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― とてもゆるいぐらさが 光の魔法 ―
ろーずまりー
「にさんかちたん! きん! ぎん! におぶ!」
屍兵
「やめて! 光酸化反応で臭いから分解しちゃう><」
>>+63
ご先祖さまが、かぁ……
「いつか」来るっていわれれば、そりゃいつかに備えるよね。
リエヴルは、それを自分の代で終わりにしたんだね。
[そして彼には子供はいないから、そうぽつりと呟いて]
うん、ウェルシュがいる、って話を、イングリッドから聞いていたんだけれども……
ま、ホートン砦の話は聞いたよ。イングリッドがもたらした情報がアレで、ぼくが帰ってくるかも、みたいな話もあって、砦の門開けっ放しにしていたらそりゃー、もう豪快にいろんな魔物がやってきて門がいきなり破損したりしたと……
アードは早いうちから彼女は敵と内通しているって見抜いていたんだけれど、正直ぼかぁ半信半疑でねぇ。直接会ったら、黒だなー、って思って、捕縛命令を出したんだけれど。敵の情報教えろ、でちゃんと出すもの出していたんだなー、って。
[元々リエヴルにとっても彼女は後輩だ。昔アランの恋人X号だったというのはご存知だろう]
[
竪琴は消耗品である。
たとえば物理で殴ったり殴ったり、時々弦が切れたり歪んだりもらったり、物理で殴ったり殴ったり
このへんが理由だ。
いいんだ、優れた吟遊詩人は楽器は選ばない!]
あっはっは、
いやあ、たのしいなあ思春期! 歌を恥ずかしがる時期
みんなあるらしいねー
[そしてこの男になかったのは恥を恥と思ってなかったからだ!]
すごいじゃないかー! ファミファミ! 今のお年寄り(幽鬼のことである)が大うけするなんて、いよー、スーパークラシック!
[大爆笑しながら塩まきのお手伝いをすることになったのであった*]
― 遠足スタート・ホートン砦にて ―
[遠足メンバーが全員そろったのはホートン砦であった。
騎士団領を歩いてここまで来るだけで波乱であったが、明日からついに魔境入り。
そういうわけで、ささやかながら宴会を開いたのであった。
若者よ、酒を学ぶのもまた社会勉強である]
ふっふっふ、それじゃあそろそろお楽しみといこうか。
[ぽろろんと竪琴を弾き、音階で指鳴らし]
それじゃ、ローズマリー。歌って
あ、聖歌ではなくって、景気付けだから楽しくいこう。
[そんな注文をつけた無茶振りである。
そして、跳ねては踊って、とても楽しそうにハーブで旋律をつくりあげる。
乗ってくれば逃げ、おいかけてくればあがる。
そんな楽しげな協奏曲を>>2:408]
おみごとでした。
いやー、やっぱり若い女の子が歌うと楽しくなるね!
それじゃあ次はーみんなで歌ってみよっかー
[門の旅路の前の一ページ。
さっきとちがーう という苦情を実に楽しげに笑って、音を、歌をぞんぶんに楽しんだのだった]
[そして宴が終わった後に]
ローズマリー、ありがとう。
やっぱり、ああいう明るい歌はいいね。
ぼくも、送られるときはああいう歌に送られたいよ。
[そう、明日からは魔境。夜は見張りを立て、息を潜めて移動をする。
その前の気晴らしになった、とばかりに彼女を労った。了]
/*
この双子の母上とかwwwwww
しかもwwww彼女をげろっているとかwwww
おもしろwwwすぎるwwwwwwwなるほどwwwwww母親には素直なのかwwwwww
ひょっとしなくても、ブラコンにしてマザコンにしてファザコン、、、しってる、ファミコンってこと!!!!!
― ゆるぐらさが 改造 ―
べりあん「うぇるしゅの遺体をもとに、屍鬼まーく2をつくりました!」
まおう「おおお でかしたぞべりあんよ」
べりあん「100万馬力の鉄装甲戦車(棘棘仕様)の砲門にうぇるしゅ装備! これが最強の屍鬼です!」
まおう「まって、まって、それ屍鬼きっといらない…!」
― まどろみの中で ―
ファミファミが愉快なことになっているねえ
[助けません。
負い目があるとすれば、それは誤解もあるでしょうが、本人に心当たりがあるからなのです。
そんな菩薩系をキメるのであった]
― 子育て奔走記 ―
[騎竜の調教方法にはいろいろある。
だが、いろいろ聞いた挙句、卵をもってきたソマリアランの取った手段は――]
ちちうえー、ほんとに好きなのもっていっていいんですか!
