でそっとなぞり。
魂の空席を、ささやかな独り言で*埋めた*]
/*
本当は、ゲルトと女王の邂逅にも物凄く反応したいんです が!!!
表が手一杯で何もできていない体たらくです。悔しい……。
あとから、あとから後追いで必ず…っ
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