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『お前のせいだ』
『お前のせいだ』
『お前の人生を――…』
[男は手にナイフを持っていた。
開いた口からは呪詛が吹き出す。
楠は感じた。
この男の生の原動は、己への憎しみと復讐なのだと。
異様とも取れる憎しみを受けて尚、楠は薄く笑って目を閉じた。
倒れた自転車が響かせる音が、やけに遠いと思った。**]
/*
酒場ログの続きを書けるほどの時間はないけれど、隙間にこんばんわ。
良い空の色をしているよ。
/*
後日談の自転車倒れる話は、きっと誰かが助けてくれるのではないかとか、想定4つある。
それと、この船の時間はまだあるのだから、翌日の朝食の時にばったり遭遇とかどうだろうね?輝音。
/*
輝音>
俺のとこに、くる?
タイガ>
お!
男は正月の男と同一人物で、ディアボロスに増長させられているのかも知れないね。
ジルのことを考えたら、タイガぱぱとの総力戦の切っ掛けになるのも美味しいなとか考え出してきたよ!(ただし未完)
/*
>>-1143輝音
いーともー!
後3分ぐらいで離脱時間が来て、次覗けるのが22時過ぎないと嬉しい…。
なので、酒場も朝食も自転車も進めていてくれると嬉しい。頑張って追い付く……。
/*
>>-1145ときはる
でも、=転校、かも知れないよ?
離れ離れにさせるんだよ、俺は。
しかも、生活能力下がっている気しかしない……
―現実世界・酒場―
[カクテルに込められた名前。>>329
今日という1日は終わりに向かう。]
つまり、刈谷……きみは
[開いた口。言葉を続けるまでに間ができる。]
俺の明日も…… いや。
[頭を振り、グラスを寄せる。
カレンダーのメモは消した。
どんな明日を、どんな未来を迎えるのか。朝陽がどんな色なのか、眉を寄せ。>>330]
あぁ……。進展はないね。
きっとこれからもないと思う。
[事件の捜査から離れようとする気持ちが湧いている。執着が薄れていく。
解決させようと躍起になっていたのに。その熱がすぅと冷めていくのだ。
本当に目の前の人間が友人を殺したのだろうか。]
……すまないな。なんの力にもなれなくて。
[朝陽とはこんな色なのかも知れないと、再び沈黙する氷を眺めやり、グラスを呷った。]
[客が増えても減っても、楠の視線が他を向くことはない。珍しいと感じることも、これが明日からの楠だと予測することも刈谷になら出来た。
飲み干したグラス。
齧りかけのオレンジピールを指で摘まんだところで、楠はふと視線を周囲に向けた。>>351
数秒見詰めて、終わる。
感情の読み取れぬ視線、だった。**]
―後日・夜道―
[5年前の夏の日。
倒れそうになった自転車を止めてくれたのは少年の手だった。>>367
眠気の原因、その歌声はいつの間にか止んでいたが、眠気との耐久レースは続行していた。]
あ、その、ありが とぅ。
[眠気眼を擦り、深呼吸して散らそうと試みる。
制服を着ていないのにコンビニの人だとバレて楠は慌てた。]
うん、君の方こそ夜遅いんだから、はやく帰ること!
一人で出歩いたらいけないよ?
[年上らしく、忠告交えた礼の言葉。この時の刈谷少年が『一人』ではないと知れる日は来るのだろうか。*]
[五年前に倒れなかった自転車は、今や倒れてカラカラと車輪が虚しく回っている。
男は笑う。歪に笑う。醜く笑う。
己の欲が満たされるのを予感して、歓喜に笑んだ。
歯を剥き出して、叫んだ。]
『この、偽善者め!』
[ぐと強く握りしめられたナイフの柄。
前方に突き出す前に、赤色の雪が、季節外れの雪が、舞った。>>354]
………ゆ、 き?
