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お前、何のためにモーリッツ先生と結婚したんだよ…。
レイヴンウッドを名乗った以上、お前は帝国の人間だろうが。
[>>475そこにどんな思惑があったんだとしても。
公国人と自ら言う彼女を若干半目で見た。]
それに、何で…
…いや、それはいい。
[「何で相談してくれなかったんだ」という言葉は途中で飲み込んだ。
出自を隠していた在学中は無理だろうし。
卒業してしまった後でなら、助けられたはずだったが。
もうその時にはきっと、戻れないところに居たのだろうから。]
[カサンドラの長い話は、途中で横槍も入れずに聞いていた。
カサンドラ・レフトオーキット。
初めて聞く名前も、彼女のルーツも、その身に降りかかった不幸も、身体のことも。腹に触れた手にも視線が落ちる。そして女として終わったの意を知った。
不生女となった女がどうなるか。血を重んじる貴族出の自分にも少しは理解出来る。]
[スパイとしてしでかした事。
帝国に利を齎し、公国にも利を齎したとの自白。
それらは眉を動かさずに淡々と聞き入れて。
死人だと終わったと、
すっかり吐き出しきって微笑みすら浮かべた彼女に息を吐いた。]
……馬鹿。モーリッツ先生は
面倒臭かったら、そもそもお前を嫁になんてしないだろうが。
あの人は――お前を全部抱えて守ってくれたんだ。
指輪を男避けにお前にやったみたいに、
名前と籍を、お前が一人でも生きていけるように
きっと、自分が死んでもって、そう思って……
[優秀な学生の力になると、壇上で穏やかに言った事を思い出す。
テストで失敗してもレポートで温情を与えるような、優しい先生だった。その先生ももう居ない。
彼女を真摯に守ろうとした一途な英雄も。]
終わった…か。
それは生きる意味すら終わったって事か。
戻りたいという願いを諦めて、本当の死人になりたいって事か?
だったら―――ふざけんなって言うが。
さっき言ったな、生きたかったと。
幸せだった頃に戻りたいと。
今でもそう思えるか?
それとも、全て終わったと手放したいか?
お前の、今の望みは何だ。
/*
さて見取りは纏めておわった(ノトカーは後だか所々か)し、
カッちゃんはまぁ後で来るだろうから置いて…
ウェルシュと背後の偉い人と、あとそうだ犬…!
ボトルはカッちゃん死んでから
って思ってたから拾えんかったわ…。
/*
…いや、えらい人のはディークに習ってせんでもいいな。
こっち側は書かずに余白持たせる程度でいいのかもしれん。
他書ける事って兄貴のことくらいか…
あ、兵器到着忘れてt
― 臨時執務室 ―
海、か。
きっと戦争が終わったら、いくらでも行けるんだろうな。
だが、今それが出来ない事も、
お前のせいで、どれだけ人が死んだかは――俺が言うまでもねぇな。
お前が一番よくわかってる。
[そう言って鋭い視線を投げた後。
口を開く前に向こうが先に流した言葉に目を丸くした。]
なっ。シロウ先生が!?
[>>512初めて聞いた事実には、ただ驚いた。]
そういや、お前の護衛にも、
主戦場にも居たって報告は聞いてないが。
何の心境の変化だよ……。
[訳が解らんと額に手を当てた。
が、師にへ向ける意識はそこまで。]
…ってことは、
リエヴルとの繋がりも向こうに露見したな…。
ん?いや、待て。
大公暗殺はリエヴルの依頼でシロウが殺ったんじゃねぇのか。
[未だにそう思い込んでいたため、一度思考が停止する。]
帝国側は…そうだな、リエヴル自体は反戦派だった。
反戦派が死んだから、交戦派が盛り返す――て事にはならんだろう。
反戦派を犠牲にしてまで交戦する意義を議論し始めるんだろうな。
[それでも、その結果がこちらに届くにはまだ時間もかかるだろうし、何より結果に関してはカサンドラが言った通りになる予感はした。]
幕の引きどころ、か。
正直あまり得意じゃねぇんだよな…。
[根っからの軍人気質で、
そういうのは兄に任せている所もあってか、
戦術面ならともかく政治的なあれそれは苦手であった。]
…が、そうも言ってられんか。
引き分けか、戦術的勝利――か。
[おそらく程なく「放熱」「風」「炎」の戦略兵器が届く。
