情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
士官候補生 ヴィンセントは、士官候補生 リエヴル を投票先に選びました。
―廊下―
そういえば、シェットラントとフレデリカは科目を決めたのかな。
…二人とも、整備とかいきそうにないけど。
今迄を考えると。
ウェルシュも今年はキマイラに行きたそうだったし、意外と戦闘を選択する者も多いのだろうか。
[掲示板前まで近づくと、ひときわ威勢の良い呼びかけの声>>431
良く見ると、見知った同学年や先輩達も数人揃っていて1の開催は安泰に思われた。]
皆、血気盛んに挑戦するんだねぇ。
強そうな面子が揃っているし、キマイラ選択をしたメンバーもどうやら今年は安泰かな。
[出た感想は爽やかに、完全に他人事。
周囲のどことなく浮足立った空気の中でも、同級生が言う所の>>3:401「相変わらず」な姿勢を崩すことはなかった。]
[掲示板前まで近づくと、ひときわ威勢の良い呼びかけの声>>431
良く見ると、見知った同学年や先輩達も数人揃っていて1の開催は安泰に思われた。]
皆、血気盛んに挑戦するんだねぇ。
強そうな面子が揃っているし、キマイラ選択をしたメンバーもどうやら今年は安泰かな。
[出た感想は爽やかに、完全に他人事。
周囲のどことなく浮足立った空気の中でも、同級生が言う所の>>1:401「相変わらず」な姿勢を崩すことなく、書類にはしっかりと整備の4番希望と記入。
面白そうに眺めながら受付順番を待っていた。]
―回想 フレデリカ入寮当時―
[入寮してきた「男子生徒」は、予想に反して見たまま、そのまま、自分の感性では年相応の「女の子」に見えた。
(何でこんな子を男として育てようとするかなぁ)と暮らし始めて間もない同室者の境遇を気の毒には思ったが、妹がかなり大人しくなって同じ部屋になったと思えば、予想外に慣れるのも早かった。]
迷惑かって?
いや、別に元々妹もいるし、部屋は広くなったし、普段の生活に支障をきたすことは特にないかな。
むしろ、色んな私物の置き場所が増えて便利になったと言えるかもしれない。
――フレデリカこそ、男2人と同室では落ち着かないかもしれないけど…
[威圧感を与えない様、注意深く膝を曲げて視線の位置を合わせる。]
どうしても、「男子生徒としての卒業」が必要…なのだろう?
実技科目の性差補正もなく、日常生活での様々な不自由が予想されるとしても。
…なら君は決して、我儘で同室者を振り回しているのではない。
目的の為に必要な行動をとっているだけだ。
そして僕は、教官から話を聞き、こうして現在の環境を受け入れている。
目的を完遂する為の協力者になることを決めた、ということだね。
だから、不都合や心配事があるなら、堂々と言ってくれればいい。
……出来は微妙かもしれないけど、兄でもいるつもりで、頼ってくれたら幸いに思うよ。
[足を延ばして立ち直し、今度は妹に接するように穏やかに笑いかけた。]
―医務室―
[申請書を提出した後、部屋に戻る前に医務室に足を運ぶ。
季節柄、後輩が体調を崩すことが多いので、養護教官に変わったことが起こらなかったかを、確認するのが日課になっていた。]
ヴィンセント・ヴァイスです。失礼しま……
――あー…良かった。
寄ってみて正解だ。
[ソファで眠り込む後輩を見つけ苦笑。]
シェットラント、起きなさい。
明日、実技だろう?
朝じゃないけどそんな所で寝ていると風邪をひくよ。
あっちのベッドで寝るか、部屋に戻るか決めるんだ。
[様子を伺い、眠っているのか気を失っているのかを確かめる様に呼吸の速度を確認する。
やや調子は悪そうだが、座ったままの姿勢でいるのも良くなさそうなので、声をかけて起こそうと試みる。]
…実技の申請はもう出した?
