人狼物語−薔薇の下国


297 吸血鬼の脱出ゲーム

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【見】 【墓】 聖餐の贄 ユーリエ

— 地下迷宮・玄室の一つ —
>>3:+26>>3:+45
[牙立てた指先から吸い上げるのはただ血液と云うだけでなく。
吸血鬼の聖餐たるべき、相手の閲(けみ)した時と精髄。
謂わばその存在する理由そのもの。]

ん、ちゅ…………っ。

[時間にすれば長くはなく、流れ出た血の量で言えばむしろ、僅か。
けれど、いかな元老とても気づくだろう。
その分量に比すれば遥かに深く濃い、吸血の酩酊と快楽に]

(+4) 2015/02/02(Mon) 23:10:31

【見】 【墓】 聖餐の贄 ユーリエ

[唇を濡れた真紅に染めて、少女は微笑う]

ふ、は。御馳走様、ガートルート。

[紅色の紗の影絵となって、古老は身を起こす。
仄かな温度を取り戻した両手が、紅榴候の頬を包む。
太古の贄姫が纏う薄絹は、音もなくその肩から滑り落ちる]

さ。次ぐるは其方の番ぞ、紅榴の娘子。
思う様、妾に触れて―興じて、召されるが好い。

[やがて二つの影姿は、そっと重なるかのように寄り添っていくだろう**]

(+5) 2015/02/02(Mon) 23:11:11

【見】聖餐の贄 ユーリエ、メモを貼った。

2015/02/02(Mon) 23:16:40

【見】聖餐の贄 ユーリエ、メモを貼った。

2015/02/02(Mon) 23:51:46

【見】 【墓】 聖餐の贄 ユーリエ

>>3:50
― 暫く時は遡る:城内の一室 ―
[不可視の幽体となって、吸血の姫は謡う。
音無き聲が誘い、招くものは自らの血族]

 (――おいでなさい。シルキー)
 (此方へ、私の許へ)
 (同じき血を宿す娘。我が血の"孫の孫")

 (檻なる籠から、放たれるその前に)
 (お前の雫を、我が元へ――)

[古老が透明な視線を向けたのと、それは同時。
 きぃ、と扉が開いた。
現れたる姿は睡魔に憑かれたかのような少女]

(+28) 2015/02/03(Tue) 01:21:02

【見】 【墓】 聖餐の贄 ユーリエ

[宙に溶け込んだ高祖に気づく様子もない儘に。
 少女は寝台へと歩み、臥し墜ちた。
 古代の贄姫は静かに微笑う]

 (――夢を魅せてあげましょう)
 (――今までお前が見せられる事のなかっただろう夢を)

[無言の聲を送り込んで、透明な躰をふわりと浮かばせた。
 空気を震わせもせず、身を寄せる。
 四代の"抱擁"を隔てた少女の額に口接けて。
 その精神[こころ]に甘き毒を送り込んでいった]

(+29) 2015/02/03(Tue) 01:21:57

【見】 【墓】 聖餐の贄 ユーリエ

>>3:64
―???―
[少女の高祖たる吸血鬼が与えた“接吻”は、奪う為でなく与える為のもの。精神の奥深くに、堕落の種子を蒔く為の。
古老は幽体から実体へと位相を移し、娘のしなやかな両腕に冷たい指先を滑らせる]

――お前は虜なのよ、シルキー。
  お前の“父”のでは、なく。
  吸血の性の、でもなく、
  ただ、人であろうとするが故の。

[繊い躰で乗り掛かり、指先伝いに少女の手首をくるりと巡る。紅い瞳を細めれば、その目に映るは闇色の触手。
その出処は長く艶やかな白銀の髪。
ざわめき、のたうち、裡に隠した暗黒を解き放っていた]

(+35) 2015/02/03(Tue) 02:16:24

【見】 【墓】 聖餐の贄 ユーリエ

――ふふ。その腕も、目も、脚も。
  捕らえて、縛ってしまいましょう。

[眠る少女へ二指を向けて、すい、と横へ一薙ぎ。
同じ黒が現れ出て、碧眼を宿す目蓋を漆黒で覆う。
両脚もまた同様。寝台の下から溢れ出すかの如く伸びた闇色の触手が巻きつき、絡め取り、締め付けていく]