[ローゼンハイムに案内されたクロイスさんちの武器庫。
そこでソマリアードは自分の身の丈にあった武器と防具のセレクトをする]
「いいなあ、アランばかりー」
[そうぼやいて見守るだけなのはソマリアードである。
だが仕方がない。父親から「アランから3本勝負で1本でも取ったら」といわれて、三戦全敗のアードには参加する資格がないのだ]
[そうして、扱いやすそうな短剣を2本携え見守る子供のそばで、いよいよ殻にひびが入る。竜の視界に入らないように、隠れる見物人。そして、いざとなれば助け舟を入れられる位置にローゼンハイムが入る]
[そうして生まれた竜が翼を広げれば、全長は子供と同じくらいに見え、爪や牙の鋭利さも、子供が持つ短剣と同じくらいに見えたのだが――]
わーい! かったー!
[わりとあっさりと。竜は両角を折られ(片方でよかった)、常識の知らない子供に屈服させられるんであった。この時の角から削りだされたのが、2本の竜笛である。普通竜笛は1本しか作らないのに、余分に人間に痛い目をあわせられ、そのせいで調教がうまくいかなくなったのが今のミシェイルなのであった]
[そうしてしばらくは、おんぶひもについているのが卵ではなく、竜になった。
竜も仕方ねえなあ、という感じで物理を畏れ、アランのいうことはきいた。
アードのことは、生の豚肉を切って、ミルクくれるひと、という認識になった。アランはわりと適当だったから相手が赤ちゃんでえさを定期的にやらねばならぬということを忘れてしまうのである]
[この間、あちらこちらのご家庭に幼竜を連れまわしては、竜が牙や爪をむくことにアランの教育的指導が入るという、誰に危害を加えてはならないのかという教育が徹底的になされた。
リンドブルムさんちはわりと寛容であったが、シンクレアさんちにはそれはそれは怒られたのはいうまでもない]
[だが――一つ問題が起きた。甘やかしすぎたのである]
[やわらかい畜産の豚肉しか食べない。
それでは、いざ外へ連れ出したときに何の役にたたない。おなかへったから、とすぐに人里入って豚肉を食わせているようでは、お前故郷の火山に帰れない、というか野生に戻れないだろ! というやつである]
ちちうえ! 家出します
[すがすがしい家出宣言]
[夕飯までに帰るんですよー、という母の声にも元気よく頷いて、それはもう勢いで家出していった]
ちちうえ、スリングください!
[ちゃんと小竜と夕飯に帰っての話である]
[兎に角竜に狩りを教えるのにあたって、同じように物理で飛び掛っていては意味がない。
滑空、飛び掛り、それらを効果的に教えないと―― そうして選んだのが、子供だって簡単に使用できる投擲道具だった。]
[こうして、近場の森や林で、狩りをしてはミシェイルに狩りを教え、これが野生の生肉だー、しかと食えー、みたいな教育的指導をしていた]
[従卒やっているアードが館に帰ってきた時も、一緒に狩りにでかけた。これがまた大変笑い転げるように面白かった。とりあえず、焼いた肉の味は覚えさせてはならないと二人心に誓った]
[そうして、森と家と、往復する感覚が少しずつ長くなる。
ミシェイルには野生の夜を、火山を教え込まねば! という親としての使命に目覚めたのである。
ちなみに、ミシェイルがアランのことを親として慕っていたかといえばNo.である。じゃれつく以上の苛烈な攻撃があり、アランはそれを悉く撃退した。自分よりも大きな化物に正面から堂々と優位さを見せ付ける。……そういうやり方の師匠は、ミシェイルだった]
[そんなある日のこと]
[生肉の強奪事件にあった。
鷹に奪われた生肉を、ひとりと一匹でおいかけた時に――自分よりも幼い女の子が、鷹のしつけの練習をしていた。
竜を手名付けるのに生傷だらけの自分。
とても信頼関係の構築されている若き鷹匠。
……あのこすごい! という感嘆とともに、声をかけようかと思ったが――、ミシェイルが鷹を食べたそうにしていたので、そっと森の奥へとひっこんだ。
この後、彼女と再会するのはアードが正騎士になった後のことである]
[やがてミシェイルは、幼竜から子竜へと脱皮を経て、クロイス家から飛びだっていった。
飼い主が呼ぶまで帰ってくるな、が基本であったのだが。
それでも怪我したときや、豚肉食べたいときとかに、クロイス家にいるのはご愛嬌である。了]
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