情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
ファミル・アンディーヴ殿に?
[続き出た名に、意外そうに語尾が上がる。
ファミル・アンディーヴ、アンディーヴ候。
彼女の名はどこか遠い日の面影を連れてくる。
そうして語られる内容に、少し考える間を置いた。]
そうか、諸侯を。
確かにウルケルが「負ける」と想定するなら妥当だな。
諸侯の背信が誘えるならば、勝利も一層容易い。
[例えば諸侯の持つ私兵が背後を突くならば。
いやそれよりも、兵站を閉じるだけでも損害は充分大きい。]
だが、諸侯がそれを是としないのであれば、
[彼女の身柄は捕らえられ、最悪害されることだろう。
それを皇帝は承知の上か。
承知であろうと思う、それは彼女自身も。]
……使い捨ての駒、か。
[思い至る結論を零す声に苦さが混じった。]
― 旗艦ヴァンダーファルケ ―
やれやれ……。また随分古めかしい陣だなあ。
[遠く、モルトガット帝国艦隊の陣容を確認した男は苦笑を落とした。戦艦をずらりと並べて黒鉄の壁を洋上に並べてみせる威容。
機動性の低さなど、恐らくは気にも留めていないのだろう。
それよりもひたすらに重い砲を並べて、ウルケルを圧殺せんとの構え]
ありゃあ、化石だな。
[呆れたように零す。ただし、危険極まりない化石だ。]
[陣容を確認した将兵がざわめいている。
確かに効果的なやり方だ。
戦う前から力の差を見せつけ、戦意を挫く。
豊富な戦力を持つモルトガット帝国艦隊ならではの戦いだ。
幾ら古めかしい手法だろうとも構わないのだ。
それが効果的な手段であるのであれば。]
…───ま、仕方ねえ。
俺らは俺らの遣り方でいくまでだ。
[緑の双眸が細められた。
ウルケルに大型艦艇が多くないのは今に始まったことではない。
けれど、それでも引けをとらずにここまでやって来た自負がある。]
[伝令が飛び込んでくる>>390
その問いかけに、ゲオルグはひとつ頷いた。]
───そうだ。
但し遊ばれるんじゃない、”遊びに”行け。
敵主力戦艦の間合いはさして広くない。
つまりあれは、馬鹿でかい浮き砲台だ。
でかい砲ほど装填には時間が掛かる。
しかも懐に飛び込まれりゃ、使えるのは副砲だけだ。
その間合いを縫って、奴さんらを引っ掻き回て来て欲しい。
引っ掻き回せば隙が出来る、その隙に水雷艇ででかい的の腹を狙う。
そりゃあ、並みの艦に無茶はさせんが。
そうだな…。お前ら、あのでかい砲を潜り抜ける自信はあるか?
ない艦は下がっていて構わん。”運動会”の邪魔になる。
[一見、ひどく無茶な指令をゲオルグは飛ばした。
まったく奇策の類だとは、心のうちに苦笑も零す。
だが、勝算のない策ではない。
それだけの信を、男はウルケルの操船技術に置いている。
ウルケルの艦ならば「交わして」突っ込むことが出来るはず。
それを最大限に生かすために、艦の間合いを開けた。
……とはいえ、虎口に突っ込むが如き指令であること、これはいかんとも否定し難く。]
引っ掻き回して、出来るだけの混乱を誘え。
縦横に動いて相手に的を絞らせるな。
動きが鈍れば、どてっ腹に一発お見舞いしてやれ。
食い残せばいずれ、”轟音”が鼻歌で奴さんらを沈めに来るだろうよ。
それまで、持たせる。
[最後にとんでもない渾名を勝手に交えてもうひとつの艦隊の存在を告げ、連絡機へと指令を持たせ返す*]
/*
るがるって毎回やってる最中に逃げ出したくなるんですけど、どうしてでしょうね……(ゲンドウポーズ)
[ウルケル海軍の置く陣形は、間延びした横陣に魚鱗を組み合わせた変形とでもいうのが正しいか。どちらにせよ、あまり例のない陣形である。
実のところこれは”突破する”ための陣ではない。
”受け止める”ための陣である。とはいえ、]
懐には入れん。ということか。
[懐に入られてしまえば、ことに相手が水雷艇でもあれば戦艦とて安穏とはしてはいられないはず。若き扶翼官が同じ危惧を抱いて皇帝に食って掛かったとまでは知らぬまま、思考を進める。]
自信、だな。
[それだけのことが為しえるとの堂々たる自負。
つまりはそういうことであろうが。]
…真っ向からの力勝負でなくてすまんな。
[波の向こうの皇帝へと向け。
聞こえぬ声で、微かに笑みを含んだ謝罪を送る。*]
[巡洋艦各艦から太く蒸気の煙が上がる。
離脱する艦はない。
鋭く、見事なまでに誇り高き海の男の意をを秘めて]
よおし、しっかりとあいつら援護しろよ。
砲撃戦用意!!
撃てーーーッ!!!!
