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― 八百屋 ―
ったく……これでもまだちゃんと食らってくれないんだ……。
[先と違い、空振りはしなかったけども、手応えは軽く。
視線の端、シェイが座り込むのが見えた。]
……っ!
[その後ろでは、セルウィンが心折れた様なセリフを吐いていた。
早くケリをつけなければ。
奥歯強く噛み締め、機を伺っておれば。
赤髪の男性のチェーンソーがアヴェを深く切り付け>>1:465、アヴェの体が倒れて、ジェムへと変化した。]
あ、ぁ……。
[魔力は使っていないとは言え、肉体的、そして精神的披露が大きい。
少年は大きく息を吐き、伏せたシェイへ向け、そちらへ足を向けようとしたとき。
得体の知れない感覚が体を包んで……]
― 住宅地・東通り ―
……。
[つい最近通った道によく似てる……否、きっと同じ場所。
空気はひどく濁っているように思えて、思わず口元を手で覆った。]
『ああ、また場が変わったな。
つっても、土ならまだ大丈夫。さっきみたいに魔法の威力が落ちることはないさ。』
[上から声がする。見上げれば、電線に鴉は止まっていた。]
『ま、ともあれおつかれさん?』
うん、疲れた……あんなのはもう、勘弁……。
[言いながら、壁にもたれかかって、そのまま座り込む。]
『こういう時の為に、ジェムのストックは重要なのさ。
ま、魔力が残ってるから、時間をかければ肉体的疲労はましになるがな。
で、だ。次の試練の内容だ。
ある意味、アレを相手するよりももっと性質が悪いかもしらねぇ。
……試験終了まで生き残れ、そうすりゃ合格、だとさ。』
[かいつまんで話されるのは、試験の終了条件。
そして、見習い魔女の中に人狼が3匹いる、*とのこと*。]
/*
ああ、シェイはそっちか。
村俺
共シグルド
囁セルウィン
賢ローズマリー
霊シェイ
聖
白カスパル?
首コンラート?
狙ローレル?
呪ジークムント?
神
アリーセ狂信はないな。となると、聖か?
とは言えユーリエも狂信って感じじゃないんだよなぁ。
で、穴熊決め込んでるのとか、戦闘に混じる気薄そうなのを落としたくなってる俺であるが。
てかカスパル吊りなんかなぁ……勿体ない。話動かせる人なのに。
― 住宅地・東通り ―
落ちた魔女……人狼、か。
……それは誰?
『生憎だが自力で探せってさ。
たまぁに、魔女見習いでも人狼を見分ける力を持ってるのもいるんだが。
少年、君にはそういうのはないみたいだしな。』
……随分変な試験。
人狼って、魔女からすれば排除すべき存在なんだよね?
そんな存在に、魔女……いや、人狼に復活するチャンスを与えるなんて。
『さぁて、ね。
そのへんの事情は俺にゃわからねぇ。』
そっか……。
……ホント、アレの相手よりタチが悪い内容だね。
[先の、アヴェを倒す際にいた面々を思い出す。
シェイ、コンラート、セルウィン。
そして、会澤先生と思しき赤髪の男性と。
銀髪の女性と。
羽の生えたごつい男性と。
星の魔法を使っていた女性と。
そしてもうひとり、見覚えのある囮の人。]
……あ……あれって図書館の司書、さん?
むー……知ってる人と戦うなんて、気が進まないんだけどなぁ。
『そんなこと言ってちゃ、人狼にやられるぞ?
もしかしたら、その、知ってる人が人狼かも知れん。
例えば……さっきの振りひらなお嬢ちゃんとか、な。』
……。
[思わず、きつく睨む。
借りをやたらと気にしてた先輩が、そうだなんて正直考えたくないところ。]
『はいはい、そんな怖い顔すんなって。
まー後は……そうだな。
例えば、あのアヴェの戦いの時に、近くにいたのに来なかったあのおねーちゃんとか、怪しいんじゃねーか?』
[少年は三角座りの膝の上、両手を、更にその上に顎を乗せ、考え込む。
そう。あの女性>>1:340>>1:359は、あんな近くにいながら、何をしていた?]
