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ヨヨ、ヨルムンガンドっすか!?
自分、できる事なら化け物とご対面ってのは遠慮したいっす。
[ここは逃げる・・・・・・って奴は入口にいるんだった。
ところが、ノーラ>>6:+163もディーク>>+0も我先にと行ってしまった。]
ちょ、なんでそんなに好戦的っすか!?
[勇敢だなあ。なんて他人事みたいに思いながら、慌てて後を追う。]
蛇ィ!?
[いやいや、こんなにでっかい蛇がいてたまるかい。
蛇、蛇といえば・・・・・・]
蛇酒!
仕留めてやるっす!
[当方、ずいぶんとおめでたい思考をしているのだ。]
えっと、武器。使えそうなもの。
[その役職が示す通り、そこまで前線に出て戦うタイプではないから、あまり武器は知らないのだけれども。]
鋭いもの・・・・・・素早いもの・・・・・・あれか!
[その場で宙返り。
すると、ハーランの姿は瞬く間にあのオオカミ>>2:392へと転じた。
ガルーが目覚めた訳ではない。ハーランはガルーそのものではないから。
ただ、これこそが思い浮かべた武器]
肉弾戦だ!
ってうおおっと!
[いきなり蛇が6(6x1)をしかけてきた。
ならばとこちらは引っ掻きだ!
自分の攻撃56と蛇の攻撃22、どちらが有利となったか。]
へへっ、自分はそう易々と締め付けられるほど鈍間じゃないっす!
[意気揚々と蛇へと爪を立てたが。]
硬い!?
[残念ながらあと一歩。
蛇にダメージを与えるまでには至らなかったようだ。
これは厄介だ、と一歩退いた。]
動きを止める?>>+37
こういう時は足下を狙うのが定石っすけれど・・・・・・
[蛇足! 蛇には足が無いのだ!]
なら、これはどうっすか? 鱗のつなぎ目を狙うっす!
[言葉通り、逆鱗に触れなければいいのだが。
考えていても仕方が無い。元々怒ってるみたいだし、この蛇。
再び蛇へと向かってジャンプすると、蛇は5(6x1)88
自分の牙は87]
[一瞬ではあるが、牙が鱗の隙間を捉えた。
蛇はますます怒って首を振る。]
き、効いてるっすよ!
[ああ、やっぱり逆鱗に触れたか。
ハーランを振り落とした蛇はさっきよりも多く水を溢れさせる。]
そんなの効かないっすよ。自分は泳ぎが得意っす!
[犬かきだけど・・・・・・
水流が収まれば、もう一度体勢を立て直すために面々の横に並び立つと、そっと耳打ち]
蛇女なら針が苦手なんすけど、関係ないっすかね?
[煙のように姿を消してしまった大蛇。
ほっとしないはずはないのだけれど、なぜかとても悲しそうな顔。]
ああ・・・・・・そんなぁ・・・・・・
蛇酒にできなかったっす!
[まだ言ってる。
いつの間にやら、自分自身も元の姿に戻っていた。]
[怒っていても、笑っていても、哀しんでいても。
目指すゴールは常に変わらず。
いくらふざけていても、どこか腹に何かを抱えている。
ただ、途中の寄り道を変えたに過ぎない。]
目指していたものが。本当の鉄火場が、すぐそこまで近付いているっすか。
[幻聴が聞こえる。自分を呼ぶ、何かが。
抗えない。]
オーディン、バルドル。
人と運命、ね。
[逆に意味>>+68。
それを心配するのは当然の理だろうけれども。]
でもね。]
願いが同じであるとは、限らないんすよ。
[聞きとめられたとしても、それには答えないだろう。
やがて、もう一つの光景が映し出される。]
船長・・・・・・隊長・・・・・・
[ほんの一瞬、道が交わっただけ。
数年もの間共に過ごしたというのに、声が聞こえたのは最後の1日になって。
自分は彼らを恐れた、同胞だとは思えなかった。
けれども、あの2人なら。]
怒るのも、当然っす。
[同じものを見て、同じことを聞いているのに。
なぜ、簡単に選択できる?>>+65>>+69]
理に縛られる限り、分かり合えないっすよ。
[自分はガルーそのものではない。
けれども、人であるとは果たして言い切れるだろうか。
答えは、否。]
だから支配されながら支配するしかない。
自分も第三区画まで付いていくっす。
[例え彼らと選択が違っていたとしても。
けれども、望むだけなら。
ガルーの爪だけは、届いて欲しいな。]
こ、こいつがフェンリル。
[フェンリルと遭遇したその時、その存在の大きさを知る。
いいや、自分だからこそ特に肌で感じられるのだ。
それはガルーだから? いいや、なぜなら。
それは彼の血に混じる何か
それにしても、あの二匹>>+95
酷く怯えたようだけれども、奴らはフェンリルの仲間ではなかったのだろうか。]
酷い。それでもあんたアルファオオカミっすか!?
[フェンリルはただただこちらを睨み付けるだけ。
駄目だ、話が通じてない。]
[オオカミに効きそうなものは。
匂い系は強いだろうけれども、下手したら自分にも被害が及ぶ。
その時、閃いたのだ。]
そうだ! さっきのしつけ本!>>6:+124 あれもちゃんとヒントになっていたんすよ!