[カラカラと力無くタイヤが回る。
カラカラと音を立てていた。
何が起きたのか、咄嗟に判断が出来なかった。
分かるのは、男が白に埋もれたこと。
ひんやりとした冷気に鳥肌が立ち、腰を抜かしてぺたりと座り込んだ。
夜闇に紛れるかのような黒衣を、楠は見上げることしか出来なかった。*]
―現実世界:翌朝:レストラン―
[人の列に並び、何となく気になったものを選んで皿に移すを繰り返していると、和洋中の混ざった取りとめもない朝食メニューになった。]
……飲み物。
[足りないものを思い出し、再び席を離れると、楠を呼ぶ声がした。>>387
『永莉斗兄さん』とよぶのは世界に一人だけ。
だから声の方を向いて、その人物が居たことに瞬く。]
……輝音、どうしてここに。
[偶然過ぎるなと息を吐いた。*]
あのこと、父様から聞いたよ。
僕、永莉斗兄さんのとこに行こうと思うんだ。
……だから、よろしく、ね。
[思い出したように小さく囁いた。*]
― 現実世界・酒場 ―
[来ない明日はない。時が止まる迄。
牙を抜かれた猟犬とは、言い得て妙だと小さな笑みを溢した。]
いや、まともなものしか食べてないさ。
俺は……そう、真実に辿り着けないのならそういうものだと受け入れるべきだと思ったのさ。
原因不明ってのは――
[もう、いいのだ。
何もかも。ナニモカモ。
過去の事件は、眠りにつくのだ。
日の下に晒されず、ずっと。]
――ひとには?
[グラスから唇を離す。
まるで人でなければ辿り着くも知れない真実。
結局、男は何でもないと首を振った。
魔女と、人と。
余りにもその差は広く、かけ離れている。*]
―現実世界:翌朝:レストラン―
ん、あぁ…おはよう、輝音。
後輩にか。仲が良いんだな。
[どうやら強制的に連れられてきたのではないと分かり、そうかと頷く。]
俺は、抽選で当たったんだ。
[捜査も兼ねていたというのに、昨日から何もしていない。>>439
昨日の今日で、この従弟まで話が及んでいるかは分からず、楠からは触れずにいると輝音の顔が近付く。
内緒話かと僅かに屈むと、聴こえたのは快諾の声。>>_14]
――いいのか?
……そうか。
[意思を確かめる。てっきり断られるかと思っていた。変えようとして、何も変わらなかったのだから。]
……あぁ、此方こそ宜しく。
輝音の新しい明日が、始まるな。
[炎のような昨日の色を思い出し、
笑顔の従弟の頭を撫でた。
彼の新しい未来を、応援するように**]
―後日、路上―
[夢を見ているのではないかと思った。
溶けない雪、消えた人影。
異様さを湛えようとも整った顔立ちには妖艶さが増すようで、ますます人ではないものに見えていた。
聞き慣れない言葉。>>433
けれど何処か、心が痛む言葉。
眉をしかめる。]
きみ、たち……は
[同じ顔が、抱き締め、抱き締められていた。]
良くないもの……そう、かな。
でも、俺は必要とされていたよ。
[明確な殺意に晒されて思ったことは、それ。>>434]
………?
あぁ、そうか。
助けてくれて、ありがと う?
だれが、腑抜け……?
[黄色に浮かぶ感情が分からず、首を傾げた。*]
/*
おにいさん、取り敢えずリストラされないよう頑張って生きるよ!
[かのん、もふもふ]
―後日:路上―
[輝音には少しだけ話したこと。
炎に焼かれる夢を見る、と。]
……そう、まるで炎みたいだろう?
[この雪のような。
白い、しろいほのおみたい。>>477]
[事前に訳されていたから分かる。
殺そうとした男と、同じ言葉を言われていると。>>_16
楠は押し黙る。絞り出すような声だったから。
そうして、力無く笑った。
向けられた背。消える雪。
終わる時。]
まるで、俺に期待しているみたいだ。
今にも泣きそうじゃ ないか。
[跳ねて、その怪は眼前から消えた。
雪の下に残るは、よくよく冷えたナイフだけ――。
春は 遠くにあるようで。*]
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そのうち輝音が夕飯を作ってくれるのではないかと思い始めた。<夕飯
かるらです。
原案者ではありますが、今回は一参加者として魔女見習いさせて頂きました。
楽しい時間をありがとうございました。<(_ _*)>、
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