[ウルケル艦隊が一斉に敵艦隊への進軍を開始する中。
轟然と、ヴァンダーファルケの砲が帝国艦隊へと向け唸りを上げた]
/*
さっささやき(返せてない)
このwwww
この余裕のなさよww
英雄クラス、何度やっても(…)慣れないので、あの、誰か…(
( ノノ)ばか……ww
[南東よりの風が吹く>>411
波が少し高くなる。]
少し荒れるか───…
[一瞬、空を仰いで目を細める。
波高くなれば操船の練度が物をいう。
なればこの風、ウルケルの順風である。
頭上を複葉機が飛び、艦を追い越した。
戦艦は砲撃戦を行うまま、未だ動かぬ。
男はじっと戦場に視線を注いだまま、機を窺う*]
/*
あっ 削除まにあわんかtt
まあいいかいいか。どこまで前進して来るんだろう。
そして私は他の巡洋艦を動かすべきだがちょっと待て。
緑行ってくるタクマごめん連絡遅いね!?www
― 開戦に先立って ―
…同感だ。
[戦の中で向き合わせたくはなかった、と。
それに同意を返す男は、あの時確かに逆の答えをも期待した。
戦いの中で出会いたくはない、と。
言われれば迷うことなく、彼を後方へと送っただろう。
未熟な雛を争いから遠ざけんが為に。けれど、]
ふ。いつまでも子どものままじゃいないさ。
雛はいつか巣立つもんだ。
[ごく軽い調子で思いやるように笑みを送る間]
…、そうか。
[話がファミルの処遇に及べば、ほんの少し返す声は重くなる。
裡に沈める石の重みを、彼はその間に感じてしまうか]
いや、すまない。埒もないことを言った。
それならばいい…ああ、
どちらにせよ、アンディーヴ候が、
自らの意に染まぬこともしはしなかろう。
[皇帝に強制された可能性は排除している。
それはあるまいと、彼女とそして皇帝その人への信頼のような奇妙な確信を持ち]
了解した。
ファミル・アンディーヴがシコンへと戻り、この国を出るならばカルボナードも追うまいよ。
…───が、
ああ 、
[許可を伺うことのない重い声>>=17
それへごく短く声が返る、間]
[声が落とされてから、然程の時置かずして。
再び、声が彼に呼びかける。]
タクマ、
[その音の響きに、感傷の色はなく。]
────はじめるぞ。
[戦いの前の確たる鋭さのみを持ち、端的に開戦の意を告げた*]
/*
そろそろ眠気で何かいてるか分からなくなり始めてて
ね、よう、か……い……?
って、ふわそわあってなっているとこ。
…ほう。”壁”が動くか。
[遠く、黒鉄の威容を誇る戦艦が動く>>433
その様にゲオルグは薄っすらと笑みを刷いた。
横一列に並び押し進む戦艦六隻、それは彼らに挑みかかる巡洋艦や小型艦の目には山動くかと思えるほどであろうけれども。
斜線を保ち動く戦艦へと目を眇めた。
右の手を挙げ、合図を送る。
マストにするすると信号旗が掲げられた。
信号は”微速後退”]
[ゆるりとヴァンダーファルケが動く。
それに連動してもう一隻の戦艦も同じく、僅か下がる。
時折、艦のごく間近に豪快な水柱が立つ。
それを見も遣らずに、敵戦艦との相対距離を保つ動き。]
こちらを狙ってくるか。
───は。狙わせておけ。
その分、あいつらへの砲撃が薄くなる。
[じわり。敵艦隊が前進すれば、ナハティガルら巡洋艦や小型艦との距離は必然的に詰まる。彼らの間近に誘うよう、こちらへの攻撃は”通るよう”距離を保ち。]
副砲は継続して敵巡洋艦へ照準。
やっと壁の向こう側からお出ましだぞ。
向こうさんにもちょいと運動させてやれ。
[些か意地の悪い指示を置き、見据える向こう]
主砲斉射用意。
目標敵旗艦…なに、挨拶代わりだ。
一発くらい派手にお見舞いをしておこう。
[合図の腕が振り下ろされる。
二隻の戦艦の主砲が炎を吐き、十字に交差する鋼の弾丸が打ち*放たれた*]
― 巡洋艦シュヴァーン ―
[一方その頃。
ヴァイに遅れてリオレ方面へと向かう二隻の軍艦がある。
巡洋艦シュヴァーン、並びに水上機母艦。フリカデル封鎖海域に複葉機を主とする警戒の拠点を置き>>1:627、巡洋艦ヴァイに遅れて戻ること半日近く。
前方に味方艦影あり。
その報に見出したのは、新造艦船団>>429ではなく───…]
艦影補足。
味方巡洋艦三隻、並びに───所属不明艦二隻です!
[慌しく所属不明艦へと向け、砲が構えられる。
停泊して見える五隻の艦。
それらを見出した巡洋艦と水上機母艦に、緊張が走った*]
/*
ろーーーーーしぇんに、視線が、まわりきって、いねえ!!!
明日どうにかこうにかこうにかこうにか、
あとシロウの動きもめっちゃ見ておきたい。
空の戦いの実況もしたい。
ミリアムの……相手……っ
[1] [2] [3] [4] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新