――さ、起きて? 目覚めなさい、シルキー。
  連れて行ってあげる。
  闇は欲望。闇は生命。闇はお前自身。
  そう気づき得る世界へ。快楽と恐怖の中へ。

[わずかに意識を取り戻したか、身じろぎする少女。
微笑んで、その胸元に掌を押し当てる。
贄姫が纏う薄絹の袖口からじわりと暗黒が滴り、侵蝕を始める。程ない内に、二人の姿は黒々とした闇に呑み込まれた]

(+36) 2015/02/03(Tue) 02:16:32

【見】 【墓】 聖餐の贄 ユーリエ

>>3:65
―少女の精神[ な か]
[少女が狼狽した様子は可笑しくて、愛らしい。現実の彼女と同様に漆黒の蔦で絡め取られた肢体を撫で上げて、笑う]

くすくす。
ここは何処でもあって、何処でもない場所。
そして、私は、あなたよ。シルキー。

[言葉を聞き取れぬように暴れる幼子へ、小さく眉を顰める。癒えた傷口が胸にあると見出して、五指で探り弄った。
少女が上げる声に古老が返す声は硬く、しかし熱を帯びる]

叫んでも無駄。いいえ、叫ぶと好いわ。
あなたの悲鳴は私を愉しませるから。
そして私の愉悦は、あなたの悦びになるの。教えてあげる。

(+37) 2015/02/03(Tue) 02:37:30

【見】 【墓】 聖餐の贄 ユーリエ

[だが――数瞬後。少女の躰から贄姫は手を引き抜いた。
代わって鋭く振られた動作と共に、暗黒の触手が虜囚の口を目がけ飛び込んでいく。
冷たい古老の視線が、闇に絡め取られた継嗣を貫いた]

誰の名を呼ぼうとしたのかしら。シルキー。
ふふ、教えて貰えるかしら?

(+38) 2015/02/03(Tue) 02:38:01

【見】 【墓】 聖餐の贄 ユーリエ

[ぞろり、と口腔深く呑み込ませた触手を蠢かせて、問う。
明瞭な怒気を含ませて、答えぬ少女に自らの頬を寄せた]

くすくす……きっと、こう聞かされてきたのね。いつも。

『――お前は私のものだ、シルキー。』

 ――と。

(+39) 2015/02/03(Tue) 02:38:54

【見】 【墓】 聖餐の贄 ユーリエ

>>3:66>>+39
―少女の精神[ な か]

ふふっ。
『赦さない』わ、シルキー。

[愉しげな表情で、稚い姿の古老は口遊む。
二度、三度と同じ言葉を、飴玉を転がすように弄んだ]

(+40) 2015/02/03(Tue) 03:14:10

【見】 【墓】 聖餐の贄 ユーリエ

『赦さない。お前が私の元から離れていくなど。』
『お前の心は私のもの。お前の全ては私のもの。』

『居なくなるなど決して赦さない。永遠に私のものだ』
『そうだろうシルキー。さあ、答えなさい』

(+41) 2015/02/03(Tue) 03:14:36

【見】 【墓】 聖餐の贄 ユーリエ

『誓い、口づけ、捧げなさい。お前の全てを私へと』

[嘯く言葉は何処からか読み取ったもの。
 贄姫の中ではとうに消失した感情を演じ、味わうように]

(+42) 2015/02/03(Tue) 03:14:52

【見】 【墓】 聖餐の贄 ユーリエ

――くすくすくす……あははははは!
  素敵ね、素敵な言葉たちだわ。嗚呼。本当に。

[凝った闇で覆われた瞳をじっと見つめ、少女の襟元を爪で広々と切り裂いた。薄っすらと滲んだ血を愛おしむように眺め、笑う]

  ふふ、まだ私の“孫の子”は本当に若いのね。
  もっと、頂戴な。あなたの中から、私の中へ。
  シルキー、あなたも私の血に連なる者なのだから。

[そう口にして。
 露わにさせた少女の肌に、深々と吸血の牙を突き立てた。
 吸い上げる血潮と共に生贄の精髄をも飲み干す如く]

