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貴様ぁぁぁ!!
[確かな手ごたえを得るが形成は一瞬にして覆った。
主は盾にされた上、突き飛ばされてこちらへと向かってくる。
しかしながら、大鎌という必要のない付属がついてきたのだった。
この身が剣であるというならする事は一つしかなかった。]
聖将の剣をなめるなぁぁぁぁ!!
[己の体と剣を手に取り大鎌から主を庇う。]
奴隷騎士 クレステッドは、吸血鬼 シメオン を投票先に選びました。
[全力を超えた力任せの攻撃が後を引いていた。
負担を強いられた体の反応は鈍く、
初動が僅かばかりであるが遅れていたのだった。
残る方法は身を削っての迎撃の他に残されていなかった。]
だが、そんなことはどうでもいい!!
剣が打ち払わず、何をするというのだ!!
[手に持った剣で大鎌を打ち付ける。
去れど、勢いに乗った大鎌は其れだけでは止まらない。
ならばと剣を手から離し大鎌を手で掴み前へと進んだ。
その凶器が主に届かぬようにと――
熱い痛みが体中を走るが今はそんなことはどうでもよかった。]
―――…誇り高き、俺の聖剣だ。
[息を散らして、つい、痛みを堪えて笑ってしまった。]
悪あがきを!!
その程度ならば!!
[掴んだ大鎌を握り血蔦を薙ぎ払うと
血蔦は力なく消え去っていった。]
さい、ごの足掻きだったようだ……。
とりあえ、ず一段落、だな。
主よ、アデル、もしくは回復が出来るものを探すぞ。
貴方の状態は捨ておいて良いものではない。
[自身もかなり傷ついてはいたが、
主の方が傷つき消耗しているのは明らかだったから。]
力に慣れたなら何よりだ。
もっとも、聖剣は褒め過ぎだがな。
[主につられて笑い出した。]
任務遂行に支障はない。
[無事かといわれれば否ではあった。
しかし闘えないわけではなかった。
むしろ闘志はみなぎっているのだから。]
そちらこそ、無事ではないな?
私よりもよっぽど措置が必要だろ。
さっさと当たりをつけるぞ!
それを使いこなしてくれるのだろう?
上階だな、了解だ。
では、いくか。
[軽口を叩きながらあるく。
その足取りは少しだけいつもより重かった。
当然といえば当然である。
今の自分は刃毀れ寸前の剣だったから。]
嫌な予感か、私にとっては好感も知れないがな。
[それでも闘える可能性があれば省みず飛び込むだろう。
それが剣の生き様だから。]
[剣は主を選べない。
ただ、切れ味を変えるだけ。
彼の溢れる才を聖剣として使えるか。
それは自身の度量であり――――。
トントン、と数度彼の肩を労い叩き。]
君と俺の忠義と言う奴さ。
[前後を省いた言葉の意味は、彼に伝わっただろうか。
彼が尽くせば、己は応う。
それが、正しく剣と将の間柄。*]
ま、そういうことだ。
私は剣だが、主は違うだろう?
[相手が感心していることには気づかなかった。
おもったままを伝えただけだったから。]
満たされる事があればいいのだがな。
ま、使い倒してくれるというなら期待するさ。
[これからの闘いに期待しつつ上へと足を向けた**]
お褒めの言葉に感謝する。
褒美には更なる戦いを頼むさ。
[ねぎらいを素直に受け止めた上で闘いを求めた**]
ああ、茨がおかしい。
これは先程の魔の眷属の最後の茨より弱い。
[状況を整理していると不意に変わる主の表情。(>>159)]
どうした……??
[質問を投げかけると同時に聞こえてくるアデルの名。]
アデルが拙いのか。
急ごう、聖女と貴方とアデルは要であろう?
万全ではないのなら私が切り開く。
[地上に出る主を追い越して前に出る。
自身も万全ではなくとも今の主よりは闘えるはずだから**]
此処は任せる。
力を揮え、勝ち残ったら、
――――次も血の道だ、我が剣。
[斬り捨てて、屠り、それでもまだ男の道は血塗られている。
彼に己が呉れてやれる唯一の褒賞は、いつも、いつだって、戦の熱。
自身の剣として戦乱を駆け抜けよ、と、強き思いを彼に託した。]
了解した、期待している!
神の子や聖女に気をとられすぎないようにな。
今の貴方は少しばかりですまない状態の悪さだ。
[任された闘いを引き受けた上で身を案ずる。]
[迫る黒き魔獣。
本来であればその突撃を受け止めたい所だった。
しかし、あえて回避を試みた。]
粋な計らいだ、さすが我が主だ。
これで、もっと闘えるぞ。
[主の加護(>>200)を試しのだった。
闘いを寄り楽しむためには状態の把握が必須だったから。]
交わすだけではな。
そもそもそれでは血が踊らんのだ!!
[上がった敏捷性は剣速を上げる為に生かす。
いつもより速度を上げた剣が瘴気を纏う腕へと向かう。]
[手ごたえは軽かった。
剣が食い込むも断ち切るには至らないのが、
それを如実にあらわしていた。]
厄介な体をしている!!
しかし切断してみせる!!
[力を入れた瞬間に首に迫る手に気づく。
もはや交わすことは叶わなかった。]
し、しまった!?
こんな所でやられてたまるかぁぁぁ!!
[首をつかまれ持ち上げられようとしたところで、
頭の中で何かが弾け飛んだ気がした、
所謂ひとつのリミット的なものが開放されたのだ。
意図せず、体を中心として微弱な聖なる力が漏れ出す。]
くっ、我ながら微弱で反吐が出る。
だけど、つ、かわない手はない、な…。
[息も絶え絶えながら漏れ出した力を剣に集める。
そして魔物に当てるべく振り下ろした。]
[聖なる力の利用で抜け出したのはよかった。
だが壁へと叩きつけられた事によって状況は好転することはない。]
ちょっと、よろし、くないな。
[発した自身がらしくない弱気な声だと感じた。
連戦によるダメージ蓄積が精神まで蝕みつつあったのかもしれない。]
さて、どうする!?
[任された以上、撤退という選択肢はない。
そもそも戦いから逃げるという選択肢自体が存在しない。
速さを剣に乗せても斬れなかった。
次の手を模索する。]
[結論は全てを篭めるという原始的な手段。
主の強化で増した敏捷性とリミットが外れて、
一時的に多少増えている聖気。
その二つをあわせて一撃として放つ事だった。]
行くぞ、我が力をとくとしれ!!
[壁を蹴り加速をつけて力を剣に集め、
大上段から振り下ろして聖なる斬撃を放つ。]
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