それがあれば有利だが、向こうも黙ってはいないだろう。
おそらく銃の大量追加、あるいはもっと大型の兵器の投入は考えられた。]
その前に動ければ、だが…。
[兵士の疲労と天秤だなと、内ではかりにかけ呟いた。]
[それらを全て頭に叩き込んで。
>>529まだ女性らしからぬ言葉を口にする彼女に頭痛を感じながら。]
…いいだろう、俺からの処分を下す。
カサンドラ・レイヴンウッド
――――生きろ。
生きて償え。もう少し疲れてろ。
石を投げられ泥を啜ろうが、裏切り者だと罵られようが、
生きて、お前の頭の中身を全部平和の為に使え。
それから幸せになればいい。
海にもいくらでも行って来い。
お前が裏切り者だったら殺そうと思ってた。
そう口にもした。覚悟もしていた。
お前を助けた時、そうはっきり解っていたら
――きっとそうしていただろう。
[叔父に刃を向けたときのように、衝動的に。
きっと殺しにかかっていたが、もうそのタイミングは失われた。]
でも止めだ。
先生が、ノトカーが、
命がけで助けようとしたお前を殺すのは嫌だ。
俺は殺したくない。俺が殺す気もない。
……友人に手をかける機会なんて、
本当は少ない方がいいに決まってんだ。
「疑いはあるが利用価値があると生かす」で、
俺の失点になるだ?上等だ。
お前だったら知ってるだろう。
誰かに髪が薄くなったとか言われるくらい、俺は苦労性なんだよ。
兵には後でひっくるめて説明する。
スパイだと周知はさせんが、ただ見張りだけはつける。
疑わしい素振りをしたら殺すとも伝える。
……これが、俺が司令官として出切る譲歩でもある。
あとお前、う●ことか言ってんじゃねぇよ。
汚れがついてちゃんと洗って綺麗にしなきゃなんねってんだったら、
戦争終わったら、俺の家に来い。
身元きれいさっぱり洗ってやる。
兄貴も、お前には悪い印象は抱いてねぇ。
力添えになってくれるだろう。
[真顔でそう言い放つと、懐にあった皮袋を押し付けるようにして渡した。中にはずしりとした重い物が入っている。]
売るなよ。
[そう言って渡した袋の中に在るものは、ラウエンブルク公爵家の紋章が彫られた黄金の指輪だ。
自分が使う物であって、彼女の指に会うはずもないが。]
万一、俺に何かあったら、
それを持って兄貴の所へ行け。
兄貴なら…それだけで大体を理解してくれるはずだ。
― 臨時執務室 ―
聞いた。聞いた上での判断だ。後悔はねぇよ。
…もういい。全部過ぎたことだ。
立場上、全てを水に流してとは行かねぇし、
不自由もさせるだろうが…まぁそこは我慢しろ。
[>>561下がっていく視線と頭に
合わせるようにして、頭を撫でた。
折角止めていた髪が、ぐちゃぐちゃになる程度に。]
いいんだよ面倒臭ぇ。
カッちゃんみたいに口調崩しても毛ほども気にしねぇか、
義姉上みたいな出来た女と隣に並んでても苦も無ぇが、
そうでなけりゃ大抵は家柄狙いの頭軽いのしか居ないからな。
[そういうのはご免だとばかりに吐き出したが。]
………………。
[>>562ハゲのおじさん呼ばわりには、
バレッタに纏められた髪を無言でぐいと引っ張った。]
ばーか、お前ぐらいだこういう扱いは。
[>>567兄が口酸っぱく言っている事が耳にとどば目が細くなった。]
そうしてくれると助かる。
流石に安いもんじゃねぇしなぁ。
…とりあえず、さっき案内させた奴を見張りにつける。
が、見張りの相手は変わると思ってくれていい。
解ってるだろうが、不信な行動もとるなよ。
それからもうひとつ相談だ。
これから「放熱」「風」「炎」が届く。
これを使って公国とはぶつかる事になるだろう。
これの効果的な使い方を、思いつく限り出してくれ。
[なるべく死者が出ないような使い方を、と言いかけたが止めた。
そこまで甘くなってはならないと戒めるように。]
俺からの話は以上だ。
…見張りつきだが、後はゆっくりしてろ。
ああ、指輪はちゃんと返してもらう。
この戦いが終わったら、な。
[>>567ゆっくり生気が取り戻りつつある彼女へ、言いそびれた言葉も伝えながら。人払いに出した部下を呼び、彼女に付けて休むようにと伝えて、見送った*]
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