まだなら、提出してくるからすぐに書くんだ。
持っていくから。
[まだ目は開いていなかったが、実技種目申請書が未提出なら代わりに出しに行くつもりで言葉を*つづけた。*]
― 医務室 ―
あ、起きた。
[暫く眠そうに目を擦っていた姿が、文字通り飛び起きた>>130のを確認して思わず笑みがもれる。]
慌てなくても申請所は逃げない、と言いたいところだけど、受付の人は締切時間になると逃げるからね。
科目は書き写してきたけど、もう確認できているかな。
[後輩が馬術に決めていることは知らないので、昼休み前に書き写したメモも出す。]
僕はー……養護教官に渡す書類があったから、置いてきたついでに覗いただけ。
そこで寝ていたからびっくりしたよ。
怪我なんて全くしていないし、そんな行動とる趣味もないから、大丈夫。
[正直に言うと、絶対に気を遣われる。わかっていたので、あえて別の理由を作って誤魔化した。]
>>132
僕は、迷うことなく整備を選んだけど…
エンデュランス…
[思わず、体力は大丈夫か?と聞きそうになったが、それも過保護すぎるかと思い直し、ゆっくりと首を縦に降るに止めた。]
馬の扱いが得意…か。そうだったね。
以前に癖のある子とも仲良くしてたって、聞いたことがある。
――良い選択だと思うよ。頑張れ。
[得意げな笑顔を見ると、自分まで嬉しくなってきそうで、この後輩の頑張りが報われますように…と、心の中でも応援の言葉を贈った。]
― 回想・フレデリカ入寮当時 ―
[少女の語る声が揺れていのが明らかにわかる。
男として生きる必要のある少女・もういない「お兄ちゃん」
ぽつぽつと語られる内容は、おぼろげに想像していた可能性と見事に符合していて…幼い頃、泣いていた妹を宥めた時のようにぽふりと金色の頭を撫でた。]
うん。他の寮生と話すときは、出自を隠す意味でも気を付けた方がいいけど…
僕は、記憶力が良い方じゃないから。
聞いてもすぐに忘れるから……悲しい気持ちが溢れそうになったら、いつでも置いていくといい。
他には、決して出さないからね。
[できるだけ落ち着いた口調で言葉をかけ、気づいたように付け足した。]
―僕の家は、二つの国の国境近くにある元商家。
父さんが皆のお世話をしている内に、少しだけ偉い人扱いされて、爵位を貰ってきた感じかな。
子供に学をつけようと、張りきってくれたおかげで、兄妹全員ここに入ることができたんだ。
貴族や軍閥同士の陰謀とか、両国中央の実力ある家系の御家騒動とか、そういう問題とも一切無縁なので、その辺りも安心してくれるといいよ。
[出自を完全に隠しきる寮生も多いが、自分自身と兄妹は、出身国と家の名前以外大らかに公開している方だった。事前に出せる情報は公開して、どこまで頼られるかは相手の判断に委ねる。
3人部屋として後輩のシェットラントも加わり、新しい寮生活がゆっくりと進み始めていた。]
き…教官……何でシェットラントが、知らされていなかったのですか!!
問題は起こって……な…いですが……それでも!説明の手間を省くなんてありえません!!!
……そういう大事なことは事前に伝えておいてくださいよーー!!!!!
[暫く経って、風呂場の一件で教官の首根っこをゆさゆさ揺することにもなったりするのだが、それはそれ。
シェットラントに最初に確認しておかなかったことを後悔しながらも、カフェオレ片手に3人でたっぷりと語り合うことになったのだった。
勿論、後輩二人の前では突発事件にどう対応しようかと動揺しまくった事などおくびにも出さなかった*]
/* よかった。こんなのと戦わなくてすんで。
https://twitter.com/engei_uyuki/status/338612601242152961/photo/1
― 少し前・医務室 ―
>>264
筆記も、課目によってはきついものがあるよね。
かなり暖かくなってはきたけど、まだ風邪をひきやすい季節だから、気を付けて。
試験前にはよくいるんだよ。
実技の練習をしようとして、力が入りすぎて怪我をする人とかが、ね。
[きっと上手くいく>>267、との言葉には笑って礼を言い、話しぶりから大丈夫そうだと判断して医務室を後にした。]
……?