(+43) 2015/02/03(Tue) 03:16:04

【見】 【墓】 聖餐の贄 ユーリエ

[遥か昔に忘れられた呪言を贄姫の唇は紡ぐ。
彼女の血統に課せられた、呪いの祝福の言葉を]

――捧げよ。汝こそは我が聖餐。
   今宵は吸血の宴なり。

[かくて、聖餐を与える者は。
 ここに聖餐を受ける者となった**]

(+44) 2015/02/03(Tue) 03:17:36

【見】聖餐の贄 ユーリエ、メモを貼った。

2015/02/03(Tue) 03:21:49

【見】聖餐の贄 ユーリエ、メモを貼った。

2015/02/03(Tue) 21:33:34

【見】 【墓】 聖餐の贄 ユーリエ

>>41>>43
[古の亡霊は金糸雀の傍らに佇んだ儘、ただ無言。
生命尽きんとするような姿にも、表情を動かすことはない。勿論、知っているのだ。
この程度では魔が滅ぶことなど、無いと。]

(……そうね。おやすみなさい。シルキー。)
(その問は、己が心を苦しめるだけなのだから)

[亡霊の少女はふと身を屈めて、掌を金糸雀の頭に翳す。
数瞬を経て、宙に溶けこむように彼女の姿は掻き消えた]

(+121) 2015/02/03(Tue) 22:42:01

【見】 【墓】 聖餐の贄 ユーリエ

>>86
―???―
[吸血の姫が周囲に纏うのは不定形の闇。
波のうねりのまにまに浮かんで消える、幾多の泡沫。
一つのあぶくが眼前に現れ、ぱちんと弾けた]

――ようこそ。私の精神[ な か]へ。

[泡の中に在ったのは、膝を抱えた少女の裸身。
 観察者に気づくことなく、彼女は辺りに目を凝らす]

(+122) 2015/02/03(Tue) 22:43:41

【見】 【墓】 聖餐の贄 ユーリエ

[拳を開き、握り、身じろいだ少女へ、囁きを投げる。
その音が届くことはないと知っていつつも。]

――ふふ。見えないわよ。
  私があなたに見せようと、思ったもの以外は、何も。

[ままならぬ五感をそうと受け入れたのか、少女は訝る様子をひとまず収めた。古老は微笑み、静かな聲を送る]

(+123) 2015/02/03(Tue) 22:45:33

【見】 【墓】 聖餐の贄 ユーリエ

>>86>>87
―贄姫の精神[ な か]

――シルキー、あなたの近しい人達はどう思っているの?
  吸血鬼となった、あなたのことを。
  教えて呉れるかしら?

[問いかけは少女の鼓膜を震わせることはない。
その代わり、彼女の魂の奥深くにさざ波を起こした]

(+124) 2015/02/03(Tue) 22:47:12

【見】 【墓】 聖餐の贄 ユーリエ

>>87>>+124
[広がる波紋が曖昧な闇に伝わる度、漆黒の泡が次々と割れていく。中から現れるのは、少女が観相する他者の姿だ]

――ほら。彼らは、   
    [数人の男女が歩み寄る。頬を伝う赤い涙と共に]
――彼女は、
    [青銀の狼が唸り、柔らかな腹に喰らいつく]
――彼は。
    [青年は無言の儘、従えた狐火を差し向ける]

――シルキーのことを、どう思っているのかしら。

(+126) 2015/02/03(Tue) 22:55:10

【見】 【墓】 聖餐の贄 ユーリエ

>>+125
[“他者達”は現れるごとに少女へ襲いかかり、思い思いの方法で彼女を責め苛んだ。

 骨ばった指を細い喉に食い込ませ、

 人外の握力で白い肌を引き裂き、

 鋭い牙で桃色の腸を食い千切り、

 異形の炎は癒えた筈の傷跡を灼く。

だが――その光景は古老の改竄によるものではなかった。
それは少女の中に存在する幻想[きょうふ]の形。
自らの闇に犯されゆく幼子を、高祖は微笑んで見守る]

(+127) 2015/02/03(Tue) 22:55:52

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