[我ながらなんと大胆な発想だろう!
狙い澄ましてフェンリルの目の前に犬用のおもちゃを投げつけてみる。]
・・・・・・・・・・・・。
もしかして、音が鳴るタイプのほうが好みだったっすか?
ウォオオオオオオオオオン‥‥っ!!!
響くっす! 頭が痛いっす!
[数倍増しで怒らせた気がする。
とてもとても遠吠えなんて、返せない。]
船長。
な、なんで言っちゃいけないと教えられたものを言っちゃうっすかぁ。
[呆れたように声をあげ。これじゃあ言った当人も浮かばれないだろう、ある意味で。
それはそれとして。
こんな場所まで来た本題である。]
[ベネディクトの叫び>>+216
それが、全てなのだろうか。
もし、本当にそうなのだとしたら。]
あなたもまた、呼んだのか。
[答えの帰ってくるはずのない遺体に。
ようやく今になって、朧気に見えてきた気がする。
未知なる何か。己をガルー共々操っていた、そいつの願いを。]
けれども。
そ、そうっす。金馬があるっす。
まだ望みは残されているっすよ。
[シルに操作を教えて動かしてもらえば、なんとかなるさ。
自分達は誰だ。海賊だ!
用が済めばとんずらってのがお約束・・・・・・あれぇ?]
とんずら、できてるのこれ。
ホログラムと同じ状態じゃ、この船から出られないっすよね。
つーか、自分達死んでね。
なら、忘れるっす!
[ええい、やめだやめだ。その話>>+226は強制終了だ。
今はそれどころじゃない。]
このままじゃ
[どうなるってんだ?
お前が何者だったのか、思い出せ。
ガルー?
いいや、それよりもっと大きな使命があったじゃないか。]
・・・・・・。
けれど、まだ分からないっす。
そこまでして博士が恐れたラグナロクって。
一体、何。
・・・・・・・・・・・・。
本当に、いいんすかね。
[次々と繰り出される独白たち。
皆それぞれが何かを抱えている。
同じ涙を辿って、同じ血を流してきたのだ。
その様子を後ろから眺めながら、浮かない様子。
一人、ヘルを信用していなかった。]
[サブ・ラボで見つけたあの言葉が胸につっかえる。
こいつはかのシークレットコマンドとやらではなかろうか。
どちらにしろ、結末は既に決まってしまっているのか。]
ちくしょうめ。
もう知らない、もう知らない。
自分は難しくは考えたくないのだ。
自分も後に続くっす!
[産まれた時から重しを背負っていた。
彼の身体能力の高さ>>3:357、異様に優れた嗅覚>>6:+81、それガルーに取り憑かれる以前からのもの。
ハーランは僅かにではあるが、ネオ・カナン固有種ルーの血を引いている。
自身ですら、その事は知らない。
だからこそ、成り立ってしまったのだ。]
[ハーランが本当の意味で、底なしの馬鹿であれば。
流れに身を任せる事ができたのなら。
結末は、違ったものになっていたかも知れない。
だが、気が付いてしまった。
飼い犬>>0:275の内にいた、その何かに。
それを失い、悲しみに暮れて亡骸を抱いたその時。
脳の内に電撃が走った。
ガルーが望むその血を引くものであったがために。]
あいつは、自分の知らない事を何でも知っていたっす。
宇宙の理から、美味しいジンギスカンの焼き方まで。
そして、人々の闇までも。
[だが、薄まった血であれば本当の共生関係は築けない。]
知ってるっすか?
共生と寄生ってのは、元は同じ理屈なんだって。
相利共生、片利共生、片害共生、数ある形の一種に過ぎないんだって。
[やがて、あいつは自分を狙うようになった。
やがて、自分はあいつを恐れるようになった。]
[だから声が聞こえてきた時>>1:*13、恐ろしかった。
自分はただ、自分の意志だと勘違いをしたまま操られていたから。
いつの間にか、海賊という正反対の立場に違和感を感じなくなってしまう程に。
もしかしたら、あいつは初めから知っていたのかも知れない。
同胞のいた、金馬の事を。]
思い出したっす。
[自分があいつの奥底で眠っていた時の事、何もかも。]
ごめんよ。
[一筋の涙が伝う。]
いつだって恐れられて>>3:357。
天然の入った自分>>+142には、そんな人の目通じなかったけれど。
あんたは、いつも辛かったのか。
最初に相棒と呼んだのは自分なのに。
自分が、最後の砦にならなきゃいけなかったのに。
信じてやれなくて。
ごめんな。
[それに、まだ自分の知らない何かを抱えていたようだった。
もしかすれば、こうなる事も薄々予期していたのだろうか。
あいつは言っていた。
自分よりもさらに上の存在が、宇宙のガルー>>3:339とでも言うべき存在が、確かに存在しているのだと。それは生き物ですらない自然の理かも知れない。
自分はあいつに従っていただけ、操られていただけ。
けれども、もしもあいつも何かに操られていたとしたら?
それを自覚していたとしたら?
それは、辛すぎる。]
自分は、これからどうすればいいっすか?
[それでも、返す声は無い。
代わりに激しい頭痛が襲い、その場へとうずくまった。]
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