[移動途中、キマイラ視察脱出組がものすごい勢いで走り去るのを不思議そうに眺めた。
学園に最高最凶の異界生物が爆誕したことを、まだ知らない*]
― 実技前夜・自室 ―
東の、生徒会長寮長組を相手に対人戦……????
2対2ならありなのか…いや、それにしては相手が相手で…
でも…組んだ相手もディークということは、東副寮長だから、どこをとっても武闘派揃い…
[どこで縁があったのだろうか。フレデリカと東寮年長組に接点があることは、今までも聞いたことがなかった。
あからさまに、取り繕いもできない位に心配そうな顔になる。
しかし、意気揚々と報告してくる様子に水は差したくない。]
その選択……最高に男らしい……ね。
ただ、怪我をしないようには気を…つけるんだよ………。
[普段よりは歯切れ悪く、応援の言葉を贈る。
心配だ。何をどう考えても心配な要素しか出てこない。
しかし、エントリーされたものを変えないか?なんてこのいい笑顔の前ではとても言い出せるものでもない。
せめて、自分の実技が終わったら見物に行こう、と心の中で開催時間を覚え込んでおいたのだった。]
― 実技試験当日・東寮食堂 ―
いのちだいじに…うん。いのちだいじにはとても大切だ。
フレデリカも、シェットラントも、いざとなったら成績より命大事に。くれぐれも、無理をしないようにね。
[寮長の威勢の良い号令>>313に合わせて、ぽすりと手を合わす。
自分の実習開始時間は早めなので、うっかり眠気が来ない様、朝食は少な目に抑えておいた。]
― 整備品保管庫 ―
[他の科目より早めに開始された試験は、予想通り座学の方が得意な学生が集中していた。
武器、防具、馬用装具の中から2点以上を選び出し、装着。
但し、馬用装具を選んだものは、並んだ馬を騎馬修練所へ連れて行くまでが1セット。
馬を暴れさせないことが採点基準に追加される。
武器を選んだ者は、隣室で的に向かい、攻撃を当てるまでが1セット。
防具は1人1点のみの着用で剣や槍などの直接攻撃のできる武器を選択するという条件付き。
的は緊張感を出す為、特別な視覚効果が追加されているとの説明があった。]
あー、ここで整備させて、そのまま馬を障害飛越競技と馬上槍戦に使いまわすのか。
教官、楽をする方法を考えているね。
……8番、ヴィンセント・ヴァイスです。
[1番から10番までの生徒が一室に集められ、点呼。
開始の合図と共に、保管庫内部に視線を巡らせ…火器と魔器を一つずつ手に取った。]
― 整備試験終了後 ―
……恐ろしい試験だった……
まさか、的に被された幻影が、現在絶賛稼働中のキマイラ・コピーだなんて。
しかも、反撃機能がついているなんて予想外にも程がある…
[実際には、手に持っている装備をふるい落そうとする程度の単純な反撃ではあったのだが、見た目と鳴き声(自分には、ヤラナイカカカカウホッAAAAAAA!!!という謎の雄たけびに聞こえた)の、インパクトがありすぎた。
直接攻撃武器を選んだ生徒たちの阿鼻叫喚の中、基本の手順に乗っ取って聞いていない振りをしながら丁寧に弾を込める。
魔器には模擬麻痺弾。火器には模擬火薬弾。媒体と共に紙に包み、押さえつけるようにして装填。]
[結果として、間接攻撃武器の奇跡。一番最初に試験を終了させ、整備品保管庫を後にしたのだが…見た目にもぐったりしていたのは、仕方のないことだった。
他の試験を見物するために足早にその場を歩いて行った。*]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新