……あの人、探そうか。
ああけどもその前に……。
[ゆっくり立ち上がりながら、メスを形作る。地面に蠢く影法師3体。]
さっくり、*片付けようか?*
中学二年生 イェンスは、鎧袖一触 ローレル を投票先に選びました。
/*
ちょい苦言。
バファリン申請しなきゃならないという状況はお気の毒とは思いますが。
それでも、アリーセの人はあまりに他者とからまなさすぎ。
死亡すら誰かの手ではなく眠って死にたい、とかねぇ……。
ってかバトル村ってキリングするもされるも花なんですから……。
なんだかなぁ、と。
[疲労は残ってるとは言え、先のアヴェに比べれば容易い相手。
魔法を使うこともない。
転がったジェム3つ、ポケットに押し込んだら、あの女性を求めてどこかに歩いていく。
それは、あの爆発音が響く前>>51のお話。]
→ ? ―
さて、と。
あの人を探す、にしても、あてがない、ってのがなぁ。。
流石によそ様の家に勝手に上がり込むのは、だし……。
[ここは所詮別世界、そう分かっていても躊躇われて。
ともあれ今は屋根の上。様子が伺いやすそうな場所。]
……そういやさ。
見分ける力、だっけ?
他にも似たような力持ってるの、いるの?
『ああ、大体が願いに関連した力だったりするが……』
じゃぁ、僕にもなんかあるの?
『……残念だが、君の場合は願いの叶え方が複数あるからか、そういう力が今は発現しなかったみたいだ。
あー、そんながっかりすんな。
自分に向いてるその方法を君が見つけれたなら、力はいつか手に入る。』
そ、っか……。
[少年は、考え込む。どんなやり方が向いてるかなんて*今はまだ見える訳が無い*。]
― 屋根の上 ―
[ほどなくして、南東から聞こえた爆発音。]
なっ……!?
[思わず立ち上がり、そちらへ向かおうとするも。
まるでそれを阻むように、屋根瓦3枚が浮き上がり、少年へと襲いかかってきた。]
あー、もう。また?
『そう言うな。雑魚相手とはいえ戦闘経験は積んどいたほうがいい。
それにジェムもストックしといた方がいいしな。』
[うんざり顔でメスを生成する少年に、鴉は答えた。]
[1匹目、ジャストミートでざくりと切除。]
[別の1匹目、すぐさまとびかかってきたのをバックステップで躱しつつ、もう1匹をメスで横殴ったとき。
視界の端、見覚えのある姿が、家から出、そのまま向かいの家へと入っていくのが見えた。>>84]
あーもう、ちょこまかうっとおしいっ。
[最後の1匹は、アヴェほど素早くはないがそれでもひらひらと攻撃を躱しながら、少年の肩や背に体当たりを仕掛けてきていた。
少年も屋根から屋根に飛び移りながら避けようとするも、不安定な足場ではすべては躱し切れない。]
今もまた、空に高く浮き上がり、急降下を仕掛けてくる。
少年はそれに合わせるように刃先を突き出した。]
[からん。乾いた音立て、ジェムが転がった。]
[落ちたジェム3つ回収し、2つを自身のジェムに押し当てた。]
……さっきの、コンラートさんだよなぁ?
[ともあれ、さっきコンラートが入っていった家の方へと屋根伝いに向かえば、
窓から、横たわってる探していた女性が見えた。おそらくは眠っているのだろう。
そして、その傍ら、立っているコンラートの姿>>110。]
ああ……あの人。
んじゃ、コンラートさんも同じ風に疑ったのかな?
[なら、コンラートの事は信用していいかも?
そんな考えが浮かぶも、それはすぐにかき消されることになる。]
[何度も、何度も。
横たわる女性へと遠慮なく振り下ろされる鉈。>>162
ただただ寒気がした。]
っぁ……。
[やがて、女性の姿は見えなくなって、残っているのはコンラートのみ。]
[しばらくは茫然自失の体であったが、ほどなくして沸いてきたのは”逃げる”という本能。
少年は踵返して屋根伝いに渡っていくが、もし近くにいたならば足音が*聞こえたかもしれない*。]
― 屋根の上 ―
[場が変わったのは、踵を返す前か後か。
先よりも随分身体が軽く感じる。
けども、先に見た風景を思えば、また寒気がぶり返す。]
……あの人、何?
なんで、眠ってる女の子に、あんな……。
『さぁて?
本人に聞かなきゃ理由なんてわからんさ。
もしあの女の子が人狼なら、あの兄ちゃんは人狼ではなかろう。
逆も然り、とは言えんが。
……まぁでも、つい最近まで普通の人間だったヤツなら、あんなことは流石に出来ねぇだろうなぁ。
元から、異常者か、もしくは女の子への個人的恨みを持ってたなら別だが。
ま、警戒するに越したことはねぇ。
あの兄ちゃんの属性、君には相性の悪い火だしな。
今はまだ場が味方してくれてるとはいえ、それでも。
もし人狼なら、よほどのことがない限り、君に勝ち目はねぇよ。』
……了解。
[重々しく返事を返し、ため息を吐けば。
どこかでまた騒々しい気配。
視線を向ける。
誰かが屋根の上で戦っている様>>233だ。]
……鬼が出るか蛇が出るか?
『少年、それはどっちも駄目だろ。』
けど、ね……逃げててどうにかなるもんじゃないだろし。
それに……万に一つだけどさ、もしかしたら共闘してくれるかも、だし?
あー、はいはい。油断禁物ってのは重々承知だから、安心して?
[メスをぎゅ、と右手に握り締めて、少年は屋根を伝い、南通りのほうへと。]
[行った先は、もうすでに戦いが終わったあと。
アヴェと戦った時にもいた女性>>234が、ジェムを拾っていた。]
おねーさーん?大丈夫ですー?
お怪我はないですかー?
[医者は、患者を警戒させないためにも人当たりの良さも大事と常日頃教えられているからこその、人受けしそうな愛想笑いを浮かべ、ジェムを拾っているユーリエに声をかけた。]
/*
明日、Cか狼落とさないとダメなんだよなぁ。
で、属性相性的にまだ勝ちの目があるかも、な相手となるとユーリエなんだが。
問題は、場の属性、残ってるの木と水やん/(^o^)\
まぁうん、相打ち狙いで行くか。
あー、なるほど。
うんうん、その手のって面倒ですねー。
上からいきなり襲ってくるし、こちらが殴ろうにも簡単に逃げられちゃうし。
僕もこの前、そんなのに遭遇しちゃって大変でした。
うん、ご無事で何よりです。
[そういえば、アヴェを相手にしていたときも、ひたすら殴りかかっていた。
なら、距離をとるのが得策か、と笑顔の裏で計算を。]
ユーリエさんかぁ……素敵なお名前、おねーさんにとっても似合ってますね。
僕はイェンス、よろしくお願いしまーす。
[相変わらずの愛想笑いでお辞儀を一つ。
距離を保つためにも、今しばらくは屋根の上から*降りる気はない。*]
『そういやさ。
あのねーちゃんって、アヴェと戦ってる時になんか啖呵切ってたなぁ>>1:410。
快楽とか体たらく、だったかな?
……聞いてたか?』
(ううん、そんな余裕なかった。)
『もしかしたら、ただの魔女見習いが知らない何か、あのねーちゃんは知ってるのかもな?』
[小さく頷いて、少年はユーリエを見下ろす。]
そそ、おねーさ・・・・・・じゃなく、ユーリエさんってさ。
さっきの、アヴェの事、何か知ってたんです?
なんか、体たらくとか、快楽とかおっしゃってるのが聞こえたんですけど、戦うのに手一杯でちゃんと聞けなかったんですよねー。
[問いかける作り笑顔の裏側、警戒だけでなく*僅かに興味が混じった。*]
/*
うん、更新後にワープさせられるのを忘れていたというね/(^o^)\
まぁ、戦闘フラグをどうにか作って明日に持ち越せればいいか。
後は、コンラートとユーリエの動き見てどっちかに喧嘩ふっかけにいく、と。
あ、あと、先の独り言
>死亡すら誰かの手ではなく眠って死にたい、とかねぇ……
に関しては誤解でしたので取り下げます。申し訳ありません。
そしてコンラートさんはキリング引受ありがとうございました。
流石に寝てる女の子を、こいつに殺させるってのは無理だ……。
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